K-1 2.27 東京体育館:ライト級王者・朝久泰央、極真会館2017軽量級世界王者・与座優貴と対戦、泰央「空手対決というよりは生贄」。小澤海斗×玖村修平、京太郎×坂本英則、瓦田脩二×篠原悠人、里見柚己×龍華も決定
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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K-1 WORLD GP 2022 JAPAN 2月27日(土)東京体育館大会の第2弾決定カード発表記者会見が12月27日に東京で行われた。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
追加対戦カード
ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/K-1 WORLD GPライト級王者)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
サイクリー Presents フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)
坂本英則(修実館/J-NETWORK&KROSS×OVERヘビー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushライト級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
ライト級王者・朝久泰央が極真世界王者・与座優貴とスーパーファイトで対戦!「与座選手はやりやすい。一方的な展開で勝つ」(朝久)vs「朝久選手の蹴りは自分には当たらない」(与座)
現K-1ライト級王者・朝久泰央がK-1王者となっての初陣で、極真会館2017年第6回世界ウエイト制・軽量級優勝の実績を持つ与座優貴とスーパーファイトで対戦する。
朝久は父であり、朝久道場の朝久篤館長のもとで空手、そして朝久館長が創った格闘術と朝久流養我(あさひさりゅうようが)と呼ばれる鍛練法で己を鍛え、今年7月にゴンナパー・ウィラサクレックを下してK-1王者になった。
一方の与座は空手で輝かしい実績を残し、キックボクシングに転向。今年からK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTの一員となり、12月のKrush後楽園では鮮やかな左ハイキック一撃で蓮實光をマットに沈めた。
会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーも「与座選手は18歳で極真の全日本王者、19歳で世界王者になっていて、この最年少記録はいまだに破られていません。空手でも手数を出して上手く戦うタイプではなく、一発が重くて倒しにいくタイプで、軽量級ながら無差別級の試合では2mや100kgクラスの選手たちと戦っていました。ほかの選手では真似できない戦いの実績とキャリアがあり、朝久選手の相手として相応しい実力がある」と与座抜擢の理由を語る。
朝久は朝久空手、与座は極真空手のバックボーンがあり“空手対決”としても注目される一戦だ。
会見では朝久は「極真空手のことはあまり知らない。僕はチャンピオンとして、自分に楯突くやつは全員ブチのめすので、その相手の1人。自分の生贄になる1人としか思っていない。空手対決というよりは生贄」と、王者の風格で言い放つ。
一方の与座は、自身が極真空手の世界チャンピオンになった東京体育館でK-1王者に挑むことについて「まさかこんなに早くチャンスが来ると思っていなかったので、凄い嬉しく思います。朝久選手は空手の独特な蹴りで相手を倒していますが、自分も空手の世界チャンピオンになっているので、その強みの蹴りは当たらない」と朝久の蹴り技が当たらないと言い切る。
それを聞いた朝久は「蹴りが当たらないのであればパンチで倒せば良いだけの話」と断言。さらに「極真空手をやっている選手は僕からしたら蹴りを当てやすいと思っている。一方的な展開で勝てるという確信です」と圧勝を誓った。
K-1王者として朝久空手の強さ示したい朝久が、極真会館で輝かしい実績を積んできた与座を相手にどのような試合を見せるのか目が離せない。
◆与座優貴
「朝久選手、メリットがあまりないけど、対戦を受けてもらってありがとうございます。自分の人生を全て懸けて今回ノンタイトルですけど、朝久選手から本当に全てを奪いにいきたいと思います。
(相手の印象は?)朝久選手がチャンピオンになった時、ちょうど福岡までK-1のタイトルマッチを見に行っていて、いずれ闘うことになると思っていました。まさかこんなに早くチャンスが来ると思っていなかったので、凄い嬉しく思います。朝久選手は空手の独特な蹴りで相手を倒すと思うけど、自分も空手の世界チャンピオンになっているので、その強みの蹴りは当たらないと思います。楽しみにしていてください。
