K-1 12.4 エディオンアリーナ大阪:ゴンナパー、王座陥落後初戦は「次にいい試合をすることを考えるだけ」。西京佑馬「来年一発目にタイトルマッチが組まれるように勝つ」
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K-1 12月4日(土)エディオンアリーナ大阪大会で対戦する元ライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックと西京佑馬が公開練習を行った。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(公開練習写真 (C)K-1 )
ゴンナパー、王座陥落後の再起戦で西京佑馬を返り討ち宣言!「リングの上では年齢や経験は全く関係ない。自分の力を出し切ることが一番重要だ」
東京・三ノ輪のウィラサクレックムエタイジムにて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]で西京佑馬と対戦するゴンナパー・ウィラサクレックが公開練習を行なった。
2分1R、キック、パンチ、そしてヒザ蹴りを気合いのこもった咆哮を上げながら、トレーナーの持つミットに打ち込んだゴンナパー。試合までは約1カ月となったが順調に調整を進めているようだ。前回の試合は7月K-1福岡大会で朝久泰央とのK-1ライト級タイトルマッチを行なったが敗北。王座から陥落してしまった。しかし、「前回の試合はもう過ぎてしまったことだから、次にいい試合をすることを考えるだけ。前回の負けをいろいろ考え過ぎても何も生まれてこないので、特に今は何も考えていない」と、既に気持ちは切り替えている様子。
タイトルマッチ後は1週間ほど休養にあてて、その後すぐに練習を再開したという。朝久との試合も映像等で振り返り、そこで見つかった弱点の修正と、より強い体を求めたトレーニングに日々を費やしているそうだ。今回の西京戦が決まってからは「よく研究して、勝てる練習内容に変えている」と、対策を練りながら試合に備えている。
その西京については“普通”と印象を語ったゴンナパー。しかし、決して西京をナメているわけではなく、「普通という意味は特に警戒するところがないという意味ではない。もちろん自分としても注意しなければいけないし、空手のような蹴りやストレートのパンチも強いと思うし、ローキックも注意しなければいけない選手だと思う」と警戒は怠らない。
「いつも通り映像を見て研究して、西京はパンチのコンビネーションが優れているので、今後も映像を見て対策していきたい」と今以上に研究を重ねて、試合までに西京を丸裸にする腹積もりだ。
21歳の西京も含め、ゴンナパーが敗れた朝久も23歳とライト級戦線では若い世代の選手が台頭してきている。ゴンナパーも西京を「新しい世代の伸びている選手の一人」と認識している。そういった若い世代がゴンナパーのようなベテランに挑んでくることが多くなったが、「特にその点に関しては何も感じない。自分は格闘技の選手だから、与えられた試合は精一杯やっていくのが仕事。リングの上では年齢や経験は全く関係ない。自分の力を出し切ることが一番重要だ」と意に介していない。
ムエタイで格闘家としての長いキャリアを積んできたゴンナパーだが、自分自身がK-1ルールにおける成長も実感できている。「ムエタイの中で長い間経験を積んできたことによって、K-1ルールにも適応する力があると思うし、試合を何回も重ねるにしたがって、自分の中でK-1ルールの中で戦うということに関しても知識や経験を積んできていることは感じる」とゴンナパー。「K-1ルールを始めたばかりの頃はどうしてもムエタイの動きも出ていたし、その中で警告を受けることも多かった。でも最近はそういうことも全くなくなった」と、若い世代に負けることなく、ムエタイ大魔神はまだまだ進化の途上にあるようだ。
今回は5カ月ぶりの再起戦となるが、その先の目標もある。ベルトを奪われた朝久へのリベンジに「同じ相手との2回目の対戦では負けたことがない」と自信を見せるゴンナパー。さらに「今はライト級(62.5kg)で試合をしているが、いずれはスーパー・ライト級(65kg)にも挑戦したい。何年か先になるとは思いますが、階級を上げてということも考えている」と、スーパー・ライト級への階級転向も頭に描いている。
ちなみに7年前のこの11月3日は現体制のK-1が旗揚げした日。7年前はM-1で戦っていたというゴンナパーだが、7年経った今も変わらずリングで戦い続けている。そして、今回の西京との試合からまた新たな目標に向かって、貪欲に第一歩を踏み出す。
西京佑馬、ゴンナパー撃破でライト級王座挑戦につなげる!「僕のパンチが当たれば効く。気負わずに練習通りに行けば自然と倒せると思う」
神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]でゴンナパー・ウィラサクレックと対戦する西京佑馬が公開練習を行なった。
2019年にKrushスーパー・フェザー級王者となった西京だが、その後レオナ・ペタスに敗れて王座陥落。今年から階級を上げてライト級に転向すると、K-1のリングで篠原悠人、竜樹相手に2連勝を飾り、再び上昇気流に乗り始めた。
「試合中の動きも良くなったし、減量だったりも比較的楽だったんで、やっぱりライト級が合っている感じはありますね」と、階級転向に手応えを掴んでいる。
前回の7月K-1福岡大会での竜樹戦後もすぐに練習を再開したそうで、「疲労は結構溜まってますけど、その中でいい練習は出来ている感じです」と調整も順調に進めてきた。今回の公開練習でも2分1Rでミット打ちを敢行。パンチ、キック、ヒザ蹴りと満遍なく繰り出して、好調さをアピールしてみせた。
今大会で対戦するゴンナパーは前K-1ライト級王者。来年のタイトル挑戦を見据えている西京にとってはアピールするのに絶好の相手だ。9月の半ばにはこのカードのことを聞いていたそうで、それからは練習のペースも上げてきたという。
