K-1 7.13 マリンメッセ福岡:石井一成、1年半ぶりK-1復帰「ムエタイとK-1の二刀流で」×白幡裕星「石井選手は魔裟斗スタイル、自分はペトロシアンでいきます」
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7月13日(日)に福岡・マリンメッセ福岡B館で開催される「ECO信頼サービス株式会社 presents K-1DONTAKU」の記者会見が、17日に都内会場にて行われ、追加対戦カードが発表された。
K-1バンタム級で、石井一成(日本/ウォーワンチャイプロモーション) と白幡裕星 (日本/K-1ジム総本部チームペガサス)の試合が組まれた。石井は23年12月に黒田斗真と対戦以来、ムエタイに専念してきたが、今年5月に大久保琉唯とエキシビションマッチを行い、今大会で1年半ぶりのK-1復帰となる。
石井と白幡が登壇し、それぞれが意気込みを語った。以下、詳細とコメント。(記事提供:K-1 GROUP 写真:(C)K-1)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者)
石井は、ムエタイの本場タイでTrue4Uフライ級タイトル獲得。日本ではKNOCK OUT初代フライ級王座、WPMF世界フライ級王座、IBFムエタイ世界フライ級王座、BOMスーパーフライ級王座を手に入れ、日本軽量級トップ選手としての地位を築く。22年8月K-1九州大会でK-1に電撃参戦し藤田和希をKO勝ち。12月は初代K-1バンタム級王座決定トーナメント決勝で黒田斗真に延長判定1-2で敗れた。23年12月も黒田斗真に判定負けを喫し、しばらくK-1から離れてムエタイに専念していた。25年5月に大久保琉唯とエキシビションマッチを行った。
白幡は、19年12月にMuayThaiOpenスーパーフライ級王座、21年2月にREBELS-REDスーパーフライ級王座を獲得。23年からK-1ジム総本部チームペガサスの一員となり、2月のKrushでは元Krushバンタム級王者の吉岡ビギンから勝利。23年6月のK-1では壬生狼一輝にダウンを奪われ、判定負けを喫した。その後、経験を積み25年1月に林佑哉、5月に長野翔を判定で下した。
■石井一成
――意気込み。
「先日、エキシビションマッチで出場しましたが、1年半ぶりのK-1の試合になりました。まず地元福岡での開催ということで、僕が出ないと、という思いもありましたし、オファーもいただいたので地元もK-1も盛り上げたいということで出場を決めました。相手は、一緒に練習したことが2、3年前にあるんですけど、顔見知りです。最初は黒川瑛斗選手と聞いて僕もやりたかったんですけど、予定が合わなかったようです。相手が誰でも、僕の倒しに行くスタイルで大会を盛り上げるので楽しみにしていてください」
――対戦相手の印象は。
「K-1の試合は何回か見ていますが、サウスポーで練習した時もテクニックがあるなと。ガチスパーはしていないんですけど、まだ試合が終わったばかりなので作戦とかも考えていないので、これから考えていきたいと思います」
――この会見の2日前に試合をしたばかりだが、ダメージは?
「ノーダメージで勝てたので、体調もバッチリで練習にも行きます」
――K-1は一旦一区切りでムエタイに専念したと思うが、なぜ復帰するのか?
「負けて終わっているのと、地元福岡で俺が出ないという気持ちもあります。何も話してないけど、バンタム級が空位なので、石井一成がいないと盛り上がらないなと。そんなことをみなさんに言わせたい。僕から見てもバンタム級は役者が揃っているとは思えない。ベルトを獲りに行きたいです」
――今後はK-1とムエタイの二刀流?
「そうですね。ムエタイも、この前の試合でランキング6位に勝ったことで上位の選手と戦うことになる。そのタイミングで、どちらもやりたい。ラジャのベルトも獲りたいし、運が良ければK-1のベルトも。二刀流でやりたいですね」
――体重は、バンタム級の53kgでやると。
「K-1は53kgしかないので、下げるつもりはないです。この前のRWSではスーパーフライ級で52.16kgでやりましたけど、53kgだと正直体重は余裕ですが、以前も53kgでやっているし盛り上げたいと思っています」
――不利なのでは。
「今までやってきましたので」
――5月のK-1は大久保琉唯選手のエキシビションマッチを行ったが。
「批判されるのではないかと思っていたら、温かく迎えてくれて。急なオファーでK-1が叩かれていたようですが、でも自分はK-1に出たかったので良かったです」
――その流れから今回の参戦に?