(朝久の「生贄」発言を聞いて)さすがチャンピオンだなという感じです。ファンの人もプロの人も朝久選手が勝つんじゃないかなと思っている人が多いと思いますが、ジムの代表の渡辺雅和さんも勝てると言ってくれています。その言葉を信じてしっかり仕上げてやればどちらが強いか分かります。自分も自信があるしチャンピオンになるために来たので勝ちます。
(朝久の空手式の蹴り技は?)K-1チャンピオンなので高いレベルにあると思います。でもそれは空手をやっていない選手が相手だから当たると思っていて、自分には当たらないし、相性も良いんじゃないかなと思っているので試合が楽しみです。
(極真時代に何度も東京体育館で試合をしていると思うが、他流派に負けるわけにはいかない?)まあそうですね。やっぱり空手だったら絶対に自分の方が強いと思っています。朝久選手は空手対決じゃないと言っていましたが、ルールを超えてお互いのバックボーンをぶつけ合うのはK-1だから出来ることで、自分のやってきたものを見せてしっかり勝ちたいです。
(朝久が会見中にずっと見ていたが?)Krushに出る前からいつかK-1チャンピオンになりたいと思ってやってきて、ずっとK-1に出たいと思って遠回りしてきたけど、それが今プラスになって急展開でいろんな状況がいい方向に向いてきています。それをしっかりモノにして、通過点じゃないですけど、自分が勝って最短でチャンピオンになりたいです。
(チャンピオンを凌駕する自信はある?)KRESTに移籍してトップ選手と毎日練習積み重ねている中で、本当に自分に自信が持てるようになりました。その自信がこの前の試合でも出て、ターニングポイントとなる試合であの勝ち方が出来ました。次は大舞台でチャンピオンが相手ということで、自分は大舞台の方がパフォーマンスをより出せるタイプ。それを試合で見せて、チャンピオンは全部強くないとダメなので、自分もパンチで来るならパンチで付き合いますし、どの局面になっても上回れるように練習していきたいです。
(極真の世界の頂点になった男として朝久空手をどう捉えているか)朝久選手が極真空手を知らないと言ったように自分も詳しくないのですが、でも空手をやっている以上は人間として絶対強いと思います。苦しい展開でも精神力がある選手と思っています。自分は死闘になってでも勝つ、苦しい展開になっても勝つ練習をしたいです。
(ファンへのメッセージは)チャンピオン相手ですが、勝ってKRESTの偉大な先輩達に少しでも近づけるように理想の自分に近づいていけるように一歩一歩最初の一歩なのでしっかり勝つので応援よろしくお願いします」
◆朝久泰央
「与座選手がメリットのない試合を受けてくれてありがとうと言いましたが、僕はチャンピオンとして楯突くやつは全員ブチのめすので、その相手の1人だと思っています。楽しみにしていてください。倒します。(相手の印象は?)極真空手に全然詳しくなくて、聞いた時はそういう実績を獲っているんだと思いました。朝久空手は空手と違うし、自分の生贄になる1人としか思っていません。空手対決というよりは生贄としか思っていないです。
(極真空手を朝久空手としてライバル視していなかったのか?)朝久空手は空手というより、一種の戦闘術だと思っているので、本当に(極真空手のことは)全然分かりませんい。与座選手がただ相手の1人だけというだけ。空手対決という風には思っていません。ただ自分はKrushファンなので、前回の試合(与座vs蓮實)を見ていたけど、やりやすいと思いました。
(東京体育館で極真空手のチャンピオンになった与座が挑んでくることに対して)僕は東京体育館は初めてになりますが、東京体育館規模じゃなくて、日本で戦って世界チャンピオンになっているので、日本であればどこでもホームタウン。何なら世界でも僕は戦って勝てると思う。相手がチャンピオンになったからではなくて、圧倒的な強さでチャンピオンとして叩きのめしたい。
(与座に対してやりやすいという意味は?)与座くんは『他の選手は朝久空手に対応していなくいから朝久選手の蹴りが当たる』という話をしていましたが、極真空手をやっている選手は僕からしたら攻撃を当てやすいと思っている。やりやすいというのは一方的な展開で勝てるという確信ですね。
(与座の蹴りが当たらない発言について)当たらないのであればパンチで倒せば良いだけの話。当たらないのであっても、蹴りで倒せば良いし気にしていないですね。(ファンへのメッセージは?)今年1年応援していただいてありがとうございました。来年1発目試合決まったので、圧倒的に叩きのめしたい。今年寒くなってくると思うので体調に気をつけて良い年をお迎えください。押忍」
小澤海斗vs玖村修平のフェザー級サバイバルマッチが決定!「暴れん坊の小澤海斗を見せていく」(小澤)vs「小澤選手を倒して全てを奪う」(玖村)
武尊のライバルとして名を馳せ、K-1のフェザー級の中心選手として活躍してきた小澤海斗が、同日開催の第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出場する玖村将史の兄・玖村修平と対戦する。
