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[パンクラス] 10.31 後楽園:郷野、金曜の試合は「安全第一」。眼中に渡辺無し

パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2003 HYBRID TOUR" 10月31日(金) 後楽園ホール [→掲示板スレッド]

(10/30/ up) 後楽園大会の前日計量がP's LAB東京で行われ、全選手が一発でパスした。メインに出場するGRABAKAの郷野聡寛はライトヘビー級の90kg未満契約で、ズボンを履いた状態で89.9kgでクリア。リラックスした様子で、記者の質問に答えてくれた。(井原芳徳)

−−試合に向けての気分は?
郷野「楽しみですね。前の5月の横文の試合の時に比べて、自分のレベルが上がっているのを実感しているので、その動きを試せると思うと楽しみですね。8月のカストロの試合の前に比べたらプレッシャーは全然ないですよ」
−−相手の渡辺大介は6月大阪大会で佐々木有生をKOしましたが、一発は恐くない?
郷野「当たらないから大丈夫です」
−−渡辺の攻撃で警戒することは?
郷野「渡辺どうこうより、試合だからといって力を入れ過ぎないようにするだけです。まともな被弾は無いと思いますよ」
−−11月の両国の試合を控えて、景気良くKOで勝ちたいですか?
郷野「いや、今回は安全第一で。バンテージをいつもより厚めに巻いて行きます(笑)。勝っても怪我をしたら元も子もないですから。まあ、今回は相手の攻撃が当たらない所を見せたいですね。メインなんで、3Rになったらパンチに力を込めるかもしれないですけど、それぐらいで。次の11月の試合に向けて、色々試せればいいかなと」
−−渡辺は『なめられてる』と思ってガーッと来るのでは?
郷野「向こうは今はなめられてもしょうがない立場でしょ? 俺が10月に試合がしたくて、たまたま空いていたのがアイツだったんで、『2度とやれない試合をやれて良かったねぇ』って感じですね」
−−9月には桜井“マッハ”速人がDEEPで負けて、PRIDE武士道出場を断念するという出来事もありましたが?
郷野「もちろん、最悪の事を考えないわけはないです。マッハの件は、良いいましめと思ってますよ」

柔道界のケンカ番長・高森、GRABAKAに出稽古

(10/28 up) “柔道界のケンカ番長”高森啓吾が、出稽古先である都内のGRABAKAジムで記者会見を行った。会見にはGRABAKAの菊田早苗と三崎和雄も同席したが、まだ高森は1度しかGRABAKAで練習をしていないせいもあり、まだ菊田らとの距離感がある。ケンカ番長というよりも転校生のような雰囲気になってしまった高森だったが、既に肌を合わせた三崎は「相手を投げるだけでもダメージを与えられるぐらいの破壊力を備えている」と好評価。「今回は投げも見せて、最後は殴って勝ってもらいたい」と期待し、菊田も「第3試合だが、メインを喰うような試合をしてほしい」語った。高森はGRABAKAで柔道とは違うMMAの間合い等を学ぶ考え。「ケンカ番長が、言うだけ番長にならないよう気をつけたい」と気を引き締めていた。会見の後、高森はGRABAKA勢との練習をスタート。金曜の試合でその成果を発揮できるか注目だ。(井原芳徳)

韓国からの留学生、柔道界のケンカ番長と激突

(10/27 up) 第3試合で対戦する韓国のハー・スンジンと柔道強豪の高森啓吾が23日、ピーズラボ東京で記者会見を行った。
 ハーはテコンドーと氣道(合気道とテコンドーの混ざった総合格闘技)の元韓国チャンピオンで28歳。MMA戦績2勝1敗。これは4月に韓国で行われた16人トーナメント「スピリットMC」での戦績で、1・2回戦を突破し、ベスト4にまで勝ち残った。スピリットMCは6000人の超満員の観衆を集め大成功をおさめた大会だが、その後ネオファイトとKO Kingが分派し3団体に。日本のDEEPは8月にKO Kingへの協力を発表したが(関連記事)、パンクラスはネオファイトと提携し、同所属のハーが今回パンクラスに初参戦したという流れだ。ハーは20日から横浜のパンクラスismに「留学」。後楽園の試合後も残り、約1年間ismで修行する予定だ。パンクラス側も将来、韓国での興行を見据えており、韓国のテレビ局「KBSスカイ」では11月より、パンクラスの旗揚げからの全大会が順番に放送される。(写真:左から尾崎允実・パンクラス社長、ハー、ハーのマネージャーのユーン・クー氏)

 高森は日本大学時代の98年に講道館杯100kg超級3位、綜合警備保障時代の99年にアジア選手権無差別級2位等の実績を残した柔道の強豪。去年の4月に綜合警備保障を退職し、ガス関係の職人をしていたが、今年2月のIKUSAで友人のIRO関[いろぜき]のセコンドについた時、「見てる場合じゃない。俺が出るべきだ」と思い、5月頃からMMAの練習をスタート。6月のIKUSAでプロデビューし秒殺KO勝ちをおさめた。
 会見で高森は「目標とする選手はいないが、目標とされる選手になりたい」「これから色んな試合に出て、色んなベルトをコレクションしていきたい」と豪語。戦いたい相手として、ヒョードル、ミルコ、さらにはパンクラス無差別級王者のジョシュ・バーネットの名前も上げた。組技はGRABAKA、打撃はキックボクシングの谷山ジムで練習。“柔道界の喧嘩番長”との異名も取る高森は「あえて打撃でいく。柔道出身のイメージを覆したい」とも語っており、同じ柔道出身の吉田秀彦とは異色のスタイルを貫く考えだ。今回のハー戦に関しては「スタミナが無いんで、早く決着したい」と発言。1Rからガンガン飛ばすつもりだ。(井原芳徳)

