[シュートボクシング] 2.9 後楽園：菊地・大野らの直前コメント届く

シュートボクシング "NEO OPΘPOZ（オルトロス）"　2月9日(木) 後楽園ホール　【→カード＆チケット】　[→掲示板]

▼ (2/8 up) 後楽園大会で対戦する菊地浩一と大野崇、石川剛司とKAWASAKIの４選手のコメントがSB協会より届いた。
　なお、土井広之と対戦するダスティン・ジョンソンは、ルールミーティング時に当初予定していなかった肘による攻撃を要求。両者の同意があれば肘打ちが認められるため、土井との試合は通常のエキスパートクラスルールとなった。

■菊地浩一（寝屋川ジム／SB日本ウェルター級1位）

−−いよいよ2006年の闘いがスタートするわけですが、その前に去年の闘いを振り返ってみていかがですか。タイトルマッチを経験したり、連敗を味わったりといろいろなことがありましたよね。
「去年は……宍戸選手と龍二選手に負けて、自分の甘さを知った感じでした。壁にぶち当たったというか。やっぱりまだまだだなと」
−−そういう経験をして、何か変化はありましたか?
「練習量をジムワークだけで1時間は増やしました。ただ、今はそれでも足りひんなぁって思うんですよね。試合が近づくにつれて『いくらやっても足りひん』って。吉鷹さんにも『そんな練習で足りるか』って言われてたんですけど、その意味が今になって分かってきました」
−−それは、いい意味で欲が出てきたということもあるんでしょうね。
「そうですね、はい」
−−11月の金井戦はいかがでした? 復活をかけての大事な試合だったわけですが。
「あの試合はもう、後がないというか何が何でも勝たなきゃいけない試合でしたから。あの試合で勝って、人生が変わりました」
−−それくらい、重要な試合だったと。
「負けたらもう、ホンマに終わりやなってくらいの気持ちでしたから」
−−そういう試合で勝ったのは大きいですよね。そして今回の試合に臨むわけですが、心境はまた違いますか。
「今回も負けられないのは一緒なんですけど、もう一歩前に出たいし、もう1ランク自分を高めたいですね。現状維持では意味がないんで」
−−そのために、どんな試合をしたいと思ってますか。
「ディフェンス面もそうなんですけど、とにかく確実に勝てる選手になりたいですね。ポカッと一発もらって負けたりとか、そういうことがないように」
−−対戦相手の大野選手には、どんな印象がありますか?
「僕より体格が一回り大きくて、技術的にはなんでも使ってくる。手強いなぁと（笑）」
−−そういう大野選手に対しては、どんな闘い方をしていこうと思ってますか?
「一発の力が強いんで、ガードをしっかりしていかないといけないですね。あと、自分から前に出てこうと。様子見してたら、向こうはベテランなんでうまいと思うんで」
−−それと、この試合ではS-cup出場に向けてのサバイバルマッチという側面もありますよね。
「今年は勝ち進んで、S-cupにも出させてもらえるくらいまで頑張りたいなと思ってますね、はい。そのためにも、この試合で勝って、自分を1ランク上げたいです」

