K-1 2.27 東京体育館:スペシャルエキシ前に公開練習。武尊、天心戦見据え62kgで調整「軍司選手はこれからのK-1を引っ張っていく一人」。軍司泰斗「弱点もわかった。倒す気で挑む」
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K-1 2月27日(土)東京体育館大会でのスペシャルエキシビションマッチを行う武尊と軍司泰斗の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真提供:(C)K-1)
第19試合 スペシャルエキシビションマッチ
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、元同フェザー級&スーパー・バンタム級王者、元Krushフェザー級王者)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
武尊、世紀の一戦を前に軍司泰斗と拳で会話する!「軍司選手はこれからのK-1を引っ張っていく一人。お互い殴り合えば伝わるものがある」
都内・ALONZA FITNESS&KICKBOXINGにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[第19試合/スペシャルエキシビションマッチ]で軍司泰斗と対戦する武尊が公開練習を行なった。
公開練習で武尊はシャドーボクシングで身体を動かしたあと、2分1Rのミット打ちを披露。パンチ、キック、ヒザ蹴り、バックブローなど様々な技を満遍なく繰り出していった。6月に那須川天心との“世紀の一戦”を控える武尊は、その試合に向けてコンディション調整の真っ最中だ。
天心戦は58kg契約で大会当日のリカバリーが4kgまでとなっており「次の試合(天心戦)に向けて減量もやっているので、今までの60kgでやっていた時より体を絞った状態で追い込んでいる最中です」と本人が語る通り、見た目にも身体が絞り込まれた状態と分かるコンディション。現在の体重は63kgを切った状態で、天心戦が試合当日62kgでOKということから、軍司戦は62kgで行なうように調整しているという。
コンディション調整で注意を払っているのはパワーを落とさないことだ。「身体を絞ってスタミナとスピードは上がったのかなと思うんですけど、ここでパワーを落としたくない。パワーを落とさずに体重を落とせるような練習と体作りを心がけてやっている最中ですね」と気を配りながら調整に励んでいる。
スピードに関しても、「僕はむしろスーパー・フェザー級(60kg)に上げてもスーパー・バンタム級(55kg)時代のスピードは落ちてないと思っていて、パワーがついた分、もっとスピードを上げているし、それで体重も落としているんで、今までで一番速いんじゃないかなと思います」と手応えを感じているようだった。
また、天心対策として、ボクシングに転向した第2代K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹を含めた3人のサウスポーのボクサーとの練習も行なってという武尊。天心について「キック界の中でもボクシングは上手いし、結構ボクシングスタイル寄りの戦いになっている」と分析しており、「ボクシングの技術を教わるというよりかはボクサーと戦って、ボクシングスタイルの選手の対策というか感覚を肌で感じるような練習を増やしています」とボクサーとトレーニングすることにより、天心戦に向けての感覚を養っている。
1月にはボクシングの大橋ジムに行き、ボクシングWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥親子からもアドバイスをもらった。「内容は言えないんですけど、サウスポー対策は何パターンか教えてもらって、それを実践してから結構戦いやすくなって、いろいろ的確なアドバイスをいただいております」と、“世紀の一戦”に向けての準備を着々と進めているようだ。
その“世紀の一戦”を前に行なう、今回の軍司とのエキシビションマッチ。軍司に関しては会見でも「意味のある相手」と語っていたが、「あとはリングの上で殴り合って拳で会話をするだけ。技術的なことで試そうというのは特になくて、純粋に殴り合いが出来たらなという感じです」と、大一番を控えていながらも殴り合いを希望している。
「これからK-1を引っ張っていく選手の一人だと思うし、僕が旗揚げからずっとやってきた新生K-1で一から育った選手でもあるんで、次の世代の代表の一人として殴り合いが出来たらお互い伝わり合うものがあると思うし、そういう拳の会話が出来ればいいかなと思っています」と、K-1の看板を張ってきた男として、軍司に拳の会話を通して何かを伝えたいという気持ちが強い。そのため、「いつも通りの体作りとの試合に向けたメンタルを整えてきているんで、あとはそれをぶつけ合うだけかなと思います」と、モチベーションも通常のエキシビションマッチとは違うようだ。
また、同大会ではかつて自身が初代王者として巻いたK-1スーパー・バンタム級王座の新王者決定トーナメントも開催される。「金子選手と玖村選手はKrushからずっと活躍してきて、このトーナメントを迎えているんで、その二人は結構注目していますね」と、注目選手として金子晃大と玖村将史の名前を上げた武尊。
「強さ以外のものも兼ね備えていないと優勝できないと思うので、本当の意味でこれから引っ張っていく選手が出てくるんじゃないかと思います」と、トーナメントで誕生する新王者にも期待を寄せていた。
「久々にK-1のリングに上がるし、軍司選手というK-1の中でもこれからを引っ張っていく最高の選手だと思うんで、その二人で最高の試合を見せるんで応援よろしくお願いします」。着実に新しい世代のK-1が始まろうとしている中で、自身は天心との“世紀の一戦”へ。K-1を牽引し続けてきた男の拳による魂の伝承に注目だ。
軍司泰斗、武尊とのエキシビションマッチは覚悟の“一戦”!「バチバチの打ち合いに持ち込んで、倒す気で挑む。これからのK-1は新時代、僕が引っ張っていきます」
都内・K-1ジム総本部にて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[第19試合/スペシャルエキシビションマッチ]で武尊と対戦する軍司泰斗が公開練習を行なった。
今年6月に那須川天心との世紀の一戦が決定した武尊。「その前に一戦挟みたい」という武尊のリクエストに対し、実現したのが昨年12月にK-1フェザー級王座奪取を果たした軍司泰斗とのエキシビションマッチだった。軍司は「武尊選手は今までもたくさんエキシビションをやっていると思いますが、今回は特別な意味がある試合だと思います。注目もされていますし、そういう意味でもしっかりやらないといけない」と、試合さながらに気持ちを引き締めているという。
今年1月に行われたカード発表会見において、武尊は「やる意味があるのは軍司選手だけ」と、那須川対策としてのサウスポーとの一戦よりも軍司とのエキシビションを選んだ。軍司はK-1アマチュア優勝から始まり、K-1甲子園王者、Krush王者、K-1王者まで上り詰めた唯一の選手。いわば”K-1の理想を体現した男”といえる。
