レキオバトル名護 9.1 沖縄 名護市民会館:地元の涼矢×43歳の櫻井博でINNOVATIONウェルター級王座戦。レオナ・ペタスと砂辺光久がエキシ
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【レキオバトル事務局からのプレスリリース】
9月1日、レキオバトル名護8開催、涼矢×櫻井のINNOVATION王座戦、レオナ参戦など
「山城グループpresents レキオバトル名護 vol.8」興行概要
イベント名:山城グループ presents レキオバトル名護 vol.8
主催:レキオバトル事務局
会場:名護市民会館・中ホール(沖縄県名護市港2丁目1-1)
日時:2024年9月1日(日) 15:00開場 16:00開始予定
チケット前売り:S席 10,000円、A席 7,000円、B席 5,000円、立見 3,000円、中学生立見(写真付き学生証を確認の上、当日販売のみ) 1,000円、小学生以下(保護者同伴)無料 ※当日券は、全券種1,000円アップ。価格表示はすべて内税。
チケット販売所:レキオバトル事務局(沖縄県名護市2-20-3 エボリューションムエタイジム内)、参加各ジム、各選手、公式ブログ(http://lequiobattle.blog.jp/archives/17491706.html)
お問合せ(レキオバトル事務局):TEL 050-3555-8603
後援:沖縄県名護市
認定:JAPAN KICKBOXING INNOVATION
協賛:山城グループ、中山緑建ほか
第10試合 メインイベント INNOVATIONウェルター級(66.67kg)王座決定戦 3分5回戦(延長1R) INNOVATIONルール
涼矢(リョウヤ/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONウェルター級1位)
櫻井 博(サクライ ヒロシ/多田ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONウェルター級2位)
第9試合 スペシャルエキジビジョンマッチ レフェリー:和田良覚
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1スーパーフェザー級王者、元Krushスーパーフェザー級王者、2016年英雄伝説アジア60kgトーナメント優勝)
砂辺 光久(スナベ ミツヒサ/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/初代PANCRASEストロー級、初代フライ級、初代スーパーフライ級王者)
第8試合 スーパーバンタム級(55.34kg) 3分3回戦 レキオバトルムエタイルール
翔龍(ショウリュウ/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
武寛(タケヒロ/WINRAD GYM/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第7試合 45kg契約 3分3回戦 レキオバトルキックボクシングルール
UveR∞miyU(ウーバーミユ/ミネルヴァペーパー級5位/T-KIX GYM)
マキマ(STRIFE/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第6試合 フライ級(50.8kg) 3分3回戦 レキオバトルキックボクシングルール
有川 翔太(アリカワ ショウタ/WARRIOR GYM)
ペニコ(MONKEY☆MAGIC/全日本キックボクシング協会)
第5試合 セミプロマッチ 68kg 2分3回戦 レキオバトルキックボクシングルール
砂川 健矢(スナカワ ケンヤ/スナケンジム)
伊波 秋杜(イハ シュウト/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第4試合 セミプロマッチ 63kg契約 2分3回戦 レキオバトルキックボクシングルール
沼田 海斗(ヌマタ カイト/K.Platinum)
具志堅 廣斗(グシケン ヒロト/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第3試合 セミプロマッチ 77.5kg契約 2分3回戦 レキオバトルキックボクシングルール
Aaron Base(アーロン・ベース/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
喜納 光輝斗(キナ ミキト/赤雲會中村道場)
第2試合 セミプロマッチ 75kg契約 2分3回戦 レキオバトルキックボクシングルール
旭(アサヒ/K.Platinum)
比嘉 亮晟(ヒガ リョウセイ/エボリューションムエタイジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
第1試合 キッズスペシャルマッチ 30kg契約 2分2回戦 アマチュアレキオバトルルール(首相撲なし)
山川 樹(ヤマカワ タツキ/マスターズピット/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
前原 翔亜(マエハラトア/SRKキックボクシングジム)
オープニングアクト 三線パフォーマンス 伊波 秋杜(美ら海太郎)
選手の怪我などによりカードの変更や中止が余儀なくされる場合がございますのでご了承ください。
見所解説1 INNOVATION王座決定戦で涼矢×櫻井
今年7月7日、JAPAN KICKBOXING INNOVATION(以下、INNOVATION)の品川インターシティーホール興行、
メインイベントでHERO70kg級王者、チェ・ミンスに勝利した涼矢(写真左)が、
