[M-1 ムエタイチャレンジ] 4.11 有明:山本喧一・ワンロップが公開練習
WSR "第3回 M-1 ムエタイチャレンジ" 4月11日(日) ディファ有明 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (4/8 up) 東京・荒川のウィラサクレック・ムエタイジム(WSR)で8日、山本喧一、ワンロップ、クンタップが練習を公開した。 メインでアトム山田と対戦するワンロップ(写真)は、ウィラサクレック会長のミット目掛けて速射砲のようにミドルを連打。まるでタイピングソフトのCMのような光景に、記者団は度胆を抜かれていた。当日はエキシビジョンを行うクンタップ(写真奥)とも3分2Rのスパーリングを行い、実戦的な動きを披露。仕上がり具合は上々のようだ。 セミでムエタイデビューするヤマケンの相手を務めたのは、かつてチャンプアと激闘を繰り広げたことのある安生洋二。同じく3分2Rだったが、安生も次第に燃えてきて、公開練習の後も30分ぐらいヤマケンに対策を講じていた。ヤマケンは「練習は十分やったので不安はない」と自信たっぷり。ウィラサクレック会長も仕上がり具合に太鼓判を押した。(井原芳徳)
ヤマケンが意気込み語る
▼ (3/18 up) ムエタイデビュー戦に挑む山本喧一が17日、所属する東京・荒川のウィラサクレック・ムエタイジム(WSR)で記者会見を行った。ムエタイについて「中途半端にやるつもりはない」と語るヤマケン。今後は総合格闘技とムエタイの試合を並行しつつ、メジャー全団体制覇も目指す考えだ。
ヤマケンが本格的にムエタイにのめり込んだのは4年前、00年12月のUFC-Jでパット・ミレティッチに完敗したことがきっかけだった。打撃技術の向上の必要性を痛感したヤマケンは、本場タイに渡り、ムエタイの凄みを肌で感じ、帰国後タイと同じ環境で練習したいと思ったところで、WSRと出会った。 パワーオブドリームを02年に閉鎖後は、昨年まで残務処理に追われた。その影響で去年の試合は3月のPRIDE.25のアレクサンダー大塚戦のみ。だがその間もWSRを拠点に練習を積み、今年WSRに正式加入。同時にWSRの近所に引っ越し、今は一日に最低6時間のトレーニングを積む日々を送っており、コンディションは良好だとのこと。
今回の相手のデン・サックモンティーはWMCランキングに入っていたこともあるという33歳のタイ人。89kgとタイ人にしては大柄なため、主戦場はヨーロッパで、戦績67戦43勝(15KO)18敗6分。ウィラサクレック会長は当初、ヤマケンらU系選手との因縁の深いチャンプア・ゲッソンリットとの対戦を計画していたが、チャンプアはオランダでの試合が決まっていたため、代わりにデンが選ばれた。ヤマケンの現在の体重は90kgぐらいだといい、体型ではデンと互角。ヤマケンがムエタイのテクニックを試すにはちょうどいい相手かもしれない。しかもムエタイデビューの舞台はミレティッチに敗れたのと同じディファ有明。何か因縁めいたものを感じさせる。
6月にもタイで試合をする予定のヤマケン。ムエタイに本格的にのめり込んでいるが、ミレティッチ戦の屈辱がムエタイとの出会いのきっかけだったことが示すように、ムエタイはあくまで総合格闘技で勝つための一手段。「今、MMAでは打撃をベースとする選手が増えているが、彼らとも真っ向から打ち合える選手になりたい。ゆくゆくはPRIDE、K-1、UFC、メジャーな団体を全部制覇したい」と目をギラつかせており、今後の逆襲が楽しみだ。
本場タイの雰囲気満点の大会に。WSRジムは8月新装
▼ (3/18 up) 17日の会見ではM-1の概要とWSRのジム移転についても発表された。(写真:左よりヤマケン、WSRスーパーバイザー・山上清隆氏、WSR会長・ウィラサクレック・ウォンパサー氏、M-1メインに出場のワンロップ・ウィラサクレック) 山上氏はM-1の開催目的について、所属選手に試合の機会を与えること、本場のようなムエタイの試合を日本のファンに見せること、日タイの文化交流を深めることと説明する。ムエタイ同様、ラウンドのインターバルは2分。5回戦選手にはワイクー(試合前の儀式の踊り)も義務づけられる。もちろんワイクー未経験のヤマケンは「これから練習します。ムエタイの神聖さを汚さないように踊れるかどうか…。足を怪我しないか心配ですねぇ」と苦笑いを浮かべていた。会場にはタイの音楽がノンストップで流れ、タイ料理の屋台も出る予定。試合以外でもタイの雰囲気が満喫できそうだ。今後は3ヶ月に1回の開催を予定。「長い時間をかけ一歩一歩着実にM-1を育てたい」と山上氏は語る。5月上旬にはCS放送のGAORAで30分枠での放送が決定している。
