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(レポ) [HERO'S] 10.28 韓国:復帰戦の秋山、カーンを右アッパー葬

FEG KOREA "OLYMPIA HERO'S KOREA 2007"
2007年10月28日(日) 韓国ソウル・ジャンチュン体育館  観衆:5,289人(満員札止め/主催者発表)

  レポート:井原芳徳  【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】


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第10試合 85kg契約 1R10分+2R5分(延長R5分)
×デニス・カーン(カナダ/アメリカントップチーム / スピリットMC)
秋山成勲(日本/フリー)
1R 4'45" KO (右アッパー)


 昨年の大晦日のDynamite!!で体にオイルを塗る反則を犯し、無期限出場停止処分を科されていた秋山が復帰戦。リング上で柔道着を脱ぐと、和田良覚サブレフェリーがボディチェックを行う。
 試合序盤はカーンがリング中央でプレッシャーをかけ、右のロー、左右のストレートを確実にヒット。なかなか近づけない秋山だったが、2分過ぎに左のジャブでカーンの鼻柱から出血を誘う。するとカーンは飛び膝とタックルを繰り出すが、秋山は落ち着いて防御。再び両者間合いを取った状態が続くも、3分半過ぎから秋山が逆にプレッシャーをかけて鋭い右ローを放つ。カーンのパンチも軽々とかわすと、カーンをコーナーに追いつめ、右アッパーをクリーンヒット。カーンはマットに崩れ落ち、秋山はコーナーに昇って大喜びした。マイクを持った秋山は韓国語で「いろいろありましたけど、国民一人一人の力によって戻ってこれることができました。我が国、大韓民国、最高!」とアピールし、観客の拍手を浴びた。


第9試合 85kg契約 1R10分+2R5分(延長R5分)
ユン・ドンシク(韓国/フリー)
×ファビオ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
1R 6'12" 腕ひしぎ十字固め


 開始早々、ドンシクがタックルで上になると、寝技が不得意なファビオをポジショニングで圧倒。最後は得意とするマウントからの腕十字でタップを奪い、母国で初の総合の試合を白星で飾った。


第8試合 85kg契約 1R10分+2R5分(延長R5分)
×金 泰泳(日本/正道会館)
ゼルグ・“弁慶”・ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
1R 0'36"" TKO (ドクターストップ:左ハイキックによる右まぶたのカット)


 リーチのある弁慶が右ストレートと左ハイで序盤から主導権。2発目の左ハイを放った際、金の右まぶたが深く切れドクターストップがかかった。


第7試合 無差別級 5分3R
×ミノワマン(日本/フリー)
キム・ミンス(韓国/フリー)
1R 3'46" TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ)


 ミンスが巨体を活かした打撃で圧倒した後、グラウンド状態のミノワの顔面に膝を放つ反則を犯し、イエローカードをもらう。その後もミンスのラッシュが続き、和田レフェリーは安全に配慮し早めに試合をストップした。


第6試合 無差別級 5分3R
イ・テヒョン(韓国/フリー)
×山本宜久(日本/フリー)
1R 1'03" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第5試合 82kg契約 5分3R
キム・デウォン(韓国/CMA KOREA / 正進MMAジム)
×マルセロ・ガルシア(ブラジル/フリー)
2R 0'20" TKO (ドクターストップ:右膝蹴りによる額のカット)

第4試合 90kg契約 5分3R
×カーロス・ニュートン(カナダ/カナディアン・ウォリアーMMA)
大山峻護(日本/フリー)
3R 2'42" タップアウト (グラウンドパンチ)


 スタンドのボクシング中心の内容で、UFC時代に比べれば15kgも増えたニュートンが次第にスタミナ切れ。1Rから右目尻を切っていたが、3Rに左ストレートをもらった際に出血がひどくなり、苦し紛れのタックルを潰され鉄槌の連打を浴びたところでタップアウトした。

第3試合 85kg契約 1R10分+2R5分(延長R5分)
ホ・ミンソク(韓国/CMA KOREA / 釜山・東天白山ジム)
×柴田勝頼(日本/ARMS)
2R 1'31" KO (右フック)

第2試合 73kg契約 5分3R
×クォン・アソル(韓国/モッポ・プライド / スピリットMC)
中村大介(日本/U-FILE CAMP)
3R 3'09" 腕ひしぎ十字固め

第1試合 93kg契約 5分3R
×ベルナール・アッカ(コートジボアール/フリー)
ポアイ菅沼(アメリカ/B.J.ペンMMAアカデミー)
1R 3'05" TKO (レフェリーストップ:腕ひしぎ十字固め)


 ポアイが序盤から上になると、マウント、バックを往復しアッカを圧倒。最後は腕十字を極めた。アッカは芹澤レフェリーのストップに不満を示したが、ストップ直前に苦悶の表情を浮かべており、ストップはやむをえないだろう。


[オープニングファイト]

第2試合 85kg契約 5分2R
○マゴメド・スルタンアクメドフ(ロシア/クラブ・ヴォルク・ハン)
×イ・ウンス(韓国/CMA KOREA)
1R 1'33" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 85kg契約 5分2R
×外岡真徳(日本/正道会館)
RYO(日本/ウエストジャパン)
1R 1'30" TKO (レフェリーストップ:右ストレート)

Last Update : 10/29 23:21

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