RIZIN 2.24 佐賀 SAGAアリーナ:ヴガール・ケラモフ&浜崎朱加が欠場。摩嶋一整の相手は今成正和に変更。浜崎と同門の大島沙緒里がクレア・ロペスと対戦
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RIZIN LANDMARK 8 in SAGA(2月24日(土)佐賀・SAGAアリーナ)に出場予定だったヴガール・ケラモフ、トゥラル・ラギモフが、アゼルバイジャンから出国許可が下りず欠場する。
ケラモフと戦う予定だった摩嶋一整の対戦相手は今成正和に変更となった。ラギモフと戦う予定だった田中半蔵も右腓腹筋損傷で全治4週間と診断され欠場し、代替カードは組まれない。
また、浜崎朱加も左尺骨骨幹部骨折で全治5か月と診断され欠場し、クレア・ロペスの相手は大島沙緒里に変更となった。
ケラモフは昨年7月のRIZINフェザー級王座決定戦で朝倉未来を1R裸絞めで仕留めて王者となり、11月のアゼルバイジャン大会で初防衛戦を行ったが、鈴木千裕の下からの蹴り上げとパンチの連打により、わずか88秒でKOされ、ベルトを失った。ケラモフは2月24日の佐賀大会で再起戦を予定していたが、欠場することになり、今成が代役となった。
RIZINの榊原信行CEOは、佐賀大会8日前の16日、Youtube RIZINチャンネルで生配信を行った。ケラモフとラギモフの欠場について榊原氏は「昨年のアゼルバイジャン大会の公開計量の際に、ケラモフ含めたチームのメンバーがトラブルに巻き込まれました。ケラモフのチームとトラブルになった人との間で和解が成立しましたが、和解の最終的な手続きが完了するまで出国は認めないということが、最終的なアゼルバイジャン政府の結論ということになってしまいました。我々も関係各所に働きかけ、最後の最後まで手を尽くしましたが、残念ながら断念せざるを得ないという状況に至りました。日々状況が変わる中でバックアップの選手は割と早い段階で準備を進めていました。今成選手には早いタイミングでやると意思表示をしてもらいました。最終的にケラモフが来れた時には今成の試合がなくなるかもしれないという状況の中で準備を進めてもらいました。ラギモフ選手の代替選手として、階級が下ですけどアラン・ヒロ・ヤマニハ選手を用意していましたが、田中半蔵選手が今度は怪我をしてしまいました。半蔵選手の怪我は右腓腹筋損傷、いわゆる右ふくらはぎの肉離れで全治4週間です。最終的にラギモフと半蔵の両選手が出れないということになってしまったので、スタンバイしてもらったアラン選手には申し訳ないんですが、今回の試合は無しにしました。アラン選手は今後のRIZINの2024年シーズンの中で試合の方を組んでいく機会を作らせていただけたらと思っております」「たぶんケラコフは3月下旬には出国も認められてくると思うので、4月の以降の大会で、早いタイミングで試合を組んであげたい」と説明した。
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
摩嶋一整[かずまさ](毛利道場/元Rebel FCフェザー級王者)
今成正和(今成柔術/元DEEPフェザー級&バンタム級王者、元Cage Rageフェザー級王者)
摩嶋は修斗・パンクラス・海外の試合で6連続一本勝ちの後、20年8月にRIZINに初登場したが、斎藤裕に2R TKO負け。その後もクレベル・コイケに三角絞めで一本負け、金原正徳に3R TKO負けし3連敗を喫したが、昨年5月に芦田崇宏に1R終盤ヴォンフルーチョークを極めてRIZIN初勝利をあげた。だが9月の埼玉大会では、横山武司の寝技を封じ判定勝ちしたが、摩嶋がフェザー級リミットの66kgを0.2kgオーバーした。
今成は2月10日に48歳になったベテラン。22年11月のRIZIN LANDMARKで鈴木千裕と対戦し、再戦足関を狙ったが極められず判定負けし、それ以来1年3か月ぶりのMMAの試合となる。元々その時、摩嶋と戦う予定だったが、摩嶋が左肘関節内側側副靭帯を損傷したため欠場し、大会5日前に千裕に相手が変わっていた。
摩嶋と今成の談話がRIZINから届いている。
◆摩嶋
まず、ケラモフ選手の欠場についてはとても残念な気持ちで、楽しみにしてくれていたファンの皆さんに申し訳なく思っています。しかし自分は相手が誰になろうと戦える準備をしてきました。カードが変更になっても皆さんの前で良い試合をお見せしますので是非楽しみにしていて下さい。そして急遽にも関わらず試合を受けて下さった今成選手に感謝致します。今成選手とは過去に対戦する予定もありましたし、レジェンド選手として尊敬しています。敬意を持ってきっちり極めて、自分のグラップリング技術の成長に繋げたいと思います。応援よろしくお願いします!
