Krush 8.18 名古屋国際会議場:KANA、防衛に向け手応え「試合までの準備期間の精度が上がってきている」。野杁正明、体重アップし「全然今の方が良い」
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Krush.92 ~in NAGOYA~(8月18日(土) 名古屋国際会議場イベントホール)の公式計量と記者会見が17日、アイリス愛知で行われた。その模様を伝える記事がK-1 JAPAN GROUPから届いた。そのうちラスト3試合のコメントを掲載する。(写真 (C)Good Loser)
女子フライ級王者KANAと挑戦者リュウ・シーベイが睨み合いで火花を散らす!「ガンガン来てくれそうなので試合が楽しみ。プレッシャーをエネルギーに変えて爆発する」(KANA)
「男子にひけをとらない迫力のある試合を見せる」(シーベイ)
今年の名古屋大会を締めるのは女子フライ級タイトルマッチ。第4代王者KANAが2度目の防衛戦で中国のリュウ・シーベイを迎え撃つ一戦だ。公式計量ではKANAがリミットちょうどの50.0kg、シーベイが200gアンダーの49.8kgでパスし、調印式・記者会見に出席した。
両者は計量後の写真撮影、そして記者会見時の写真撮影でもフェイス・トゥ・フェイスの睨み合いを展開。互いに「シーベイ選手は表情も良くて気持ちも強そう。ガンガン来てくれそうなので試合が楽しみです」(KANA)、「相手と睨み合ったからといって特に緊張はない。試合は試合なのできっちり結果を残します」(シーベイ)と気合い十分に語る。
今回の防衛戦に向けてイギリスのDouble K Gymで約一カ月間の武者修行を行ったKANAは「試合までの準備期間の精度が上がってきているので、日常の積み重ねの精度が一つでも出ればベストです。今回はイギリスで一カ月、日本に戻ってきて一カ月。今までと違う準備期間でしたが、練習で変わった部分もあるし、それをしっかりリングで出せればいいなと思います」と自らの変化に自信。
「去年の名古屋大会にはKrushのベルトを持って帰ることが出来ませんでしたが、今年はチャンピオンとして名古屋大会のリングに立てることをうれしく思います。野杁(正明)選手や大和(哲也)選手から良いプレッシャーが来ると思いますが、それをエネルギーに変えて爆発したい」と王者としてメインイベンターを任された想いを語り「明日は自信と感謝の気持ちを持ってリングに上がります。見ている人たちにエネルギーを与えられるような試合をしますので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
一方のシーベイもKrush初参戦を前に「今回は初めて日本に来て、Krushに出場できることをうれしく思っています。私は蹴りが得意なので蹴りを見せたいです」と蹴撃を予告。タイトル挑戦についても「タイトルマッチなので盛り上がる試合・エキサイティングな試合を見せたいと思います。女子の試合ですが男子に引けをとらない迫力のある試合をお見せします」と闘志を燃やした。
会見に同席した佐藤嘉洋・実行委員長は「KANA選手は去年の名古屋大会ではフランスの選手に豪快なKO勝ちをして、女子フライ級王者という肩書きはありますが、女子の枠を外してもいいくらいの選手です。女子格闘技の選手は女子の中の格闘技という枠で見られがちですが、KANA選手は男子と一緒に戦っていてもそん色のない、僕が今まで見てきた女子格闘家の中でトップクラスの選手です。初めてKANA選手の試合を見る人にも、説得力のある動きをしてくれると思います。またシーベイ選手も今は大人しい印象ですが、明日は髪を編み込んでかなりいかつい髪型になるということなので、ぜひ注目していただきたいと思います」と2人の試合に期待を寄せた。
7年連続7度目の開催となる名古屋大会。王者KANAが昨年に続く豪快なKO勝利で大会を締めくくるか? それとも挑戦者シーベイがKrushのベルトを中国に持って帰るか?
野杁正明、ウェルター級転向に向けてコンディションは万全!
「明日はさらに進化した野杁正明をお見せします」
ヤン・ハオドン「自分から前に出て勝負する」
明日のセミファイナルには地元・名古屋出身のK-1スーパー・ライト級(-65kg)王者・野杁正明が出陣だ。今回はウェルター級(-67.5kg)転向を見据えた-67kg契約で中国・英雄伝説からの刺客・ヤン・ハオドンと対戦する。
ウェルター級への試金石となる一戦を前に野杁は「今回から階級アップということで大事な一戦ですし、ウェルター級でもやっていけるぞという姿を見せたい。ぜひ楽しみにしててください」と挨拶。「(計量直後で)声は相変わらず出ないですけど、ここまで来るのにもリカバリーもコンディションも全然今の方が良い。これからしっかり回復して、僕自身も試合当日のコンディションが凄く楽しみです」と減量苦から開放されてコンディションも万全の様子だ。
「名古屋Krushは毎年僕の中で去年より進化した姿を見せるというテーマがあります。明日の名古屋Krushではさらに進化した野杁正明をお見せすることを約束します」と地元・名古屋での凱旋試合への意気込みを語ると、「お客さんが見たいのはKO。去年の日本vs世界の対抗戦は3戦3勝3KOで日本が勝って、僕がメインで良い緊張感とプレッシャーを与えてもらいました。今回は哲也くんから始まって、KOでしっかりつないでもらって、僕もKOして良いプレッシャーをメインのKANAちゃんにつなげたいです。明日もしっかり3戦3勝3KOで終わらせるんで楽しみにしててください」とファンにメッセージを送った。
一方のハオドンは「今回は中国『英雄伝説』チームを代表してやってきた。日本に来ることができて非常に光栄だと思う」と挨拶し「日本の選手はアグレッシブで前に出てくるし、ファンもそういう試合が好きだと知っている。明日は自分から前に出て勝負出来るような試合をお見せしたい」と激闘を約束する。
会見に同席した佐藤嘉洋・実行委員長からハオドンに「野杁正明は中国でも名前が挙がる選手。その野杁正明のことはどう評価している?」と質問が飛び「自分自身、旧K-1時代からずっと試合を見てきて、魔裟斗さんや佐藤嘉洋さんの試合を見て育った世代。その時代から活躍している野杁選手も日本でトップのファイターで、日本だけでなく中国で好まれるスタイルを持っているファイターだと思っている」と敬意を表した。
ウェルター級を見据える野杁が新たなファイトスタイルで進化した姿を名古屋で披露するのか? それともハオドンがアグレッシブファイトで野杁の牙城を崩すのか?
