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[ZST] 6.1 Zepp Tokyo:当日券も発売。夜10時よりサムライでOA

ZST(ゼスト) "THE BATTLE FIELD ZST 3" 6月1日(日) Zepp Tokyo  [→掲示板・ZSTスレッド]

(5/29 up) 当日券は「当日指定A席 ¥5,000」「立見チケット¥3,000」の2種類を14時30分から販売する。
 FIGHTING TVサムライでは当日夜10時より大会の模様が放映される。

注目選手が多数初参戦。ルールも一本&観客重視に変更

(5/20 up) ZSTの記者会見が16日、赤坂のTBSで行われた。上原譲広報が語る「実験・挑戦・可能性」というテーマのとおり、今回もバラエティに富んだマッチメイクが実現している。
 メインで今成正和と対戦が決定していたペドロ・ブランダオが練習中の左足靭帯損傷により欠場し、リングスUKのダニー・バッテンに相手が変更された。バッテンは柔術茶帯、テコンドー黒帯の29歳。97年にリングスUKのリー・ハスデルと出会い総合を始め、イギリスの大会を中心に活躍。リングス末期に須藤元気の相手にリストアップされたこともあり、昨年2月シュートボクシングルールで阿部裕幸に判定負けしている。
 会見で今成は「メインらしい勝ち方をしたい。関節で一本を取る」と宣言。チーム・イリホリのパートナー・矢野卓見は第1試合で6人タッグに登場するが「前回以上に働かないよう、他の2人に頑張ってもらう」と相変わらずのコメントを残した。初の兄弟タッグが実現する小谷直之とヒロキも出席。弟のトレーナーでもあるヒロキは「僕のZSTでの役目は弟を中量級のトップにすること。弟の勝ちに結びつくよういい形に持って行きたい」と脇役に徹することを明かした。
 所英男の相手はリトアニアのレミギウス・モリカビュチスに決定。モリカビュチスは11月のZST旗揚げ戦では今成に一本負けを喫したが、3月のZST2では元シュートボクシング・スーパーライト級1位の坪井淳浩を膝蹴りでKOし、4月の地元でのBUSHIDO-RINGSでもチーム・イリホリを打撃で苦しめた強豪ストライカーだ。所は会見で「なるべく打撃を喰らわないようにして一本を取る」と宣言している。
 他にもパレストラ東京所属のシューター・大河内貴之がZST初参戦し“真・足関十段”花井岳文と対戦することも決定。大河内は昨年11月のBUSHIDO-RINGSでリトアニア初のプロ修斗を披露。4月のBUSHIDO-RINGSで小谷直之がドローに終わった、ミンダウガス・スミルノヴァスから三角絞めで一本を取っている。
 ジェネシスバウトにも2試合追加。中でもSKアブソリュートの水野健次に注目だ。水野は柔道を得意とする26歳。昨年1月MAキック後楽園大会のメインイベントでは佐藤堅一とサムライルールで対戦しており、KO負けこそしたものの佐藤を何度も投げ、素質の高さを発揮した。その後スポーツ会館に所属し本格的に総合の練習を始めたが、SKの松本天心代表も「埋もれていた“怪物”を世に出す気持ち」と評しているといい、ジェネシスバウトの台風の目になるだろう。対する櫛田雄二郎も高田道場に設立と同時に入会し、桜庭和志から直々にレスリングを習った注目株。SKと高田道場の“秘密兵器”対決が見られる。他にも植村“ジャック”龍介(P's LAB 東京) vs. 辻昌樹(烏合会)も決定。両者ともアマチュア総合大会から地道に結果を積んで来た選手で、勝って本戦に進出したいところだろう。
 なお、当初出場が予定されていた坪井淳浩だが、対戦を予定していた選手の怪我のため欠場することとなった。(井原芳徳)

一本決着&エンターテイメント性を重視したルールに変更

▼ (5/20 up) ZST3から判定決着が廃止され、膠着ブレイクが早くなり、これまでの5分2Rに3R3分を追加した変則3R制が導入される。これらは16日の会見で発表された。判定廃止により一本を取れない場合はドローとなる。また、極めにいかない、及び極められないとレフェリーが判断した場合、これまでより早くブレイクがかかるようになる。さらに3R目が3分と短時間になることも、一本狙いのファイトを促すことになる。
 この変更は主催者の「エンターテイメント性を向上させたい」という意向によるもの。和田良覚メインレフェリーは「競技性主体よりもお客さん主体の『リアルファイティング・エンターテイメントスタイル』が一層明確になる」としている。ZSTのテーマの1つ「実験」の要素も多分に含まれており、選手のファイトスタイルにどういう影響をもたらすかが見物だ。
 ちなみに変則3R制はリトアニアで採用されているといい、インターバルは2分のまま。タッグマッチではラウンド制を廃止して20分3本勝負(2本先取制)となる。年末に予定されるライト級トーナメントでは判定決着が採用される。(井原芳徳)

11月開幕のライト級トーナメント出場希望者を募集!

