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[シュートボクシング] 3.6 後楽園:緒形、K-1 MAX日本代表戦に不満爆発

シュートボクシング "20th Anniversary Series" 3月6日(日) 後楽園ホール 【→カード&チケット】 [→掲示板]

(3/2 up) メインを務める緒形健一が、23日のK-1 MAX日本代表決定トーナメントを斬りまくった。緒形は1日、浅草のシーザージムで練習を公開。後輩の太田義昭を本気の蹴りで痛めつけ、最後はギロチンチョークで相手がタップしても絞め続ける、異例の荒れた内容に。緒形は「太田はかわいそうだけど、最近フラストレーションが溜まることが多くて、こういう内容になりました」と話を切り出すと、K-1 MAXへの不満をぶちまける。

「自分たちが面白くないと思うものに、みんな興味を示していることが面白くないですね。ホンモノを見ることができる人が少ない。判定もひどくて、出なくてよかったと思いました。あのトーナメントで良かったのは安廣君の男らしさだけです。みんなそれぞれ一生懸命やってるはずなのに、何してんだ?と思いました。僕が負けるような相手は見当たらないですね。やっぱり魔裟斗君が一番安定していると感じました」

 緒形は昨年トーナメント一回戦で武田幸三からダウンを奪うも、左膝の負傷により途中リタイア。S-cupへの武田の参戦を呼びかけるも実現せず、トーナメントでも一回戦で右目尻をカットしてしまい、真価を発揮できない1年となってしまった。だが1月のSB福岡大会では魔裟斗も苦しめたセルカン・イルマッツを延長判定で下し、ようやく実力を発揮。その矢先のことだけに、同じ階級の日本人選手たちを見ていて思う事が多かったのだろう。
 しかしSB一筋13年の緒形としては、MAXに乗り込むことが本道ではない。
「K-1を超える超えないじゃなく、自分たちのやってきたことを見せたいです。見る人が見ればわかってくれると思います。まだSBでやることがたくさんあるので、自分がK-1に出たいという気持ちはあんまり無いです。宍戸が出ればこのメンバーなら優勝できると思いますよ。SBは確実に階段を登って来ていると思います。20周年最初の大会で大爆発したいです。ライバルは宍戸と菊地選手のセミファイナルですね。セミを食うような試合をして、お客さんに気持ちよく帰ってもらいたいです」

 その“ライバル”宍戸大樹は公開練習で、珍しくサウスポーの構え。高速コンビネーションからの左ローを太田に叩き込む。相手の菊地浩一がサウスポーからの左ローを得意とすることを意識した攻めだ。本人も語るように、調子は上々の様子。K-1 MAXに関しては「自分の試合が近いせいもあってそんなに気になりませんでした。K-1はK-1、自分たちは自分たちですね。うちは本物志向、純粋な真剣勝負を追求している団体なので、そういった部分をアピールしたいです」と発言。謙虚なコメントの中に秘かな対抗心が込められていた。(井原芳徳)

緒形の相手決定。大江&吉鷹の弟子激突

(2/20 up) メインイベントの緒形健一の対戦相手がアメリカのルーク・“HULK”・カウディーロに決まった。カウディーロはキック7戦6勝1敗、総合格闘技13戦10勝3敗の選手。ガッチリとした体型から繰り出されるパワフルな打撃で、次々に対戦相手をなぎ倒すそのファイトスタイルから、HULKの異名を取る。
 他にも歌川暁文 vs. 菊田光正の「大江&吉鷹・弟子対決」など全カードが決定。7戦全勝6KO中、内3KOが締め技による一本勝ちの“SBを最も体現する男”石川剛司も出場する。

宍戸×菊地がウェルター級王座決定戦に

(2/10 up) 宍戸大樹 vs. 菊地浩一が空位となっているSB日本ウェルター級王座の決定戦として認定された。宍戸は1日、保持するSB日本スーパーライト級王座の返上を申し入れ、菊地戦をウェルター級王座決定戦とすることを要求。宍戸はウェルター級ランカーでは無いが、ここ最近ウェルター以上の契約体重の試合を全てKOで制している実績をコミッションに認められ、ウェルター級2位の菊地とタイトルを争うことが決まった。

