K-1 2.9 代々木第二体育館:RIZIN大晦日参戦志願の大久保琉唯、朝倉未来推薦でボクシング出身の竹見浩史郎と対戦。試合順発表
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2025年2月9日(土)、国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2025』の追加対戦カード発表会見が、31日(金)、都内会場にて行われた。同大会は、ここまですでにタイトルマッチ3つを含め本戦19カードが決まっているが、宮田充プロデューサーが緊急カードを用意した。本戦は計20カードとなる。(記事提供:K-1 GROUP)
第11試合 58kg契約 3分3R(延長1R)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
竹見浩史郎(JAPAN TOP TEAM)
追加参戦するのは、24年12月のK-1で璃明武から判定勝利した大久保琉唯。対戦相手は、朝倉未来が所属するJAPAN TOP TEAM(JTT)の総合格闘家の竹見浩史郎に決まった。58kg契約で争われる。
大久保は、小学1年生の時に父親の影響でキックボクシングを始め、数々のアマチュア大会で輝かしい実績を残す。22年2月にプロデビュー。6月の「THE MATCH 2022」では那須川天心の弟・龍心に勝利。9月は初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座に就いた。24年9月はK-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント準決勝で玖村将史から判定勝ち、決勝は金子晃大にKO負けを喫して準優勝。24年12月の璃明武戦は判定勝ちを収め、タイトル戦線に浮上した。
竹見は、朝倉未来のJAPAN TOP TEAM(JTT)所属で、ボクシングをバックボーンに持つMMAファイター。東海大学付属熊本星翔高校、法政大学のボクシング部で活躍後、MMAの世界へ。24年5月にアクトシティ浜松で行われた『DEEP CAGE IMPACT 2024 in HAMAMATSU』では青田剛(KO GYM)からTKO勝ちを収めプロデビューを勝利で飾った。9月の『DEEP TOKYO IMPACT 4th 2024』ではアマチュアSPルールで松井優磨に一本負け。初のK-1ルール挑戦で、いきなり大久保琉唯と対戦する。
■大久保琉唯
――意気込みを。
「今回、急遽の試合となりましたが、大晦日の準備もしていましたし、2月に弟も出場するので一緒に追い込みをしていましたので、決まった時は嬉しかったです。相手はJTTの選手で他団体になるんですけど、K-1のリングは甘くねえぞという感じなので、しっかりと勝ってK-1の強さを見せたいです」
――対戦相手の印象は。
「正直あんまり分からないんですけど、ボクシングをやっていたようなのでパンチがうまいのかなと。あとはJTTは練習環境が整っていて、トレーナーも有名な方がいるようですけど、K-1ジムのトレーナーが一番熱いと思っています。自分もジムも、今年一発目の試合になるので、勝って引っ張っていきたいです」
――58kg契約、K-1ルール。これに対しては、どう思っていますか?
「58kgになると普段よりも1階級ちょっと重いんですけど、1階級違うとパワーが変わると思います。竹見選手が56kgちょっとあるらしいですけど、そこに対してはとくに何も思っていません」
――昨年末、RIZIN番外地に出なかった理由を教えてください。
「12月14日の試合が終わった後、自分も出たいと言ってきて。対戦相手がいなかったこともありましたが、出たいと言ったのが朝久泰央選手と僕だったので、そこに対してK-1の強さを証明するのは一人でいいかなと。ここで出たいとなるのは、自己満足になるのかなと思いました。それで僕が引いたということになりました」
――番外地の延長ではないですけど、他流試合という意識は?
「K-1と総合格闘技。週1回、キックの練習をしているくらいの選手に負けるわけがないです。小さい頃からボクシングをやっていたとか言っていましたが、僕は小さい頃からキックボクシング、K-1をずっとやっています。そこに対しての思いが違います。ベアナックル、オープンフィンガーでもいいとか言っていましたけど、K-1に重きを置いてやっていますので、そんな選手には絶対に負けません」
――竹見選手から、大久保選手のパンチは「早くてうまいだけ」と言われています。
「それ以上を出すので大丈夫です」
――メリットデメリットについてはどう見ていますか?
「デメリットは、もしも負けたら昨年自分が積み上げてきたもの、金子チャンピオンまでのストーリーが一旦外れてしまうのかなと。僕は金子チャンピオンとやるまで絶対に負けてはいけないのかなと思っています。ここで負けたら微妙になります。メリットは、KOで勝つことですかね」
――K-1ルールは大久保選手が有利と見られていますので、リスクは大きいと思います。
「プレッシャーは、もちろんありますよ。K-1ルールなので、僕自身ホームなので。世間の声との勝負ですね。自分はアンチが多いんですけど、KOで勝つとか結果で見せるために、逆にいいプレッシャーになっているのかなと思っています」
――アンチのコメントですが、JTTの選手と戦うとより多くなる傾向があります。
「あるんじゃないですかね(笑)。平本蓮君がいいますよね、アサシンがどうこうとか。今回の試合は、そういう声があるんですかね。それも含めて、いい意味で注目してくれたらいいですね」
――この試合は、何につながりそうですか?