K-1において特別な存在となった軍司に対し「伝えられるものがあるなら伝えたい」と語った武尊。その言葉を受けた軍司は「これからのK-1を引っ張ってくれという意味もあると思います。これからは僕ら若い世代の時代。そういう中で僕を選んでくれたのはありがたいと思います。いろいろ引き継げたら」と、武尊からのバトンを受け取る覚悟を見せた。
とはいえ、軍司は胸を借りるような殊勝な姿勢は見せない。「エキシが決まったときから武尊選手の試合は何度も見ています。研究も含めて弱点もわかった」と、まるでタイトルマッチかのような熱を見せる軍司。公開練習でも右ストレートの強打、想いを込めた左ボディと、抑えきれない感情を拳に乗せた。
その様子からも感じ取れるように「武尊選手も僕も打ち合う選手。そういう意味では噛み合う試合になると思います。バチバチの打ち合いに持ち込めたら。試合と思って、倒す気で挑む」と、お茶を濁すつもりは一切なし。「倒すか倒されるかの打ち合いが楽しめると思う。そういう(真剣勝負の)部分でやれたら」と、白黒をはっきりつけるつもりだという。
このエキシビションを通じ「武尊選手から教わることも多い」と語る一方「これからのK-1は新時代になります。そういう意味で僕が引っ張っていく」と、新しい時代の代表として武尊へメッセージを伝えたいという軍司。K-1を引っ張ってきた武尊と、K-1を引っ張っていく軍司。武尊との一戦を通じ、軍司は新たな時代の幕開けを見せることができるか?
対戦カード
第20試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第19試合 スペシャルエキシビションマッチ
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、元同フェザー級&スーパー・バンタム級王者、元Krushフェザー級王者)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
第18試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/K-1 WORLD GPライト級王者)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
第17試合 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者、元Krush同級王者)
RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
第16試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush同級王者、元Krushライト級王者)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
松下大紀(BELIEVE MAN)
~休憩~
第14試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王座)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第13試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、元ISKA世界スーパーライト級王者)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者、WMAF世界同級王者)
第12試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第11試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第10試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
Yuka☆(SHINE沖縄)
第9試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/元Krush&Bigbangウェルター級王者)
中野滉太(POWER OF DREAM)
第8試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元RISEウェルター級王者、元ホーストカップ&HEATミドル級王者、元ISKA世界スーパーウェルター級王者)
~休憩~
第7試合 サイクリー Presents フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushライト級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
第4試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
内田 晶[しょう](チーム・タイガーホーク)
第3試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
第2試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krush同級王者)
一航(新興ムエタイジム/WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、元NJKF&WMC日本同級王者)
第1試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
~開会式~
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
愛瑠斗[えると](健成會)
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
下村泰平(TOP STAR GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
天野颯大[そうた](キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第1試合 52kg契約 3分3R
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2021 -55kg優勝)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/九州プロキックボクシングバンタム級王者)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
日時 2022年2月27日(土)開場・11:30 プレリミナリーファイト開始・12:00 本戦開始・13:00
会場 東京体育館(JR総武線「千駄ケ谷」または都営地下鉄大江戸線「国立競技場」徒歩1分)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円(完売) 2階スタンドS 15,000円 3階スタンドA 10,000円 ※当日500円増し。11時より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円 2階スタンドS 15,000円 3階スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/