村田夏南子が米国女子大会インヴィクタと契約「これからはアメリカに拠点を移して、世界最強の舞台を目指します!(村田)」
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RIZINで活躍してきた村田夏南子(フリー)が米国の女子MMA大会「インヴィクタ(Invicta)FC」と契約した。インヴィクタの公式サイトで30日(現地時間)に発表され、RIZINの試合が無い時にインヴィクタに出場することが書かれている。インヴィクタでの初戦は未定。インヴィクタは女子だけのMMA大会では世界で最も選手層が厚く、UFCにも多数選手を輩出しており、RIZINに参戦中の浜崎朱加がアトム級王座を過去に獲得している。
RIZINからは村田のコメントが届いており「2年ぶりの海外での試合となりますが、これを機にこれからはアメリカに拠点を移して、世界最強の舞台を目指します!応援し続けてくださる日本のファンのみなさんに強くなった村田夏南子をお見せしたいと思います」と話し、将来的には「世界最強の舞台」=UFCを目指すことを表明している。(写真は16年7月のシュートボクシングGirls S-cupのRIZIN提供マッチで勝利した際の村田)
◆村田夏南子 RIZIN公式プロフィール
1993年8月10日生/156cm/53.0kg/愛媛県出身/フリー
アマチュアレスリングでは、将来を嘱望される選手のみが選出されるJOCネクストシンボルアスリートにも選ばれた実績を持つ。幼少期より柔道を学び小学校で全国3位になる。
高校時代に北京オリンピックで活躍する吉田沙保里に憧れレスリングへ転向。ジュニアクイーンズカップ、ジュニアオリンピック、全国高校女子選手権を09年から3連覇。11年12月の全日本選手権では、吉田沙保里から序盤にポイントを奪い勝利目前まで行くも最後は逆転負け。しかし、最強女王をあと一歩のところまで追い詰め関係者・観客の度肝を抜いた。12年には国際大会、アジア選手権で優勝。同年末には吉田が欠場した全日本選手権で初優勝を果たした。
その後、レスリングからプロ格闘家への転身を決意。15年大晦日のRIZIN旗揚げ戦でリング上から決意表明を行った。まさにRIZINの誕生と同時に産声をあげた「RIZINの仔」が村田だ。そして16年4月に行なわれたRIZIN.1でMMAデビュー。その後、アメリカのKOTC、GirlsS-cup、RIZIN.2にも参戦し次々と勝利を収めた。しかし同年末に、経験・実績に勝る中井りんに挑むも、完敗。プロ初黒星を喫した。再起を誓い、17年は7月のパンクラス、9月のDEEPへ参戦し2連勝を飾り復活の狼煙を上げたが、試合中の怪我により約半年の長期離脱を余儀なくされた。
その後、アメリカへ武者修行に行くなど強さに磨きをかけ、約1年半振りの参戦となった今年5月のRIZIN.10ではランチャーナ・グリーン相手にアナコンダ・チョークを極め、初めての一本勝ちを収める。その後も再びアメリカで合宿を行い、8月の名古屋大会にも参戦を果たすと、元UFCファイターのアンジェラ・マガーナ相手に女子総合格闘技史上初めてとなるヴァンフルーチョークで一本勝ちし、MMAファイターとしての著しい成長を見せた。MMA戦績8勝1敗。