ウィラサクレック会長は3月10日に台東区の竜泉2丁目(地下鉄三ノ輪駅徒歩6分)に5F建ての自社ビルを購入し、ここに新ジムを8月にオープンすると発表した。現在のジムでは練習スペースが足りなくなったのが移転の理由で、新ジムは小規模な大会を開催できるほどのスペースがあるという。「タイ人トレーナーだけで指導している国内唯一のジム」である点を活かし、日本にいながら本場タイと同じ環境で練習できるようにする。どの連盟にも加盟していないニュートラルな立場を活かし、どこのジムに所属している選手でも垣根無くいつでも練習に来れるジムを目指したいという。(井原芳徳)
大会チケットプレゼント
▼ (3/18 up) WSRでは抽選で20名の方に第3回M-1のチケットをプレゼント。希望の方はハガキに「M-1チケットプレゼント希望」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号を記入の上、「〒116-0002 東京都荒川区荒川3-79-8 (有) WSR」までご応募を。(当選の発表は発送をもって代えさせていただきます)
アトム山田、強豪ワンロップと対戦
▼ (3/12 up) 1月27日付けでNJKF(NKB実行委員会)を離脱したウィラサクレック・ムエタイジム(WSR)が、4月11日(日) ディファ有明で自主興行を行う。 メインではMA日本バンタム級王者のアトム山田が、タイ人のワンロップ・ウィラサクレックと激突する。ワンロップは昨年11月のWSR興行でNKBバンタム級王者の藤原国崇を肘で切り裂き、1月にはMAキックに乗り込み、スロバキア人に圧勝している。山田も昨年7月の地元・愛媛の試合で、ラジャダムナン現役王者のルートシラー相手に引き分けた実力の持ち主。今回も好勝負が期待できる。 セミではリングス、UFC-J、PRIDE等で活躍してきた総合格闘技の山本喧一がムエタイデビュー戦に挑む。ヤマケンはパワーオブドリーム解散後はWSRを練習の拠点にしており、最近正式にWSR所属選手となったばかり。Uインター時代からタイ人コーチに習うなど、ムエタイとの関わりは長く、今回その実力が示されることとなる。(井原芳徳)
ウィラサクレック・ムエタイジム "第3回 M-1 ムエタイチャレンジ" 2004年4月11日(日) 東京・ディファ有明 開場・13:30 開始・14:00
メインイベント バンタム級 3分5R アトム山田(武勇会/MA日本バンタム級王者) ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/WSR/53戦43勝(9KO)8敗)
セミファイナル ヘビー級 3分5R 山本喧一(WSR) デン・サックモンティー(タイ/67戦43勝(15KO)18敗6分)
フェザー級 3分5R ラジャサクレック・ソーワラピン(タイ/43戦31勝(5KO)8敗2分) 赤羽秀一(WSR)
エキシビジョンマッチ クンタップ・ウィラサクレック(タイ/WMCウェルター級王者) 發田隆治(WSR)
-70kg契約 3分3R 田中貴之(WSR) 高橋忠一郎(クロスポイント)
フェザー級 3分3R 長崎秀哉(WSR) 卯月昇龍(チームドラゴン)
-47kg契約 3分3R アサコ(SKVアラビア) 西田久美子(WSR)
-54kg契約 3分3R 若山 力(チームピース) 井出 満(WSR)
-63kg契約 3分3R 北山高与始(S-FACTORY) ジョーム(フリー)
-70kg契約 3分3R 宮内宗行(Kインター柏) 沼尻紀史(チームドラゴン)
ライト級 3分3R 大内山隆(WSR) 加藤潤一(チームピース)
ウェルター級 3分3R タケシ(WSR) 竹津彰夕郎(バンゲリングベイ)
-45kg契約 3分3R 細田由里子(WSR) 渡沼幸子(Kインター柏)
フライ級 3分3R 弘中雅人(WSR) 染谷 誠(レグルス池袋)
ミドル級 3分3R 銭金 淳(バンゲリングベイ) 草柳茂明(TARGET)
ミドル級 3分3R 平野洋行(WSR) 甲斐 覚(ブリザード)
ウェルター級 3分3R 柴崎征彦(WSR) 野村和宏(SKVアラビア)
ライト級 3分3R 坂口正和(バンゲリングベイ) 見原智明(ブリザード)
-66kg契約 3分3R 宮崎 篤(WSR) 細野岳範(チームドラゴン)
<チケット> ※当日1000円増し SRS 12000円 RS 10000円 S 8000円 A 7000円 B 5000円 C 4000円 立見4000円(当日券のみ)
<販売所> チケットぴあ 0570-02-9977 ウィラサクレック・ムエタイジム 03-3801-0464
<お問い合わせ> ウィラサクレック・ムエタイジム TEL/FAX 03-3801-0464
Last Update : 04/09
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