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(レポ&写真) [K-1 MAX] 7.7 代々木:魔裟斗、天敵ムエタイに完敗

FEG "エステティックTBC K-1 WORLD MAX 2004 〜世界一決定トーナメント〜"
2004年7月7日(水) 東京・国立代々木競技場第一体育館  観衆:14,819人(超満員札止め)

  レポート:井田英登(第7,6,5,1試合),井原芳徳(他試合) 写真:米山真一
  【→大会前のカード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
  関連記事:魔裟斗×ブアカーオのミスジャッジに角田Pが処分

第7試合 決勝 3分3R(延長2R)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム)
×魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
4R 判定3-0 (御座岡10-9/中川10-9/大成10-9)

3R 判定1-0 (御座岡29-28/中川29-29/大成29-29)
[1R] 御座岡10-9.5/中川10-9.5/大成10-9.5
[2R] 御座岡9-10/中川9.5-10/大成9-10
[3R] 御座岡10-8.5/中川10-9.5/大成10-9.5

 一回戦ナラントンガラグに右目を、そして二回戦はクラウスに左目をと、激闘の傷跡を顔面に刻みながら、傷だらけの王者・魔裟斗はリングに上がった。傷もさることながら、消耗戦の連続で魔裟斗自身の表情にも疲労の色が濃い。
 一方、一回戦のウェイン戦こそ延長にもつれこんだものの、二回戦の小比類巻戦は短くTKOでまとめ、逆に加速した感のあるブアカーオ。両者のコンディションには、戦う前から既にあきらかな格差が見て取られた。

 序盤からミドル、速い大きなフックとペースを確保するべく、積極的に前に出る魔裟斗。だがこの積極性が裏目に出る。ブアカーオは打点の高い前蹴りで魔裟斗の得意なパンチの距離とリズムを殺し、クリンチから膝をボディに突き刺す戦法に出てきたのだ。ミドル、ローにおいてもブアカーオは前蹴りを中心に自分の好きなタイミングでぶち込んでくる。制空権争いにおいては明かにブアカーオのペースとなり、魔裟斗に焦りとも困惑とも取れる余裕の無い表情が覗く。

 旗色が明確にブアカーオに傾いたのは2Rだった。やわらかく延びる前蹴りが顔面にも突き刺さったのだ。ここまでキープして来たフットワークが、この一発でスローダウンする。続いて、ブアカーオのローが足払いになり、魔裟斗の体をマットに転がす。ダウンでこそないものの、明かに魔裟斗の足下は怪しくなって来ている。魔裟斗の左まぶたの上は大きく腫れあがり始め、あれだけ的確だったパンチの精度も下がり気味。左フックからの右ストレートを顎にヒットさせチャンスを掴みかけたのもつかの間、ブアカーオのクリンチに振り回され、流れがつながらない。逆にコーナーに詰められてボディに膝を浴びる魔裟斗の姿に、客席からファンの悲鳴が上がる。一方、ペースを掴んだブアカーオは、着実にミドルと膝でポイントを稼いで行く。

 最終ラウンド、勝負を賭けて飛び出した魔裟斗だが、やはりパンチの精度に欠く。ブアカーオは突貫攻撃のリズムを読み切って、顔面にカウンターの膝を当てる余裕を見せる。前蹴り、膝の連打で魔裟斗をぐらつかせたブアカーオはエンジン全開の様子。顔面に前蹴りをぶち込み、魔裟斗のパンチを受け流しながら、クリンチからのヒザで魔裟斗をもてあそぶ。魔裟斗はダメージの蓄積で、パンチが空を切ったあとの足がふらつくほどの状態になっている。もう限界と言ってもいいだろう。

 試合終了のゴングとともにコーナーに駆け上がったブアカーオと、力なくうつむいた魔裟斗。判定を告げられる前に、既に当事者たちの間には勝負あったの空気があった。しかし、判定は一者ブアカーオ支持に留まり、延長ラウンドへ。“ホームタウン”での判定が邦人選手に傾きがちなのは致し方ない慣習とされているが、明かに疲労の色の濃かった王者・魔裟斗に、さらなる1Rの“苦業”を強いた、この不可解な判定には首をかしげざるを得ない。MAXの明快な競技性の上で、魔裟斗は誇り高い王者としての地位を築いて来たはずであり、彼のこれまでの死闘と築いて来た矜持に泥を塗るような“配慮”は排除してほしかったところだ。