「辿っていくと地元九州で大会があった時に宮田プロデューサーと久しぶりに会って、これもご縁かなと言われて。それからLINEでやりとりさせてもらって」
――22年開催のK-1福岡大会は、石井選手がK-1でデビュー。3年後の今回も福岡大会でリスタートすることになったが、縁を感じる?
「3年前は福岡で藤田選手に勝って、黒田選手と戦わせてくださいとアピールして実現しました。今回も勝って、狙っていきたいです」
――ムエタイとK-1の戦いの違いは?
「距離感は全然違います。ムエタイだとガードを上げて近づくと組まれるしヒジもあってキャッチされる。K-1だとガードを上げて中に入っても大丈夫。でも黒田選手みたいに回られると捕まえにくい。僕は距離をとる選手ではないので圧をかけるんですけど、黒田選手と戦った時の経験を生かします」
――2日前の試合では、魔裟斗さんのスタイルを取り戻すと話していたが。
「そうですね。小さい頃から魔裟斗さんの試合を見て育って練習してきたので、自分のスタイルを考えていたところ原点を見直した感じです。これからもローとパンチ、ダイナミックなKOを目指したいです」
■白幡裕星
――意気込み。
「K-1グループに参戦した経緯は、石井一成選手と戦うことを目標にやってきました。黒川選手が出れないので僕に回ってきたこともありますけど、ここで勝てば一気にバンタム級の主役になると思うので、今年中にK-1バンタム級のトーナメントを開催してもらえるような内容で勝ちたい」
――対戦相手の印象は。
「選手としてリスペクトできる印象です」
――どこがリスペクト?
「この前もエキシビションマッチもそうですけど、一人の男としてカッコいいなと思える選手です」
――これまでムエタイ、REBELSを経験してきてK-1グループに参戦しての変化は?
「負けも経験しましたけど、自分のスタイルができてきたかなと」
――KOが少ないことをネタにされているが。
「この試合のためにとっておきました!」
――石井選手のように目指しているスタイルは?
「石井選手が、またK-1に戻ってくれて嬉しいです。役者が揃っていないと言われるのは、その通りだと思います。あと、石井選手が魔裟斗さんのスタイルを目指すと言われていたんですけど、自分はペトロシアンのスタイルで行きたいです」
マチャド、ムシンスキ、アカピャン、兼田将暉、璃久…続々参戦!
K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント覇者のアリエル・マチャドも参戦。ピーター・アーツが連れてきたリオ・リチャードソン(オランダ/ Bari Gym)と対戦する異色マッチも組まれている。リチャードソンは、ブレイキングダウン9で最強ホストの舞杞維沙耶(まきいざや)からKO勝ちを収めた新鋭だ。
また、K-1MAX70kg級ではカスペル・ムシンスキ、ゾーラ・アカピャンも参戦し、今年にも開催が噂されているK-1 WORLD MAX世界トーナメント前哨戦を迎えることとなった。日本の璃久がアカピャンを破れば、立場は一気に変わる可能性があり、力の入る一戦となる。
さらに兼田将暉が地元の銀次とのマッチアップ、女子アトム級の末松晄 vs大西日和の再戦など、豪華なラインナップが並んでいる。
K-1 7.13 マリンメッセ福岡:朝久兄弟、7年ぶり揃い踏み「2人で勝って朝久祭りにする」。裕貴は元ISKA世界王者のフランス人選手と。泰央はアラゾフ推薦選手と
追加対戦カード
59kg契約 3分3R(延長1R)
寺田 匠(team VASILEUS/K-1フェザー級(57.5kg)王者)
アンゲロス・カポニス[Angelos Kaponis](ギリシャ/ダイヤモンドキャンプ/WKU欧州スーパーウェルター級王者)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
アリエル・マチャド[Ariel Machado](ブラジル/ヘマーズジム/マディソンチーム/K-1無差別級トーナメント2024優勝、同2023 3位、WGPライトヘビー級(94.1kg)王者)
リオ・リチャードソン[Rio Richardson](オランダ/バリジム)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/元K-1ライト級王者)
ダニラ・クワチ[Danila Kvach](ベラルーシ/グリディンジム)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/WLF武林風 -60kg世界王者)
ブライアン・ラング[Bryan Lang](フランス/クリスタル・ボクシンクラブ/元ISKA世界スーパーライト級(63.5kg)王者、WKN世界スーパーフェザー級(62.1kg)王者)
56kg契約 3分3R(延長1R)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1 -55kg世界トーナメント2024準優勝、元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
紫苑[しおん](KIZUNA田川本部道場/KPKBスーパーバンタム級王者)
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
石田龍大(POWER OF DREAM/Krushフェザー級王者)
ダウサヤーム・ウォーワンチャイ[Daawsyaam Wor.Wanchai] (タイ/ウォーワンチャイプロモーション/KPKBインターナショナルスーパーフェザー級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級6位)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者)