◆今成
どうも、今成です。急遽声がかかって、試合をすることにしました。このタイミングで声がかかったのは、きっと「足つぼ最強トーナメント」に優勝したからだと思います。王者の名に恥じない試合をしたいと思います。(※編集部注:「足つぼ最強トーナメント」は今成が出演した2月7日のTBS「水曜日のダウンタウン」での企画)
MMA 女子スーパーアトム級(49kg) 5分3R
大島沙緒里(AACC/DEEP女子ミクロ級(44kg)王者、元DEEP JEWELSアトム級(47.6kg)王者)
クレア・ロペス(フランス/グレートブリテン・トップチーム)
ロペスは昨年4月の代々木大会でRIZINに初登場すると、RENAに変形の膝十字固めで一本勝ち。7月の超RIZIN.2では伊澤の女子スーパーアトム級王座に挑戦したが1R開始早々のギロチンで一本負けした。
2月の佐賀大会では、ロペスと元同級王者・浜崎朱加の試合が組まれたが、浜崎が左尺骨骨幹部骨折で全治5か月と診断され欠場することになった。浜崎は22年9月のパク・シウ戦で判定負けすると共に、左腕を骨折し、療養を経て約1年半の復帰戦の予定だった。
大島はRIZINで浅倉カンナ、山本美憂に勝ったことがあり、昨年6月の札幌大会でソルトに一本勝ちしRIZIN 3戦全勝。だが9月のDEEPで韓国BLACK COMBAT女子アトム級王者のパク・シユンに判定負けし、DEEP JEWELSアトム級王座から陥落した。急きょ再起戦であり今後の躍進に向けて大事な一戦が、先輩の浜崎の欠場により舞い込んできた。
浜崎、大島、ロペス談話がRIZINから届いている。
◆浜崎
やっと怪我からの復帰で試合ができることをとても楽しみにしてましたが、練習中に怪我をしてしまいました。RIZIN関係者の方々、そして何より対戦相手のクレアロペス選手、試合を楽しみにしてくださっていたファンの皆さん申し訳ありません。しっかりと怪我を治して、次こそ完全復活できるように頑張ります!より強くなって戻って来ますので待っていてもらえたら嬉しいです!代わりにチームメイトの大島が戦ってくれることになりました。大暴れしてくれる思うので楽しみにしてください。
◆大島
AACC所属の大島沙緒里です。1週間前に出場する事が決まりました。浜崎選手の復帰をたくさんの方が待っていたのも事実ですし、私は朱加さんの代わりにはなれないですが、この試合は私の今後を左右する大事な試合です。必ず勝ちます。
◆ロペス
『試合が無くなるかもしれない』というストレスから解放してくれたRIZINの関係者の方々、そして試合を受けてくれた大島選手に大変感謝します。浜崎選手とは一度戦ってみたかったので怪我が早く治るよう願っています。大島選手は日本国内の現役王者なので良い試合をして、試合に勝ってRIZINのベルトを目指すモチベーションは変わりません。
また、オープニングファイト MMA 60kg契約でRYOGA(フリー)と対戦予定だった持田哲兵(MMA Rangers Gym)も怪我で欠場し、堺龍平(MMA RANGERS GYM)がRYOGAと対戦する。
対戦カード
メインイベント MMA ライト級(71kg) 5分3R
ルイス・グスタボ(ブラジル/エヴォルサオ・タイ)
堀江圭功[よしのり](ALLIANCE)
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
摩嶋一整[かずまさ](毛利道場/元Rebel FCフェザー級王者)
今成正和(今成柔術/元DEEPフェザー級&バンタム級王者、元Cage Rageフェザー級王者)
MMA 女子スーパーアトム級(49kg) 5分3R
大島沙緒里(AACC/DEEP女子ミクロ級(44kg)王者、元DEEP JEWELSアトム級(47.6kg)王者)
クレア・ロペス(フランス/グレートブリテン・トップチーム)
MMA ライト級(71kg) 5分3R
矢地祐介(フリー/元修斗環太平洋&PFCフェザー級王者)
白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
芦田崇宏(BRAVE/元DEEPフェザー級王者)
鈴木博昭(BELLWOOD GYM/元シュートボクシング世界スーパーライト級(65kg)王者)
MMA バンタム級(61kg) 5分3R
瀧澤謙太(Fired Up Gym)
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
MMA フライ級(57kg) 5分3R
伊藤裕樹(ネックス)
上田将年[まさとし](G-face/TEAM緒方道場)
MMA ウェルター級(77kg) 5分3R
阿部大治(フリー/元DEEP&パンクラス・ウェルター級王者、元J-NETWORKライトヘビー級(79.38kg)王者)
押忍マン洸汰(DESTINY JIU-JITSU/パンクラス・ウェルター級3位)
キック 58kg契約(フェザー級相当) 3分3R
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/ISKA世界スーパーフェザー級王者)
冨永武聖[たけきよ](SBHキックボクシングジム)
【オープニングマッチ】
MMA 60kg契約 5分2R
RYOGA(フリー)
堺 龍平(MMA RANGERS GYM)
MMA バンタム級(61kg) 5分2R
八尋大輝(ニコニコファイトクラブ)
荒木雄登(LIBRE)
キック 62.5kg契約(ライト級相当) 3分3R
REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPANライト級王者、KOSスーパーフェザー級王者)
古村匡平[きょうへい](FURUMURA-GYM/大和ムエタイ・スーパーライト級王者)
キック 62.5kg契約(ライト級相当) 3分3R
般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺/元GLADIATOR武士道キック・フェザー級王者)
力斗(TEAM PREPARED/元大和フェザー級王者)
キック 53kg契約(バンタム級相当) 3分3R
石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKBフライ級王者)
片島聡志(Kick Life/元WPMF世界&日本スーパーフライ級王者)
※キックルールは肘無し、つかんでからの攻撃は1回有効
概要
大会名 RIZIN LANDMARK 8 in SAGA
日時 2024年2月24日(土)開場・12:00 オープニングファイト開始・12:30 本戦開始・14:00 終了・20:00~21:00(予定)
会場 佐賀 SAGAアリーナ(佐賀県佐賀市日の出2-1-10/JR佐賀駅から徒歩約15分またはバス) [HP]
中継 ABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 Club、RIZIN LIVE(前売5,000円/当日5,500円/アーカイブ3,300円)、スカパー (5,000円)
チケット料金 VVIP席 330,000円 VIP席 110,000円 SRS席 27,500円 S席 16,500円 A席 9,900円 ※1歳よりチケットが必要
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/