[修斗] 3.16 後楽園：BJ、漆谷攻略に自信。ルミナのテーマは「エコ」

サステイン "プロ修斗公式戦" 2007年3月16日(金) 後楽園ホール　　【→カード＆チケット】　　[→掲示板]

▼ (3/15 up) 前日計量が6時より東京・赤坂の修斗コミッション本局にて行われ、全選手がパスした。イヴァン・ムッサルドのみ1回目にミドル級の76kgを200gオーバーしたが、30分後の2回目に75.9kgを記録し、難なくパスした。

　メインイベントで世界バンタム級王座を賭けて争うBJ（王者）と漆谷康宏（挑戦者/1位）はジャストの56kgでクリアした。
　短いスパンで防衛戦を行うBJは、ベルトを賭けることに特別な気負いは無く「返還した時点で僕も挑戦者」と話す。漆谷については「僕はマモル選手とやって、打撃に自信が持てた。前回戦った時と違う展開になる」と自信。「漆谷選手は出てこないと勝てない」「出てこないとしても攻略する方法も練習してきた」と話し、対策は十分なようだ。「ルミナさんの試合がメインのほうが良かったと言われないよう頑張る。軽い階級も面白いと言われたい」とも語り、内容を伴った防衛をするつもりだ。
　挑戦者の漆谷は「前回の王座戦の時は2ヶ月前からピリピリしていたけど、今回はいい意味で緊張感が無い。楽しんでやりたい」とコメント。休場中に新しく始めた練習が「無茶苦茶あります」とのことで、今回は「失神KOさせる」と宣言。新しい漆谷が見られるか注目だ。

　セミで13ヶ月ぶりの試合をする佐藤ルミナと、対戦相手のアウグスト・フロタは65.0kgジャストでクリア。フロタについてルミナは「2試合しか見ていない」と情報不足に困惑するが、「飛び膝で奇襲した試合も見たので、それも想定する」と警戒した。
　さらにルミナは「ニュースタイルの戦い方を見せたい。テーマは『エコ』。ハイブリッド車みたいな戦い方をする」と気になるコメント。省エネという意味なのか、それとも今までのスタイルと新しいスタイルの混合という意味なのか。真相はゴングが鳴るまでのお楽しみだ。

　当日券は16時より販売。大会の模様はサムライTVにて当日22時〜25時に放映される。（井原芳徳）

試合順発表。メインはBJ×漆谷、セミはルミナ戦

▼ (3/5 up) 後楽園大会の試合順が下記一覧のとおりに決まった。メインは 修斗世界バンタム級王者・BJと、1位の漆谷康宏によるタイトルマッチ、セミは佐藤ルミナの試合となっている。

AKIが新人王1回戦不戦勝。新美、スイス人と対戦

▼ (3/1 up) 新人王決定トーナメント・フェザー級1回戦・AKI（PUREBRED京都） vs. 蜉蝣（和術慧舟會東京本部）が、蜉蝣の負傷欠場により中止となった。柴は一回戦を不戦勝、二回戦進出となる。蜉蝣は調整中に負傷し、右第二趾骨折全治4週間と診断された。
　ミドル級2R・新美吉太郎（津田沼道場） vs. イワン・ムッサルド［Ivan Mussardo］（スイス）が追加された。ムッサルドはルミナと対戦するアウグスト・フロタと同門。修斗7戦6勝(5一本)1敗と好戦績を残している。

徳久欠場で柴がウェルター級新人王1回戦不戦勝

▼ (2/27 up) 新人王決定トーナメント・ウェルター級1回戦・柴博（PUREBRED京都） vs. 徳久宜生（マッハ道場）が、徳久の負傷欠場により中止となった。柴は一回戦を不戦勝、二回戦進出となる。徳久は調整中に膝を負傷し、左膝後十字靱帯断裂 全治９ヶ月と診断された。
　

BJ、わずか5か月で防衛戦。ルミナは欧州2位と

▼ (2/19 up) 修斗世界バンタム級王者・BJが、1位の漆谷康宏相手に初防衛戦を行うことが決まった。ライト級2試合・佐藤ルミナ（世界2位） vs. アウグスト・フロタ（スイス／欧州2位）、門脇英基（環太平洋8位） vs. ウィッキー聡生（環太平洋10位・06年新人王MVP）も追加された。いずれも17日のパシフィコ横浜大会で発表され、公開調印式も行われた。
　BJは昨年10月の横浜大会でマモルを下し王座を獲得後、わずか5か月で防衛戦を行う。1年の防衛期限ギリギリまで王座戦をやらない選手が多い中、「リスキーな方が自分も楽しいし勉強になる」と大会パンフのインタビューで話すBJ。しかも怪我が無ければ今年は全ての後楽園大会に出ると表明しており、王者になっても攻めの姿勢は崩さない。
　漆谷は03年12月のマモル戦以来となるタイトルマッチ。BJとは05年の9月に引分けている。
　漆谷は「3年間挑戦を待ったので、この機会を…」と言った後、「とりあえず頑張ります」と話し、思いのたけを全て試合にぶつける姿勢を示した。BJは「僕は相手とかを気にしないタイプ。自分を出し切りたい。漆谷選手は凄く上手い選手。相手に不足はない」と抱負を語った。

