(レポ&写真) [ZST] 2.18 ディファ:所KO負け。レミーガKO勝ち
ZST事務局 "ZST.9" 2006年2月18日(土) 東京・ディファ有明
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第7試合 ライト級 5分2R+3分1R ×所 英男(リバーサルジム) ○エリカス・ペトライティス(リトアニア) 2R 4'03" KO (膝蹴り)
寝技勝負に持ち込みたい所だが、「集中力がすぐ切れた」といい、ペトライティスのパンチをもらい続けるうちに失速。タックルを切られ猪木アリ状態となる度にブレイクがかかり、立ち上がるスピードもだんだん落ちて来る。最後はコーナーに詰められパンチと膝の連打を浴び、マットにうずくまったところでレフェリーストップがかかった。
◆所「なぜか集中力がすぐ切れて、ダメなパターンがあからさまに出てしまいました。(調整は?)体は作れてましたけど、気持ちが作れていませんでした。(3月15日のHERO'Sとの連戦はキツくないか?)僕が憧れていたリングスの選手は毎月試合に出ていましたから。毎回顔を出してお客さんを楽しませるのがプロだと思っているんで」
※ZSTの次回大会は5/27(土)ディファ有明にて開催。フェザー級グラップリングトーナメントGT-Fの第2回を実施する。第1回大会優勝の所も出場予定だ。
第6試合 ZST-VTルール ウェルター級 5分2R △ダリウス・スクリアウディス(リトアニア) △小谷直之(ロデオスタイル) 時間切れ
1Rは小谷が2度マウントを奪い、終盤にはヒールホールドを極め攻勢。2Rも小谷がテイクダウンを試みるが、ダリウスは何度もロープをつかみイエローカードをもらう。さらに押し込まれた際、小谷の後頭部にサポーターの外れた肘を直角に落とす反則を犯し再びイエロー。これで小谷は「意識を失いかけた」といい、さらにパンチの連打を浴び失速。3R開始前のドクターチェック時にはリタイアも考えたというが、気力を振り絞り続行する。とはいえダメージは隠しきれず、ダリウスのパンチを何度も浴び続けたまま試合終了。今回も両者の対決は時間切れドローに終わった。
第5試合 フェザー級 5分2R+3分1R ○レミギウス・モリカビュチス(リトアニア) ×稲津 航(U-FILE CAMP 登戸) 1R 1'15" KO (左ストレート)
稲津はレミーガを倒すとマウントからの三角絞めで先手を取る。だが所と寝技を練習するようになったレミーガは腕を引き抜いて脱出。スタンドに戻り右と左のストレートを連続で当て豪快に稲津をKOした。 マイクを持ったレミーガは英語で「魔裟斗と戦いたい。谷川さん、前田さん、お願いします」と、リングサイド最前列に座っていた両氏にアピールした。両選手とも4/5のK-1 MAXの世界一決定トーナメント開幕戦への出場が確定しており、そこでの激突があるか注目が集まる。
第4試合 フェザー級 5分2R+3分1R △勝村周一朗(勝村道場) △小澤健一(パラエストラ八王子) 時間切れ
スタンドでは激しいフックの打ち合い。グラウンドでは勝村が腕十字やアキレス腱固めを狙い小澤が凌ぐ。決着はつかなかったが、ZSTルールが活き、トータルに見せ場の多い好勝負となった。
第3試合 ライト級 5分2R △佐東伸哉(P's LAB東京) △奥出雅之(ゴールドジムサウス東京) 時間切れ
奥出が三角絞めで両ラウンドにチャンスを作る。佐東も2R終盤に右フックを当て奥出を苦しめたが時間切れ。両者のトリッキーな動きに何度も笑いが起こった。
第2試合 バンタム級 5分2R △川名蘭輝(ロデオスタイル) △渡邊将広(マルワ格闘技) 時間切れ
寝技で上下が何度も入れ替わるが、両者とも極めのチャンスが少なく、淡々とした攻防のまま時間切れとなった。
第1試合 ライトヘビー級 5分2R ○鈴木信達(武心塾) ×花田和弘(XXX) 1R 4'01" KO (右アッパー)
花田のタックルを次第に読むようになった鈴木が、右アッパーを合わせてKO勝ちをおさめた。
◆ジェネシスバウト
第5試合 ライト級 5分1R ×太田裕之(チームPOD) ○田中宏茂(ロデオスタイル) 1'33" KO
第4試合 フェザー級 タッグマッチ ○宮下トモヤ&西 哲也(バトラーツB-CLUB) ×清水俊一&清水俊裕(宇留野道場) 0'18" フロントチョークスリーパー (宮下→俊一)
第3試合 ライト級 5分1R ○空閑俊生(バトラーツB-CLUB) ×樋村太郎(RIKI GYM) 2'13" 三角絞め
第2試合 バンタム級 5分1R ○福田正人(勝村道場) ×田丸慶輔(宇留野道場) 2'05" 腕ひしぎ十字固め
第1試合 ウェルター級 5分1R △阿部裕文(チームPOD) △相馬幸生(高田道場) 時間切れ
Last Update : 02/19 01:04
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