パンクラスゲートで外国人対決

(10/27 up) アマチュア選手による「パンクラスゲート」で、初の外国人対決が実現する。P's LAB東京のトニー・ネルソンが、ストライプル行徳の青木イズマエルと対戦。ネルソンはシカゴ出身の29歳で、昨年10月のDEMOLITION、今年3月のDEEPのフューチャーファイトにも出場している。青木はブラジル出身の22歳で、極真空手とブラジリアン柔術の経験がある。
 なお、会場内の前売りチケット販売コーナーでは、11.30両国のチケット先行販売が行われる。試合開始前の購入チケットには菊田早苗、國奥麒樹真がサインをしてくれる。

郷野聡寛×渡辺大介、因縁のリマッチ

(9/29 up) 全8カードが決定した。注目は郷野聡寛と渡辺大介の2年4ヶ月ぶりの再戦だ。郷野にとって前回の渡辺戦はパンクラスデビュー戦で、打撃で圧倒しTKO勝ちをおさめた。その後郷野は快進撃を続けたが、近藤有己に敗れ一旦失速し、8月の両国大会では金的を浴び負傷し不完全燃焼に終ったばかり。再起を計るにあたって、渡辺戦は格好の機会だ。一方の渡辺は郷野と同門の佐々木有生へのリベンジを6月大阪大会で成功しており、今度は郷野にも復讐したいところだろう。ismとGRABAKAの抗争の炎は5月の菊田×近藤終了後に一旦静まったかに見えたが、菊田×近藤が11月両国大会で再戦決定。郷野×渡辺は、その前哨戦として見ても楽しめること請け合いだ。
 他にも竹内出×石川英司のミドル級ランキング戦、ロン・ウォーターマン vs. 石井淳のスーパーヘビー級ド迫力対決や、6月のIKUSAでプロデビューした“柔道界の喧嘩番長”高森啓吾のパンクラス初戦、ネオブラッドトーナメント優勝者の中西裕一と関直喜がランカーに挑戦するなど、通好みのカードが勢揃い。イキのいいファイトが見られる大会となりそうだ。

 

パンクラス "Sammy Presents PANCRASE 2003 HYBRID TOUR"
2003年10月31日(金) 東京・後楽園ホール
開場/17:30 開始/18:30

メインイベント ライトヘビー級 5分3R
郷野聡寛(パンクラスGRABAKA/3位)
渡辺大介(パンクラスism/5位)

セミファイナル ミドル級 5分3R
竹内 出(SKアブソリュート/1位)
石川英司(パンクラスGRABAKA/10位)

第6試合 スーパーヘビー級 5分3R
ロン・ウォーターマン(米国/チーム・インパクト/3位)
石井 淳(超人クラブ/5位)

第5試合 ミドル級 5分3R
窪田幸生(パンクラスism/9位)
中西裕一(フリー/03年ネオブラッドトーナメント・ミドル級優勝)

第4試合 ウェルター級 5分3R
北岡 悟(パンクラスism/5位)
関 直喜(フリー/03年ネオブラッドトーナメント・ウェルター級優勝)

第3試合 無差別級 5分2R
高森啓吾(MEGATON)
ハー・スンジン(韓国/ネオファイト)

第2試合 ウェルター級 5分2R
和田拓也(SKアブソリュート/7位)
小沢 稔(V-CROSS)

第1試合 フェザー級 5分2R
志田 幹(P'sLAB東京)
和知正仁(チームRoken)

パンクラスゲート ヘビー級 5分2R
トニー・ネルソン(P's LAB東京)
青木イズマエル(ストライプル行徳)



■ 入場料金:※当日券は500円増し。全券種を16:00より販売
 SS \12,000- A \9,000- B \6,500- C \5,000- D \4,000-
 立見\3,500-

■ 一般チケット発売日:9月27日(土)

■ チケット発売所:
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード594-040)
ローソンチケット 0570-00-0403(Lコード33296)
CNプレイガイド 03-5802-9999
イープラス(インターネット通販) http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
ticket JEB http://ticketjeb.tv/
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
大山アメリカン 03-3962-6443
レッスル渋谷 03-3464-0078
レッスル池袋 03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237
水道橋・マニア館 03-5276-0304
アイドール新宿 03-3371-5211
ファイター 03-3354-1903
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080
イサミ尚武堂 03-5214-6487
渋谷TOKYO文庫TOWER 6F 03-5784-4900
ゴールドジム 03-3645-9434
パンクラス 03-5792-0815
※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。


■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815

Last Update : 10/30

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