■大野　崇（正道会館／ISKA世界ミドル級王者）

−−今回、3度目のシュートボクシング参戦を果たす大野選手ですが、意気込みのほどはいかがですか。
「もう3戦目なんで、そろそろ結果を出したいですね」
−−いま振り返ってみて、宍戸戦、土井戦はいかがでしたか。
「だんだん良くなってきてるなとは思うんですよね。でも、まだ自分の持ってるものが全然出せてないと思うんで」
−−土井戦の5Rっていかがでした？バチバチの打ち合いになって、土井選手は「お互い空手出身だから、ホントはああいう展開が好きなんですよ」って言ってましたけど。
「僕は嫌いですけどね」
−−ククククク！やっぱり技巧派としては。
「あの時はシュートポイントを2回取られてたんで、KOしないと勝てなかったですからね。あそこで倒しにいったのはセコンドの支持通りだったんですけど」
−−土井戦の前に「投げで負けたらしょうがない。気にせず自分の持ち味を出していく」とおっしゃってましたよね。今回は投げに関して、どう考えてますか。
「今回の方が、投げへの対応はできると思います。できるけど、気にしないという」
−−投げの練習はかなりされてるんですか。
「投げを外すための練習ですね。『首投げはこのポイントを外せば大丈夫』っていう。それと、第一に組ませないこと。組ませなかったら投げられることはないんで」
−−今回の相手、菊地選手にはどんな印象がありますか?
「TATSUJIの前のR.I.S.E.のチャンピオンですよね。自分はTATSUJIのセコンドだったんでよく見てはいないんですけど。でも今回の試合のためにビデオは見ました。パンチとローで、土井選手に似てるなっていう感じはあります」
−−体格的には、大野選手の方が大きいですよね。
「階級は上ですよね。でも、その分減量がきついんで、プラスマイナスゼロじゃないですか。当日計量ですからね。試合までにどれだけ回復できるかがカギだと思います」
−−この試合で、大野選手がテーマにしていること、見せたいことって何になりますか。
「やっぱり総合力ですね。手足のバランスだったり、なんでもバランスよくできるっていうことをテーマにしていきたいです」
−−それと、今年はS-cupもあります。大野選手もS-cupには出てみたいとおっしゃってましたよね。
「今は宍戸選手が一歩リードしてますよね。まあ、僕は部外者ってこともあるので、イロモノ枠かなんかでも出させていただけたらなと（笑）。よそもの枠、他流派枠とか、よくあるじゃないですか」
−−日本代表枠じゃなくてもいいから、と（笑）。シュートボクサー以外の選手にも、S-cupっていうのは大きい目標というか、大事な価値観としてあるわけですか。
「それはありますね。シュートボクシングは昔から見てて、実力派を呼んでくる団体だなっていうイメージがあるんですよ。デニー・ビルを呼んだりタイのトップを呼んだり。シェイン・チャップマンにしてもダニエル・ドーソンにしても、地味だけど強い選手がSBには出てくるなと。何よりアンディ・サワー選手が事実上の世界トップなわけじゃないですか。S-cupとMAXと両方制覇していて。そういう舞台には上がりたいですよね」
−−では、今後もシュートボクシングにはどんどん出ていきたいと。
「そうですね。強い選手もいっぱいいいますし、土井選手、宍戸選手とは2度といわず何度でもやりたいですから。まあスパッツも作っちゃいましたから、元を取るまで出続けますよ（笑）」

■石川剛司（シーザージム／SB日本フェザー級1位）

−−今回の対戦相手はKAWASAKI選手。IKUSAのトーナメントで脚光を浴びた選手です。
「僕と仲がいい歌川に泥をなめさせてますからね。他のリングでは暴れまわってるかもしれないですけど、SBのリングでは同じようにはさせないぞと」
−−KAWASAKI選手の印象って、どんな感じですか。
「しつこい選手だと思いますね。だから、最初から打ち合いにいこうと思ってます。分かりやすい試合になるんじゃないかと」
−−最初から打ち合って倒してやろうと。
「接近戦では絶対に退かないですし、向こうは間合いの取り方はあまりうまくない。間合いを取った距離で主導権を握って、接近戦で勝負ですね。あとはSBの技、投げなり絞めなりを使っていこうと」
−−KAWASAKI選手が所属するリアルディールジムの選手って、みんなガンガンきますよね。やりにくさは感じないですか。
「向こうがガンガンきたら、僕も本能が出るんで打ち合うと思うんですよ。さっき間合いを取るって言いましたけど、そう思ってても打ち合っちゃうでしょうね」
−−そういう意味では、石川選手のよさも出る試合になりますよね。
「そうですね。最近、らしさが出てなかったと思いますし。あと、今ジムにタイ人のコーチがいるんですよ。タイ人にミット持ってもらってるんで、蹴りもどんどん出していきたいなと思いますね。最近、ミドルキックが蹴れるようになったんで」
−−蹴れるようになった（笑）。
「いや、蹴りは得意じゃなかったんですよ。でも自信がついてきてるんで、そういう面も注目してもらえたらなと」
−−今回の試合は今年の一発目ですよね。何か今年一年のテーマ、目標はありますか。
「まずは年初めなんでスカッと勝ちたいですよね。同じ勝ちでも判定とKOでは大きく違うし、ステップアップもできないですから。あと、今年は興行数も多いんですけど、全部出場して、全勝したいですね」

