LETHWEI×UNBEATABLE 7.22 新宿フェイス:全選手計量クリア。渡慶次幸平には鈴木千裕、バイエスには平良達郎がセコンドに
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格闘技医学会
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LETHWEI×UNBEATABLE 第1回大会(7月22日(木/祝)新宿フェイス)の公式計量が21日に行われ、全選手がクリアした。計量後の選手のコメントが主催のファーストオンステージから届いている。なお、大会の模様はYouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」で生中継される。ゲスト解説は松倉信太郎。開始時刻は新型コロナウイルス感染対策のため、当初の予定よりも遅い18:30に変更となっている。
第5試合 ラウェイ・ルール 75kg契約 3分5R
◆渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)やっとラウェイができる。できない期間、キックボクシングを出させてもらったけど、1勝3敗で振るわず、いかに他の競技が向いていないか感じた。ラウェイだったら、ここでこんな攻撃ができるのに…とか試合中に感じた。お互いが試合後に血尿になるような激しい試合をする。アンビータブルというの新しい文化が発展するには出場選手が集まることが重要なはず。ラウェイとは競合せず、楽しまれる競技になってくれることを願う。
◆ジョナタン・バイエス(米国/パラエストラ沖縄)明日の試合に向けてよく寝てコンディションを整えるよ。ハードトレーニングをしたので、尊敬できる対戦相手に申し分ない試合ができるはずだ
なお、渡慶次のセコンドには7月18日のKNOCK OUTでKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者になった鈴木千裕、バイエスのセコンドには7月4日の修斗で修斗世界フライ級王者となった平良達郎がつく。鈴木も平良も圧勝で初のタイトルを獲得し、今後一層の活躍が期待できる新鋭。渡慶次とバイエスも彼らにあやかりたいところだろう。(上写真左から鈴木、渡慶次、バイエス、平良)
第4試合 ラウェイルール 64kg契約 3分5R
◆東 修平(AACC)去年2月以来のラウェイ。その期間にMMAをやってみたが歯がゆかった。ずっとラウェイがやりたかったから。やりたいことは変わらず頭突き。試合後に相手が鼻が痛い、アゴが痛いと言うような内容にしてみせる。頭突きの面白さを伝えたい。ラウェイとアンビータブルで長時間イベントを1部、2部で分けるような発展があるとうれしい。どっちも頭突きの連発で激しいなって
◆高木 亮(TEAM PRECEDING)※交通機関の遅れにより最初の計量は欠席し、後程クリアした。
第3試合 UNBEATABLEルール 体重無差別 5分2R ※計量は無くコメント代読
◆大番高明(パラエストラ広島) 明日はタフなどつき合いの祭典。胸が高まります。全力で頑張ります。
◆半田勝也(猛者連八幡支部チームキクリン)試合前日になりましたがいまから楽しみです。なんなら明日は2試合でも3試合でもやりますよ。大番選手楽しい試合にして会場を1番盛り上げましょう。
第2試合 UNBEATABLEルール 70kg契約 5分2R
◆右乳(GTジム)肘も頭突きも未経験なので、ベアナックルのボクシングを過去に経験しているが緊張をしている。かつてなく練習した。全力で目立ちたい。
◆伊藤風童(闇愚羅)オープンフィンガーは地下格闘技で経験しているので得意。絶好調です。殴って勝つ。いい試合をして楽しんでもらいたい
第1試合 UNBEATABLEルール 90kg契約 5分2R
◆坂本優起(シーザージム/シュートボクシング日本ヘビー級2位、元同スーパーウェルター級(70kg)王者)オリンピック開幕の前夜祭の気持ち。この文化が長く続くようにいい試合をしたい。ルール対策では頭突きのする、されるを重点的にやった。オファーがあったら今後も戦いたい。6月20日の(シュートボクシングでの)試合でケガはなかったので問題ない。
◆鈴木槙吾(ONLY WE/元パンクラス・ウェルター級(77.1kg)王者)開催直前に試合を引き受けてくれた坂本選手に感謝。新競技の最初の試合で勝ちたい。アンビータブルのルールが面白いと思うためにいい試合をする。覚悟を持った人間が戦えば、観る人に伝わると信じている。
◆ミャンマー・ラウェイのプロモーター兼アンビータブル代表の清水覚男氏(上写真中央)
今回のアンビータブルはラウェイと合同開催になるが、アンビータブルは独自の文化でワールドワイドに広めたい。コロナ禍で本場ミャンマーを始めとした外国人選手を呼べい現状だが、近い将来、これが解決したら、アンビータブルの世界チャンピオンを認定できるように諸外国での開催を視野に入れている。国内も、東京に足を運びづらい遠方での開催を検討している。
概要
大会名 LETHWEI×UNBEATABLE 第1回大会
日時 2021年7月22日(木/祝)開場・17:50 開始・18:30
会場 新宿フェイス
中継 YouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」(生中継)
チケット料金 カウンターVIP席 20,000円 SRS席(最前列) 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※チケット完売 ※ご入場時に別途ドリンク代500円が必要 ※未就学児は保護者の膝上での観戦に限り無料、座席を必要とする場合は有料となります。
チケット販売 チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ ファーストオンステージ LETHWEI×UNBEATABLE 実行委員会 03-3527-9090 inquiry@firstonstage.jp https://firstonstage.jp/ https://twitter.com/Lethwei_Japan
UNBEATABLE(アンビータブル)ルール概要
【ラウェイとの相違点】
・特別開発されたオープンフィンガーグローブ着用 ※ラウェイはバンテージのみ
・5分2R・インターバル2分(主に拳を休めるため) ※ラウェイは3分5R・インターバル2分
・判定あり(試合全体の攻防で3名のジャッジが判定)※ラウェイは判定なし。時間切れの場合は引き分け
・タイムなし ※ラウェイは大きなダメージなどの際、1試合で1回2分間休憩できる「タイム」制度がある
・ラウンドガールのリング入場可 ※ミャンマーの奉納行事のラウェイでは認められなかったルールの緩和を検討中。
【判定の優先順位】
「格闘技の原点回帰」を意識したアグレッシブ・ファーストを基本とします。
1.アグレッシブ(攻撃的・積極的であった選手)
2.クリーンヒット(多くのダメージを相手に与えた選手)
3.リングジェネラルシップ(主導権を維持していた選手)
4.ディフェンス(攻撃を無効にする防御に長けていた選手)
【ダウンについて】
10カウント以内にファイティングポーズを取れなかった場合、もしくはラウンド中に3度ダウンを喫した場合は「KO負け」。
レフェリーストップやドクターストップ、1試合で一方の選手がダウンを計4度喫した場合は「TKO負け」。
1カウントはラウェイ同様2秒(合計20秒)。
【有効な攻撃】
1.パンチ(バックハンドを含むあらゆる拳を使った攻撃)
2.キック(ヒザを含むあらゆる足を使った攻撃)
3.あらゆるヒジを使った攻撃
4.あらゆる頭突き攻撃(選手双方の希望により、禁止とする特別ルールもあり)
5.頸部(首)以外への絞め技・関節技
6.戦略的なクリンチ(抱え込み)
7.頸部を支点としたものを除くあらゆる投げ技
【主な反則】
目つぶし(ラウェイでも反則)、金的(ラウェイでは故意でなければOK)、脊髄、女子の胸部への攻撃(ラウェイではOK)。いずれも故意であるか否かは問わない。投げ技・関節技・絞め技は頸部(首)を支点としたもののみ禁止(ラウェイではOK)。