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[S-cup] 9.19 横浜文体:全選手来日。緒形「一戦一戦無心で頑張る」

シュートボクシング協会 "S-cup 2004 9月19日(日) 横浜文化体育館 【→カード一覧】 [→掲示板スレッド]

  ◆当日券情報◆ 14時〜 S \7,000- A \5,000- B \4,000-を販売。開始16時  [J-SPORTS放映日程]

(9/17 up) 大会直前記者会見が17日、東京・浅草で行われ、出場全選手が無事勢揃いした。主な選手のコメントは下記。計量は18日に行われる。

◆緒形「S-CUPに初出場できたことをシーザー会長に感謝したいです。12年シュートボクシングをやってきて、初めてつかんだビックチャンスです。一戦一戦無心で頑張りたいと思います」
◆サワー「2002年の時同様、ベルトをオランダに持ち帰りたい」
◆ローセン「日本に来れてうれしい。8人の中に選ばれて光栄だ。SBルールはムエタイに似ていて、自分の好きなルールだ。投げや関節は使うかどうかわからない」
◆パルバー「素晴らしい選手がたくさん参戦していて、自分にとっていい挑戦になると思う。僕は大学でレスリングをやっていたし、サブミッションも得意なので、このルールは問題ないよ」
◆クラウス「(日本語で)みなさんこんにちわ。調子は最高です。頑張ります。どうもありがとう」
◆チャンプアック「ムエタイを代表して日本にやってきた。優勝してタイに帰りたい。
◆宍戸「相手のブルース選手は強敵です。リザーブマッチですが、次の試合のことを考えず、この試合に集中したいと思います。
◆土井「誰も日本人が勝ったことのないフィクリに勝って、自分が(ウェルター級の)日本人で一番強いことを証明します。『思ったよりフィクリの背が低い』とシーザー会長に話したら、『態度はお前の方がデカいよ』と言われてしまいました」
◆フィクリ「土井の試合はビデオで見た。私も彼もテクニックがあるので、試合が楽しみだ」

クラウスもチャンプアックを警戒

(9/17 up) アルバート・クラウスが16日、シーザージムで会見した。15日来日したばかりということもあり、やや眠そうな様子のクラウス。当初予定していた公開練習は行わず、インタビュー取材だけとなった。SBルールは初挑戦だが、「打撃だけで勝てるから、サブミッションの練習はしていない」とのこと。一回戦の相手のチャンプアックについては「彼が出場選手の中で一番強い。一番ハードな試合になると思う。その後の試合のことは、チャンプアックとの試合が終ってから考えるよ」と語るほど高く評価していた。決勝に上がって来る相手の予想について聞かれると「難しいなぁ…」と答え、特に選手の名前は上げず。10月13日のK-1 MAXでの小比類巻戦と連戦になるが、「怪我をしたら影響はあるだろうけど、特に問題はないと思う」と、あまり気にしていない素振りだった。(井原芳徳)

サワー、決勝はチャンプアック戦と予想

(9/15 up) アンディ・サワーが15日、浅草のシーザージムで練習を公開した。既に何度も日本に来ているサワーは、来日した昨日から練習をスタート。この日も朝から走り、午後に1時間の練習をこなしていた。その後の公開練習ということもあり、本人は「少し疲れていた」と洩すが、そう感じさせないパワフルなマススパーとミット打ちを3分ずつ披露。好調ぶりを見せつけた。体重も既に71kg。前日計量ではリミットの70kgを楽々クリアしそうだ。
 デンマークの強豪・オーレ・ローセンとの一回戦について、サワーは「スーパーリーグの試合を見て十分に分析した。1Rから殴り合いになると思うよ」と予想。準決勝で当たる可能性もある元UFC王者・ジェンス・パルバーについては「アメリカの友人からフリーファイトでの彼の戦い方を教えてもらった。パンチが強いって?問題無いよ。蹴りでプレッシャーをかけるから大丈夫だ」と語る。サワーのジムによく出稽古に来ていたウィリアム・ディンダー(10月のK-1 MAXに初参戦)が、アルバート・クラウスに似たボクサースタイルだといい、あらゆるタイプの選手に対応できるよう練習してきたという。
 決勝の相手の予想を聞くと、「緒形と戦いたいけど、チャンプアックが上がって来るのでは?」と返答。「同じタイ人のブアカーオがK-1で魔裟斗を前蹴りでコントロールしたように、クラウスたちもチャンプアックのムエタイテクニックに翻弄されるんじゃないか?」と予想した。
 S-CUP 2002王者として、連覇の期待もかかるが、「これまで色んな大きな試合を経験してきた。プレッシャーは感じない」と発言。前回制覇した時は19歳だったが、この11月で22歳に。技と体だけでなく、すっかり心もタフに成長したようだ。(井原芳徳)