■KAWASAKI（リアルディール）

−−今回、シュートボクシングに初参戦するKAWASAKI選手ですが、試合を直前に控えた現在の心境はいかがですか。
「いや？まさか自分がシュートボクシングに出るなんて思ってなかったです。しかも後楽園で」
−−え、どうして「まさか」なんですか?
「自分、昔『修羅の門』っていうマンガを見とってですね、そこにシュートボクシングの選手が出とったんですよ。だからこう、シュートボクシングっていうのは空想の世界みたいな感じがしとったんですよ」
−−なるほど、シュートボクシングはマンガの出来事だと（笑）。後楽園というのも意識しますか。
「はい。みんな緊張して壁に穴を開けとるとかいうもんですから、見てみたいなと（笑）」
−−相手の石川選手には、どんな印象がありますか。
「去年、福岡大会でウチの選手が見事に首を絞められとるもんで（笑）。映像も『シーザー魂』で何度も見ました。『こんなやられ方したらたまらんばい』って（笑）」
−−やっぱり注意するのは投げと絞めですか。
「そうですね。石川選手はシュートボクシングの全てを体現できる人だと思ってるんで。あと、石川選手は人柄もいいんですよ。福岡大会の打ち上げで自分が一人でポツンとしてたら、声をかけてきてくれて」
−−へぇ？（笑）。ところで投げ・絞めの対策はいかがですか。
「総合の選手を無理やりジムに連れてきて『なんでもいいから教えてくれ』っていって練習してます。バンバン投げられながら」
−−練習の成果というか、自信のほどはいかがですか。
「だいぶ投げに対応できてきたんで、チャンスがあれば自分から投げにも挑戦したいなと思っとります、はい」
−−KAWASAKI選手は、去年のIKUSA GPで歌川選手を破ったことで脚光を浴びたわけですが、自分の長所というか、強みをどんなところだと思いますか。
「歌川選手とやるって決まった時には、みんなでラーメン食いながら『ヤバイばい、ヤバイばい』ってずっと言ってたんですけどねぇ。でも試合では開き直れたんで、それがよかったんだと思います。そっちの方が力を出せると思うんですよ」
−−じゃあ今回もリラックスして。
「そうですね。東京のお客さんに自分の存在をアピールする感じで。あと、同門の裕樹がいま休んでるんで、彼の代わりに頑張らろうと思ってます」
−−試合ではどんなものをお客さんに見せたいですか。KAWASAKI選手のアピールポイントというか。
「やっぱり、ダメ人間が一生懸命頑張りよるところですかね（笑）」
−−ククククク! ダメ人間なんですか（笑）
「もう自分が誇れることっていったら、格闘技を一生懸命やってるところだけなんで。仕事とかもなかなかうまくいかないしですね。だから格闘技でテレビに出れたり、雑誌に載ったりできるのは凄く嬉しいですね。あとは、最近ちょっと注目されてテングになってるって言われるんで（笑）、そこは気を引き締めていきたいと思います」
−−今後もシュートボクシングに参戦して、タイトルを狙おうという気持ちもありますか。
「どんどん出させてもらいたいですねぇ。今度の試合で、ルールにも慣れると思うんで。まずは今回、石川選手におもろい勝ち方をして、その後もどんどん勝ち進んでいくと。自分もシュートボクシングファミリーに入れてもらいたいんですよ。まずは福岡フェザー級1位として頑張ります（笑）」

サワーが来場。EVISUの新モデルも販売

　昨年K‐1MAXを制したシュートボクシング絶対王者・アンディ・サワーが来場する。今年のS-cupおよびびK-1 MAXに向けたコメントを発表するとともに、来場者を限定してサイン会及び写真撮影会を行う。また当日はサポートブランドEVISUジーンズから、2006年版アンディ・サワーモデルのオリジナルTシャツと、オリジナルデニム、オリジナルキャップをそれぞれ会場限定販売する。

