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[PRIDE GP開幕戦] 4.25 埼玉:シュルト×マッギー追加。全8試合揃う

DSE "PRIDE GP 2004 開幕戦" 4月25日(日) さいたまスーパーアリーナ 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]

  ◆ スカパー!でPPV生中継(事前特番もあり)
  ◆ フジテレビ系 4/27(火)19-21時OA(本誌トップページは放映終了まで結果がわからないように配慮します)



(4/22 up) セーム・シュルト vs. ガン・マッギーが追加され、全カードが決定した。ロン・ウォーターマンはリザーバー扱いで、対戦相手は無し。全試合順もカード一覧のとおりに決まり、第1試合に高橋×ヒーリング、休憩前に小川×レコ、休憩空けに3強の試合が続いている。
 新たに参戦の決まったシュルトは、元パンクラス無差別級王者。02年6月のヒョードル戦、同11月のノゲイラ戦、昨年大みそかの猪木祭のジョシュ戦とMMA3連敗中だが、ジョシュとは終了間際まで接戦を繰り広げ、寝技の成長を印象づけた。相手のマッギーも身長208cmで、体重もほぼ同じ120kg弱。単なる巨漢対決ではなく、技術の伴った試合内容が期待できる。
 前売券の店頭販売は終了しているが、23(金) 15:00までPRIDE公式サイトにて「当日引換チケット」が販売される。(井原芳徳)

戦闘竜、シルバ戦に特化した猛練習

(4/20 up) PRIDE-GPでMMAデビューする元関取の戦闘竜が20日、高田道場で練習を公開した。公開前から既に1時間ほど練習していたせいもあり、既に戦闘竜の体は汗だく。レスリングマットにこぼれ落ちた汗を、道場の内弟子が何度もモップで拭き取っている。相撲時代140kg台だった体重も、高田道場での特訓後一度は130kgを切ったが、「肩に筋肉が付き、腹回りが締まってきた」といい、再び135kg近くまで上昇した。UFCで活躍するハワイアンのキャベージ・コレイラに体付きが似ている。
 相手のジャイアント・シルバは身長230cmと、175cmの戦闘竜よりも55cmもデカい。普通の人の顔あたりがボディになると想定し、戦闘竜は練習相手の松井大二郎の胸のあたりに右ストレートを何発も叩き込む練習をしていた。16オンスのグローブをはめた戦闘竜のパンチを、2枚プロテクターを付けて受け止める松井だが、「痛い、じゃなくて、もの凄く痛い」といい、もらう度にうめき声を漏らす。PRIDEのグローブに付け替えると、今度はロングのフックとアッパーをミットに連打。シルバが体勢を崩した瞬間を想定した練習だ。
 松井によると「僕や山本(宜久)さんが1回や2回殴ってもびくともしないぐらい体は頑丈」な戦闘竜だが、「逆に受けちゃうクセがあった」という。公開練習では見られなかったが、重点に置いたのはシルバのリーチのあるパンチをよけるための防御。相手の攻撃をかわした上で、必殺の右を叩き込みたい考えのようだ。右肩には昇り竜のタトゥに「戦闘竜」の3文字。右パンチには、かつて流行ったテレビゲーム「ストリートファイター2」のメインキャラクターの必殺技「昇竜拳」をそのまま名付けたという。
 デビュー戦までの準備期間が短かったせいか、練習内容はシルバ戦に特化したものに。寝技は「相手はやっていないと思うので、万一の場合に備えてちょっとだけやっている」程度だという。「大きい人を相手にするのは相撲で慣れてるので大丈夫」「元々押し相撲やぶちかましが得意だった。自分の持ち味を出せば勝てる」と語る戦闘竜の表情には、ファイターとしての自信と充実感がみなぎっていた。(井原芳徳)