歌川、強豪ワンロップと対戦

(9/16 up) オープニングマッチ2試合が決まった。歌川暁文はワンロップ・ウィラサクレックと対戦する。ワンロップは昨年11月にNKBバンタム級王者の藤原国崇を、今年4月にMA日本バンタム級王者のアトム山田を、いずれも3Rで肘で切り裂いた日本人キラーだ。しかし歌川はタイでも試合経験があるからか?「そんなに強いですかねぇ」と強気の発言をしているといい、どう攻略するかが見物だ。シーザージムの新鋭・石川剛司の相手は、SOZ所属のAGE(エイジ)となっている。

フィクリ参戦!土井とワンマッチで激突

(9/3 up) セミファイナルに登場する土井広之が、ヨーロッパ・ウェルター級最強の呼び声も高いフィクリ・ティアルティ(写真)と対戦する。フィクリはWPKL世界ムエタイウェルター級王者。02年11月、地元オランダで全日本キックの佐藤嘉洋を判定で破り、03年9月にNJKFに参戦しNKBウェルター級王者だった石毛慎也を飛び膝蹴りでKOするなど、日本人キラーとしても知られる。速いパンチのコンビネーションと鋭角に突き刺すヒザ蹴りを武器に快進撃を続けており、この対戦を聞いたアンディ・サワーが、盟友である土井を気遣い「避けることは出来ないのか?」とこぼしたほどだ。ルールは肘有り5R。タイトル戦ではなく、通常のワンマッチとして行われる。コーベット vs. カストロも同じ扱いとなっている。
 S-cupのリザーブマッチに出場する宍戸大樹は、WMF世界Sライト級王者のオーストラリア人・ブルース・マクフィーと対戦する。両者は01年4月に一度対戦し、宍戸がフロントチョークでタップを奪い逆転勝利を収めているが、ブルースの攻撃力の前に一時は防戦一方となる場面さえあった。あの日宍戸に敗れて以来、日本での試合オファーがなくなったブルースは、その後60戦近い試合を脅威のペースでこなし、現在、オーストラリアのウェルター級でトップに君臨する存在となった。宍戸に積年の恨みを晴らし、トーナメントに食い込み優勝を果たすべく怪気炎を上げるブルースと宍戸の闘いは、大激戦となる事が予想される。
 開会式前のオープニングファイトに、現SB日本Sフェザー級2位・歌川暁文、SBフェザー級の石川剛司が出場することが決定。対戦相手は現在調整中だ。

開場・開始時間を再変更

(9/3 up) 開場・開始時間が、演出の変更・設営時間の関係により、開場15時・開始16時に変更となった。SB協会では大会前日までチケットの料金払い戻しを受付けている(Tel. 03-3843-1212)


パルバー、ボクシングの試合でKO勝ち

(8/30 up) S-Cup参戦を控えたジェンス・パルバーがシカゴで27日(現地時間)プロボクシングの試合に出場し、レオナルド・ルイスという選手をわずか41秒、左フックでノックアウトした。これでパルヴァーのプロボクシング戦積は3戦3勝となった。(情報源:フルコンタクトファイター紙公式サイト・NHBニュース

ムエタイ界のKOパンチャー・チャンプアック参戦。組合せ決定

(8/22 up) S-cupに新たにムエタイ王者チャンプアック・チョーセパサート、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ率いるチーム・ノゲイラのカテウ・キビスがエントリーし、全選手が揃った。タイから参戦予定だったザ・タンクは欠場し、チャンプアックがその代わりとなる。組合せも下記のとおり決まった。なお、ワンマッチ出場するネイサン・コーベットの相手は、シュート・ボクセのニルソン・デ・カストロに決定した。

 アンディ・サワー(オランダ) vs. オーレ・ローセン(デンマーク)
 ジェンス・パルバー(アメリカ) vs. ダイ・ジョウアン(中国)
 アルバート・クラウス(オランダ) vs. チャンプアック・チェーセパサート(タイ)
 緒形健一(日本) vs. カテウ・キビス(ブラジル)

