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Seido-kaikan第2回ウエイト制オープントーナメント 全日本空手道選手権大会2000
(正道会館主催)9月10日 大阪府立体育会館


中量級

参加選手41名。スイス正道会館からはテーフィク・バイラミ(スイス)、タヒール・チェルナイキ(スイス)の参戦。MA日本キックボクシングのウェルター級チャンピオン後藤龍治(士道館)の参戦と注目選手の多い階級となった。(後藤の活躍については別ページに掲載)

本戦出場選手

外岡真徳(総本部)、後藤康広(大分支部)久保秀樹(真盟会館)、石塚一睦(東京本部)、村尾健司(南大阪)、秋田武弘(白蓮会館)、工藤健太郎(東京本部)宇城大介(総本部)

Aブロックはエースの外岡が実力を見せつけ、後藤に対し一本勝ちで勝利した。Bブロックは、テーフィク・バイラミ(スイス)を下し勢いに乗った久保、が石塚も下し勝ち進んだ。Cブロックは、村尾が後藤龍治(士道館)ら他流派を下し、勝ち進んだ。その気の強い組み手は、演武で見せた中川支部長の組み手に通じるものがあった。またDブロックは、工藤(東京本部)と宇城(総本部)の東西対決を工藤が制した。

準決勝

外岡真徳(総本部)vs久保秀樹(真盟会館)

外岡が下段から突き、相手の体制を崩しての上段の蹴りと反撃の隙を与えず主導権を握り勝利した。(写真左上)

判定5−0 外岡真徳(総本部)

村尾健司(南大阪)vs工藤健太郎(東京本部)

村尾の下段の蹴りを中心とした攻めに、徐々に工藤の足が止まった。中川本部長譲りの気合を見せた村尾が決勝へ進んだ。(写真右上)

判定4−0 村尾健司

決勝

外岡真徳(総本部)vs村尾健司(南大阪)

村尾は、下段の蹴りから突き、上段までつなぎ強気の攻めに出る。一方、外岡は、相手の攻撃をかわし、下段に蹴りを集めじわじわと押していく。全体には安定した強い蹴りと、相手を圧倒するパワーで、外岡が村尾を一歩制して判定勝利をもぎ取った。

判定5−0 外岡真徳(総本部)


優勝 外岡真徳(総本部)
準優勝 村尾健司(南大阪)
三位 久保秀樹(真盟会館) 工藤健太郎(東京本部)


記事表紙軽量級中量級軽重量級重量級後藤龍治が参戦大会総評

レポート:仲村直  写真:井田英登

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