宍戸×菊地の新鋭対決決定

(2/7 up) 今年で20周年を迎えるシュートボクシングのシリーズ開幕戦で、宍戸大樹 vs. 菊地浩一の好カードが実現する。
 昨年の両者の躍進は目覚ましく、宍戸はS-CUPでまさかの準優勝を果たし、2ヶ月後にはタイの強豪・チャンプアックもKO。菊地は6月の裕樹との名勝負で一気に注目を浴び、12月のR.I.S.E. DoAトーナメントも制覇と、揃って勢いに乗りまくっている。
 1月のGROUND ZERO FUKUOKAでは、KO勝利を収めた菊地がリング上から宍戸への挑戦を表明。同大会でオーレ・ローセンを3RハイキックでKOした宍戸もこれを受諾したため、対戦が決まった。今絶好調の両者の激突は、壮絶なファイトとなることは確実だ。

GROUND ZEROを福岡のRKB毎日放送で放映

 宍戸、菊地も出場し、緒形健一がイルマッツを破った「GROUND ZERO FUKUOKA」が2月17日(木)、RKB毎日放送の1時間枠でオンエアされる。現在CS放送のJ-SPORTSでも放映中。

SB年間スケジュール決定

 4月29日(金/祝) 大阪      6月26日(日) 後楽園ホール
 7月後半〜8月初旬 20周年記念興行(都内大会場)
 9月25日(日) 後楽園ホール    10月中旬 中国散打世界大会(北京)
 11月25日(金) 後楽園ホール   12月初旬 大阪府立第2

 

シュートボクシング協会 "SHOOT BOXING 20th Anniversary Series"
2005年3月6日(日) 東京・後楽園ホール
開場・17:30 開始・18:00

メインイベント 71kg契約 3分5R
緒形健一(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級チャンピオン)
ルーク・“HULK”・カウディーロ(アメリカ/RING OF FIRE/IKKC.USウェルター級チャンピオン)

第8試合 SB日本ウェルター級王座決定戦(67kg契約) 3分5R
宍戸大樹(シーザージム/S-cup 2004準優勝・前SB日本Sライト級王者)
菊地浩一(寝屋川ジム/SB日本ウェルター級2位)

第7試合 59kg契約 3分5R
歌川暁文(U.W.Fスネークピットジャパン/SB日本スーパーフェザー級2位)
菊田光正(寝屋川ジム/SB日本フェザー級5位)

第6試合 58kg-60kgグローブハンディ契約 3分5R
石川剛司(シーザージム/SB日本フェザー級4位)
森本達也(日進会館)             
   
第5試合 68kg契約 3分5R
関本 宏(寝屋川ジム/SB日本ウェルター級5位)
NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺) 
     
第4試合 71kg-69kgグローブハンディ契約 3分5R
藪 英平(龍生塾/SB日本ミドル級)
金井健治(ライトニングジム/SB日本ウェルター級)
          
第3試合 67kg契約 3分3R
菱田慶文(シーザージム)
関戸一智(湘南ジム)

第2試合 65kg契約 3分3R
五味慎一朗(湘南ジム)
デビル荒川(クロスポイント吉祥寺)      

第1試合 55kg契約 3分3R 3分3R
大藪大志(シーザージム)
池田拓磨(寝屋川ジム)


◆チケット料金
RS ¥10,000/SS ¥7,000/S ¥6,000/A ¥5,000完売/B ¥4,000
※当日券各¥500増

◆チケット発売日 2月11日(金/祝)〜

◆チケット販売所
e+(イープラス)
チケットぴあ 03-5237-9999
ローソンチケット 03-5537-9999
CNプレイガイド 03-5802-9999
フィットネスショップ 03-3265-4646
レッスル渋谷 03-3464-0078
板橋大山アメリカン 03-3962-6443
チャンピオン 03-3221-6237
書泉ブックマート 03-3294-0011
後楽園ホール 03-5800-9999
シュートボクシング協会 03-3843-1212
バウトレビュー(2/28(月)午後3時振込締切)

◆お問い合わせ
シュートボクシング協会 03-3843-1212

Last Update : 03/02 00:13

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