DEEP 4.7 愛知 ホテルプラザ勝川(レポ):富松恵美、マユミGSBに判定勝ち。ISAOの兄・小林ゆたかとの結婚を報告
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グラップリングシュートボクサーズ&DEEP事務局主催「DEEP NAGOYA IMPACT 2024 公武堂ファイト1st ROUND/2nd ROUND」
2024年4月7日(日)愛知・ホテルプラザ勝川
記事提供:グラップリングシュートボクサーズ&DEEP事務局
2nd ROUND
第6試合 セミファイナル DEEP JEWELS 51kg契約 5分2R
○富松恵美(パラエストラ松戸/元DEEP JEWELSストロー級暫定王者)
×マユミ・グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)
判定2-1 (20-18/19-19○/○19-19)
柔術黒帯の富松はMMAプロキャリア18年と、これまでV.V Meiや魅津希などのトップファイターと激戦を繰り広げてきたベテラン。前戦となった2022年8月のサダエ・マヌーフ戦で判定負けを喫し、現在5連敗中。戦績は35戦15勝20敗。対するマユミはグラップリングで2勝し、今回がMMAデビュー戦。
1R、ローを連打するマユミはコーナーに押し込んでテイクダウン。パウンドを打つマユミに、下の富松は三角絞め狙い。これが極まらないとみるや、アームロックを極めながら上のポジションを奪う。スタンドに戻ると、アユミは富松をコーナーに押し込んでヒザ。離れてもローをこつこつと当て、富松はなかなか入り込めない。
2R、アユミはローを当てながら組み付いてコーナーに押し込む。疲れの見える富松はアユミにバックに付かれるも腕をキャッチしてアームロックの体勢へ。アユミの腕は危険な角度で曲がるも試合は続行される。残り時間僅かとなり、富松は抑え込みながら腕を外してパウンド連打。マユミも足関節を狙って反撃に出たところで試合終了。
僅差の判定勝利を収めた富松は「自分は仕事や推し活が忙しく、格闘技の熱が冷めたわけじゃないですけど、ちょっと負けたまんまということもあり、勝ちに徹した執念を見せられたかなと思います。マユミ選手の情報が何もなくて、構えすら分からなくて怖い毎日だったんですけど、それに勝つことができて良かったです」とホッとした様子。
そして、第1部で勝利した小林ゆたか(第5代ライト級&第8代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト・ISAOの兄)を呼び込むと、「2人で勝ったら言おうと思っていたんですけど、ウチの旦那さんです(笑)。前に一度、新宿のDEEPで2人で出させてもらいましたが、2人とも負けて何も言わずに帰ったという悲しいことがありました(苦笑)。今日はどうにか2人とも勝つことができて、もう42歳なんで結婚しました」と、小林との結婚報告のサプライズを発表してリングを降りた。
第7試合 メインイベント バンタム級 5分2R
×吉田 陸(SPLASH)
○切嶋龍輝(マーシャルアーツクラブ中津川)
1R 2’11” TKO (レフェリーストップ:左ストレート)
空手をベースに、2020年にパンクラスでプロデビューデビューした吉田は5連勝。22年11月のRIZINでの日比野“エビ中”純也戦で初敗北を喫し、今回1年半ぶりの試合となった。対する切嶋は柔道ベースで、23年4月のRIZINではMASANARIに判定勝ちも、12月のDEEPで風我に敗れ再起を狙う。
1R、切嶋が右ジャブを的確に当てペースを握る展開。吉田は右ミドルなど空手仕込みの蹴りで距離を取るが、打ち合いでは被弾してしまい鼻血を出す。コーナーに追い込んだ切嶋はパンチ連打。耐える吉田はパンチを打ち返すものの、切嶋のきぃうれつな左ストレートがクリーンヒット。これで崩れた吉田に対し、レフェリーがストップし、切嶋のTKO勝ちとなった。
第5試合 ライト級 5分2R
×今村 滉(CBIMPACT)
○河添幹斗(GSB多治見)
1R 4’48” 腕ひしぎ十字固め
現在4連敗中の今村と、柔道で全日本クラスの実績を持つ河添の一戦。
1R、今村の左ミドルに合わせて河添が豪快なタックルを決めて押し込む。強引にテイクダウンするとマウントポジションからパウンド。立ち上がる今村を力任せに寝かせた河添はパウンド連打。立って逃げる今村にスリーパーから腕十字に移行すると一本勝ち。豪快な試合展開の連続で今大会で強烈なインパクトを残した。
第4試合 フライ級 5分2R
○廣瀬裕斗(マーシャルアーツクラブ中津川)
×加藤聡志(GSB大須MACS)
判定3-0 (20-18/○19-19/20-18)
1R、右カーフを入れながら打撃を上下に散らして前進する廣瀬に、加藤は何度かタックルを仕掛けて、終盤にようやくテイクダウンに成功。フロントチョークを極めにいくが2Rへ。
打ち合いを仕掛けた廣瀬はダウン寸前まで追い込むも、耐えた加藤はテイクダウンしてマウントパンチ。脱出する廣瀬にスリーパー、アンクルホールドを仕掛けていく。立ち上がる廣瀬は逆にスリーパー狙いへ。首を抜いた加藤はタックルを仕掛けたが疲れが見えており力強さがない。最後に廣瀬が抑え込んでパウンドを打ったところでゴング。判定で廣瀬が勝利した。
第3試合 バンタム級 5分2R
×Ryoma(格闘技道場ブレイブ)
○脇田 仁(COMRADE)
1R 1’15” アームロック
