KROSS×OVER 7.7 新宿フェイス(レポ):星憂雅、大久保峻を返り討ちしKICKバンタム級王座防衛。ハルク大城、KICKスーパーフェザー級王座防衛戦は不戦勝に
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KROSS×OVER.26
2024年7月7日(日)東京・新宿フェイス
記事提供:KROSS×OVER (※大会公式ブログには未掲載のレポートや写真も掲載されています)
第2部
第15試合 メインイベント
KROSS×OVER PRO KICK BANTAMWEIGHT(-53kg)CHAMIONSHIP 3分3R
○星 憂雅(IDEAL GYM/現王者)
×大久保 峻(修徳会/挑戦者)
判定3-0(30:29 30:28 30:27)
両者は昨年10月に行われたKROSS×OVER.23で行われたタイトルマッチで対戦し、王者である星が挑戦者の大久保を2RKOで下している。
今まで大久保はリベンジマッチでは負けたことがないと語るが、勝負の行方はいかに。
1R、大久保は細かいパンチとローキックから大きなフックを混ぜる。星は右ストレート、右膝蹴りを中心に正面から迎え撃つ。飛び込む大久保に星の右膝蹴りが効果的に突き刺さる。
大久保もリズムを変えてバックブロー、オーバーハンドフックを放って行くが星の優勢は変わらず。
2R、星は左フック、右ハイキックと横からの攻撃も織り交ぜる。大久保もフックで応戦するが、星の圧力に段々と押され始める。大久保の攻撃パターンを見切ったか、星がブロッキングから的確に攻撃を当てる展開が増える。
3R、後の無い大久保は果敢に前へ出てパンチを振るっていく。しかし星は冷静に膝蹴りを合わせ、大久保を倒しにラッシュをしかける。
星の膝蹴りが何度もボディに突き刺さり、苦しいはずの大久保だが、必死に前に出る姿に会場から大きな声援が鳴り響く。最後は星が攻撃をまとめたところで試合終了。
飛び込んでからのフックやバックハンドブローなど、大久保が見せ場を作ったが星の牙城を崩すまでには至らず。
今回も見事防衛に成功した星が今後も長期政権を築くのか注目だ。
第14試合 KROSS×OVER KICK SUPERFEATHERWEIGHT(-60kg)CHAMPIONSHIP 3分3R
○ハルク大城(ボスジム/現王者)
×石川 蓮太(修徳会/挑戦者)
※石川の計量失格によるハルク大城の不戦勝
本来、KROSS×OVER KICK スーパーフェザー級現王者のハルク大城に石川蓮太が挑む予定であったが、石川が規定の時間内に計量をパス出来ず、ハルク大城の不戦勝となった。
そこで急遽初代KROSS×OVER KICK-63kg級王者の冨沢 貴人とのエキシビションマッチが組まれると、緊張感のある内容で観客を楽しませた。
試合後のマイクでハルクは、「KROSS×OVERの選手を代表し、キックとMMA両方のルールで色々な舞台に出て活躍したい」と語った。
第13試合 第2代KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAM(-55kg)WEIGHT CHAMPIONSHIP TOURNAMENT 準決勝 3分3R
×清水 俊貴(NEXT LEVEL渋谷/KROSS×OVER KICKフェザー級王者)
○中澤 誠弥(PITBULL)
判定0-3(29:30 28:30 28:30)
※中澤が10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦に進出。
第2代KROSS×OVER KICK-55kgスーパーバンタム級王者を賭けたトーナメントが開催となる。
清水俊貴は前戦、RISEに参戦したが牧野騎士相手に2RKO負けを喫した。キャリア初の負けを経験したが、今回適正階級であるスーパーバンタム級に照準を合わせ再出発を測りながらも2階級王者を狙う!