 それでもゴングが鳴れば勝負は続く。魔裟斗は、最後の気力を振り絞ってスピードの乗ったロー、左右のフックを繰り出す。しかし、ドロー判定に露骨に表情をゆがめ、勝利を碓信したブアカーオの戦略は一切変わらない。大振りの魔裟斗のストレートを躱して、首投げでマットに転がしてしまう。既にダメージの蓄積で下半身の踏んばりも効いていないのだろう。四つん這いで立とうとする姿にも、はっきりと疲労の色が刻まれている。ミドルをガードしてもふらふらコーナーにもたれ掛かり、クリンチでも力なく腹に膝の連打を浴びる。ミドルを蹴るブアカーオの力強さとは対象的に、現王者の消耗が際立つ。ラスト1分に至っても、あきらめずパンチ勝負を挑んで行った気迫は感じられたが、そのパンチを笑顔で躱すブアカーオを倒す材料にはならなかった。

 戦前優勝候補の最右翼に挙げられたジョン・ウェインを下し、小比類巻、魔裟斗とMAXを代表する二人の日本人選手を“敵地”で正面から突破したブアカーオの実力は疑うべくも無い。本来、ムエタイの最大の武器である肘を全面禁止され、首相撲も制限されたK-1ルールで戦った事を考えれば、この快挙の素晴らしさはさらに際立つ。これだけの圧倒的な強さを見せたブアカーオは、実はまだ22歳。今後のこの新王者の前途は揚々と言えるだろう。

 一方、敗れた魔裟斗は3年半前のタイ国王生誕記念大会で見せた、ムエタイ攻略の甘さをまたもや露呈した形となった。MAXの三年間は、その雪辱に匹敵する材料だったはずだが、日本・欧州・アメリカと居並ぶ世界の強豪を撃破してきた、魔裟斗の世界戦略はその最終コーナーに至って、再び振り出しのムエタイ選手によって完遂を阻まれた事になる。「完全勝利で二年後には引退」としていた魔裟斗自身の人生設計も、これで大きく軌道修正を余儀なくされたのではないだろうか。

◆ブアカーオ「優勝できてとてもうれしい。魔裟斗に勝って、ムエタイの強さを証明できた。一番キツかったのはウェインとの一回戦だった。彼に勝ってリズムに乗ることができた。準決勝の小比類巻戦は思ったより簡単に勝てた。(優勝賞金1000万円の使い道は?)貯金するよ」
◆谷川プロデューサー「魔裟斗は一回戦、準決勝とバッティングで目の周りを痛めた。蹴り過ぎて足を痛めた。アバラも痛めたらしく、病院に行った。ブアカーオにボロボロにされながらも真っ向勝負に挑む姿には感動しました。目の周りの負傷のせいで、距離感が無かった。ワンマッチならブアカーオは倒せるかもしれないですね。10月大会でやるかは別として、いつか試合は組みますんで、倒して欲しいです。
 コヒはいい意味でも悪い意味でもらしさが出てしまいましたね。特に今年は選手のディフェンス技術が向上していて、KO決着は少なかったんですけど、試合は面白くて見入ってしまいました。
 ミックスルールは面白かったです。須藤選手にもやらせたいですし、K-1ファイターでもあのルールなら対応できると思います」

 

スペシャルマッチ ミックスルール(1,3R:K-1ルール 2,4R:ROMANEXルール) 3分4R
○山本“KID”徳郁(PUREBRED東京)
×安廣一哉(正道会館)
2R 2'40" 腕ひしぎ十字固め


 1Rは修斗のオープンフィンガーグローブを付けた両者がK-1ルールで激突。数度のコンタクトの後、安廣の蹴りがKIDの金的に軽く当たるアクシデントが起こる。再開直後、KIDの左フックに合わせた安廣のカウンターの右フックが炸裂。KIDの左目の下を腫れ上がらせる。KIDは修斗時代、パーリング戦で目の周りを深く切られドクターストップを受けた過去があることから、しきりに状態を気にする。ドクターチェックを受け再開後も安廣のペース。カウンターの右を数度当て、終了間際にも回し蹴りを炸裂させる。KIDは明らかに本調子ではなく、公約の1R決着を果たせないまま2Rに突入することに。