西京も出場した福岡大会で行なわれたゴンナパーと朝久泰央のタイトルマッチも見ており、「僕の試合内容も試合内容だったんで、まだ(対戦には時間が)かかるかなというのは思ったんですけど」とのことだが、練習を重ねる中で「ちょっとずつ自信も増えている感じですね」と、その後の自分のレベルアップも実感出来ているようだった。
ゴンナパーはサウスポーだが、「苦手意識は全くないです。オーソドックスと同じぐらいの感じはあるし、(兄・西京)春馬もサウスポーで普段からよくマススパーとかもやっているんで、苦手意識はない。そこは問題ないかなという感じはあります」と、兄との練習を繰り返してきたことで苦にしている様子もない。
ゴンナパーの代名詞ともなっているミドルキックに関しては、「蹴りでペースを取られないようにしようというのは自分の中にはあります」と警戒をしているが、「パンチに関しては僕のほうが巧いと思っているので、蹴りをどうするかっていう感じです」と、得意のパンチに勝機を見出す。
「今回は勝つことが一番大事だと思うんでKOばかり狙うということはないですけど、僕のパンチが当たれば効くと思うので、気負わずに練習通りに行けば自然と倒せるのかなと思います」と、これまで磨いてきたパンチには大きな自信を持っているようだ。
歴戦の猛者であるゴンナパーと対峙することに関して、「蹴りはどのぐらい重いんだろうかとか、カットして怪我しないだろうかという怖さはありますね」と多少の怖さは感じているものの「試合になっちゃえば関係ないと思うんで。ちゃんとカットもします」と、試合までに気持ちも前向きに持っていく。
「来年一発目にタイトルマッチが組まれるように勝つんで、ご注目よろしくお願いします」と、目標とするK-1ライト級王座奪取に向けて、まずはその第一関門突破を目指す。
対戦カード
【本戦】
木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/王者、元Krushウェルター級王者)※初防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/王者、K-1甲子園2017 -55kg優勝)※初防衛戦
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1ライト級(62.5kg)王者、元Bigbangスーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、K-1甲子園2016 -60kg優勝)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krushクルーザー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushスーパー・フェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、元ISKAムエタイ世界同級王者 元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1バンタム級日本最強決定トーナメント2021優勝)
壬生狼一輝(力道場静岡/Krushバンタム級王者)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT MMAヘビー級王者、元IGF同級王者)
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝)
大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
石田勝希(RKS顕修塾/MA日本&RKSスーパーライト級王者、K-1甲子園2009 -62kg 3位)
66kg契約 3分3R(延長1R)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
弘輝(team ALL-WIN)
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
美伶(WARRIOR OSAKA)
女子52.5kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1日本女子バンタム級王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
真優(月心会チーム侍)
73kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
EITO(Respect All Fear None)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
森坂 陸(エスジム)
【プレリミナリーファイト】
51kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
大夢(WIZARDキックボクシングジム)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg優勝)※拳心會館から所属変更
小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
セルヒオ・ハノ(ボリビア/ブラジリアン・タイ)
ライト級 3分3R
梨緒弥[りおや](若獅子会館MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
三宅祐弥(team ALL-WIN)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~
日時 2021年12月4日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/