ノゲイラも順調な仕上がり

(4/19 up) アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが19日、新宿某所で練習を公開した。内容は寝技のみ。師匠のマリオ・スペーヒーの指導の元、猪木アリ状態で立った側からサイドポジションに回り込み、ニーオンザベリーでパンチを叩き込む動きと、ガードポジションからの腕十字の色んなパターンを再チェックした。最後はスタンドのレスリングからスパーリングパートナーをテイクダウンし、実戦に近い流れで腕十字を極めてみせた。
 ステファン・レコ同様、時差ボケ対策で早めの来日をしたノゲイラ。朝は早起きしてランニングをし、午後から本格的なトレーニングに入る。公開練習は軽めの内容だったが、「この2日間、ハードなトレーニングをしている」といい、表情はイキイキ。体調は万全のようだ。
 残念ながら打撃は披露してくれなかったが、2月にはブラジルのボクシング五輪代表選手らとともにキューバで合宿し、パンチに磨きをかけた。GPで特に興味のある選手は、一度敗れた事のあるエメリヤーエンコ・ヒョードルと、柔道出身の小川直也だという。彼らと戦うためにも、横井宏考戦は難無くクリアしておきたいところだ。(井原芳徳)

高橋、パンクラスの看板を背負い戦う

(4/19 up) パンクラスの高橋義生が17日、ピーズラボ東京で練習を公開した。高橋はボクシンググローブを付けての3分間のミット打ちと、PRIDEグローブを付けてのスパーリングを3分間披露した。全体的に動きは良く、調整は順調であることを伺わせた。パンクラスルールは5分2〜3R制なのに対し、PRIDEは1R目が10分と変則的。スタミナが課題となるため「それが一番不安。昔のパンクラスルール以来」と語る一方、「それは練習で克服できてるんじゃないかと思います」と自信を匂わせる。
 「パンクラスのヘビー級のチャンピオンとして看板を汚さないよう、プライドを持って戦う」と語る高橋。昨年10月、ジョシュ・バーネットの持つパンクラス無差別級ベルト奪還のため、新日本プロレスに乗り込んだものの、三角絞めで敗れてしまった。そのこともあり、高橋は「前回の調整よりもかなり追い込んでやらないと勝てない」と自分にプレッシャーをかける。だがそれが逆にエネルギー源となっているようで、「今までの試合と比べて特に追い込みがかけられてるんじゃないかと思う」と語る。
 練習面でもジョシュ戦の敗北は良い反省材料となった。ジョシュとは立ち技では互角以上に渡り合ったものの、寝技ではあっさりと罠にハマり良い所がなかった。公開スパーでは謙吾とのスタンドの攻防が大半。寝技は終了間際に高橋が下から首を取る場面が数秒あった程度だった。寝技を見せなかったのは、逆に寝技の成長ぶりを明かしたくなかったからかもしれない。
 95kg弱の高橋に対し、ヒーリングは約115kg。公開練習の段階では「まだビデオで研究していない。明日日曜なのでじっくり見る」と語っていた高橋だが、ジョシュ戦を元に「大きい人にタックルで捕まえられてからの対処法」は研究済みだ。「タフでどんどん前に出て来る選手なので、打ち合えればいい」と語っていたが、ビデオ研究次第で、イメージは変わってくるかもしれない。四点ポジションでの頭部打撃の有無を認めるかについて質問をし忘れたが、どちらを選ぶかによっても戦術は変わってくるだろう。
 「16人の中で戦いたい相手は?」という質問に対し、高橋は「まだ言えない。それはまだ言っちゃいけないことだと思う」と口をつぐんだ。今はただ、4月30日のさいたまスーパーアリーナに、全ての闘志をぶつけるだけだ。(井原芳徳)

小川×レコほか7試合の組合せ発表

(4/14 up) DSEは都内の事務所で14日夕方会見を行い、PRIDE GP一回戦全8試合のうち7試合の組合せを発表した(順不同)。

エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. マーク・コールマン
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. 横井宏考
ミルコ・クロコップ vs. ケビン・ランデルマン
小川直也 vs. ステファン・レコ
セルゲイ・ハリトーノフ vs. ムリーロ・ニンジャ
ヒース・ヒーリング vs. 高橋義生
ジャイアント・シルバ vs. 戦闘竜

