K-1 4.3 代々木第一体育館:ウェルター級勢公開練習 野杁正明「残酷なまでにぶちのめす」×加藤虎於奈「奇跡を見せたい」、安保瑠輝也「テーマは対・野杁」×プライチュンポン「今はK-1ルールを分析できている」
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K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~(4月3日(日)国立代々木競技場第一体育館)のウェルター級2試合、野杁正明 vs. 加藤虎於奈、安保瑠輝也 vs. プライチュンポン・ソーシーソムポンの4選手の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真:(C)K-1)
第18試合 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1王者、元同スーパー・ライト級王者、元Krushウェルター級王者)
加藤虎於奈[こおな](TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krush王者)
第17試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
プライチュンポン・ソーシーソムポン(タイ/GTジム/IMCインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
野杁正明、加藤虎於奈を完全KO宣言「僕とやる相手に奇跡が起こることはない。試合当日は残酷なまでにぶちのめす」
神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で加藤虎於奈と対戦する野杁正明が公開練習を行った。
昨年の野杁は9月のK-1横浜アリーナ大会で第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントを全てKO勝利で優勝。圧倒的な強さを見せてウェルター級王者となり、「K-1 AWARDS 2021」でもMVPを受賞するなど充実した1年を過ごした。
「頑張った結果が出た1年だったかなという気はしましたし、MVPに選んでもらったんで頑張ったら評価されることは凄く嬉しいことなんで、いい1年だったかなと思います」と2021年を振り返った野杁。「僕の試合を見たことがなかった人からの応援メッセージとかだったりは前回のトーナメント以降、格段に増えたんで、そういう意味では反響が大きかったのかなと思います。『怪物感が凄かった』という声もあれば、『試合を初めて見て勇気もらえました』とか、そういう言葉は多かったです」と、ウェルター級王座決定トーナメントは改めて野杁の怪物ぶりを知らしめたようだ。
そのトーナメントも大会前に怪我をしており、「100%の力は出てないですし、半分以下の威力だったりスピードも本調子じゃなかったんで」という状態での圧倒的な優勝だった。しかし、その後も「昨日の自分より成長出来るように。明日の練習は昨日の自分より強くなれるための練習をしているって感じですね」と、さらに強さに磨きをかけて牙を研いでいる状態。この日の公開練習では蹴りのみのミット打ちを披露。鋭く重いミドルキック・ローキックを連発して、好調な仕上がり具合をアピールした。
今回、野杁と対峙するのが加藤虎於奈。本来ならばトーナメントの一回戦で対戦する予定だったが、欠場となったため改めてこの「K’FESTA.5」の舞台で組まれたカードだ。加藤に関して「Krushのチャンピオンになってますし、巧くていい選手だなとは思っています。昔、1回練習したことがあってテクニックのあるいい選手だなという印象があったんでそのままですね」と評した野杁。昨年はKrush王者になるなど成長を見せた加藤も、野杁の目には昔練習した時と印象が変わってないようだ。
そのため「圧倒的に力の差を見せつけるじゃないですけど、しないとダメな相手だと思うんで。最低でもKOですかね。圧勝で何もさせずに気づいてたら終わってたみたいな内容にしないとダメだと思います」と豪語。加藤も野杁の強さは認識しており、「奇跡を起こす」と宣言しているが、「僕とやる相手に奇跡が起こることはない。それは断言出来ます」とバッサリ切り捨てた。
また、加藤は野杁に勝って、6月に行なわれる武尊vs那須川天心をメインとしたメガイベントへの出場も目論んでいる。それを聞いた野杁は「ナメてんじゃねえぞって(苦笑)。先を見て勝てるほど、僕はそんなに甘くない。だから痛い目見せてやろうかなって思ってます」と一笑に付したのだった。
野杁の2022年の目標はウェルター級の世界トーナメントの開催だ。「ずっとトーナメント前から言っているように外国人選手を入れた4人トーナメントを僕はやりたいと思っています」というプランを持っている。昨年のトーナメントは政府の方針により新規外国人の入国に制限がかかった状態だったため、日本人選手と在日の外国人選手によって行なわれた。
真の世界一を目指している野杁としては、海外から招聘した選手を含めてのトーナメントで優勝したいという野望がある。「この前は実質日本トーナメントをやったようなものなので、日本人は僕しかいらないんで、僕一人と外国人3人呼んでもらって、優勝者が本物のチャンピオン。そこで僕が負けるようなことがあればベルトは優勝者に行くと思いますし、ベルトを懸けた世界トーナメントを4人でやりたいなと思いますね」と、もはや日本人は眼中に入ってないようだ。
