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[UFC 43] 6.6 ベガス:ケンシャム欠場でヴァーノンが参戦。WOWOWで須藤&五味特集

UFC "UFC 43 -Meltdown-" 6月6日(金) 米国ネバダ州ラスベガス・トーマス&マックセンター

(5/29 up) ケン・シャムロックが前十字靭帯損傷により欠場する。一般にも知名度の高いケンの欠場は、次の日のPRIDE.26との米国内でのペイパービュー視聴率競争に大きな影響をおよぼすことだろう。
 代わりにケンと同門のヴァーノン・“タイガー”・ホワイトが、イアン・フリーマンと戦う。ヴァーノンはUFCに初参戦。16日のKOTCラスベガス大会でジェレミー・ホーンからKOTCのベルトを奪われたばかりだが、約20日間隔で2戦することとなる。フリーマンはヘビー級でも大柄な選手のため、本来ライトヘビー級のヴァーノンがどう体格差をカバーするかがポイントとなるだろう。(井原芳徳)

WOWOWで生中継!須藤&五味特集も

(5/29 up) 今回もWOWOWで6月7日(土)11:00-14:00に生中継される。再放送は6月9日(月)25:00-26:30、7月14日(月)27:00-28:30。
 また、無料放送の「UFC増刊号VOL.5」では、UFC43の見所のほか、須藤元気UFC42密着レポート、五味隆典インタビュー等がオンエアされる。放映日時は5月29日(木)27:50-28:20、6月1日(日)25:30-26:00。


ベウフォート、WFA王者と対戦。テリグマンが総合復帰

▼ (5/12 up) 次の4カードが追加された。いずれもUFC常連選手と、初参戦か久々参戦の選手との対決構図になっている。これで全カード決定の模様。

 ビクトー・ベウフォート vs マービン・イーストマン
 マット・リンドランド vs ファラニコ・ヴァイタレ
 ペドロ・ヒーゾ vs トレイ・テリグマン
 イーブス・エドワーズ vs エディ・ルイス

 マービン・イーストマンは師匠ジョン・ルイスがプロデュースするWFAの常連。昨年11月のWFA 3ではアレックス・スティーブリングを1分でKOし、WFAライトヘビー級王者となっている。総合デビュー当時は同じくデビュー間もないクイントン・ジャクソンにKOTCの大会で判定勝ちをおさめたこともある。現在WFAが活動休止中のためUFCに戦場を移し、いきなり強豪ベウフォートと激突する。
 ファラニコ・ヴァイタレはハワイ出身。総合デビュー当時の00年7月、リングスUSA大会で滑川康仁に敗れたが、その後スーパーブロウルを主戦場にジョン・レンケン、ショーン・マッコーリー、タイロン・ロバーツらを撃破し、実績を重ねた。
 テリグマン vs. ヒーゾは99年5月のUFC 20のリマッチで、その時はヒーゾが1RパンチでKO勝ちしている。テリグマンの総合の試合は01年3月・PRIDE.13でボブチャンチンに勝って以来となる。その後ボクシングに専念。磨きのかかったパンチで、ヒーゾへのリベンジなるか見物だ。
 エディ・ルイスはティト・オーティスと同じハンチントンビーチ在住の選手で、UFCの発表によると総合7戦7勝。(井原芳徳)

タンク・アボット×キモ決定。206cmの大型ファイターも参戦

▼ (4/30 up) タンク・アボット vs. キモが決定した。どちらも5年以上前までUFCの常連だった選手。キモのUFC出場は98年のUFC16の高阪剛戦以来で、昨年7月のWFA2でティム・レイシックに勝利しているが、開始早々にレイシックがつま先を負傷したため、力を出す前に試合が終っていた。アボットも2月のUFC41での復帰戦はフランク・ミアにあっさり関節技につかまり良い所なしで終った。クートゥア、ケンシャムといった同世代が同じ大会で活躍しそうなだけに、アボットもキモも今度こそ本領発揮といきたいところだろう。
 アボットを破ったミアの出場も決まり、マーク・コールマンの弟子・ウェス・シムズ[Wes Sims]と対戦する。シムズは総合戦績6勝1敗1分で、身長206cm、体重116kgの大型ファイターだ。

リデル×クートゥアでライトヘビー級暫定王者決定

▼ (4/26 up) 次回UFC 43の主要カードが早くも発表された。ここ最近、米国のファンの間ではティト・オーティズ vs. チャック・リデルを望む声が大きくなっていたが、ティトが主催者のズッファに対しギャラの契約内容の変更を要求し出場停止状態となったため、ズッファはリデル vs. ランディ・クートゥアのライトヘビー級暫定(ざんてい)王者決定戦をマッチメイクした。元ヘビー級王者のクートゥアは1階級落としての初の試合となる。他にもケン・シャムロック vs. イアン・フリーマンが決定し、タンク・アボット、キモ、ビクトー・ベウフォートらの出場が予定されている。

Ultimate Fighting Championship "UFC 43 -Meltdown-"
2003年6月6日(金) 米国ネバダ州ラスベガス・トーマス&マックセンター

メインイベント UFCライトヘビー級暫定王者決定戦 5分5R
チャック・リデル(米国/チーム・パニッシュメント)
ランディ・クートゥア(米国/チーム・クエスト)

ヘビー級 5分3R
ヴァーノン・“タイガー”・ホワイト(米国/ライオンズ・デン)
イアン・フリーマン(イギリス/トータル・マーシャルアーツ)

ヘビー級 5分3R
タンク・アボット(米国/フリー)
キモ(米国/フリー)

ライトヘビー級 5分3R
ビクトー・ベウフォート(ブラジル/ブラジル・ファイトクラブ)
マービン・イーストマン(米国/ルイス&ペデネイラス・バーリトゥード)

ヘビー級 5分3R
フランク・ミア(米国/ヒカルド・ペレスBJJ)
ウェス・シムズ(米国/ハンマーハウス)

ミドル級 5分3R
マット・リンドランド(米国/チーム・クエスト)
ファラニコ・ヴァイタレ[Falaniko Vitale](米国/グラップリング・アンリミテッド)

ヘビー級 5分3R
ペドロ・ヒーゾ(ブラジル/ファス・バーリトゥード)
トレイ・テリグマン(米国/ライオンズ・デン)

ライト級 5分3R
イーブス・エドワーズ(米国/サード・コラム・ファイトチーム)
エディ・ルイス[Eddie Ruiz](米国)

Last Update : 05/29

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