 現ヘビー級王者・ヒョードルは2000年のGP覇者・コールマンと対戦。暫定王者ノゲイラには、組技の強さに定評のある横井が挑む。ミルコ×ランデルマンは、グラウンドになればミルコの苦戦も予想される波乱含みの取組だ。小川×レコは地上波向けの目玉カードといえよう。ハリトーノフ×ニンジャはロシアン・トップチームとシュートボクセの今最もイキのいい選手同士の対決で、開幕戦ベストバウトとなっても不思議ではない。数々の強豪と戦ってきたヒーリングは、パンクラス王者・高橋を迎え撃つ。シルバ×戦闘竜は、最も優勝から遠いと予想される選手同士の対決で、率直なところリザーブマッチでいいような気がするが、下馬評を覆す好ファイトとなることを期待したい。
 ロン・ウォーターマンの相手は未定で、新たにガン・マッギーも出場決定選手に加わった。残り1試合以外にもリザーブマッチが1試合用意される模様で、出場選手は交渉中だ。DSEの榊原信行社長は「もう少し最後の抵抗をしたい」と語り、大物参戦を伺わせた。
 会見には13日極秘来日したというレコも登場。早期来日の一番の目的は時差ボケを直すことだが、「桜庭と練習したかった」といい、試合まで高田道場で調整する。レコは「小川の事は知らなかったが、映像を見る限り僕の方が優れた選手だ。打撃はもちろん僕の方が優れている。寝技に関しても、練習で腰を痛めて、6年程前からの持病のヘルニアが再発したんだけど、それぐらいがいいハンデじゃないかな」と豪語した。対する小川は14日深夜のフジテレビ系「すぽると!」で試合に向けての意気込みを語る。
 チケットは来週から大半のショップで販売終了するが、4/19(月)〜23(金) 15:00までPRIDE公式サイトにて「当日引換チケット」が販売される。(井原芳徳)

フジテレビで17(土)13:00〜14:00特番オンエア

(4/14 up) PRIDE GPを地上波中継するフジテレビでは、17(土)13:00〜14:00に事前特別番組「世界最強トーナメント プライドGP完全ガイド」を放送する。吉田秀彦のほか、内田恭子アナ、高島彩アナ、タレントの小池栄子さんが出演する。

榊原社長、異例の種明かし。小川の真意を代弁

(4/14 up) DSEの榊原信行社長は13日、都内の事務所で会見し、12日の小川直也のPRIDE GP参戦発表のパフォーマンスについて補足説明を行った。
 小川はハッスルのストーリー上では、「高田モンスター軍総統」が提示した“査定試合”を受けたことになっている。だが榊原社長は、小川の方からGPに出ると切り出していたことを明かした。6月大会か8月大会のワンマッチの出場をオファーしたが、小川は「どうせやるならGPでしょう」と最初から言っていたという。
 そして榊原社長は「小川選手は単にハッスルのプロモーションのためだけに出場するわけではない」とし、「小川選手の置かれている立場、プロレスへの思い入れを考えれば、ああいう形の会見になってしまう」「アマチュアイズムにのっとった『精一杯頑張る』というようなコメントは、小川選手からは引き出せないですよ」と語り、“プロレスラー・小川直也”の真意を代弁した。
 さらに「PRIDE GPのポスターを破り捨てたことに、並々ならぬ覚悟と自信を感じた。あれをやったことで、もし1回戦で負けるような事があれば、『何をやってるんだ』と(いう非難が)何倍にもなって返ってくる。あえてリスクを背負って立つ小川選手の心意気に、僕らは日本人としてのナショナリズムも含めて、全面的に乗りたい。凄く期待しています」と語り、一出場選手・小川直也にエールを送った。
 小川のハッスル会見がプロレスファン向けだったとすれば、この日の榊原社長の会見は格闘技ファン向け。いわば“種明かし”になってしまうため、14日朝の一部のスポーツ紙はこの会見について触れていない。ハッスルとPRIDEの異なる価値基準の使い分けで、DSEもプロレス系マスコミもしばらく頭を悩まされそうだ。
 残り1選手および組合せは14日夕方に発表を予定している。(井原芳徳)

小川、“ハッスル査定試合”としてGP参戦

(4/12 up) 小川直也が都内のDSE事務所で12日、プロレスイベント「ハッスル3」の会見中、PRIDE-GPへの参戦を正式表明した。対戦相手は未定。高田延彦PRIDE統括本部長扮するハッスルのキャラクター「高田モンスター軍総統」が提示した、5月のハッスル3出場を賭けての“査定試合”として、小川のGP開幕戦は行われる。