「うーん、もしかしたらTHE MATCH 2につながる可能性もありますし、分からないですけど、1戦1戦集中して行くことが大事です」
――ファンにメッセージを。
「2月9日は、2025年の一発目の試合になります。弟もプレリミナリーファイトに出場しますので、兄弟で勝っていいスタートを切れるようにします」
■竹見浩史郎
――意気込みを。
「初めまして、DEEPから来ました竹見です。今回、未来さんから電話がありまして、『K-1に出ないか?』と言われました。僕は、いつでもオープンフィンガーでもベアナックルでも、どんなルールでも戦う気持ちを作っているので、すぐにオファーを受けました。甘くないという声もあると思うんですけど、そこを覆して絶対にKOで勝ちたいです」
――対戦相手の印象は。
「大久保選手の試合映像を見たんですけど、綺麗な戦い方をする選手だなと思っています。とくに警戒しているのは蹴りです。そこに対応していきたいと思います」
――58kg契約、K-1ルール。これに対しては、どう思っていますか?
「今回のK-1のオファーに対しては普通にビックリはしたんですけど、こんなチャンスはないと思って、自分の打撃を見せるいい機会かなと思います」
――竹見選手はボクシング経験者ということですが、経歴を教えてください。
「6歳からボクシングを始めて、小・中学で全国優勝を何度かしていて、高校の時は全国で準優勝しました。大学でもやっていましたが中退して、一度、格闘技は辞めていました」
――その後、JTTに入られた経緯を教えてください。
「もう一度、格闘技をやりたいという気持ちが芽生えて、バイト先に一番近いJTTを選んだ形です」
――MMAを選んだ理由は?
「ボクシングは限界を感じて、その時にRIZINを見ていてMMAを始めようと思いました」
――JTTでの打撃の練習はどんな感じでやられているのでしょうか?
「すべて練習はやるんですけど、昨年から山崎(秀晃)さんや原口(健飛)さん、キック専門コーチに週1回見てもらっています」
――今回のK-1参戦について、山崎コーチからアドバイスはありましたか?
「キックで戦うとなかなか厳しい相手なので、自分のMMAとボクシングで培った打撃を活かしていけと言われました。相手のペースを崩した方がいいと」
――主戦場はDEEPやMMAになるかと思いますが、挑戦という感じでしょうか?
「基本的にはMMAが主戦場になりますが、今回は特別にという感じです」
――蹴り技への自信は?
「MMAでも蹴りの対処の練習はやってきているので、とくに問題ないです」
――大久保選手はK-1のプライドで絶対に負けないと主張しています。
「格闘技すべてをまとめたものがMMAだと思うので、どんなルールでも勝てます」
――大久保選手はK-1は甘くないと言っています。
「関係ないです」
――どういう勝ち方をしたいですか?
「パンチでKOするのが一番盛り上がると思います。そこが僕の一番の強みなので、そこを見せたいです」
――大久保選手のパンチはどう見ていますか?
「早くてうまい、だけです」
――メリットデメリットについてはどう見ていますか?
「僕にはデメリットはないです。メリットは、ここで勝ったら次に大きな試合が決まる相手だと思っています」
――大久保選手の上には金子チャンピオンがいますが、もしも勝ったらやりますか?
「決まれば、誰でもやります」
――パンチと蹴り有りのキックルールの試合経験は?
「2年くらい前に、一回だけKNOCK OUTのアマチュアの試合に出ています。この時は反則の減点で負けてしまいましたが(※倒れた相手を殴ってしまった反則)、それから圧倒的に強くなっています」
――アウェイの試合については。
「毎回、アウェイではない試合を経験してきているので何とも思わないです。そこで勝ってこそだと思います」
――朝倉未来選手から何か言われたことは?