シウバ＆ノゲイラの同僚が公開練習

▼ (2/8 up) 後楽園大会に出場するブラジル人２選手が来日し、東京・浅草のシーザージムで７日、スパーリングを公開した。
　メインで宍戸大樹と戦うアンドレイ・ジダ（写真）は、時折構えを変えながらサイドキック、飛び膝を出したり、カニ挟みを駆使したりと、ややトリッキーなスタイル。だが離れた場所から眺めていた宍戸は「試合ではああいう大技はあんまり使わないんじゃないか」と冷静に分析。「蹴りの伸びは凄い」と、むしろベースとなる身体能力の高さに警戒していた。ジダは兄貴分・ヴァンダレイ・シウバに用意してもらったという練習用グローブを日本に持参。「ヴァンダレイとの練習の成果を活かす。中身の濃いヘビーな試合をしたい」等と抱負を語っていた。
　一方、緒形健一と戦うジョニー・エドゥアウドは、最近ボクシングに力を入れるノゲイラ兄弟の打撃練習の仲間だけあり、SB日本ウェルター級5位の金井健治との打ち合いで鼻血を出させ、豪打を発揮。そり投げも駆使し「SBルールはレスリングにも似たところがある。反則しないよう十分対策をしてきた」と準備万端ぶりをアピールした。（井原芳徳）
　

ジダ「目標は五味」

▼ (2/3 up) メインイベントで宍戸大樹と対戦するアンドレイ・ジダのメッセージがSB協会から届いた。ヴァンダレイ・シウバが最も期待をかけるシュートボクセ・ライト級戦士ジダは、宍戸戦にむけてルイス・アゼレードらと猛特訓を敢行。万全の状態で日本に上陸する。

−−９日の大会に向けてコンディションはいかがですか？
ジダ「かなりハードにやってるよ。毎日、午前中にバーリトゥードの練習をして、午後はランニングかスイミング、そして夜にムエタイで打撃特訓だ。それと今回はシュートボクシングルールだからね、スタンドからの投げを集中的に強化してる。オフェンスとディフェンス両方についてじっくりとね。」
−−今回初参戦となるシュートボクシングの印象は？
ジダ「以前、兄貴（マウリシオ）が出場してるから良く知ってるよ。その時はシュートボクセが３敗したんだけど（01年11月大会）、あの時の打撃技術はまだあまり洗練されてなかった。でも今は、知識も練習方法も環境も全く違う。ボクシングやムエタイのスパーリングで、スタンドの技術もレベルアップしてるし自信もあるよ。」
−−対戦相手の宍戸選手については知っていますか？
ジダ「彼が今シュートボクシングのエースなんだよね。試合のビデオを見たけど、コンビネーション、スピードがあるテクニシャンだね。それにスタミナもあるしハートも強いって聞いてるよ。でもそれは俺も同じだ。それに俺には自慢のハードパンチがある。ヴァンダレイには『ライト級なのにミドル級のパンチ力がある』って言われてるよ。俺はどんな試合でも相手をＫＯするのが大好きだし、それしか狙ってない。シュートボクセのスタイルは知ってるだろ？　それに今回のシュートボクシングルールは、俺達が得意とする投げ技や絞め技が許されてるんだ。最高のパフォーマンスを魅せるよ。」
−−この試合に向けて特別なトレーニングを行いましたか？
ジダ「せっかくだから投げでダメージを与えたいからね。そういう技を重点的に練習してるかな？　秘密だ（笑）。あとはいつも通り。」
−−試合に向けての意気込みをお願いします。
ジダ「今回日本でファイト出来ることになって本当に嬉しい。初めてのルールだから勝敗は分からないけど、俺はＫＯを狙うよ。でも俺の目標は五味と闘うこと。宍戸には悪いけど、俺の名を広める為にチャンスは物にするよ。」◆◆◆
　