 小川は1968年生まれの36歳。92年バルセロナ五輪柔道銀メダルの実績を引っさげ、97年4月にプロレスデビュー。MMAは99年のPRIDE.6のグッドリッジ戦、2000年PRIDE.11の佐竹戦、02年8月のUFO LEGENDのガファリ戦の3試合を経験し、いずれも一本勝ちしている。

 PRIDE-GPには小川と同じ明治大学柔道部出身の後輩・吉田秀彦の参戦が計画されていたが、吉田は6日に欠場を表明。桜庭和志はミドル級に専念し、藤田和之はK-1 MMA (仮称) を主戦場とすることから、地上波受けのいい日本人スターの不在がDSEを悩ませていた。
 そこで白羽の矢が立ったのが、ハッスルの主役の1人、小川だった。しかし小川はハッスルのストーリーの中ではDSEと敵対するため、かしこまった参戦表明をしてしまうと、プロレスと格闘技を混ぜて伝える大半のメディアの記事の流れ上、整合性がつかなくなる。そこでDSEが編み出したのが、ハッスルで2連敗の小川に、“査定試合”の試練を課すというストーリーだった。

 会見冒頭、小川が高田“総統”から渡されたというメッセージビデオが流される。デスラー総統ルックの高田総統は「私の“知り合い”にPRIDE統轄本部長がいるので、世界最高峰のバーリトゥードの大会に一枠を空けておいた」と発言。完全にキャラクターに成りきっている。これを受け小川は「ハッスルのためなら何でもやる。高田が『日本のプロレスを潰す』なら、俺がPRIDEをぶち壊し、日本のプロレスを守ります」と宣言した。

 ハッスルは旧来のプロレスファンのアレルギー反応が強く、興行面で苦戦しているのが実情。DSEは小川をPRIDE-GPに担ぎ出すと同時に、PRIDE-GPを5月のハッスル3の宣伝の場にする狙いもあるようだ。昨年大みそかのPRIDE男祭りでも、正月空けのハッスル1の前煽りパフォーマンスの時間が設けられたが、今回はハッスルの会見にPRIDEの宣伝が混ざる逆パターン。“純度100%混じりっけ無し”を目指す舞台と、「高田総統」のコスプレに象徴されるようなコミカルなプロレス空間が混ざることに、アレルギー反応を示すPRIDEファンも少なくない。

 会見の最後、小川はDSEの社員を呼び寄せ、ハッスルとPRIDE-GPのポスターを持たせると、「どっちが大事なんだ?」と究極の選択を迫り、PRIDE-GPのポスターを破らせた末に退散した。「PRIDEをぶち壊す」と吠える小川。ビリビリに破り捨てられたPRIDE-GPのポスター。GPの行く末を暗示していると思うのは考え過ぎだろうか?(井原芳徳)

高橋義生ら4名新たに参戦決定

(4/9 up) DSEは8日、都内事務所で会見し、PRIDE-GPへの高橋義生(写真)、ケビン・ランデルマン、ロン・ウォーターマン、ムリーロ・ニンジャの4名の参戦、イゴール・ボブチャンチン、ザ・プレデターの2名の欠場を発表した。これで14名が決定。残り2名は数日中に発表を予定し、対戦カードは来週中ごろの発表の模様だ。ボブチャンチンは昨年8月のミルコ・クロコップ戦で痛めた右肘にできたネズミを除去するために欠場し、プレデターは招聘元のZERO-ONEとの契約が2月末日で切れ、K-1 MMA (仮称) を主催するFEGと新たに契約を結んだことが発覚したため欠場する。
 高橋はパンクラスの旗揚げメンバーで現ヘビー級王者の35歳。昨年10月にはジョシュ・バーネットの持つパンクラス無差別級王座にも挑戦し敗れたものの、途中までの打撃戦で優位に試合を運んだ。昨年7月のヘビー級王座防衛戦で91.1kg、ジョシュ戦で94.5kgと、PRIDEヘビー級で戦うにはやや小柄だが、UFCヘビー級の頂点に一度は登ったジョシュを苦しめた実力から、GPへの出場資格を十分に満たしているといえよう。また高橋は昨年7月の防衛戦の頃にも「(パンクラスの尾崎允実)社長に『高橋で勝負したい』と言わせたい。フリーエージェント権を行使して、社長とゆっくり話をする」という発言するなど、団体外への出撃に意欲的で、今回のGP参戦は願ったりかなったりといえる。
 高田延彦PRIDE統括本部長は「ずっと距離を置いて見てきたが、彼は非常に勇敢でスキルも強く、プラスアルファ、選手としての色気が非常にある。実はずっとPRIDEのリングに上がってもらいたいと3、4年前から思っていました。この時点で手を挙げてくれたことに感謝します。日本人の魂と存在感、そしてパンクラス、高橋の存在感を示してもらいたい」とエールを送った。
 高橋は既に試合への集中モードに入っているため会見を欠席したが、「光栄です。パンクラスの看板を汚さないようにするのが1番大事なことだと思ってます。死にもの狂いで頑張ります」とパンクラスを通してコメントを発表している。
 なお、チケットは早くもVIP、スタンドAが完売。2〜3大会セットチケットも売れ行きが好調で、大会への注目度の高さが伺われる。(井原芳徳)