 2Rは修斗グローブを付けた総合ルール。1Rとは違い両者の間合いが遠くなり、距離をうかがう展開から始まる。KIDは軽くフェイントをかけてからタックル。だが「タックルを切る練習をしていた」という安廣は数秒ほどがぶって、自ら引き込んでギロチンチョークへ。これがKIDの首に見事ハマる。「ギロチンの練習はしていない。遊び程度でならやったことありますけど」と語るだけに、足のフックはせず、腕で強引に締め上げるだけのギロチンだったが、即時の判断でこの技を出せるのは、センスが無くては無理だろう。KIDは「半分極まってて、ヤバイところまではいかなかったけど、力入れさせて、疲れさせようと思った」といい、しばらく“極めさせた”後、首を抜いて脱出。上からパンチを落とし、反撃を試みるが、安廣はラウンドで1度だけ認められるロープエスケープを行使し、ピンチを逃れる。
 スタンドで再開すると、またもKIDのタックルを安廣ががぶり切ってみせる。だがKIDはしつこく食らい付きテイクダウンに成功。ハーフガードからパンチを落とす。だが修斗時代のような恐ろしいまでの強烈なパンチは出ず、ただ必死にパンチを落としているだけといった様子。逆に安廣は物怖じすることなく、下からKIDの顔を蹴り上げる。これもセンスのなせる技だろう。KIDは最終的に腕十字を極めタップを奪ったが、奥の手を使って勝ったという印象は拭えない。
 試合後安廣の健闘を讃えたKIDは、マイクを持つと「ヤバかった。遊び過ぎた!」と絶叫。バックステージは多忙を理由に練習不足だったことを明かしたが、その姿からは“格闘の神様の子供”の面影は感じられなかった。逆に2週間しか準備期間の無かったという安廣の良さばかりが光った試合だった。ちなみに安廣は「お金が無くて家賃を人に払ってもらってるので、誰かスポンサーになってください」とのこと。

◆KID「忙しすぎて調整不足だった。今迄で最悪のコンディションだった。(忙しかった理由は?)まあ、色々…(苦笑)(最後腕十字に行ったのは?)殴り倒す前に、エスケープされたくなかったんで、腕がガラ空きでチャンスだと思った。(※エスケープが1回迄ということを把握していなかった様子)(相手の寝技は以外だった?)そうですね。ちゃんと練習してるじゃん、って。(あれがペケーニョ(=修斗ライト級王者)だったら?)目ン玉潰す(笑)(今後は?)K-1ルールでも、ROMANEXルールでもどちらでも」

第6試合 準決勝 3分3R(延長1R) 
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
×アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム)
判定3-0 (中川29-28/後川29-28/朝武30-28)


 パワーファイター相手の接戦を全く同じスコアで乗り切った、初代王者と現王者。宿命のライバル対決は、両者らしい序盤からスピードのあるパンチの応酬が展開する。一回戦を制したスピードの乗ったローをフィニッシュに折りこんだ魔裟斗。ロープ際で左フックをヒットさせた魔裟斗が回転の速いパンチ連打でワンダウン先取した魔裟斗。信じられないと言う表情でマットに腰をおとしたクラウスだが、すぐ立ち上がり、かさにかかった魔裟斗の攻撃をパンチで押しかえす。

 2Rも左右のローをリードに左ジャブを効かせて前に出る、自分のスタイルに徹する魔裟斗。一発一発の踏み込みに迷いがなく、対クラウスに対する絶対の自信を伺わせる。だが中間距離のパンチの読みあいになると、まだまだクラウスもひけは取らない。クラウチングスタイルでガードを固め、前に出ようとする魔裟斗のショートジャブを紙一重で躱す攻防を見せ、初代王者の沽券をのぞかせた

 最終ラウンドも思い切ったフックで踏み込んでくる魔裟斗に対し、クラウスはカウンターの短いフックで戦端を開き何本も有効打を顔面に打ちこんで勝負をあきらめない。まるで国際式ボクシングの世界王座戦を見るような緻密な凌ぎ合いが展開する。バッティングもあってか、魔裟斗の左目上が腫れあがる。実質最終ラウンドはクラウスが取った印象もあるが、1Rのダウンが決定的な差となり魔裟斗が、遺恨の決着戦を制した。

◆クラウス「負けた感じがしない。自分がダメージを与えたから、魔裟斗は優勝が出来なかったのではと思う」

第5試合 準決勝 3分3R(延長1R) 
×小比類巻貴之(日本/チーム・ドラゴン)
○ブアカーオ・ポープラムック(タイ/ポープラムックジム)
2R 0'42" KO (2ダウン:膝蹴り)


 ロー主体で前に出ようとする小比類巻だが、クリンチから左右に振り回すブアカーオの投げに、リズムを分断されてしまう。さらにボディへの膝2発、さらに左膝が喉元に食い込みダウン。2Rもクリンチからボディへのヒザ連打で僅か12秒でダウン。すでに表情に辛さがにじむ。ハイ、ミドルと蹴りを飛ばしてコーナーに追い込んだブアカーオは、ここで再び首相撲。ボディへの意識が行き過ぎた小比類巻が体を海老のように折ると、すかさず顔面へヒザが飛ぶ。クリーンヒットにたまらずマットに這う小比類巻。悪夢のガオラン戦に続いて、またもやムエタイの壁を越えられなかった。

◆小比類巻「1R目から行けば良かったと後悔している。ブアカーオは強かった。(ブアカーオの膝蹴りは?)一発目が心臓に入ったら呼吸が止まって。そこから冷静になれなかった。(減量ミスの影響は?)そんなにはなかった。(今後は?)コーチとかと話して、やるべきことはわかった。明日からまた練習します」