大和哲也、半年ぶりの復帰戦で完全復活を誓う!
「強い大和哲也が帰ってきたことを見せる」
中国・英雄伝説アジア王者ツイ・ジェンホイは真っ向勝負を予告
第5試合には2年連続の出場となる地元・名古屋の大和哲也が登場。今回は3月の「K’FESTA.1」で野杁正明にKO負けを喫して以来の復帰戦で、2017英雄伝説アジアチャンピオンシップ64kg級王者のツイ・ジェンホイを迎え撃つ。
会見では「愛を知る県、愛知県の日本を元気にするファイター大和哲也です。ツイ・ジェンホイ選手も凄く良いファイターだと思っているので、明日は本当に良い試合になると思います」とお馴染みのフレーズと共に挨拶した大和。
公開練習では原点回帰のトレーニングで新たな発見があったと語っていたが「今回は名古屋ということで、東京の試合では計量の日に移動があったりするのですが、調整の方もストレスなく最後の水抜きも今日の午前中にやれました。今回で57戦目なんですけど、また色々と調整方法など自分なりに勉強になることがありました。まだ試合はしてないですけど、良い感じで調整も出来て既に収穫があったなと思います」とコンディション作りにおいても新たな発見があったことを明かした。
そのうえで大和は「前回の敗戦からの復帰戦になるんで、強い大和哲也が帰ってきたというところを見せられるように、明日はしっかりいいパフォーマンスを出したい」と力強く復活を宣言。
「今日の会見にも遠方から来られている方もいらっしゃると思いますし、せっかく名古屋に来られたので、まずは名古屋を満喫して帰っていただきたいと思います。名古屋名物だったり色んなものを食べて飲んで楽しんでいただいて、最後に明日の試合を見て楽しんで帰ってもらえるように。僕自身としては後半3試合が日本vs中国になるので、先鋒戦としてしっかり勝って次につなげたいなと思ってます」とご当地選手ならではのメッセージをファンに送った。
対するジェンホイは「自分ではパンチが強い選手だと思っているので、アグレッシブに前に出て、相手を攻める姿勢を皆さんに見ていただきたい」とパンチでの真っ向勝負を予告。「アグレッシブに攻めて、見ているファンの期待を裏切らない試合をする」と大和との打ち合いも望むところだ。
原点回帰の大和が地元・名古屋で復活の狼煙を上げるのか? それともジェンホイが宣言通りの真っ向勝負で大和を破壊するか?
対戦カード
第7試合 メインイベント Krush女子フライ級(50kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)※K-1ジム・シルバーウルフから所属先表記変更 ※2度目の防衛戦
リュウ・シーベイ[Liu Shibei](中国/重慶市虎賁搏撃クラブ/CFP/挑戦者)
第6試合 セミファイナル 67kg契約 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM EBISU FREE HAWK/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)王者)
ヤン・ハオドン[Yang Haodong](中国/福建闘士搏撃クラブ/CFP)
第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント’10優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
ツイ・ジェンホイ[Cui Jianhui](中国/福建闘士搏撃クラブ/CFP)
特別試合 2分3R
平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2014 -65kg優勝)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園2017 -65kg優勝)
~休憩(10分を予定)~
Krushスペシャルトークマッチ 3分3R 城戸康裕 vs. 皇治(1R)、篠原悠人(2R)、武尊(3R)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
山本真弘(N.F.T.T./元IT’S SHOWTIME世界-61kg級王者、Krushライト級GP2009優勝、元全日本フェザー級王者)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
泰斗(チーム泰斗)
川崎真一朗(月心会ラスカルジム)
第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
山脇魁斗(隆拳塾)
第1試合 57kg契約 3分3R(延長1R)
倉崎昌史(GET OVER)
KAZUNORI(Team Nomads) ※稼頭徳 改め。JTクラブジムから所属変更
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
TETSU(月心会チーム侍)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
齋藤祐斗(JK TRIBE)
山口 将(STRIKEs GYM/3POUND)
概要
大会名 Krush.92 ~in NAGOYA~
日程 2018年8月18日(土) 開場・15:00 プレリミナリーファイト開始・15:10 本戦開始・16:00
会場 名古屋国際会議場イベントホール
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(8月29日(水)18:00~22:30)
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円 ※当日座席券は各500円アップ。14時より販売 ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 公武堂 グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/