吉田GP欠場。明確な理由は不明

(4/6 up) 吉田秀彦が6日、所属事務所のJ-ROCKを通じ、PRIDE-GPを欠場すると発表した。リリース全文は下記。この中で吉田は出場に向けて体重増量、体調管理に努めていたことを明かしているが、明確な欠場理由は示していない。

いつもご声援いただき誠にありがとうございます。
 今年4月25日から開催されるPRIDEヘビー級GPは欠場する事に致しました。私自身、3月に正式なオファーを頂き、その後ファンからの応援メッセージや主催者関係者の熱いアプローチを受け、出場に向けて体重増量、体調管理に努めて参りました。
 しかし、自分としては、PRIDEミドル級GPを制覇し今年のヘビー級を制するというのが、目標にあったにも関わらず、昨年、ミドル級のGPも制せず、また、ホイス・グレイシー選手戦もドローという後味の悪いものにしてしまいました。昨年の悔しさを糧に一つの山を登りそしてまた、大きな山に標準を合わせていき、今年は取りこぼす事なく一つ一つ目標に向けて頑張っていきたいと思います。
 尚、今年の初戦は近々にはしたいと思っています。試合に向けて、より一層トレーニングに励みますので今後とも応援宜しくお願い致します。


横井、AFCベルト返上。防衛期限過ぎるため

(4/3 up) 横井宏考がAFC (Absolute Fighting Championships) ライトヘビー級ベルトを返上した。横井は昨年3月のAFCフロリダ大会でフックンシュート南東部ライトヘビー級ベルトを獲得。その後フックンシュートとAFCが袂を分かったことから、ベルトの冠がAFCに変わった。防衛期限が迫り、今年5月1日のAFC大会でアントニー・レア(フランス)との防衛戦を予定していたが、PRIDE-GP参戦が決まったため、返上を余儀なくされた格好だ。AFCのマッチメイカー、ミギュエル・イタレート氏は「PRIDE-GPに参戦することは、彼にとって間違いなく最高のチャンスだ。彼はAFCの無敗の王者としてPRIDE GPに参戦する。幸運を祈ります」とエールを送っている。(井原芳徳)[情報源:ADCC NEWS

横井ら4名が新たにエントリー

(3/31 up) PRIDE GPエントリー選手として、新たに横井宏考(ひろたか)、セルゲイ・ハリトーノフ、マーク・コールマン、ジャイアント・シルバの4名が発表された。残り4名は後日発表。
 横井は24日の会見での高田延彦PRIDE統轄本部長の「日本人に名乗り出て欲しい」という呼び掛けに応じ、参戦を表明。MMAでは10戦10勝無敗の戦績を誇り、今後も更なる活躍が期待できる選手であるため、出場が認められた。柔道三段の横井はプロ修斗、リングスを経て、プロレス団体ZERO-ONEの常連選手に。その後02年11月のPRIDE.23ではジェレル・ヴェネチアンを腕十字で下し、昨年3月のフロリダのフックンシュート大会では初のベルトを獲得している。MMAはその試合以来だが、日頃から吉田秀彦や高阪剛らと練習を積んでおり、準備は怠り無いだろう。
 ハリトーノフは1月のPRIDE.27のGPサバイバルマッチで一本勝ちをおさめている選手で、出場は順当なところ。コールマンはPRIDE-GP 2000王者。シルバは大みそかのPRIDE男祭りでヒーリングに一本負けしており、MMAの実力は低いが、230cm・238kgの巨体のインパクトは絶大で、フジテレビでの中継でも高い視聴率を獲得した。今回のエントリーにあたっては、大会をゴールデンタイムで放映するフジテレビ側の要請もあったと考えられる。(井原芳徳)

