タイ・スポーツ庁、キング・ムエをムエタイジム国際基準「SMG 2026」に日本のジムで初めて認証

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タイ・スポーツ庁(Sports Authority of Thailand=SAT/サマーンミット総裁)傘下のボクシングスポーツ委員会事務局は、名古屋市を拠点に活動する、名古屋ムエタイジム「キング・ムエ」に対し、海外のムエタイジムを対象とした認証制度「Standard Muaythai Gym(SMG 2026)」の認証プレートを授与した。(記事提供:キング・ムエ)
今回の訪問は、愛知・名古屋2026アジア競技大会の開催期間に合わせ、タイ・スポーツ庁が日本で実施している「Thailand Showcase」関連事業の一環として行われたもの。
ボクシングスポーツ委員会事務局の公式発表では、ナッタポン・アンタセン局長の指示を受けたボクシング競技基準・モニタリング評価部門ニティポン部長とその関係者が同ジムを訪問し、「同事務局が定める基準を正式に満たしたジムであることを保証するもの」として、SMG 2026認証プレートを授与した。
◆「Standard Muaythai Gym(SMG)」とは
Standard Muaythai Gym(SMG)は、タイ・スポーツ庁が海外のムエタイジムを対象に進めている認証制度。
タイ国外で急速に普及するムエタイについて、単に競技人口を拡大するだけでなく、一定水準の指導・運営環境を確保するとともに、タイの伝統文化としてのムエタイを正しく継承・普及していくことを目的としている。
SATの公式資料によると、SMGでは主に「施設・インフラ」「運営管理」「戦略」「ムエタイの知識・文化を普及するためのナレッジマネジメント」という4分野から海外ジムの基準を定めている。
また、認証された海外ジムには、ボクシングスポーツ委員会事務局から認定証や認証プレートなどが授与される。SATが公開しているSMG資料では、この制度について、ムエタイの基準を国際的に普及させるネットワークを構築し、伝統の保存、知識の普及、ムエタイの国際的な発展につなげることを目的としていると説明している。
タイ政府は近年、ムエタイを国の重要なソフトパワーの一つとして位置づけており、SATは各国で「MUAYTHAI MASTER CLASS」などを開催。現地の認証基準を満たしたジムへのSMG認証も進めている。2025年にはブラジル、フランス、ポルトガル、米国などでもSMG認証が行われている。
今回の認証後、Natthaphon Antasen局長(写真右)はキング・ムエ代表・佐藤孝也氏(写真左)に対し、SMG 2026認証への祝意を伝えるとともに、「日本では最初にこの基準認証を受けたジム」と説明した。局長はさらに、今後について「将来、タイ・スポーツ庁が佐藤氏のジムで活動を行ったり、日本国内で大会を開催したりする機会があれば」と、キング・ムエを含めた日本でのさらなるムエタイ普及・交流にも期待を示した。
◆キング・ムエ代表・佐藤孝也氏コメント
「この度、タイ・スポーツ庁、ボクシングスポーツ委員会事務局より『Standard Muaythai Gym(SMG 2026)』の認証をいただいたことを大変光栄に思います。
私たちは日本のムエタイジムではありますが、競技としての強さだけではなく、ムエタイが持つ伝統や文化、礼節を大切にし、それを日本で正しく次の世代へ伝えていくことを一つの使命として活動してきました。
今回の認証をゴールとするのではなく、タイの皆様から信頼していただけるムエタイジムであり続けられるよう、これからも選手育成、指導者育成、そして日タイ両国のムエタイを通じた交流に取り組んでいきたいと思います。
また将来、タイ・スポーツ庁の皆様とともに日本でムエタイに関する活動や大会を行う機会が実現すれば、これ以上の栄誉はありません。」