緒形の相手・エドゥアウドがKO宣言

▼ (2/1 up) 緒形健一と対戦するチーム・ノゲイラのジョニー・エドゥアウドのメッセージがSB協会から届いた。なお、宍戸大樹の対戦相手のリングネームが、アマッド・アンドレからアンドレイ・ジダに変更となっている。

−−９日の大会に向けてコンディションはいかがですか？
エドゥアウド「毎日ハードなトレーニングを積んでいて、充実してるよ。もう少しで最後の仕上げに入る。」
−−今回初参戦となるシュートボクシングの印象は？
エドゥアウド「キックやパンチのほかに投げも許されるルールというのは初めての経験だけど、俺が日頃やっているトレーニングの成果を活かせるエキサイティングなルールだと思う。」
−−対戦相手の緒形選手については知っていますか？
エドゥアウド「勿論知っているよ。緒形は以前、チームの先輩であるマセロ・アグアに勝ってるし、カテウ・キビスとも闘ったからね。スピードがあるし、テクニカルな選手だと思う。」
−−この試合に向けて特別なトレーニングを行いましたか？
エドゥアウド「ついこの間バーリトゥードの試合をして勝ったばかりなんだけど、今回はスタンドの勝負だからね。ムエタイを重点的に、いつも通り投げやチョークの練習もしてる。この試合にむけて体もかなり絞ったし、スピードが驚くほどアップしてるよ。」
−−試合に向けての意気込みをお願いします。
エドゥアウド「今回の俺の目標は日本へのリベンジ。前に日本で五味と闘った時は、ハッキリ言って体調も悪くて負けてしまったけど、今回は100％万全だ。カテウに負けた緒形は、チームノゲイラにリベンジを果たしたいようだけど、それは絶対に無理だ。今の俺のヒザやパンチならどんなヤツでもKO出来る。緒形をノックアウトして日本に俺の存在をアピールする。」◆◆◆

土井、アメリカの総合格闘家と対戦

▼ (1/23 up) 土井広之の相手が、アメリカの総合格闘家・ダスティン・ジョンソン（写真）に決まった。プレスリリースによると、この選手はリッチ・クレメンティ、イーブス・エドワーズと共に練習を積んでいる打撃系選手で、17戦全勝11KOの戦績を誇るという。今回訪れたチャンスに「ビデオを見てリッチやイーブスとも話したが、みんなスラムやチョークを巧く使えてないな。あのレベルなら俺のムエタイと柔術のテクニックでKO出来るよ」と豪語しているとのことだ。

石川×KAWASAKI、歌川×ナグラ決定

▼ (1/17 up) 石川剛司 vs. KAWASAKI、歌川暁文 vs. ナグランチューンマーサM16の2試合が決まった。いずれも肘有り3分3Rの特別ルールで59kg契約。KAWASAKIはIKUSA GP一回戦で歌川をKOし、準決勝では現・全日本キックSフェザー級王者の石川直生と接戦を繰り広げた。“立ち技バーリトゥード”SBでもトンコツドロドロファイトが通用するか見物。ナグラの兄・SB日本フェザー級王者の及川は歌川に勝ったことがある。他にもフレッシュマンクラス2試合が決定。土井広之の相手が決まれば全カードが揃う。

菊地×大野、尾崎×関本が決定

▼ (1/12 up) SBのホープ・菊地浩一がベテラン・大野崇に挑むことが決まった。05年は途中までスランプ気味だった菊地だが、11月大会でKO勝ちをおさめ復活の狼煙をあげた。大野は宍戸戦、土井戦で敗れたが、高めた評価を今度こそ結果に結びつけたいところ。
　さらにR.I.S.E.で活躍する尾崎圭司の、9月大会以来となる2度目のSB参戦が決定した。今回の相手の関本宏は前回下した山口太雅と同じ寝屋川ジム所属でSB日本ウェルター級5位。11月のJ-NET大阪大会ではJ-NETスーパーライト級王者・喜入衆を下している。尾崎も12月のR.I.S.E.ではMAウェルター級暫定王者・水町浩をKOしており、無冠の実力者同士の対決となる。宍戸戦実現を目指す尾崎にとって何としても落とせない一戦だ。（井原芳徳）