中澤誠弥は3/3『KROSS×OVER-Extra.5-』にて大久保峻とドロー裁定からの試合となる。
1R、清水はバランスよく左ミドル、右ローキック、伸びのある右ストレートで試合を組み立てる。
中澤は高いガードから反撃のチャンスを伺っている。
清水の攻撃に慣れてきた中澤は圧力をかけて左フック、右ストレートで清水を削って行く。
2R、清水から攻撃を当てる展開は変わらずも、中澤も返しの攻撃を増やす。
身体のパワーでは中澤が上回る印象で、左右のローキックからパンチの攻防で清水を後退させる場面も。
3R、清水は左ミドル、右膝、ボディストレートを混ぜて攻撃の幅を増やす。
中澤はブロッキングから上下のパンチ、膝とボディに突き刺さる。
運動量の多い清水は最後までペースを落とさず攻撃を繰り出して行くのに対し、中澤はブロッキングと攻撃の的確さで応戦。
判定では清水の手数よりも中澤が与えたダメージをジャッジは支持。
KROSS×OVER KICKフェザー級タイトルを保持する清水を破る金星を挙げ、階級を上げトーナメント挑戦した中澤の強さが際立った。
第12試合 第2代KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAM(-55kg)WEIGHT CHAMPIONSHIP TOURNAMENT 準決勝 3分3R
×神田 賢吾(WSRフェアテックス幕張)
○鈴木 力也(TEAM MAVROS)
3R 0’21″ TKO パンチ連打
※2R、神田は右ストレートにてダウンあり
※鈴木が10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦に進出。
第2代KROSS×OVER KICK-55kgスーパーバンタム級王者を賭けたトーナメントのもう一方はK-1グループから神田賢吾が参戦するが、神田はビックバンではタイトル挑戦経験がある。
鈴木力也は4/21『KROSS×OVER.25』で巧みな技術を見せつけ、獅子丸相手に全く寄せ付けず勝利。
トーナメントでもテクニシャンぶりを存分に発揮するか要注目の選手だ!
1R、どっしり構える鈴木に対して細かいジャブで様子を見るのは神田。
静かな立ち上がりと思いきや、距離が近くなるとストレート、フックの打ち合いになる。両者共にブロッキングで致命打を許さない。
2R、開始から激しいパンチの打ち合いになると、鈴木の力強い左フックで神田は出血。
焦った神田は乱打戦に持ち込むが、鈴木はヘッドスリップで攻撃を避けながら的確にパンチを当てる。
残り1分、神田の出血が酷くなり試合が止まる場面も。
試合を止められる前に仕留めたい神田に冷静な三日月蹴り、ずっと見せていた左フックからの右ストレートを打ち抜いて鈴木が先制のダウンを奪う。
3R、ラウンド開始直後から鈴木の左フック→右ストレートが立て続けに打ち込まれたところでレフェリーが試合を止めた。
第12・13試合のスーパーバンタム級トーナメント準決勝の結果により、10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦は中澤誠弥vs鈴木 力也の組み合わせとなった。初代スーパーバンタム級王者の坂本寿希の戴冠から永らく動かなかったベルトを獲得するのはどちらになるのか!?
ハイレベルな試合展開が予想される、最注目のカードが決定した。
第11試合KROSS×OVER PRO-MUAYTHAI -55kg FIGHT 3分3R
○前田 浩喜(CORE/元NJKFフェザー級・スーパーバンタム級・バンタム級王者)
×ハリィ永田(Astra workout/元WPMFジャパンSフライ級1位)
1R 2’55″ KO 左ローキック
※永田は左ローキック、左ハイキックでダウンあり
元NJKFフェザー級・スーパーバンタム級・バンタム級王者に輝いた実績を引き下げ、前田浩喜がKROSS×OVER MUAYTHAIに参戦!
ハリィ永田も元WPMFジャパンSフライ級1位の実績があるが、実は前田とは一度対戦経験があり、以前対戦した際はハリィ永田が右ストレートで3RKO勝利している。
リーチを活かしたムエタイテクニックで連勝中のハリィが再び前田を退けるのか!?
2004年9月23日から20年ぶりのリマッチ!ハリィが再び勝利で力の差を見せつけるのか!?前田が3階級チャンピオンにも輝いた実力でリベンジ達成となるか!?結末に注目せよ!