小澤は、9月のK-1横浜アリーナ大会で國枝悠太に判定勝利して以来の試合、玖村は12月のK-1大阪大会出場で地元・大阪府堺市の先輩でもある才賀からKO勝利を収めて以来の試合となる。
小澤は、今回の試合に向けて「非情になる」をテーマを掲げている。「今年は感覚を完全に取り戻す。その感覚が今何か掴めそうなので、2022年の2月に暴れん坊の小澤海斗を見せていきたいかなと思います」と、リング上で持ち前の爆発力を見せつける構えだ。
K-1フェザー級設立からこの階級を盛り上げてきた自負もあり、フェザー級王座戴冠へのこだわりも強い小澤。「階級を上げることも一時期は考えた。でも(自分が)最初にK-1が出来て、57.5kgに足を踏み入れたのでそこで取るのが一つの筋」との思いを語り、現在のK-1王者・軍司泰斗に対しては「つまんねえなぁ、クソ野郎」と吐き捨てるように言い放った。
一方の玖村は「前回K-1大阪大会でやっと練習していることが1つハマって、1RKOで勝てました。もっと練習している事はたくさんあって、物足りない気持ちがあったのですぐに試合を組んでいただいて、感謝しています。2月の東京の大会は弟の(玖村)将史がスーパー・バンタム級のトーナメント大一番を控えているので、僕もしっかり倒して勝って繋げて、玖村兄弟の日にしたいと思っています」と弟・将史と共に大会の主役になると宣言。
小澤について、玖村は「今のK-1を世の中に広めて、フェザー級を作ってきた1人。。その時は凄いキラキラしていてオーラもあって爆発力もあって、ずっと画面に張り付いて見ていた。でもその勢いは今は感じない。、迷ってるのかなと。僕が倒して全部奪いたい」と、現在の小澤の立場を奪い去るつもりだ。
さらに「KOで勝ちたいし圧倒して勝ちたい。前回の才賀選手も小澤選手も知名度のある選手で、この2人に良い勝ち方出来れば一気に来年は上がれると思う。2022年は1発目に良い勝ち方をして、今のチャンピオン達へのリベンジロードを歩んでいきたいです」とKO勝利し、トップ戦線へ躍り出ると宣言した。
フェザー級サバイバルマッチを制して、K-1王座挑戦へ一歩近づくのは果たしてどちらか?
2022年は重量級が熱い!再起戦の京太郎に初参戦・坂本英則が噛みつく!「しっかり作り上げていかないと今までみたいに簡単にはいかない」(京太郎)vs「大どんでん返しで勝って有名になる」(坂本)
スーパー・ヘビー級のスーパーファイトとして京太郎vs坂本英則が発表された。北京五輪柔道金メダリストの石井慧と共に、10年ぶりのK-1復帰で重量級の盛り上げに欠かせないキーパーソンとなった京太郎。2006年のプロデビュー以来、キックボクシング、K-1、ボクシングを通して実に15年間、対日本人無敗を誇り「日本最強」の座に君臨してきた。10年ぶりに復帰したK-1では、3月の「K‘FESTA.4 Day.2」で実方宏介を豪快にKOして実力を知らしめたものの、9月のK-1横浜アリーナ大会では現クルーザー級王者のシナ・カリミアンに延長判定で敗れた。
今回は再起戦となる京太郎だが、いつになく弱気な発言を連発。「ヘビー級は1発があるから分からない」「年明けから練習しようと思ってた。ピンチかなと思う」「年齢も年齢で体がしんどい」と。前回のカリミアン戦敗北のショックから立ち直ることができていないのか…。
対する坂本は、様々な団体でキャリアを積み、すでに2本のチャンピオンベルトを持つ実力者。こちらは待望のK-1初参戦に闘志を燃やす。「10年間キックボクシングをやってきて、やっと大きな舞台に立てて、中学生の頃から見ている京太郎選手が相手。かませ犬だと見られてると思いますけど、大どんでん返しで、しっかり勝って有名になりたい」と「大物喰い」を誓う。
そんな坂本に対しても、京太郎は「10年間、ボクシングをやってきて染まり過ぎた。3Rの蹴りありルールに対応し切れてなくて、まだ来年中も無理だと思う。だから僕を倒すチャンス」と弱気発言。しかも、坂本に「みんなフックを打ってくるけど、パンチを真っ直ぐ打てないとヘビー級は勝てないよ」とテクニック面のアドバイス。これに坂本は「ありがとうございます。僕はあんまりパンチを打つ選手じゃなかったんで、パンチを打つように頑張ります」と応じる場面も。
会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーは「今年は京太郎選手と石井選手がK-1に参戦してきて、クルーザー級も含めて重量級が盛り上がってきた。やはりK-1の魅力は重量級の迫力ある戦いなので、2022年は重量級を盛り上げていきたい。立ち技・総合格闘家、どちらでも構わないのでK-1で戦いたい重量級の選手にはぜひ名乗りを上げてほしい」と2022年の重量級戦線に期待をかける。