さらに「ほとんど日本人選手はやったんで面白い選手がいないのであれば、階級上げるのも一つかなと思っているんですよ。3階級制覇は武尊くんしかしてないですし、そこで僕が70kgで3階級制覇したらそれも面白いと思ってます」と、階級変更も頭にあるようで、現在の状況には満足しきれていない様子が伺える。
ともあれ、K’FESTAへの出場は今回で5年連続5回目。全て出場しているのは野杁ただ一人だ。「K’FESTAは今年で5年目なんですけど、KOは1回しかないんで。1回目に大和哲也選手と防衛戦をしてそこでKOしただけですし、そもそもお祭りなんでKOしないと。しっかりKOして、会場のお客さんに喜んでもらいたいなと思います」と、年間最大のビッグイベントでのKO勝利を目論む野杁。「4月3日、試合当日は残酷なまでにぶちのめすんで、是非会場で楽しみにしていてください」と、怪物らしい物騒な予告をしていた。
加藤虎於奈、大舞台で最強王者・野杁正明を超える!「野杁選手には絶対にやらないといけない相手だと思っていた。みなさんに僕が奇跡を起こす瞬間を見せたい」
都内にあるLARA TOKYOにて、4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で野杁正明と対戦する加藤虎於奈が公開練習を行なった。
加藤が試合をするのは実に約1年ぶり。昨年は1月「Krush.121」で山際和希を破ってKrushウェルター級王座を獲得したが、4月「Krush.124」で松岡力との初防衛戦に敗れて王座から陥落。その後、9月のK-1横浜アリーナ大会の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントに出場し、野杁と一回戦を戦うはずだったが欠場し、試合間隔が1年空いてしまった。しかし、コンディションは現在好調という加藤。公開練習のミット打ちでも自分の動作を確認するようにスローながら丁寧な動きでパンチや蹴り、ヒザ蹴りなどを繰り出していった。
自分が欠場することになってしまったトーナメントは見て「野杁選手が別格で強かったなって思いますね」という加藤。だが、「『俺が出てたら…』とかそういう気持ちはあったんですけど、そんなことを言ってもしょうがないなと思って。次を見てやるしかないな、と。ドンドンドンドン行くしかないなって思いました。もう前を向いています」とすぐに気持ちを切り替えた。
野杁との仕切り直しの対戦のオファーが来た時は、「『マジか!』って思ったんですけど、本当にありがたいですよね」という心境だったという。「海外からの選手の受け入れがそろそろ緩くなってきてOKになる中で、もしこの間(王座決定トーナメント)の時に(海外選手の来日が)OKだったら絶対に自分はトーナメントに選ばれてなかったと思う。その流れから今回の試合が決まったので、本当にチャンスだと思っています」と、一度は逃したチャンスの復活に燃えている。
野杁とは以前会話をしたこともあり、「いろいろ話を聞いてて、絶対にやらないといけない相手だと思いました」と、いつかは戦わなければいけない相手と考えていた。その野杁はウェルター級王座決定トーナメントで、決勝の安保瑠輝也戦を含め3連続KO勝利で優勝と、圧倒的な実力を見せている。
この難攻不落のチャンピオンと対峙するために加藤は、まずフィジカルの強化に着手。「純粋に自分は体が弱いんですよ。今までの試合を見ていても体が弱いんで、体を強く作り直しました」と、ウェイトトレーニングを中心に弱点の補強に励んだ。「そんなに疲れなくもなってきているし、体力もかなりついてきました。試合をやってみなければ分からない部分はあると思うんですけど、それなりに上がってるなとは思いますね」と、トレーニングの成果も実感出来ている。
「野杁選手が求めている強豪外国人を目標に、と言ったらあれですけど、自分が強豪外国人になれるように強さを掴んでいるところですね」と、野杁の前に立つのに相応しい強さを手に入れようと力を注いでおり「しっかりイメージを持ってやっているっていう感じですね」と、勝つイメージも頭で描きながら調整を進めている。
文字通り、過去最強の敵に挑むことになる加藤だが、「そんなに変わった感じはないですね。一つの試合ていう感じですね」と気負うところもない。「正直、自分が気負う立場じゃないというか。失うものはないんで、そこらへんは平気ですね」というのが、挑む者としての強みだ。
「みなさんには奇跡を起こす瞬間を見せたいですね。僕は負けるって言われているほうが楽なんで。99.9%負けるって言われていても、0.1%でもひっくり返せばいろんな人もビックリするじゃないですか?」と、狙うは圧倒的に不利な下馬評を覆すこと。今年は「1戦勝って、次も1戦勝ってってやっていけば自ずと結果はついてくるんで、1試合1試合集中してって感じですね」と、とにかく目の前の試合に集中して勝利を得ることだ。
あくまで野杁戦もその“1試合”だ。「1年ぶりの試合になるんですけど、代々木第一というデカい会場でしっかり奇跡を起こすんで見に来てください」と、1年ぶりの復活劇を奇跡で彩ることを目論んでいる。