▼ (5/20 up) ZST事務局の上原譲広報は16日の会見で、11月開幕のライト級トーナメントへの日本人選手の参戦を呼び掛けた。2月に開催を発表したが、なかなかZSTレギュラー以外の日本人が名乗りを上げないとのこと。それでも日本人が名乗り出ない場合は、英語サイトを立ち上げ海外から募集するという。参戦希望の方はZST事務局にアピールを!(メール:info@zst.jp/Tel. 03-5321-9595)

サムライTVでZST2を無料オンエア

▼ (5/20 up) 3月のZST2の模様が、ファイティングTVサムライで5月27日(22時〜24時)と28日(19時〜21時)にノンスクランブル(無料)放送される。


今成の相手は柔術家に。ヤノタクに敗れた男達が集結

(4/30 up) 今成正和の相手がグレイシーバッハのペドロ・ブランダオ(Pedro Brandao)に決定した。ブランダオは1979年生まれの24才で、昨年の世界柔術選手権(ムンジアル)茶帯ペナ級3位。総合格闘技のキャリアは不明。今成はこの冬、サンパウロのバルボーザ柔術で1ヶ月間修行しており、強豪ブラジル人との対戦を熱望していた。
 6人タッグの矢野卓見・梅木繁之・代官山剣Z組の相手も決定。矢野卓見に敗れた男”がテーマで、00年4月CONTENDERS4で敗れた五木田勝、01年9月リングスで敗れた小林悟郎、01年7月第4回タイタンファイトで敗れた松藤裕晴が混成チームを組む。矢野との絡みはもちろんだが、“エセ・ヤノタク”梅木との激突も楽しみだ。
 他にも開場直後に行われるジェネシスバウト(アマチュア戦)、朝岡秀樹 vs. 佐藤直登、内山貴博 vs. 藤沢卓也が決定。朝岡は「格闘技通信」前編集長として有名だが、大道塾北斗旗92年体力別軽量級優勝の実績もあり、最近もアマ修斗やJTCの大会に頻繁に出場している。(井原芳徳)

小谷兄弟タッグ、ヤノタク&梅木タッグが実現!

(4/13 up) タッグ戦に初挑戦する小谷直之(写真右)のパートナーが、兄の小谷ヒロキ(写真左)に決定した。ヒロキは現在31才。K'z FACTORY所属のプロシューターで、直之のマネージャー兼スパーリングパートナーを務め、ZSTの試合でもセコンドについていた。修斗では98年3月のプロデビュー以来1勝7敗3分と低迷を続けているが、コンバットレスリング優勝経験もあり、ルールの異なるZSTの舞台で実力が存分に発揮されることを期待したい。
 他にも矢野卓見、梅木繁之、代官山剣Z[だいかんやま・けんずぃー]の3人がタッグを組み、前代未聞の6人タッグマッチが実現。通常のタッグマッチのバリエーションの一つになると考えられるが、矢野と梅木の組合せはそうでなくても見物。代官山は96年アマ修斗ライト級トーナメントで優勝し、代官山拳の名前でプロデビューしたベテラン選手。同門の今成が「メチャクチャ強い」と評する実力者で、ZST2ジェネシスバウトではU-FILE CAMPの稲津航から腕ひしぎで一本勝ちしている。(井原芳徳)

今成がメイン。バレット・ヨシダをKOした強豪参戦

(4/4 up) 大会概要と一部カードが決定した。“足関十段”こと今成正和が初のメインを務める。相手は未定。また“ZSTのエース”小谷直之は初のタッグマッチに挑む。相手はリッチ・クレメンティとジェフ・カランのチーム・エクストリームコンビ。クレメンティは前回小谷とのシングル戦を予定していたが、直前に出場したUFC41で負傷したため小谷戦をキャンセルしていた(詳細)。パートナーのカランは、昨年9月ハワイのUCC大会でバレット・ヨシダをKOしたこともあり、MMAM TOP10でもフェザー級8位にランクしている、クレメンティ以上の強豪だ。小谷のパートナーは近日中に発表となる。
 

ZST "THE BATTLE FIELD ZST 3"
2003年6月1日(日) 東京・Zepp Tokyo
開場16:00 ジェネシスバウト開始予定16:05 本戦開始17:30


メインイベント ライト級
今成正和(TEAM ROKEN)
ダニー・バッテン(リングスUK)

セミファイナル ライト級タッグマッチ
小谷直之(ロデオスタイル)小谷ヒロキ(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
リッチ・クレメンティ&ジェフ・カラン(チーム・エクストリーム)

第3試合 ライト級
所 英男(チームPOD)
レミギウス・モリカビュチス(リングス・リトアニア)

第2試合 ライト級
大河内貴之(パレストラ東京)
花井岳文(養正館)

第1試合 フェザー級6人タッグマッチ
矢野卓見(烏合会)梅木繁之(SKアブソリュート)代官山剣Z(TEAM ROKEN)
五木田勝(木口ワークアウトスタジオ)小林悟郎(U-FILE CAMP)松藤裕晴(和術慧舟會千葉支部西道場)

【ジェネシスバウト】

第4試合 バンタム級
朝岡秀樹(チーム・ノーフェイク)
佐藤直登(ストライプル)

第3試合 ウェルター級
櫛田雄二郎(高田道場)
水野健次(SKアブソリュート)

第2試合 フェザー級
植村“ジャック”龍介(P's LAB 東京)
辻 昌樹(烏合会)

第1試合 フェザー級
内山貴博(総合格闘技武蔵村山道場)
藤沢卓也(禅道会世田谷道場)


<入場料金> ※当日券一律1,000円増し
VIP (最前列/1 ドリンク付) \15,000-
SRS (2列目) \8,000-
S席 \6,000-
A席 \4,000-

<発売場所> ※4/19(土)午前10時より発売
チケットぴあ スポーツ専用: 0570-02-9977
       Pコード予約 03-5237-9966(Pコード/594-770)
後楽園ホール 03-5800-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
ZSTオンラインショップ

<お問合せ> ZST事務局 03-5321-9595

Last Update : 05/29

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