「未来さんからは“いけるっしょ”と、いつもの感じです。勝利を信じてくれていると思います」
――ファンにメッセージを。
「K-1のファンは僕のことを知らないと思いますが、衝撃的な勝ち方をして名前を知ってもらえるようにしたいです」
対戦カード
第20試合 K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/王者、K-1 WORLD MAX 2024 -55kgトーナメント優勝、元Krushバンタム級(53kg)王者)※3度目の防衛戦
マノリス・カリスティス[Manolis Kallistis](ギリシャ/NASキャンプ/ソーデッチャパン/挑戦者、WKNフェザー級王者、MAX PAIN -58kg王者、H1 -58kg王者)
第19試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ヨードクンポン・ウィラサクレック[Yodkhunpon Weerasakreck](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者、トップキング&MXムエエクストリーム-70kg級王者)※初防衛戦
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者、元Krushスーパー・ライト級王者)
第18試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
寺田 匠(team VASILEUS/王者、ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)※初防衛戦
新美貴士[たかひと](名古屋JKファクトリー/挑戦者、元Krush同級王者)
第17試合 77kg契約 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(team VASILEUS/K-1ミドル級(75kg)王者、WPMF世界スーパーミドル級王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、Krush YOUTH GP 2012 -70kg優勝、K-1甲子園2009 -70kg優勝)
パク・チュンイル[Park Chung il](韓国/フリー/KBAライトヘビー級(80kg)王者)
第16試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
ティアン・ターザン[Thian “Tarzan” De Vries」(オランダ/Luc Verheije Fight Club/Enfusionライトヘビー級(93kg)&クルーザー級(88kg)王者)
カルロス・ブディオ[Carlos Budiao](ブラジル/ブラジリアンタイ/FIGHT DRAGON -90kg王者、KTK WORLDヘビー級王者)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
ダリル・フェルドンク[Darryl Verdonk](オランダ/ファイトチーム・リンガー/元Enfusionライト級(70kg王者)
ジョムトーン・ストライカージム[Jomthong Strikergym](タイ/ストライカージム/元ラジャダムナン4階級王者、元WBCムエタイ世界3階級王者、クンルンファイト70kgトーナメント2016準優勝、元ボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者)
第14試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
モハメド・ブタザ[Mohammed Boutasaa](モロッコ/サウスポージム/元Enfusionスーパーフェザー級(67kg)王者)
璃久[りく](HIGHSPEED GYM)
第13試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
デング・シウバ[シルバ](ブラジル/スクアドン・タイ・ブラジル/K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント3位、SFT COMBAT -70kg級王者)
小田尋久[じんく](TEAM3K/Krushスーパー・ウェルター級王者)
第12試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/ISKA K-1ルール・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級(70kg)王者、HEAT KICKミドル級(70kg)王者)
白須康仁(PROTAGONIST/元WMAF世界スーパーウェルター級王者、元MA日本ウェルター級王者)
第11試合 58kg契約 3分3R(延長1R)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
竹見浩史郎(JAPAN TOP TEAM)
~休憩~
第10試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第9試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・ライト級王者&ライト級王者)
稲垣 柊[しゅう](K-1ジム大宮チームレオン/Krushスーパー・ライト級王者)
第8試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
ヴィクトル・アキモフ[Viktor Akimov](ロシア/ブラジリアンタイ/元RKSウェルター級王者)
近藤拳成(TEAM3K/AJKNスーパーライト級王者、K-1甲子園2016 -65kg優勝)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己[ゆずき](team NOVA/元Krushライト級王者)
トーマス・アギーレ[Tomas Aguirre](アルゼンチン/ドージョー・セルピエンテ/WGPスーパーライト級(64.5kg)王者)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATライト級王者、K-1甲子園2017 -60kg優勝)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushフェザー級王者、元NJKFバンタム級王者)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
石田龍大[りょうた](POWER OF DREAM/Krushフェザー級王者、K-1甲子園2019 -60kg優勝)
永坂吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第4試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
池内紀子(POWER OF DREAM/Krush女子フライ級王者)
ベセラ・ロガスカ[Vesela Rogaska(ギリシャ/ダイアモンドキャンプ/ギリシャ・ムエタイ選手権2023優勝)
第3試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝(2) 3分3R(延長1R)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE/Krush女子アトム級王者)
マフィア・ペットモンコンディー[Mafie Petchmongkoldee](タイ/Petchnongki Gym)
第2試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝(1) 3分3R(延長1R)
ルシール[Lucille Deadman](オーストラリア/テイラーメイド・ムエタイ/WBCムエタイ世界女子ミニマム級(45.35kg)王者、WBCムエタイ豪州女子ミニフライ級(47.62kg)王者、MTL女子ミニマム級(45kg)王者)※ルシール・デッドマンから日本語表記変更
末松 晄[あき](K.I.K team BLADE)
第1試合 K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
チョン・ユジョン[Jung Yujung](韓国/ペバン・カンスンジム/Refresh女子-50kg級王者)
大西日和(K-1ジム福岡チームbeginning)
プレリミナリーファイト5 ライト級(62.5kg) 3分3R
川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
中野大輝[ひろき](TAD/全日本空手道連盟全日本体重別選手権2023男子個人組手-67kg準優勝)
プレリミナリーファイト4 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
龍生(ALONZA ABLAZE)
遥心[はると](K-1ジム総本部チームペガサス/K-1カレッジ2023 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト3 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
内田竜斗(チーム・タイガーホーク/K-1カレッジ2021 -55kg優勝)
大地(ZEBRA GYM/K-1甲子園2024 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト2 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
石川優斗[まさと](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
浜名颯斗[はやと](日本/K-1ジム大宮チームレオン)
プレリミナリーファイト1 51kg契約 3分3R
大久保世璃[せり](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2024 -55kg優勝)
龍希(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 K-1 WORLD MAX 2025
日時 2025年2月9日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 ABEMA(無料)、 GAORA(当日16:00~22:00生放送/2月10日(月)19:00~28:00再放送)
チケット料金 ロイヤル 70,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS 15,000円 スタンドS 15,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/