INNOVATIONウェルター級王者、梅田勇一の引退による返上を受け、
ランキング1位として同2位の櫻井博(写真右)と王座決定戦を行うこととなった。
舞台は、涼矢の地元、レキオバトル名護興行。
特別に今回、INNOVATIONの認定興行となった次第だ。
この試合成立には、ひとかたならぬドラマがある。
やや長文となるが、ここは当リリース執筆兼当興行プロモーターの大島健太目線で表現。
今年1月21日の午後早く、大島携帯に多田ジムの市村大輔副会長から着信。
「すみません、うちのマサキが3月3日の試合に出れなくなりました」と。
この日の夜、大阪市立平野区民ホールで開催されるINNOVATION認定興行「KAKUMEI KICKBOXING」で
マッチアップされていたマサキ×ナオキ・プゥアンタオムエタイ(タイキック宇治)の試合前にである。
この試合でマサキに怪我がなければ、3月3日、名護市民会館で開催の「レキオバトル名護7(略称)」で、
涼矢×マサキが予定されていただけに大島は「ナオキ戦前に何故?」と語気を荒げざるを得なかった。
その回答は「マサキは今朝亡くなりました」だった。
死因は定かでない。
しかし、過度の減量によるか……これもリング禍の一種、闘いへの殉職。
この流れで3月3日、レキオバトルのメインは、涼矢×ナオキとなり、
涼矢は、戦前の優勢予想虚しく、1ラウンド100秒、狙いすました肘打ちでTKO負けの番狂わせを献上した。
そこから3か月、6月9日、コミュニティプラザ平野で開催の「KAKUMEI KICKBOXING」で、
櫻井博×ナオキ・プゥアンタオムエタイが決行。
元INNOVATIONウェルター級1位、43歳の櫻井が約9年もの年月を経て復帰。
そこには、深い想いが込められていた。
参照(櫻井のナオキ戦前インタビュー)
マサキのナオキ対策。
同身長の大先輩、櫻井が付き添ってパートナーを務めていたという。
流れてしまった試合のケジメ……と安易に論ずるに余りある重みがある。
試合は、当然、ナオキ優勢予想ながら拮抗した内容となる。
序盤1、2ラウンドでペースを掴んでいたナオキが最終回3ラウンドで櫻井に猛追随され、
判定結果は、櫻井に1ポイントついての1-0ドロー。
この復帰により櫻井は、INNOVATIONウェルター級2位に返り咲いた。
そこで王者・梅田の引退。
当然のランク1位と2位によるチャンピオンシップがこの9月1日となったわけだ。
前記動画インタビューで言葉少なげながらマサキへの想いを語る櫻井。
その身体は見事に作り込まれており、ナオキの指導者、山田秀行タイキック宇治会長は、
「櫻井選手はスタミナが凄かった」と語った。
その気持ちは、推して知るべし、肉体言語として説得力十分。
そんな櫻井サイドからレキオバトル事務局に届いた最初のプロフィール、
リングネームは「ラストサクライ」とあった。
その後、本名に改変希望があったが、映画「ラストサムライ」の語呂合わせだけではなく、
この試合に懸ける櫻井と多田ジムの心意気が伝わる。
フルコンタクト空手時代、二度の全日本2位となり、その覇を“人獣”中村寛と争い、
MMAを山本KID徳郁、山本美憂に指導され、INNOVATIONウェルター級1位となった28歳の涼矢。
厚い背景があろうと戦前予想は、またも櫻井不利となることは必然。
だがしかし、エボリューションムエタイジム陣営は、そうは見ていない。
猪突猛進の涼矢に対し、
肘打ちあり、首相撲無制限の純キックボクシングルールに長けた櫻井のキャリア。
前試合やコンディショニングから窺える強スタミナ。
何より重きハート。
沖縄やんばる(北部)、ホームタウンでのタイトルマッチは、過分な行幸にしても、
涼矢は、心してかからなければならない。
右フックや下段蹴り、上段蹴り、空手系の大技など一撃必倒を狙う涼矢が、初の5回戦。
平成時代、“ムエタイゴリラ”T-98などと純キックを闘い抜いてきた櫻井の矜持。
8回目の開催で初となるタイトルマッチは、魅力に溢れたメインイベントとなった。
参照(涼矢×チェ・ミンス)
参照(櫻井×ナオキ)
見所解説2 レオナ・ペタス再来沖、砂辺光久と何やら?
第5回のレキオバトルから3連続毎回参戦し、代名詞“石の拳”ならぬ“レキオバトル・アンバサダー”と化している
K-1スーパーフェザー級王者、レオナ・ペタスがまたも当然の登場。
相手は、またも沖縄の英雄“パンクラス三冠王”砂辺光久とのエキジビジョンマッチ。
もはやレキオバトルに欠かせないこの組み合わせは、プロレスラーでもある砂辺と
経験豊富な和田良覚レフェリーの三つ巴で常に場内を爆笑喝采に包んできた。
このプロ三人が“いつもの味”のみでこの機会をこなすわけもなし。
ライブだからこそ楽しめる、自信ありの逸品を逼迫したメインイベント前にご堪能いただきたい。
しばらく試合から遠ざかっているレオナは、SNSで盛んに自己情報発信しているが、
このリング上で何か語ることがあるやも?
見所解説3 アマ日本王者対決、翔龍×武寛
地元選手の翔龍と静岡から乗り込む武寛は、プロ新人戦ではあるが、
共にINNOVATIONに関連するアマ大会「SMASHERS(日本アマチュアキックボクシング連盟)」認定の
58kg級、2021年王者(翔龍)と2023年王者(武寛)のチャンピオン対決というヴァリューある一戦。
K-SPIRTジュニア王座など沖縄タイトルを獲得しつつ、
小中学生時代は、沖縄トップアマとして鳴らし、高校時代は、ボクシングに挑戦。
県大会優勝など数々の実績を上げた翔龍は、強打を誇るパンチャーでプロ向き。
元全日本フェザー級王者の名選手、遠藤慎介を父に持ち、所属ジムとは別に
実家がキックボクシングジム(真弘館)という武寛。
更には、指導者でありジム会長は、メインの王座決定戦で争われるベルトを最近まで巻いていた
前INNOVATIONウェルター級王者、梅田勇一。
負けられない翔龍は、なかなかの大敵を迎撃しなくてはならなくなった。