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[全日本キック] 12.7 後楽園:小林GM、「高田モンスター軍」と対決

全日本キック "藤原祭り" 2007年12月7日(金) 後楽園ホール  【→カード&チケット】 [→掲示板]


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(12/5 up) 小林聡GMがTAJIRIとタッグを組んで行うプロレスのスペシャルマッチの相手が、「ハッスル」の高田モンスター軍のアン・ジョー司令長官 & ジャイアント・バボ with 島田二等兵に決まった。5日の記者会見で、足首手術による入院から退院したばかりの藤原敏男・藤原ジム代表から、モンスター軍のメンバーが松葉杖を奪い取ったことから、“松葉杖奪回マッチ”として行われる。

小林GM、TAJIRIとタッグ組みエキシ

(12/3 up) 藤原祭り恒例のスペシャル・エキシビジョンマッチに、入院中の藤原敏男会長に代わり、小林聡GMが登場することが決まった。相手は未定だが、小林GMは先週金曜に「TAJIRIとタッグを組む。後は来週の会見で4649」と連盟スタッフにメール。それまでは「自分は3月9日、後楽園でバーンアウトした身だから」と気乗り薄だったが、カードがなかなか決まらない中、出場を決意した。

あらし、前田との「最高」対決に気合

(12/1 up) フェザー級の前田尚紀との階級差対決に臨む全日本バンタム級王者の藤原あらしが29日、東京・千歳烏山のS.V.G.にて、シャドーとミット打ちを1Rずつ披露。美しいフォームで左のミドルや膝を叩き込み、好調ぶりをアピールした。
 今年後半はタイ・ラジャダムナンスタジアムでの勝利を皮切りに、王座防衛強豪ワンロップへのリベンジと大活躍。1年前に米田に負けた後から練習を見直し「無駄な動きが無くなり、無駄な攻撃をもらうことが少なくなった」のが好調の理由だといい、「去年と今の僕は絶対に違う」と豪語する。
 今回はベスト体重の55kgよりも2kg重い57kg契約での試合。普段でもさほど体重は増えず、試合1週間前の今で既に56kg台だが「うちのジムは上の階級の選手が多いんで、パワー負けするとは考えていない」と自信。今回の相手・前田と同じ藤原ジムの山本真弘とは今年3月に引き分けており、「動きが速い中でも、正確に当てる点では山本選手に工夫があるけど、前田選手はガムシャラな攻撃で相手の色を消す。梶原戦は間近で見た。ハートが強い」と二人を比較する。
 全日本キックで最高のハートの持ち主と最高の技術の持ち主の戦い。自分の「最高」の分野に相手を引きずり込んだほうが、勝利も手にする可能性が高い。そして勝者が今年1年の全日本キックのMVPを獲得しそうな気配もある。あらしは「賞の検討材料となるのなら目指しちゃいましょうか」とMVP奪取にも意欲。そして「藤原祭りがフジハラ祭りになるよう頑張ります」と語ることも忘れなかった。(井原芳徳)

あらしと前田が対面

(11/19 up) メインイベントで激突する藤原あらし(S.V.G./全日本バンタム級王者)と前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位・元王者)が、18日の後楽園大会の休憩明けにリングイン。試合に向けての抱負を語った。

◆あらし「なぜかフジワラ祭りに呼ばれたフジハラあらしです。いい試合をします」
◆前田「相手はいい選手だとわかっているので、過去最高の自分でリングに上がれるよう準備します」

 全カードと試合順は下記一覧のとおりに決定。スペシャル・エキジビションマッチのみ内容は未定となっている。

あらしと前田が2007年の最後に激突

(11/5 up) 元ラジャダムナン王者・藤原敏男氏と、藤原ジムの所属選手が主役となる、師走の全日本キック恒例イベント・藤原祭り。5回目となる今年は、3月の野良犬ファイナルマッチ、8月の梶原龍二との死闘で一躍名を上げた、前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位)がメインを務め、藤原あらし(S.V.G./全日本バンタム級王者)と57kg契約で激突する。
 あらしは6月のタイ遠征でのTKO勝利を皮切りに、8月に王座防衛、10月25日の代々木で宿敵ワンロップへのリベンジ成功と絶好調。今年度の全日本キックMVP獲得を狙っているといい、MVP候補の一人でもある前田との激突は、MVP戦線を占う上でも重要なカードとなる。
 あらしは今年3月に全日本フェザー級王者&Kick Return優勝者・山本真弘とも引き分けており、階級を超えた戦いでも強さを発揮することを証明済みだ。また、真弘の先輩として、前田はあらしへの敵討ちを果たしたいところだろう。小林聡GMも「あいつは口に出さないけど、山本が負けてメラメラと燃えるものがあるはず」と分析しており、2007年の全日本キックのフィナーレを飾るにふさわしい好勝負となりそうな気配だ。