/h2>安保瑠輝也、進化と成長を見せてプライチュンポンをマットに沈める!「自分がやってきたことを100%出す。そうすれば自ずとKO勝ちできる」
大阪・ALL-WIN GYMにて、4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の[第17試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]でプライチュンポン・ソー.シーソムポンと対戦する安保瑠輝也が公開練習を行なった。
安保は昨年9月K-1横浜アリーナ大会の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントで決勝まで勝ち進むも野杁正明にKO負け。あと一歩のところでベルトに手が届かなかったが、12月のK-1大阪大会では海斗をKOして再起を果たし、“打倒・野杁正明”に向けた試合としてプライチュンポンとの試合が決定した。
「今、減量中なので力一杯動けてるわけではないですけど、今日ぐらいの動きとキレなら今の状態でも(試合で力を)出せるかなっていう感覚です」と公開練習では軽快なミット打ちを披露。「いつもと同じ感覚で来ているので、問題なく試合は勝てるかなっていう感じです」と、好調をアピールした。
次戦が30戦目となる安保だが「今からそんなに身体能力や技のスピードが上がるとかはないと思うんですけど、フィジカル的な部分(は上がる)。体の芯の強さとか。あとメンタル的な部分もそうですし、そういった部分は年齢を積み重ねることでまだまだ伸びていくところだと思っています」とフィジカル・メンタル面での成長を感じている。
今回対戦するプライチュンポンは昨年3月「K’FESTA.4」で野杁と対戦し、ダウンを奪われたものの最後まで立ち続け判定まで持ち込んだ強豪ムエタイ選手。安保にとって“打倒・野杁正明”というテーマがある中で、野杁が倒せなかったプライチュンポンを相手にどんな試合を見せるのか、勝ち方も求められる一戦だ。
もちろん安保自身「理想はもちろん倒すこと」ではあるが「自分がやってきたことを無視して無理に倒しにいくスタイルが正しいスタイルだとは思わない」とキッパリ。「今、いろんなところで練習していて、東京でも練習していますし、和歌山でボクシングをして、自分のジムでコンディショニングであったり軽くスパーリングだったりやっている中で、そのやってきたことを全部、100%の状態で出す。それが出れば自ずとKO勝ちに繋がると思っています」と練習の成果を出したうえでのKO勝利を見据えている。
過去にゲーオ・ウィラサクレック、ゴンナパー・ウィラサクレックら強豪タイ人と対戦した安保だが「タイ人とは何度か対戦しているんですけど、全部サウスポーで、サウスポーが自分の得意かといえばそんなに得意じゃないんですよ。特にタイ人のサウスポーが」とサウスポーのムエタイ戦士は安保にとってまさに鬼門。そこも含めてプライチュンポンを倒すことで、野杁に挑戦状を叩きつけるつもりだ。
「(サウスポーのタイ人を克服できそうか?)そこはやってみないと分からにあです。スーパー・ライト級チャンピオンになった時もゲーオ選手になんとか判定で勝って、自分自身、判定に納得がいかなかったのでリング上で、もう一度タイトルマッチでいいからゲーオ選手とやらせてくれと言ったわけですけど、その次の大会でも似たような、延長判定で自分がギリギリ競り勝つっていう結果になって、タイ人への苦手な意識っていうのはありますよね。克服するつもりですけどわからないです。
ただ、今回は自分の苦手な部分を克服できるキッカケでもありますし、テーマとしては対・野杁正明。野杁選手が倒しきれなかった相手を自分が倒すということで、挑戦状を叩きつける。そこがテーマです。自分は目の前のことをもちろんやるんですけど、先を見てないと前に進めない人間なんですよ。だからここを目標としていない。この選手を倒すことを目的に格闘技をやっていないので、そういう意味で舐めてるわけじゃないけど、これを倒して先を見ています。だから、この選手どうこうはマジで思ってないです。
(同じ日の野杁の試合は意識している?)意識は全くしていないですね。相手が相手でしょ? あんな選手とやって勝ったからどうだっていうのは本人も思っているでしょうし、僕自身も思っています」
今回の試合で勝利し、すぐに野杁へのリベンジが実現するかは「KOで勝てれば言ってもいいんじゃないかって思ってますけどね」と、自身のパフォーマンス次第だと予想する安保。「野杁選手もやる相手がいないでしょ。例えば今回も加藤選手とやるぐらいだったら俺とやってもいいと思いましたし。僕が野杁選手が倒せなかった選手を倒すことで、その権利はあるんじゃないかと思いますけどね」と、勝ち方次第としつつ野杁戦をアピールするつもりだ。
また「野杁選手と差はありましたけど………ないですね。勝ち負けの世界で、自分は負けてしまったので、負けた時に『もう一回やったらすぐ勝てる』とかそういうことは言いたくないです。結果として負けてしまってるので。ただ、自分の課題を克服していくなかで、次やるときに勝てない相手なのかと言われたらそうじゃない。そう自分自身は思っているので、そう意味で差はないと思ってます」と打倒・野杁への手応えも感じている。