宍戸＆緒形がブラジル人と対戦

▼ (1/6 up) シュートボクシングの2006年の大会シリーズ名は「NEO OPΘPOZ（ネオ・オルトロス）」。“新時代への幕開け”という意味で、21年目のSBは更なる次元へのステップアップを目指す。
　その第１弾大会は昨年11月大会同じく日本人強豪が勢揃い。メインには昨年７戦全勝の“新エース”宍戸大樹が登場し、「立技総合格闘技を極める為に是非闘ってみたい」と熱望していたシュートボクセ所属のアマッド・アンドレ（写真）と対戦する。“ジダ”という愛称を持つこの選手は、CBAのフジマール会長も「近い将来PRIDEで五味と対戦させたい」というほどの逸材だという。ジダの通常体重がスーパーミドル級のため、宍戸は70kg契約での戦いを強いられる。
　緒形健一の相手もブラジル人。アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの打撃チームに所属するジョニー・エドゥアウドを迎え撃つ。この選手はS-CUP '04の一回戦で緒形の目尻を膝で切ったカテウ・キビスと同門。緒形は間接的ながらリベンジを果たしたいが、エドゥアウドは緒形をビデオ等で研究し「俺の膝蹴りに気をつけろ」と自信たっぷりだという。

シュートボクシング協会 "NEO OPΘPOZ（オルトロス）Series 1st."
2006年2月9日(木) 東京・後楽園ホール
開場・17:30　開始・18:00


第9試合　メインイベント　エキスパートクラス　70kg契約　3分5R
宍戸大樹（シーザージム／SB日本ウェルター級王者・S-cup 2004準優勝）
アンドレイ・ジダ（ブラジル／シュートボクセ・アカデミー）

第8試合　エキスパートクラス（肘有り）　70kg契約　3分5R
土井広之（シーザージム／前SB世界ウェルター級王者）
ダスティン・ジョンソン（アメリカ／チーム・ブードゥー）

第7試合　エキスパートクラス　70kg契約　3分5R
緒形健一（シーザージム／SB日本Sウェルター級王者）
ジョニー・エドゥアウド（ブラジル／ボクセタイ・チーム・ミノタウロ）

第6試合　エキスパートクラス　70kg契約　3分5R
菊地浩一（寝屋川ジム／SB日本ウェルター級1位）
大野　崇（正道会館／ISKA世界ミドル級王者）

第5試合　エキスパートクラス特別ルール　59kg契約　3分3R
石川剛司（シーザージム／SB日本フェザー級1位）
KAWASAKI（リアルディール）

第4試合　エキスパートクラス特別ルール　68kg契約　3分3R
関本　宏（寝屋川ジム／SB日本ウェルター級5位）
尾崎圭司（チームドラゴン）

第3試合　エキスパートクラス特別ルール　59kg契約　3分3R
歌川暁文（U.W.F.スネークピットジャパン／SB日本スーパーフェザー級2位）
ナグランチューンマーサM16（龍生塾／SB日本フェザー級3位）

第2試合　フレッシュマンクラス　ヘビー級　3分3R
岩下雅大（龍生塾）
西脇恵一（チームドラゴン）
　　　　　
第1試合　フレッシュマンクラス　57kg契約　3分3R
センカン大和（湘南ジム）
岩崎晃久（大村ジム）


◆チケット料金
A ￥5,000／B ￥4,000
※当日券各￥500増
※RS ￥10,000、SS ￥7,000、S ￥6,000は完売

◆チケット一般発売スタート　1月8日(土)

◆チケット販売所
e+（イープラス）
チケットぴあ　03-5237-9999（14日より）
ローソンチケット　03-5537-9999
CNプレイガイド　03-5802-9999
フィットネスショップ　03-3265-4646
レッスル渋谷　03-3464-0078
板橋大山アメリカン　03-3962-6443
チャンピオン　03-3221-6237
書泉ブックマート　03-3294-0011
後楽園ホール　03-5800-9999
シュートボクシング協会　03-3843-1212
バウトレビュー（2/6(月)午後3時振込締切）

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会　03-3843-1212

Last Update : 02/08 18:35