RISE 11.4 後楽園ホール:氏原文男「復帰先にRISEを選んだ理由。それはWORLD SERIESという大きなシリーズを開催し、ONEとも交流があるからです」
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初代WBCムエタイ統一日本フェザー級王者がキックのリングに9年ぶりに戻ってくる。「RISE 135」(11月4日(月/祝) 後楽園ホール)で前口太尊(TEAM TEPPEN)と闘う氏原文男だ。A級ボクサーとして活躍していた男は、なぜキックにUターンしていたのか。(記事提供:RISEクリエーション)
――プロデビューは“伝説のMMAプロモーション”MARSだったとか。
氏原 ハイ。2006年12月22日、横浜文化体育館でリョウ・ペタス選手とヒジなしのキックルールで対戦しました(氏原が2-0の判定勝ち)。
――その前は空手とアームレスリング?
氏原 そうですね。もともとは地元高知県で空手は小1からやっていました。アームレスリングは高3の時だったと思うけど、大会を見に行ったらスカウトされて、1年くらいやっていました。
――のちにキックボクサーとして活躍しますが、キックでの最後の試合は?
氏原 2010年7月11日、ムエタイオープンで当時王者だったアヌワット・ゲオサムリットに挑戦しました。その一戦です。アヌワットと闘って、パンチのスキルが全然違うことに気づきました。当時、僕の目標はK-1 WORLD MAXに出ることだったので、「K-1を目指す以上はパンチの技術を磨かなければいけない」と思い、フラッシュ赤羽ボクシングジムの門を叩きました。このジムを選んだ理由はバイト先と自宅の中間距離にあったからです。
――最初からボクシングに転向するつもりだった?
氏原 最初はK-1でもムエタイでも何でもいいから、アヌワットにリベンジしようと思っていました。僕はK-1 WORLD MAXを目標に上京してきたけど、MAXもなくなってしまったので、打倒アヌワットにかけようと思いました。でも、ちょうど東日本大震災があった年にアヌワットが引退したという話を聞き、燃え尽き症候群になりました。ちょうどその時(すでに練習していた)赤羽ジムのトレーナーから「まだキックの王者から国際式で王者になった奴はいない。それを目指せばいいのでは」と薦められたことがきっかけです。プロテストを受けたのは12年7月。2013年1月31日に本名でデビューしました。
――ボクシングではA級ボクサーとして活躍しました。いつくらいからキックボクサーとしての再起を考えていた?
氏原 実は3年前から一時期仕事としてキックボクシングのインストラクターをやっていたんですよ。その時、キックの関係者から「もう一回、キックをやらないか?」と聞かれたけど、その時はボクサーだったのでキッパリとお断りしています。ただ、その一方で、もしかしたらこうなるんじゃないかという予感はありました。
――復帰先に、なぜRISEを選んだ?
氏原 RISEには(自分が憧れていた)旧K-1の登竜門というイメージがあったし、いまはWORLD SERIESという大きな大会をやっているじゃないですか。それに、いまのRISEはONE Championshipとの交流もある。ONEはムエタイ部門を始めたじゃないですか。それも大きいですね。
――ONEにも興味を持っているんですね。
氏原 もうひとつは今年1月、前勤めていた社員旅行でタイのPKセンチャイジムに行く機会があったんですよ。そこでボクシング中心だったけど、そこのタイ人トレーナーと波長が合った。そのトレーナーも僕と一緒で現役時代は最初はムエタイで途中から国際式に転向した人でした。それがきっかけで、またキックをやりたくなりました。
――今回対戦する前口太尊選手の印象は?
氏原 いろいろな人から「パンチのある選手だよ」と言われている。試合映像も見たけど、打ち合いが得意。僕との試合でも、そうなるのかなと思いました。
――どんな試合になりそう?
氏原 久しぶりの(キックの)試合ですからね。ドキドキというか、怖いですよ。
――キックのブランクはあるけど、ボクシングをやっていた関係で試合のそれはない。
氏原 そうですね。キックのブランクは9年あるけど、パンチに関していえばボクシングでA級までいった自信があります。RISEルールだと、僕のボクシングスキルが生きると思います。
――ボクシング同様、RISEもノークリンチが大原則。ルールは問題ない?
氏原 問題ないです。首相撲が使えないのはボクシングも一緒です。ボクシング時代は首相撲を使ったわけではないのに、減点をとられたことがありました。そういうのがたまりにたまって、イヤになったというのもありますね。
――今回の契約体重は61kg級だけど、RISEのランキングは60kg級と63kg級で設置されています。どちらを選択する?
氏原 スーパーフェザー級(60kg以下)で王者を狙いたい。もともと僕は60kg最強を目指して高知県から上京してきましたからね。
対戦カード
第9試合 メインイベント 64kg契約 3分3R(延長1R)
秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(63kg)1位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級世界王者)
川島史也(Battle Nation/RISEライト級9位)
第8試合 セミファイナル スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
政所 仁(魁塾/RISE 1位、J-NETWORKフライ級王者)
大﨑孔稀(OISHI GYM/WMC日本&J-NETWORKスーパーフライ級王者)
第7試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
松谷 桐(VALLELY KICKBOXING TEAM/NJKFフライ級王者)
風音(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級4位)
第6試合 62kg契約 3分3R(延長1R)
野辺広大(BRING IT ONパラエストラAKK/元RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)※RISE ON/INSPIRITから所属変更
石月祐作(KAGAYAKI/2018年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
~休憩~
第5試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
前口太尊(TEAM TEPPEN/元J-NETWORKライト級王者)
氏原文男(フリー/元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
堀尾竜司(TRY HARD GYM/RISEバンタム級(55kg)3位、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級9位、AbemaTV那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝)
第3試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
竹内皇貴(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級(60kg)8位)
キム・ウスン[Kim Wooseung](韓国/仁川ムビジム/2018年MKF YOUTH TOURNAMENT優勝)
第2試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
森香津眞(チームドラゴン/RISE 3位、2018年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
伊藤澄哉(戦ジム)
第1試合 64kg契約 3分3R
KENTA(HAYATO GYM/新空手JAPAN CUP 2016 -65kg級優勝)
廣野孝文(KING LEO)
オープニングファイト第2試合 バンタム級(55kg) 3分3R
池田進人(トイカツ道場/2016年RISING ROOKIES CUPバンタム級準優勝)
渡辺 武(Booch Beat)
オープニングファイト第1試合 バンタム級(55kg) 3分3R
宮川 凌(KASHIMA DOJO)
寺山遼冴(TEAM TEPPEN/2018年KAMINARIMON全日本ジュニア−55kg級優勝)
概要
大会名 RISE 135(ライズ ハンドレッドサーティファイヴ)
日時 2019年11月4日(月/祝) 開場・17:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(生中継)
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 A席 5,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 後楽園ホール
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/