この言葉に対して、京太郎は「僕は散々頑張ってきたんで、若い子、20代が頑張らないと」と我関せず。坂本は「京太郎選手は僕が13歳の頃からチャンピオン。そろそろ代替わりをして貰わないと。初参戦ですけど、大きく前に出るために、勝たせて貰います」と「世代交代」を誓った。会見で弱気発言を連発しながら、いざ試合で強さを見せる京太郎か。それともK-1でのし上がりたい坂本が勢いそのままに大物喰いなるか。予測不能のスーパー・ヘビー級バトルに注目だ!
現役Krush王者・瓦田脩二と巻き返しを図る篠原悠人が激突!「K-1でも勝ってKrushのベルトの価値を上げる」(瓦田)vs「Krush王者の瓦田選手に勝てば自分をアピールできる」(篠原)
K-1ライト級スーパーファイトで瓦田脩二と篠原悠人が対戦することが発表された。現Krushライト級王者の瓦田と、元Krushスーパー・ライト級王者であり、現在はK-1ライト級戦線で2連勝中の篠原。タイトル戦線浮上を懸けた注目の一戦の実現だ。
瓦田は今年3月「K’FESTA.4 Day.1」東京ガーデンシアター大会以来のK-1参戦。今年後半はKrushのリングで第6代Krushライト級王座決定トーナメントに挑み、見事に王座を獲得したばかりだ。2019年末から8連勝中と絶好調を持続しつつ、現役Krush王者としてのK-1再登場となる。
会見に同席した中村拓己プロデューサーからは「この1年間、勝ち続けて連勝中。急成長して強くなった」と評された瓦田だが、本人は「自分の映像を見てチャンピオンとして隙きが多すぎるなって自分の中で反省点が多かったので、こうやって隙きを突くのが巧い篠原選手を相手にどうやって自分が戦えるのかを見せられたらと思っています」と至って謙虚な姿勢。篠原に対しても、「一つ上の階級でKrushのベルトを獲っている選手なのでそこを意識して、一つ上の階級でベルトを獲っている選手に自分がどうやって戦えるのかっていうのを意識してやっていこうと思っています」と、挑戦者のような気持ちで挑むようだ。
2022年に目標として掲げているのはやはりK-1のベルトだが、「そこは今は焦ってなくて、今持っているKrushのライト級のベルトの価値をドンドン上げていきたいと思っていて、そのためには組んでもらったK-1の試合をこなしていくこともKrushのベルトの価値を上げていくことだと思っています」と、まずはK-1のリングでKrush王者としての価値を高めていきたいという意向も持っている。「本当に最高の状態の時に自分が注目されて、チャンスがあればK-1のベルトも狙っていきたいなと思っています」と、周囲の期待感も高めて、満を持してのベルト挑戦を思い描いているようだ。
対する篠原は昨年からゴンナパー・ウィラサクレック、卜部功也、西京佑馬とライト級戦線のトップ選手たちに3連敗を喫していた。しかし、今年9月のK-1横浜アリーナ大会で谷山俊樹、12月のK-1大阪大会では石田勝希を破って、2連勝中と巻き返しの真っ最中だ。「自分的には内容に納得はいってないし、練習したことを試合の中で100%出せてないので、そこがもうちょっと上手く出来れば試合でもKOやったりといい形に繋がると思うので、そこがまだ足りてないなという感じですね」と、本人はまだまだ本調子にはないと言う。
しかし、「Krushでライト級のベルトを獲った瓦田選手にしっかりK-1で勝てばアピール出来ると思う」と、Krush王者との対戦はタイトル戦線浮上のチャンスと捉えている様子。「瓦田選手は身長も高くて、独特なファイトスタイルかなと思うんですけど、逆に対策したらやりやすい相手かなと思うんで、しっかり対策して勝とうかなと思っています」と、その攻略にも自信を見せていた。
狙うは瓦田と同じくK-1ライト級のベルト。「そのためには一つ一つ試合を確実に勝っていかないといけないと思うんで、来年は全勝で行きたいなと思っています」と連勝を伸ばし、目指すタイトルにたどり着くことを宣言していた。
ライト級のハードヒッター対決!里見柚己「みんなの記憶に残る試合をして、これからのK-1を引っ張る」vs龍華「技術戦で何もさせないものいいし、一方的にボコボコにして倒すのも面白い」
K-1ライト級スーパーファイトで里見柚己と龍華の対戦が発表された。この日発表されたK-1ライト級のスーパーファイトは朝久泰央vs与座優貴、瓦田脩二vs篠原悠人とこの試合を合わせて3カードだが、会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーも「ただ勝つだけじゃなくてインパクトを残して、この勝者だったらライト級の上に行くんじゃないかという期待感をもたせるファイトと結果を見せてほしい」と期待を寄せる一戦だ。
里見がK-1に参戦するのは2019年の6月K-1両国国技館大会以来で、約2年8カ月ぶりとなる。その間はKrushで研鑽を積み、今年は第6代Krushライト級王座決定トーナメントにも出場。決勝戦で瓦田に敗れはしたものの、準優勝の実績を引っ提げてK-1への2度目の参戦だ。「自分は判定とか行く気はないんで、必ずKO決着して一番面白い試合にしたいと思っています」と意気込みを語った里見。