1R、サウスポーの前田は前手でけん制しながら左の蹴り、永田は距離を詰めて冷静に右ストレートを当てに行く。
ラウンド中盤、前田は奥脚のローキックを一発で効かせると永田は失速。それを見逃さない前田はローキックの連打で永田からダウンを奪う。
永田は何とか立ち上がるもダメージは深く、前田は冷静に左ストレート、左ハイキックでダウンを追加する。
永田は諦めず再び立ち上がるも、最後は奥脚のローキックで永田をマットに沈め、前田は見事20年越しのリベンジを達成した。
第10試合KROSS×OVER PRO-MMA STRAWWEIGHT(-52.2kg)FIGHT 5分2R
○榊原 徹(U-FILECAMP登戸)
×矢吹 圭(Bow&Arrow)
※1R 1’22″ KO パウンドアウト
第9試合KROSS×OVER KICK Sクラス -65kg FIGHT 3分2R
○石川 捺希(NEXT LEVEL渋谷)
×吉田 侑矢(KFG URAWA)
※1R 1’00″ KO 左フック
※吉田は右ストレートにてダウンあり
第8試合KROSS×OVER GIRLS KICK -49kg FIGHT 2分3R
×黒川 真里裳(NEXT LEVEL渋谷)
○村田 萌衣(team NOVA)
判定0-3(27:30 27:30 29:30)
第7試合KROSS×OVER KICK -77kg FIGHT 3分2R
×左 禅丸(Serigala Aqueduct)
○藤本 新(フリー)
※2R 1’25″ KO 右ストレートにてダウン×2
第6試合KROSS×OVER KICK Sクラス -62kg FIGHT 3分2R
○堀 佑太郎(IDEAL GYM)
×安田 貢志(ROAD MMA GYM)
※1R 1’28″ KO 右ストレートにてダウン×2
第5試合(株)イサミpresents 宿命16~syukumei~
KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 大将戦
KROSS×OVER KICK Sクラス -65kg FIGHT 3分2R
×北本 昌也(FIGHT CLUB 428)
○金澤 光輝(AX GYM)
※1R 0’36″ KO バックブロー
※北本は右ストレートにてダウンあり
※これにより対抗戦は3-2で"足立区の名門ジム" AX GYMが勝ち越しとなり、勝利チーム全員に(株)イサミ様より豪華賞品が贈呈された。
第4試合(株)イサミpresents 宿命16~syukumei~
KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 副将戦
KROSS×OVER GIRLS KICK Sクラス -52kg FIGHT 2分2R
○小山 美咲(修実館/BRING IT ONパラエストラAKK)
×AYA∞(AX GYM)
※1R 1’25″ TKO 右ストレート
第3試合(株)イサミpresents 宿命16~syukumei~
KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 中堅戦
JUNIOR MUAYTHAI -35kg FIGHT 2分3R
×平野 裕典(修徳会)
○高橋 英雄(AX GYM)
判定0-2
第2試合(株)イサミpresents 宿命16~syukumei~
KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 次鋒戦
JUNIOR MUAYTHAI -31kg FIGHT 2分3R
○倉持 來翔(鍛錬会)
×苑田 優月(AX GYM)
※倒れた相手への攻撃による反則
第1試合(株)イサミpresents 宿命16~syukumei~
KROSS×OVER選抜vs"足立区の名門ジム" AX GYM 5対5対抗戦 先鋒戦
JUNIOR MUAYTHAI -25kg FIGHT 2分3R
×發知 楓(鍛錬会)
○中村 玲人(AX GYM)
判定0-3
第1部
第15試合 メインイベント KROSS×OVER PRO-KICK FEATHERWEIGHT (-57.5kg)NEXT TITLE CHALLENGER TOURNAMENTFIGHT 3分3R 準決勝
○濵田 修成(レンジャージム)
×KAZUNORI(REAL Muay Thai Fitness Gym)
2R 0’46″ TKO 右フック
※KAZUNORIは1Rに左ストレート、2Rに膝蹴り、右フックにて計3回のダウンあり
※濱田が10/6 KROSS×OVER.28で行われるトーナメント決勝戦に進出。
4/21『KROSS×OVER.21』新宿FACEで幕を開けた清水俊貴(NEXT LEVEL渋谷)が保持するフェザー級キックタイトルの挑戦権を賭けた8名の選抜選手によるトーナメントの1回戦を勝利した濵田修成vs豪基すぎやまの準決勝カードの組み合わせが発表となったが、豪基が眼窩底骨折のアクシデントにより欠場。リザーブでKAZUNORIが急遽出場となった!
RIZINにも出場した経験を持つKAZUNORIがリザーバーながら番狂わせを演じて決勝に駒を進めるのか!?