ルミナ「残り数少ない試合なんで、ぜひ観に来て下さい」

　ルミナと戦うフロタは2度目の来日。03年11月に大沢ケンジに2R肩固めで敗れているが、シャードッグのデータを見る限りは、以降は5勝1敗と好調のようだ。
　とはいえ日本では無名に近い選手。カード発表時、客席がシーンと静まり返り、ルミナも「正直僕も知らなかった」と苦笑いを浮かべたが、「なめてかからないよう気をつける。さっきの僕の紹介映像のような面白い試合をして、一本かKOで勝ちたい」と話した。
　ルミナの試合出場は昨年2月の代々木大会でのカルバーリョ戦以来。その試合では右膝の怪我で本領発揮とならず完敗し、長い選手生活で初めて長期欠場を余儀なくされた。世界王座を目指す姿勢は崩さないルミナだが「歳的に何十試合もできない。残り数少ない試合なんで、ぜひ観に来て下さい」とファンにメッセージを送った。ラストスパートの第一歩に注目だ。

新人王MVP・ウィッキー、田村に勝った門脇と対戦

　この日は06年新人王表彰式が行われ、ライト級を制したウィッキーがMVPを獲得。12月の新宿大会でウィッキーを僅差で下した田村彰敏は、今回のパシフィコ大会で環太平洋ベルトを獲得しており、ウィッキーの素質が裏付けられる結果となった。今度の対戦相手・門脇英基は05年3月に田村に判定勝ちしている。寝技なら門脇、立ち技ならウィッキーと予想されるが、果たして結末は。（井原芳徳）

フェザー級新人王・上田、環太平洋8位の田澤と対戦

▼ (2/3 up) 昨年のフェザー級新人王・上田将勝（パラエストラ東京）が、ランキング入りを目指し同級環太平洋8位の田澤聡（GUTSMAN・修斗道場）に挑む。上田は国士舘大学レスリング部出身。KIDとも1勝1敗の対戦戦績があり、天皇杯・明治乳業杯にも出場している。コンバットレスリング全日本選手権優勝、アマ修斗全日本＆東日本優勝の成果も残し、プロ修斗では4戦全勝。12月の新宿大会での新人王決勝では三角絞めで一本勝ちをおさめた。田澤はプロ7戦目まで負け無しだったが、11月の大阪大会での岡嵜康悦戦、CAGE FORCEでの山本篤戦でいずれも判定負け。3連敗はなんとか阻止したいところ。
　他にも次の2回戦5試合が決定している。下4試合は各階級の新人王決定トーナメント1回戦として行われる。

　フライ級：室伏シンヤ（SUBMIT静岡） vs. タイガー石井（パラエストラ吉祥寺）
　フェザー級：永本泰章（PUREBRED京都） vs. 蜉蝣（和術慧舟會東京本部）
　フェザー級：田村和也（マッハ道場） vs. 江田皓哉（PUREBRED京都）
　ウェルター級：柴博（PUREBRED京都） vs. 徳久宜生（マッハ道場）
　フライ級：室伏カツヤ（roots） vs. 山本達也（ノースキングスジム）

チケット1/31(水)発売。サムライTVで当日中継

▼ (1/30 up) 修斗3/16後楽園大会の開催概要が発表された。大会名は「BACK TO OUR ROOTS 2」。2/17パシフィコ横浜大会に続くこの大会名の採用で、サステイン主催興行は年間シリーズ名として使用する。
　チケットは1/31(水)より発売。大会の模様はサムライTVにて当日22時〜25時に放映される。

サステイン "プロフェッショナル修斗公式戦 supported by Crymson 〜 BACK TO OUR ROOTS 2 〜"
2007年3月16日(金) 東京・後楽園ホール
認定：インターナショナル修斗コミッション
開場・17:00　開始・18:00


第8試合　メインイベント　修斗世界バンタム級チャンピオンシップ　5分3R
BJ（勝村道場／世界王者）
漆谷康宏（和術慧舟會RJW／世界1位）

第7試合　セミファイナル　ライト級　5分3R
佐藤ルミナ（roots／世界2位・環太平洋5位）
アウグスト・フロタ（スイス／チーム・フロタ／欧州2位）

第6試合　ライト級　5分3R
門脇英基（和術慧舟會東京本部／環太平洋8位）
ウィッキー聡生（シューティングジム横浜／環太平洋10位・06年度新人王MVP）

第5試合　フェザー級　5分3R
田澤　聡（GUTSMAN・修斗道場／環太平洋7位）
上田将勝（パラエストラ東京／06年度新人王）

第4試合　フライ級　5分2R
タイガー石井（パラエストラ吉祥寺）
室伏シンヤ（SUBMIT静岡／06年度新人王）

第試合　ミドル級　5分2R
新美吉太郎（津田沼道場）
イヴァン・ムッサルド（スイス／チーム・フロタ）

第2試合　フライ級（新人王決定トーナメント1回戦）　5分2R
室伏カツヤ（roots）
山本達也（ノースキングスジム）

第1試合　フェザー級（新人王決定トーナメント1回戦）　5分2R
田村和也（マッハ道場）
江田皓哉（PUREBRED京都）


◆チケット料金　
RS席 ￥10,000　SS席 ￥8,000　S席 ￥6,000　A席 ￥5,000
※当日券500円増し。16時より後楽園ホール1F当日券売場にて販売。

◆前売りチケット発売所　（1/31(水)より発売）
イープラス　03-5749-9911　http://eplus.jp/
電子チケットぴあ　0570-02-9977 [Pコード: 594-730]
ローソンチケット　0570-08-4003 [Lコード: 35923]
ＣＮプレイガイド　03-5802-9999
書泉ブックマート　03-3294-0011
フィットネスショップ水道橋店　03-3265-4646
後楽園ホール　03-5800-9999
東京イサミ　03-3352-4083
チケット＆トラベルT-1　03-5275-2778　http://www.t-1.jp/tk/
e-ticket　http://www.e-ticket.net/
エキサイトチケット　http://ticket.exite.co.jp/ (PC&携帯)
KEEL CAFE　03-5725-7338

◆問い合わせ　サステイン　03-5725-7338

Last Update : 03/15 21:52