(メイン速報) [IKUSA] 6.8 ベルファーレ：K-1 MAX制覇に向け、小比類巻もREBORN！

アクアプラネット "FUTURE FIGHTER IKUSA 3 -特攻- BROKEN ARROW"
2003年6月8日(日) 東京・六本木velfarre　　観衆：1056人（満員）

　　レポート＆写真：新小田哲　　【→大会前のカード紹介記事】　[→掲示板・キック＆K-1 MAXスレッド]

※大会の模様はCS放送のGAORAで7月4日(金)23時より２時間放送が決定。インターネットTVのあっとおどろく放送局でも7月中旬放送開始する。

　　　【IKUSAの過去全大会記事】　02年6月／02年10月／03年2月

第7試合　メインマッチ　打撃GI(肘なし)　70kg契約　3分3R(最大延長5R)
○小比類巻貴之(チームドラゴン／ISKAスーパーウェルター級王者)
×湘南キャリミ(シュートボクシング協会・湘南ジム／SB日本ミドル級5位)
判定3-0(29-27,29-28,29-28)
※キャリミは2Rにダウン(ハイキック)あり。小比類巻は3Rにイエローカード(倒れた相手への加撃)で減点１あり。

　3月のK-1ワールドMAX日本代表決定戦で一回戦敗退後、黒崎道場からチームドラゴンに復帰して初めての試合となる小比類巻。試合前は「気分もよくて調子もよかったけど、緊張しすぎるくらいだった」という。K-1で指摘されていた、「手数の少なさ」に関してはその緊張感もあってか今回も同様で、試合序盤にレフェリーから何度か「ファイト！」と促される場面も見られた。
　序盤はジャブの差し合いから互いにカウンター狙い。キャリミの左右フック連打で小比類巻は一瞬後退するも、ワンツーから得意のローを入れると、キャリミはこれに早くも嫌そうな表情を見せる。
　2R、小比類巻はパンチの連打で突進するキャリミの動きををローで止め、右ハイキック。一瞬間をおいてからキャリミは尻餅をつきダウン。一気に攻勢となった小比類巻はハイを連発し、キャリミのパンチに対しても逆に打ち返すなど、完全にペースを掴んだ。
　3R、「今日はあまりキレがよくなかった」というローキックでキャリミを追い込むと、ハイキックで追い討ち。しかしキャリミも踏み止まり、パンチの連打で意地を見せる。ローでバランスを崩し倒れたキャリミに小比類巻がローを入れてしまいイエローカードで減点されるハプニングもあったが、結局ダウンがものをいい、小比類巻が判定で勝利した。
　試合後、マイクを握った小比類巻は「今日は倒したかった」と言うと、「言いたい事がいっぱいあって･･･」としばし絶句。「K-1制覇！」という観客の声には「もちろんです！」と力強く答え、リベンジを約束した。小比類巻の次戦は8.30に行われるIKUSA六本木velfarre大会のリングで決定している。

第6試合　打撃GI(肘あり)　ミドル級　3分3R(最大延長5R)
×マグナム酒井(士道館／MAミドル級王者)
○チャンデット・ソーパァンタレー(タイ／元ルンピニーライト級王者)
判定0-3(28-30,29-30,28-30)

第5試合　打撃GI(肘なし)　70kg契約　3分3R(最大延長5R)
×HAYAT0(FUTURE_TRIBE)
○雷暗暴(PUREBRED東京)
判定0-3(29-30,28-30,29-30)

第4試合　打撃GI(肘なし)　ヘビー級　3分3R(最大延長5R)
○百瀬竜徳(ターゲット)
×吉川富美男(正道会館)
延長4R判定2-0(10-9,10-10,10-9)
本戦ドロー1-1(29-28,29-30,29-29)

第3試合　打撃GI(肘あり)　54kg契約　3分3R(最大延長5R)
○武井　豊(谷山／MAバンタム級4位)
×吉岡篤史(武勇会／MAバンタム級2位)
判定3-0(30-28,30-27,30-27)

第2試合　総合GII　スーパーヘビー級　5分2R
○高森啓吾(MEGATON)
×西田操一(フリー)
KO 1R0'17"(レフェリーストップ：パンチ連打)

第1試合　打撃GI(肘あり)　58kg契約　3分3R(最大延長5R)
○萬田隼人(チームドラゴン)
×立嶋篤史(ASSHI PROJECT)
判定3-0(30-27,30-27,30-26)

Last Update : 06/08