1R、脇田は右ストレートを出しながら組み付く。耐えたRyomaをテイクダウンした脇田はそのまま腕をキャッチしてアームロックへ。一本勝ちした脇田は4月のAbema格闘代理戦争の芦澤竜誠の推薦枠に出ることをアピールした。
第2試合 バンタム級 5分2R
×Akiyoshi(NEX SPORTS)
○土本暉弘(Asura)
判定3-0
1R、すり足でプレッシャーをかけるAkiyoshiは組み付くも、土本はテイクダウンさせない。2R、右ストレートを何度かヒットさせた土木はAkiyoshiにタックルもAkiyoshiは耐える。判定で土本が勝利。
第1試合 アマチュア バンタム級 3分2R
×熊澤愛希也(グラップリングシュートボクサーズ)
○平山稔和(NEX SPORTS)
判定0-3
1R、お互いにパンチと蹴りのみの攻防を見せる。2R、熊澤がパンチでグラつかせると、耐えた平山はテイクダウンしバックからスリーパーを仕掛けて追い込んだ。判定で平山が勝利。
1st ROUND
第8試合 メインイベント フライ級 5分2R
×中西哲生(エキポセロ)
○松岡疾人(NEX SPORTS)
判定1-2 (○19-19/19-19○/19-19○)
海外を含め様々なプロモーションで戦績を重ねる中西は現在3連勝中。対する松岡は昨年12月のGFC沖縄大会でKO勝ちし、戦績は9戦4勝5敗。
1R、カーフを当てる松岡に、中西は組み付いてテイクダウン狙い。離れても松岡がパンチを振るいペースを握る。
2R、スタンドの攻防で下からの蹴り上げを顎にヒットさせた中西は組み付いてバックについてコーナーに押し込む。離れるとタックルでテイクダウンした中西はバックに付くも展開は作れない。再びスタンドに戻ると、松岡は右ストレートを当てるなど優勢。終盤、タックルでテイクダウンした松岡に、起き上がる中西はパウンドで反撃したところで終了。
僅差で判定勝ちした松岡は「今日の試合を糧にして、もっと大きな舞台で活躍できるように頑張ります」とあいさつした。
第7試合 セミファイナル ストロー級 5分2R
○多湖力翔[たご りきと](NEX SPORTS)
×鶴斗(SPLASH)
2R 1’55” 裸絞め
現在4連勝中の多湖と、柔道ベースで2戦2勝・鶴斗の一戦
1R、鶴斗のヒザに合わせてタックルを合わせた多湖がテイクダウン。ブレイク後の展開でも多湖がテイクダウン。鶴斗が立つと、多湖はおんぶの状態からスリーパーを仕掛ける。
2Rも冷静に打撃をさばいた多湖が組み付いてバックに飛び乗るとリアネイキッドチョークで一本勝ちした。マイクを握った多湖は「3~4年ぶりで地元で試合をしました。次に名古屋でやる時は大きな会場で会えるのを楽しみにしてます」とアピールした。
第6試合 75kg契約 5分2R
○小林ゆたか(夕月堂本舗)
×岡田充広(CB IMPACT)
判定2-1 (18-20/○19-19/○19-19)
DEEP、パンクラス、ZSTなど様々なリングで戦績を重ね、34戦(13勝18敗3分)のキャリアを持つ小林は、第5代ライト級&第8代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト・ISAOの兄。対する岡田はDEEP富山を中心に戦績を重ねてきた。昨年4月のDEEP NAGOYAで勝利した河村嘉展戦は6年ぶりの試合だった。戦績は18戦7勝9敗2分。
1R、打ち合いの中で、岡田が左カーフ、左フック、小林は左ストレートを当てる展開。組み付いた小林はフロントチョークも逃げられる。
2R、打撃戦から組み付いた小林はテイクダウン狙い。タフな打ち合いで小林は左ハイをクリーンヒット。耐える岡田も左右フックを返して一歩も退かない。判定2-1で小林が接戦を制した。
第5試合 フェザー級 5分2R
×宜野座ケビン(SPLASH)
○田口翔太(Asura)
判定1-2 (19-19○/○19-19/19-19○)
1R、バチバチの打ち合う中、田口のクリーンヒットが目立ち、宜野座はテイクダウンを仕掛ける。終盤、攻め疲れの見える田口をようやく宜野座がテイクダウンに成功し上を取ったところでゴング。
2Rもテイクダウンした宜野座が上からパウンド。立ち上がる田口はフロントチョークで反撃も、再び宜野座がパウンドを打ち下ろして試合終了。大接戦はマスト判定2-1で田口が勝利した。
第4試合 バンタム級 5分2R
×野木崇政(空手道禅道会駒ヶ根)
○大岩翔哉(戦ボクシングジム)
2R 4’45” TKO (右ストレート)
1R、野木はローをこつこつ当て、大岩はリーチ差を活かしてパンチで攻める展開。2R、打撃を振り回す大岩に、野木はタックルをカウンターで狙う。スタンドの攻防でパンチを交錯させる中、大岩が右ストレートを打ち抜いてKO勝ちした。
第3試合 アマチュア ライト級 3分2R
○真野亜三瑠(NEX SPORTS)
×松川翔音(CB IMPACT)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)
1R、真野がテイクダウンして優位に試合を進める。2Rもテイクダウンしてパウンドを打つ真野が判定勝ちした。
第2試合 アマチュア フライ級 3分2R
×谷口仁歩(NEX SPORTS)
○山田悠太(SPLASH)
判定2-0
1Rはお互いにテイクダウンを狙う攻防。2R、積極的に腕を取り、最後にバックからチョークを極めかけた山田が判定勝ち。
第1試合 アマチュア バンタム級 3分2R
○時任流架(SPLASH)
×倉冨立聖(コンキリオ)
2R 0’21” KO (左ハイキック)
1Rからテイクダウンして上を取りパウンドで優位に立つ時任は2Rに左ハイキックでKO勝ちした。