出場者8名決定。チケット28(日)発売開始

(3/24 up) DSEは24日、東京プリンスホテルで会見し、開幕戦出場選手全16名のうち8名を発表した。ヘビー級王者・エメリヤーエンコ・ヒョードル、同級暫定王者・アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、さらにミルコ・クロコップの“3強”をはじめ、1月のPRIDE.27のGPサバイバルマッチで勝利したヒース・ヒーリング、イゴール・ボブチャンチンの2名、MMAデビュー戦となる元K-1ファイターのステファン・レコ、元幕内力士の戦闘竜、さらに異色どころでは昨年大みそかのDynamite!!のMMAデビュー戦で秒殺KO勝利したプロレスラーのザ・プレデターが名を連ねている。
 会見にはヒョードル、ノゲイラ、ヒーリング、レコ、戦闘竜の5名が出席。各選手とも開幕戦で全力を尽す構えを示した。国会議員の仕事の都合で出席できなかったミルコは「忙しいスケジュールではありますが、最高の状態に仕上げられるようGPに向けてトレーニングを積んでおります」等とコメント文を伝えている。
 榊原信行・DSE社長も高田延彦・PRIDE統轄本部長も、会見で度々口にしたのは「世界最強」「世界最高峰の舞台」といったフレーズ。だがK-1で実績のあるレコはともかく、戦闘竜とプレデターはこれらのフレーズに見合った実績を残しているとは率直なところ思えない。少々イジワルながらも、ノゲイラにこの状況をどう思うか聞いたところ「新しい才能にもチャンスを与えるべきだ。いろんな選手たちとPRIDEという舞台を作り上げたい。主催者も責任を持って強い選手を選んでくれていると思う」と答えた。また、ミルコもコメント文で「私たちが誇りに思うPRIDEを、本当に世界でも最も素晴らしいイベントにし、世界的な評価と人気の面において次のステージに引き上げることが出来るか否かは、我々選手に掛かっているものと考えております」と他選手に檄を送っている。やや優等生的な嫌いもあるが、ノゲイラもミルコが、単純に強さや技術に限らず、オピニオンや姿勢の面でもPRIDEのリーダーとなっていることが感じられた。

 残り8名は1週間後の31(水)発表予定。高田本部長は「今、出場選手を絞り込んでいる状態だが、我こそはと思う日本人に名乗りを上げていただければ、残り8人の枠に入れることもやぶさかではない」と語り、日本人の参戦表明を呼び掛けた。会見に出席した選手たちに「日本人選手で誰に出て欲しい?」と質問が飛ぶと、ノゲイラは吉田&田村、ヒョードルとレコは吉田&藤田、ヒーリングは藤田の名前を上げた。特にヒーリングは「藤田とやりたい」と明言するほどだった。
 榊原社長は「田村はウェイト的にどうかな? 藤田君には藤田君の考え方があると思う。吉田も可能性は十分にあります。桜庭は無いですね」と答えている。日本人枠について、榊原社長は「去年3人なので、今年も3人出したいですね」と語ったが、事態は流動的。マーク・コールマン、ドン・フライ、セルゲイ・ハリトーノフといった、いわば当確線上の選手たちは、日本人選手がどれだけ揃うかによって命運が左右されそうだ。なおミドル級GP覇者・ヴァンダレイ・シウバについて榊原社長は「今年はミドル級のワンマッチに専念させたい」としている。
 一回戦の組合せについて榊原社長は「4/10頃までにこちらの方で決めたい。ノゲイラやミルコらの潰し合いは避けたい」としている。

フジテレビで2日後オンエア。スカパー!PPVでお特なセットも

(3/24 up) チケットは3/28(日) 10:00〜一般発売スタート。大会の模様はフジテレビ系列で2日後の4/27(火)19:00から2時間放送される。なお、スカパー!ではPPV生中継や事前特番はもちろん、6,300円でグランプリ3大会のPPVが見放題で、さらにチケット購入者限定のPRIDEプレミアム特番も見られる「PRIDE GP 2004プラチナチケット」も発売する。(井原芳徳)