前回K-1に参戦した時は「まだまだ未完成な状態で、ただの勢いだけで行っただけ」と振り返っていたが、現在は「全てが変わったと思っています」と成長の手応えも感じている。「若い選手がドンドン出ていかないといけないと思っているんで、ただの巧い試合とかじゃなくて、必ずみんなの記憶に残る試合をして、これからK-1を引っ張っていかなきゃいけないと思っています」と、K-1のライト級戦線を牽引する存在になることを誓っていた。
一方の龍華は24歳の里見よりさらに若い19歳。デビュー戦で負けて以降は8連勝を飾っており、しかもここ3戦は連続KO勝利と注目度が急上昇中のファイターだ。会見で発した意気込みも「正直自分とはレベルが違うのかなと思っているので、しっかりKOしてベルトに繋げていきたいと思います」と鼻息荒い。5歳年上の里見に対して、「里見選手は巧いんですけど、技術戦で自分が一方的に何もさせないで倒してもいいですし、自分がガツガツ行って一方的にボコボコにして倒すというのも面白いと思います」と挑発も辞さず、自信たっぷりだ。
龍華の目が捕らえているのはK-1ライト級のベルトだ。相手の里見からも「本当に実力も凄いし、連勝してKO勝ちも凄いしてきている選手で、ライト級の泰央のチャンピオンに近いと思っている」とその実力は認められているが、「このまま連勝とKOを続けていけばベルトも近いうちに見えてくる」と、連続KO勝利の記録を伸ばしての王座戴冠を見据え、2022年最初の試合に臨む。
対戦カード
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
未定
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス/Krush同級王者)
未定
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
未定
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
未定
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush同級王者)※初防衛戦
壽美(NEXT LEVEL渋谷/挑戦者、Krush同級王者)
ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/K-1 WORLD GPライト級王者)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)
坂本英則(修実館/J-NETWORK&KROSS×OVERヘビー級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush同級王者、元Krushライト級王者)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
サイクリー Presents フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushライト級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
75kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元RISEウェルター級王者、元ホーストカップ&HEATミドル級王者、元ISKA世界スーパーウェルター級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
松下大紀(BELIEVE MAN)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/元Krush&Bigbangウェルター級王者)
中野滉太(POWER OF DREAM)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~サブタイトル未定~
日時 2022年2月27日(土) 開場・14:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・16:00
会場 東京体育館(JR総武線「千駄ケ谷」または都営地下鉄大江戸線「国立競技場」徒歩1分)
中継 ABEMA 格闘チャンネル(生放送)、GAORA
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円 2階スタンドS 15,000円 3階スタンドA 10,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要 ※12月22日(水)AM10:00よりK-1.SHOPにて先行発売。一般発売は未定
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/