第4試合 準々決勝(D) 3分3R(延長1R)
○アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム)
×シャミール・ガイダルベコフ(ロシア/スコーピオンジム)
判定2-0 (御座岡30-29/朝武30-30/大成30-29)


 ガイダルベコフが接近戦になると首相撲に持ち込み膝を放つため、攻めにくそうなクラウスだったが、3R残り20秒に右フックを炸裂させ、僅差の判定勝ちをおさめた。

第3試合 準々決勝(C) 3分3R(延長1R)
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
×ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/モンゴリアンレスリング連合)
判定2-0 (後川30-29/大成30-30/朝武30-29)


 重みのある左右のフックで突進してくるナラントンガラグに対し、魔裟斗は着実なローで応戦。2R終盤にはナラントンガラグの足が止まるように。だが3R、後がなくなったナラントンガラグは強引にフックで反撃。魔裟斗の右目の下が腫れ上がる。判定は僅差で魔裟斗に軍配。だが初戦のダメージが後をひくこととなる。

第2試合 準々決勝(B) 3分3R(延長1R)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム)
×ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア/ブンチュウジム)
4R 判定0-0 (御座岡30-30/中川30-30/朝武30-30)

3R 判定2-1 (御座岡10-9/中川9-10/朝武10-9)

 ブアカーオが左右のロー、ウェインがパンチで攻める。主導権を握るのはブアカーオだが、静かな攻防が続き、互いに決め手に欠き延長戦に突入。延長戦も決定打が無かったが、ミドルの手数で上回ったブアカーオが準決勝に進出した。ブアカーオは大会後「一番苦戦したのはウェイン戦だった」と振り返った。

第1試合 準々決勝(A) 3分3R(延長1R)
○小比類巻貴之(日本/チーム・ドラゴン)
×マイク・ザンビディス(ギリシャ/メガジム)
判定3-0 (中川30-28/大成29-28/武井29-28)


 アマボクシングアテネ代表を辞退してこの大会に挑んだザンビディス。パンチと蹴りに綺麗にわかれたお互いの得意武器を、どう使うかが勝負の分かれ目になるこの一戦。
 序盤は予想通り距離の奪い合いに終始するが、一瞬の隙でも見せれば一刀両断というザンビディスの醸し出す緊迫感が試合を支配する。1Rはザンビが二回右フックで至近距離に飛び込んだが、紙一重でかわした小比類巻がクリンチで押さえ込んだ形。2R早々膝で飛び込んだ小比類巻。対するザンビも飛び蹴りをみせるなど積極性をみせる。しかしその積極性に乗じて、飛び出して来たザンビを小比類巻がクリンチで捕獲。遮二無二パンチを振るザンビの顔面への膝を飛ばし、ワンダウンを先取。
 ミドルで入ったザンビは左フックで逆転の一発を狙う。対する小比類巻は猛烈な膝連打で迎撃。逆にザンビは飛び込んでのフックや飛び膝を狙うなど勝負をあきらめない。膝でダウンを取ったことで逆に膝一本になった小比類巻に対し、追う者の勢いを感じさせるザンビは飛び膝蹴りからパンチなど猛攻を繰り返した。しかし、小比類巻の集中力も高く、ラスト30秒必死のパンチ攻勢に賭けたザンビに正面からの膝連打で応じてみせる。結局1ダウンのリードを守り切った小比類巻が逃げきった。

リザーブファイト 3分3R(延長1R)
○ドゥエイン・ラドウィック(米国/3-Dマーシャルアーツ)
×セルカン・イルマッツ(トルコ/チーム・ソラック)
判定3-0 (後川28-27/中川30-29/武井30-28)
※1Rに両者1ダウンずつあり。後川ジャッジのみ8-8と採点している

 1R、イルマッツが左ストレートでダウンを奪い先制するも、ラドウィックはストレートで反撃し、左膝蹴りでダウンを奪い返す。どちらのダメージも大きくなかったが、2Rからはラドウィックが首相撲からの左膝蹴りを有効に使い、イルマッツの体力を奪うように。3Rはイルマッツもカウンターのストレートや回し蹴りで反撃を試みるが、ラドウィックは膝とパンチで主導権をキープ。文句無しの判定勝ちをおさめた。ラドウィックの膝の技術の向上が光った。

オープニングファイト 3分3R
○大野 崇(inspirit)
×ビンセント・スワーンズ(オランダ/ボスジム)
1R 2'56" TKO (レフェリーストップ:パンチ連打)

 スワーンズの右ローにいつものように脆さを見せてしまう大野だったが、ローと左フックの連打でダウンを先取。あとはパンチの連打で仕留めた。

Last Update : 07/08

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