「野杁選手はベルトを巻いていて、K-1 AWARDSでもMVPを取ったり、K-1を代表する強さのある看板選手だと思います。日本人は誰も野杁選手に勝てないって言われていて、僕は何回も野杁選手に挑戦状を叩きつけると言っているんですけど、そういうところに自分自身が挑戦することでこの先もっと大きい目標だったりとか、未来が見えてくると思っています。魔裟斗さんの言葉を借りると、一番厳しい道を挑戦するのが成功への近道だと自分も思っているので、野杁選手いたどり着いて必ず倒して自分がK-1チャンピオンになりたいと思っています」と安保。野杁正明という大きな壁を乗り越えて、自分の未来を切り拓くことはできるか?
プライチュンポン、2度目のK-1参戦に向けて準備万端!「安保は対戦したい選手の1人だった。チャンスがあれば倒しに行きたい」
神奈川・GTジムにて、4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で安保瑠輝也と対戦するプライチュンポン・ソー.シーソムポンが公開練習を行なった。
K-1初参戦となった2021年3月「K’FESTA.4」日本武道館大会で、野杁正明と対戦したプライチュンポン。野杁の右ストレートでダウンを奪われながらも最後まで立ち続けるタフさと粘り強さを見せつけた。
プライチュンポンは野杁戦を振り返り「初めてK-1ルールの試合で凄く緊張してしまい、全然リラックスした状態で試合ができず、全力を出し切ることができなかった。自分の中では普段の70%ぐらいしか力を発揮できなかった」と100%の実力を発揮できなかったことを悔しがる。
その後、第2代ウェルター級王座決定トーナメントを圧倒的な強さで制した野杁については「とても強くていい選手だった。特にボディブローがうまく、防戦一方になってしまった。今まで100戦以上やってきたけど、野杁が一番強かった」と過去最強の相手だったと評価。
そのうえで「ただし、自分は打たれ強いから最後まで倒れなかった。ああいう強い選手と対戦することは好きだし、いい経験にもなる。野杁と戦ったことで自分も成長していけると思ったよ」と野杁戦が自分を成長させるきっかけになったと続ける。
これまでプライチュンポンが戦ってきたムエタイルールとは違い、K-1ではヒジ打ち・首相撲からのヒザ蹴りなどが認められない。「自分は小さい頃からムエタイをやってきてヒジとヒザも得意だった。K-1とムエタイは別競技だが、前回の反省も踏まえて今回は100%力を出し切れるように戦いたい」とK-1再挑戦に燃えている。
K-1ルールに対応するために「前回は蹴りだけしかできなかったが、今回はパンチを強化してきた。野杁戦のときはK-1ルールというものを理解できていなかったし、どういうスタイルで戦って、どういう技を出せばポイントにつながるのかも理解していなかった。それが敗因だったと思うし、今はK-1ルールでどんな技が有効かもしっかり分析できている」とプライチュンポン。
その言葉を証明するかのように、この日の公開練習で披露したミット打ちでは、蹴りはもちろん、K-1ルール対策は万全だといわんばかりの力強いパンチの連打を見せた。
改めて2度目のK-1参戦が決まり、プライチュンポンは「また声が掛かって嬉しい。次は全力を出し切れると思うので面白い試合になるだろう」と試合が待ち遠しい様子。
対戦相手の安保については「彼は二段蹴りなど凄く速くて危険な技を使うし、まともにもらったらKOされてしまう。そうならないようにしっかり戦いたい」と安保の攻撃力を警戒する一方「実は以前から対戦したい選手の1人だった。だから安保と戦うのが楽しみだよ」と語る。
安保は野杁へのリベンジにつなげるために、野杁が倒し切れなかったプライチュンポンをKOすると宣言。プライチュンポンは「自分の戦いをしっかりお見せするだけ」と意に介さず。「安保は背が高くてスピードがあるからKOするのは簡単ではないけど、チャンスがあれば倒しに行きたい」とKO勝利も視野に入れている。
最後に、プライチュンポンは「安保戦が終わったら久々にタイに帰ろうと思っている。少し休んで日本に戻ってきたら、最終的にはK-1のベルトを巻きたい。安保に勝てばそのチャンスが巡ってくると思うし、そこにつながるような試合にしたい」とK-1での目標を語った。
対戦カード
第20試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第19試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元Krush同級&ライト級王者)※2度目の防衛戦
大和哲也(大和ジム/挑戦者、WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝)
第18試合 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1王者、元同スーパー・ライト級王者、元Krushウェルター級王者)
加藤虎於奈[こおな](TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krush王者)
第17試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