濵田が1回戦同様、衝撃的な勝利でメインを飾るのか!?第1部のメインマッチは倒すか、倒されるかの激闘が予想される。
1R、サウスポーの濱田はどっしり構えて左ミドルと右フック。KAZUNORIは左右のフックで前に出る。
中盤から濱田の左ストレートからの右フックが的確に当たり、KAZUNORIの動きが段々と落ちてくる。
濱田はパンチから強烈な左ミドルのコンビネーションでKAZUNORIの腕を潰し、左ストレートで先制ダウンを奪う。
2R、開始から左ミドルでペースを掴み、右フックで倒したのは濱田。KAZUNORIも気合で立ち上がる。
後の無いKAZUNORIは打ち合いに持ち込もうとするも、膝蹴りを合わされてしまい再びダウンをしてしまう。
それでも立ち上がるKAZUNORIに一方的に攻撃を当て続けた濱田が最後は右フックを打ち抜いて試合を終わらせた。
10/6に行われる決勝戦に駒を進めた濱田は試合後のマイクで『もう一方の山ではどちらが勝ちあがってくるか予想をしているが、それが10年前の屈辱を晴らす戦いになる』と語った。
尚、準決勝のもう1カードである松下 竜之助vs横山 晏輝は7/27 KROSS×OVER.27 大田区産業プラザPiO大会で行われる。
第14試合 セミファイナル KROSS×OVER PRO-KICK -62.5kg FIGHT 3分3R
○林 眞平(SOLARE KICKBOXING GYM)
×遠藤 健太郎(KICK DIET吉野町)
※2R 2’17″ TKO 左膝蹴り
第13試合 KROSS×OVER PRO-KICK BANTAMWEIGHT(-53kg)FIGHT 3分3R
×野村リトル知生(TEAM Aimhigh)
○酒寄 珠璃(TRY HARD GYM)
判定0-3(27:30×3)
※3R、野村は右ストレートにてダウンあり
第12試合 KROSS×OVER PRO-KICK SUPERBANTAM WEIGHT(-55kg)FIGHT 3分3R
○朝日 彗仁(TARGET SHIBUYA)
×笠原 秋澄(ワンサイド)
判定3-0(30:28 30:28 29:27)
※1R、笠原は右ストレートにてダウンあり
第11試合 KROSS×OVER PRO-KICK WELTERWEIGHT(-67.5kg)FIGHT 3分3R
×ヤン・ダニエル(ルーマニア/ウエストスポーツ)
○松澤 聡羅(GRES 8Mile GYM)
判定0-3(26:30 26:30 27:30)
※1R、ヤンは右フックにてダウンあり
第10試合 KROSS×OVER KICK -51kg FIGHT 3分2R
-東山 廉(Club TOSHI)
-本間 陸斗(TRY HARD GYM)
※試合中止
第9試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -65.5kg FIGHT 3分2R
○佐藤 浩樹(KICK DIET吉野町)
×宮腰 純樹(M4ジム)
※1R 1’34″ TKO 左ストレート
※佐藤は右フックにてダウンあり
第8試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -55kg FIGHT 3分2R
×タクリ・ロスビン(ONE LINK)
○塚田 翔(TOP LEAD GYM)
判定0-3
第7試合 KROSS×OVER KICK Sクラス -53kg FIGHT 3分2R
○藤巻 心(藤巻激場)
×小川 律輝(TRY HARD GYM)
判定2-0
第6試合 KROSS×OVER MMA -67kg FIGHT 3分2R
×土屋 信志(フリー)
○内藤 大二(リバーサルジム久喜WINGS)
※1R 1’25″ TKO パウンドアウト
第5試合 (株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト 5大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI -54kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面ヒザ無し・防具無し
×竹中 悠獅(鍛錬会)
○渡部 惺(クロスポイント大泉)
判定0-3
第4試合 (株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト 5大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI -38kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面ヒザ無し・防具無し
△髙木 修(MA楠誠会館)
△須賀 博喜(FACT MMA)
判定0-1
第3試合 (株)イサミpresentsムエタイスーパーファイト 5大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI -36kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面ヒザ無し・防具無し
△北野 ひなた(MA楠誠会館)
△田中 春翔(WIVERN)
判定1-1
第2試合 (株)イサミpresents ムエタイスーパーファイト 5大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI-35kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝・レガースのみ着用
○糸永 壮次朗(D-BLAZE)
×石井 誠(MIYABI GYM)
判定3-0
第1試合 (株)イサミpresents ムエタイスーパーファイト 5大決戦
JUNIOR-MUAYTHAI-33kg FIGHT 2分3R ※肘・顔面膝・防具無し
○岩佐 昌(D-BLAZE)
×野本かれん(WIVERN)
判定3-0
第0試合 KROSS×OVER GIRLS KICK Aクラス -47kg FIGHT 2分2R
○大八木 友美(Freedom@oz)
×Aki(Serigala Aqueduct)
※1R 1’00″ KO 左ストレートにてダウン×2