MMAユニファイドルールの新しいグラウンド定義、DEEPは11月から、パンクラスは来年1月から採用
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UFCをはじめとした大多数のMMA大会が採用し、またはルールのベースとしている、米国統一(ユニファイド)MMAルールの2024年11月からの改定に伴い、日本のパンクラス、DEEPもルール変更を行うことを発表している。
MMAユニファイドルールは、米国の格闘スポーツを管轄するABC(The Association of Boxing Commissions and Combative Sports)が作成し、米国の各州政府の下にあるアスレチック・コミッションもこのルールをベースとし、MMAの試合で運用している。
これまでは足と手がマットについていればグラウンドポジションとみなされていたが、11月からの改定では、手や足以外の体の一部(膝・肘・尻など)もマットについていないとグラウンドポジションとみなされなくなる。また、肘を垂直に打ち下ろす行為も解禁となる。
ABCは7月に改定を決定し、11月からの米国でのUFC等の大会でも導入される模様だ(州によって異なる場合もあるという)。日本のMMAプロモーションでは、パンクラスとDEEPがユニファイドルールの文言をベースとしてルールを作成・運用しており、早速、ABCのルール変更に対応した新ルール導入を発表している。
DEEP / DEEP JEWELS
MMAルール変更内容11/1からMMAは新しいルールになります。#JMOC #DEEP pic.twitter.com/UgYptxe4ew
— JMOC | 日本MMA審判機構 (@mmaofficials_jp) October 18, 2024
DEEPでは11月4日の後楽園ホール大会から新ルールを導入する。DEEPの競技運営を担当しているJMOC(日本MMA審判機構)は7月24日にルール変更を発表し、11月大会に出場する選手に対して8月に変更を通知した。10月18日にはルール説明会を東京都内で実施し、オンライン含めて多数の選手・トレーナー・関係者が参加した。
パンクラスは来年2025年から新ルールを導入することを10月21日に発表した。パンクラスは「今回のルール改正は非常に大きなものであるため、選手の練習内容にも影響を及ぼすと考え、2025年1月1日より施行を開始することといたします」と説明している。そのため11月10日と12月15日のニューピアホール大会では従来のルールで試合が行われる。12月15日の大会ではフェザー級のチャンピオンシップが組まれている。
オフィシャルルール改定
「ASSOCIATION OF BOXING COMMISSIONS AND COMBATIVE SPORTS UNIFIED RULES OF MIXED MARTIAL ARTS」の改定に伴い、2025年の大会よりPANCRASEオフィシャルルールの一部改定を行います。
詳細につきましてはこちらよりご確認くださいhttps://t.co/UwQl9o2aq3— PANCRASE|パンクラス (@_PANCRASE_) October 21, 2024