プライチュンポン・ソーシーソムポン(タイ/GTジム/IMCインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
第16試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1フェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
朝久裕貴(朝久道場/武林風WLF -60kg級王者)
第15試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級(57.5kg)王者)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangライト級王者)
~休憩~
第14試合 フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1王者、元Krushバンタム級王者)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
第13試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/元K-1王者)
新美貴士(名古屋JKファクトリー/Krush王者)
第12試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第11試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第10試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krush王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
鈴木翔也(OGUNI-GYM/NJKFライト級王者、元同スーパーフェザー級王者)
第9試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(team VASILEUS/WPMF世界スーパーミドル級王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者)※TRY HARD GYMから所属変更
ジュリオ・セザール・モリ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGON -80kg王者、S-BATLLEヘビー級王者)
第8試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
“狂拳”竹内裕二(菅原道場/元WMAF世界&MA日本スーパーフェザー級王者)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
~休憩~
第7試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1ライト級(62.5kg)王者、元Bigbangスーパーライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
小嶋瑠久[るーく](PURGE TOKYO)
第5試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krushクルーザー級(90kg)王者)
マハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/ICF/Krushクルーザー級(90kg)王者、M-1世界ヘビー級王者)
第4試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)
坂本英則(修実館/元J-NETWORK&KROSS×OVERヘビー級王者)
第3試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT MMAヘビー級王者、元IGF同級王者)
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
第2試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
加藤久輝(West A/ALIVE/元HEAT MMAミドル級王者)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangヘビー級王者)
プレリミナリーファイト 無差別級 3分3R
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
星龍之介(POWER OF DREAM/極真会館全世界空手道選手権2019 6位)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~
日時 2022年4月3日(日)開場・12:30 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円 スタンドS 15,000円 スタンドA 10,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/