[ムエタイ] 4.17 タイ：佐藤嘉洋×チャンプアック、加藤督朗×ガオラン

▼ (3/28 up) 4月17日にムエタイの殿堂・ルンピニースタジアム（タイ・バンコク）で、佐藤嘉洋 vs. チャンプアック・チョー・シープラサート、加藤督朗（まさあき） vs. ガオラン・カウイチットの2大世界タイトルマッチが行われると全日本キックが発表した。佐藤はWPKC世界ムエタイ・スーパーウェルター級、WKA世界ウェルター級に続き、3本目の世界ベルト穫りを目指すこととなる。加藤は当初、全日本キック4.16後楽園大会で小松隆也戦が予定されていたが、こちらは中止となっている。
　今回、佐藤と加藤が戦うのは、タイで設立された新組織WPMF（ワールド・プロフェッショナル・ムエタイ・フェデレーション）の初代王座決定戦で、佐藤はスーパーウェルター級（154ポンド=69.85kg契約）、加藤はウェルター級（147ポンド=66.68kg契約）のベルトを狙う。
　佐藤と対するチャンプアックは02年5月のK-1 MAX世界一決定戦のリザーブマッチで大野崇を1R KOした強豪で、タイ国プロムエタイ協会のスーパーウェルター王者でもある。佐藤はこれまでイタリア2回、ドイツ、オランダと計4度の海外遠征試合を行っているが、本場タイのリングには初出場。しかしながら昨年8月全日本キック後楽園大会で、現ルンピニースタジアム・ウェルター級王者でK-1 MAX 2002準優勝のガオラン・カウイチットを下した実力を高く評価され、初登場でタイトルマッチという、ムエタイ界では異例のVIP待遇となった。
　一方の加藤とベルトを争うのは、そのガオラン。加藤はこれまで何度となくタイで試合を行い、02年12月にはタイ国王生誕記念大会でKO勝利を飾っているが、ムエタイのタイトルマッチは初出場。1月の全日本キック後楽園のサムゴー・ギャットモンテープ戦に続き、ムエタイ・トップファイターとの2連戦となる。
　なお、この2試合はタイ全土に午後10時よりテレビ生中継が予定されている。

Last Update : 03/28