 セミファイナルでは中村高明(藤原ジム/全日本ミドル級王者)が吉武龍太郎(アイアンアックス/4位)を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。両者は5月に行われた王者決定トーナメント準決勝で対戦済み。中村が勝利したものの、負傷判定による決着のためモヤモヤが残っていた。中村は10月25日の代々木大会に出場しTKO勝ちをおさめたが、同日に長女が誕生。小林GMも「最近あいつと話していても、子供ができたせいか、これ(キックボクシング)で食ってやろうという自覚が出てきた」と評しており、その気持ちが試合でどう出るか注目したい。

 なお、毎年恒例の藤原敏男会長のスペシャル・エキシビジョンマッチだが、藤原会長が入院中のため、今年は中止となる模様。選手時代の古傷の右足首にばい菌が入り、10/25の代々木大会の2日前から高熱を出し、手術を受けたものの、11月いっぱいは退院が難しい情勢だという。会長からメールで代理出場を指示された小林GMは、3月に引退したばかりのため「後楽園のファンを裏切ることになる」と拒否したが、「藤原敏男の化身を出す。ジムの長男の俺がなんとかしないといけない」とも発言しており、今後の動向が気になるところだ。(井原芳徳)

 

藤原祭り2007実行委員会 "Fujiwara Festival 〜藤原祭り2007〜"
2007年12月7日(金) 東京・後楽園ホール
開場・17:00 オープニングファイト開始・17:30 本戦開始・18:30
認定・全日本キックボクシング連盟


第7試合 メインイベント 57kg契約 3分5R
藤原あらし(S.V.G./全日本バンタム級王者)
前田尚紀(藤原ジム/全日本フェザー級1位・元王者)

第6試合 セミファイナル 全日本ミドル級タイトルマッチ 3分5R
中村高明(藤原ジム/王者)
吉武龍太郎(アイアンアックス/4位)

プロレス・スペシャルマッチ 時間無制限一本勝負
小林聡 & TAJIRI
アン・ジョー司令長官 & ジャイアント・バボ with 島田二等兵

第5試合 ウェルター級 サドンデスマッチ(3分3R+延長1R)
湟川満正(AJジム/1位)
渡辺雅和(チームドラゴン/6位)

第4試合 ライト級 サドンデスマッチ
藤牧孝仁(はまっこムエタイ/3位)
上杉武信(藤原ジム/7位)

ちびっこグローブマッチ 
2分1R 朝久泰央 VS 朝久裕貴
1分1R 原田優音 VS ソムチャーイレック・ケンタ

第3試合 ウェルター級 サドンデスマッチ
金 統光(藤原ジム/3位)
吉川英明(チームドラゴン/4位)

第2試合 ライト級 サドンデスマッチ
海戸 淳(S.V.G./2位)
鈴木真治(藤原ジム/8位)

第1試合 ライト級 サドンデスマッチ
HIROAKI(峯心会/10位)
翔太(S.V.G.)

◆ オープニングファイト

第3試合 ウェルター級 3分3R
亜紀斗(はまっこムエタイジム)
清水 武(藤原ジム)

第2試合 女子ミニフライ級 2分3R
Little Tiger June(青春塾)
ちはる(WSRフェアテックス)

第1試合 ウェルター級 3分3R
ウー・エリック(藤原ジム)
藤ノ木学(チャモアペット・ムエタイアカデミー)

※出場選手はケガ等により変更となる場合があります※


■料金:
SRS席¥20,000 RS席¥10,000 S席¥7,000 A席¥5,000
※当日券は各500円アップ。16時より販売。
※SRS席は全日本キックのみで販売

■一般発売:11月9日(金)〜

■チケット発売場所  
チケットぴあ 0570-02-9999
イープラス http://eplus.jp/
後楽園ホール 03-5800-9999
全日本キック 03-3365-1171
バウトレビュー Webのみ受付(送料無料。11/29(木)午前10時入金確認分締切)

■お問い合わせ
全日本キック 03-3365-1171
藤原ジム 03-3805-1457

Last Update : 12/05 22:25

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