13(土)-15(月) チケット先行発売

(3/11 up) 13(土)-15(月)にかけて、下記のとおりチケット先行発売が行われる。GP準決勝大会は6/20(日)、決勝大会は8/15(日)に、さいたまスーパーアリーナで行われることも決定している。ちなみにラスベガスでは決勝と同じ日の昼(現地時間14日)、K-1 WORLD GP世界最終予選が行われる予定。PRIDEとK-1の激しい興行戦争が繰り広げられそうだ。

 

ドリームステージエンターテインメント "PRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦"
2004年4月25日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
(JR京浜東北・高崎・宇都宮線「さいたま新都心」徒歩すぐ/埼京線「北与野」徒歩7分)
開場・14:00 開始・16:00


第8試合 1R10分/2,3R5分
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビルチーム/PRIDEヘビー級王者)
マーク・コールマン(アメリカ/ハンマーハウス/PRIDE GP 2000王者)

第7試合 1R10分/2,3R5分
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム/PRIDEヘビー級暫定王者)
横井宏考(日本/チーム・アライアンス)

第6試合 1R10分/2,3R5分
ミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッド)
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマーハウス/元UFCヘビー級王者)

 〜休憩〜

第5試合 1R10分/2,3R5分
小川直也(日本/UFO)
ステファン・レコ(ドイツ/ゴールデン・グローリー)

第4試合 1R10分/2,3R5分
セーム・シュルト(オランダ/ゴールデン・グローリー/元パンクラス無差別級王者)
ガン・マッギー(アメリカ/ピット・ファイトチーム)

第3試合 1R10分/2,3R5分
ジャイアント・シルバ(ブラジル/フリー)
戦闘竜(アメリカ/フリー)

第2試合 1R10分/2,3R5分
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)
ムリーロ・ニンジャ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

第1試合 1R10分/2,3R5分
ヒース・ヒーリング(アメリカ/ゴールデン・グローリー)
高橋義生(日本/パンクラスism/パンクラスヘビー級王者)

<リザーバー>
ロン・ウォーターマン(アメリカ/コロラド・スターズ)


■チケット料金(全席指定・消費税込み)
VIP(ビップ) 100,000円(専用入場ゲート・グッズ付き) 完売
RRS(ロイヤルリングサイド) 30,000円  
スタンドS 17,000円
スタンドA 7,000円 完売
※割安な3大会(開幕戦・準決勝・決勝戦)セットチケット、2大会(開幕戦・決勝戦)セットチケットは、DSE(03-5464-1531)、PRIDE オフィシャルサイト、携帯端末オフィシャルサイトにて販売 [→詳細]

■券売スケジュール
・携帯端末オフィシャルサイト先行予約
 3/13(土) 10:00〜24:00
・特別先行電話予約
 3/14(日) 10:00〜19:00 特電 03-5749-9925
オフィシャルサイト先行予約
 3/14(日) 20:00〜3/15(月) 6:00
 3/15(月) 10:00〜24:00
 ※上記受付期間以外の時間にアクセスしても、お申し込みはできません。
・一般発売
 3/28(日) 10:00〜 下記発売所にて

■チケット発売所
DSE 03-5464-1531
PRIDE オフィシャルサイト / 携帯端末オフィシャルサイト
チケットぴあ 0570-02-9999(スポーツ専用:0570-02-9977)
       03-5237-9966(Pコード:594-700)
ローソンチケット 0570-06-3003(Lコード:30088) 0570-00-0403
CNプレイガイド 03-5802-9999 3/28 特電 03-5802-9911
イープラス
楽天チケット
サンクス
高田道場 03-5749-5030
BCG 03-3560-7911
レッスル池袋店 03-3989-0056
グレート・アントニオ 03-3219-9550
公武堂 052-241-2511
書泉ブックマート 03-3294-0011
フィットネスショップ格闘技 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
後楽園ホール 03-3811-2111
相鉄ジョイナスプレイガイド 045-319-2456
さいたまスーパーアリーナ 048-600-3037
新日本プロモーション
ときめきドットコム

◆お問い合わせ:ドリームステージエンターテインメント TEL:03-5464-1531

Last Update : 04/22

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