73kg契約 3分3R(延長1R)
カスペル・ムシンスキ[Kacper Muszynski](ポーランド/Armia Polkowice)
チェン・ヨンホイ[Chen Yonghui](中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)
璃久[りく](eiL-08)※HIGHSPEED GYMから所属変更
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKSフェザー級王者、元HEAT KICKライト級王者、K-1甲子園2017 -60kg優勝)
銀次(VAINQUEUR GYM/KPKBインターナショナル・フェザー級王者、元TENKAICHI&大和同級王者)
女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
末松 晄(K.I.K team BLADE)
大西日和(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKB女子アトム級王者)
既報対戦カード
K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/王者)※2度目の防衛戦
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/挑戦者、元Krushクルーザー級(90kg)王者)
K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
SAHO[☆SAHO☆](闘神塾/王者、S1女子世界&日本バンタム級王者、WMC日本女子&元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)※初防衛戦
ララ・フェルナンデス[Lara Fernandez](スペイン/ローン・ウルフ・ファイトチーム/挑戦者、WBCムエタイ世界フライ級王者、ISKAムエタイ・インターコンチネンタル・スーパーフライ級(53.5kg)王者、元ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
平山 迅(TEAM ONE)
KO-TA BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPAN&KOSスーパーウェルター級王者、元KPKBウェルター級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushライト級王者)
龍之介(K-1 GYM BLOWS/KPKBライト級王者、RKSフェザー級王者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
長野 翔[かける](K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning/元KPKBインターナショナル・フライ級王者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
林 佑哉(K-1ジム大宮チームレオン/元RKS&ジャパンカップキックボクシング・バンタム級王者)
早田吏喜[りき](TEAM3K/KPKBバンタム級王者)
プレリミナリーファイト 51kg契約 3分3R
湯桶勇成(K-1 GYM BLOWS)
琥伯[こはく](VAINQUEUR GYM/KINGS CUPフライ級王者)
プレリミナリーファイト スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
野中大翔(K.I.K team BLADE/大和KICK -60kg王者、K-1甲子園2023 -65kg優勝)
武蔵(デビルジム)
プレリミナリーファイト 女子フライ級(52kg) 2分3R
Yuka☆(SHINE沖縄/元ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
瑠華(team未来/大和KICK QUEEN-52.5kg王者)
プレリミナリーファイト バンタム級(53kg) 3分3R
大平 龍(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
稟翔[りとる](K-1ジム福岡チームbeginning)
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
大地(ZEBRA GYM/K-1甲子園2024 -60kg優勝)
一志[いっし](拳心会)
出場予定選手
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushライト級(62.5kg)王者、元Bigbangライト級王者)
概要
大会名 ECO信頼サービス株式会社 presents K-1 DONTAKU
日時 2025年7月13日(日) 開場・11:00(予定) プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 マリンメッセ福岡B館 [HP]
中継 ABEMA、GAORA(7月18日(金)14:30~23:30)
チケット料金 ロイヤル 70,000円 SRS 50,000円 RS 30,000円 S 15,000円 A 10,000円 B 7,000円 ※当日券+500円 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/