 サワー vs. ローセンはヨーロッパのスーパーリーグがそのまま日本にやってきたような豪華カード。パルバー vs. ダイは総合と散打の異種格闘技戦の色彩が強い。この2試合の勝者が準決勝で激突するが、どの組合せになっても面白そうだ。
 チャンプアックはWMTA世界スーパーウェルター級王者の25歳。02年1月NJKFに初来日しHIROSHIを2R KO。同年5月、クラウスが制覇したK-1 MAX世界一決定戦にはリザーバとして参戦し、大野崇をわずか108秒でKOしている。最近では今年K-1アジアGP王者となったガオグライ・ゲーンノラシンも2R KO。今年4月タイでは佐藤嘉洋を4R肘で切り裂きWMTA王者に。7月には全日本キックで清水貴彦と対戦予定だったが、怪我によりキャンセルしていた。蹴りよりもパンチでの激しい打ち合いを得意とする選手で、戦績119戦93勝(67KO)26敗と、ムエタイ選手にしては異様にKO率が高い。今はあの“黄金の左ミドル”サッグモンコン・シッチュ−チョークと同じジムに所属。サッグモンコンがここのところ総合格闘技の練習に取り組んでおり、共にシュートボクシングルールへの対策を練っているという。最強の打撃に加え、投げ・関節技をも身に付けたチャンプアックに、付け入る隙は全くなくなったといえよう。一回戦の相手はクラウスだが、いきなり撃破しても不思議ではない。
 緒形の一回戦の相手・カテウ・キビス(Katel Kubis)は現在、ノゲイラらに打撃の技術指導をしている28歳。だが元々シュートボクセ所属で、STORMなどのブラジル国内におけるムエタイトーナメントのタイトルを総ナメ。本場タイにおいても数々の試合に勝利し、国際式ボクシングでも8戦7勝(4KO)の勝率を誇り、MMAの経験もある。このカテウもローセン同様、前回のS-cup 2002への出場が内定していながら、直前の怪我によって欠場した選手だ。

 コーベットと対戦するニルソン・デ・カストロはシュートボクセの33歳のベテラン戦士。93年にムエタイデビュー。02年に初来日しK-1マットで子安慎悟から3度のダウンを奪い判定勝ちしている。03年6月パンクラスに初参戦し、KEI山宮をTKO。同年11月には郷野聡寛に判定負けを喫する。今回は肘有りルールでどんな荒々しいファイトを見せるか注目だ。

開場・開始時間を変更

(8/22 up) 当初、開場13時・開始15時と発表していたが、諸事情により開場16時・開始17時に変更となった。SB協会ではチケットの料金払い戻しも受付けている(Tel. 03-3843-1212)

ジェンス・パルバー参戦決定

(8/20 up) 総合格闘技の強豪・ジェンス・パルバーがS-cupに参戦することが決まった。
 パルバーは元UFCライト級王者。01年2月に宇野薫を破り同王者となり、02年1月にはBJペン相手に防衛に成功。その後王座を返上し、同年8月のUFO LEGENDではSBの元エース・村浜武洋とフルラウンドの打撃戦を繰り広げ判定勝ちをおさめている。
 レスリング出身だが、グラウンドにならず立ち技で勝負するのがパルバーのスタイル。03年にはK-1で活躍中のドゥエイン・ラドウィックらに2戦連続KO負けを喫するも、ボクシングトレーニングで着実に腕を磨き、修斗初参戦となった今年3月の植松直哉戦(写真)では、本職のボクサー顔負けのレバーブローで豪快KO勝ちをおさめた。6月にはついに国際式ボクシングにも初挑戦しKO勝利。7月ハワイでは、山本“KID”徳郁に秒殺TKO勝ちしたことのある“神の拳”ステファン・パーリングと打撃で渡り合いKO勝ち。強豪揃いの修斗世界ライト級で、今や2位にまで登っている。
 現在、国内外問わず様々な団体からのオファーがある中で、今回S-cupへの出場を決めたパルバーは「このルールで優勝する自信があるから」と、その出場理由を語る。植松戦、パーリング戦では、ほとんどキックボクシングに近い動きを見せており、しかもSBルールではスタンドでの関節技・絞め技も許される。他のエントリー選手で総合格闘技の経験があるのは緒形健一、カテウ・キビスだが、実績の差は歴然としている。一際異彩を放つパルバーが、優勝をかすめ取ったとしても不思議ではない。(井原芳徳)

SRS・RS席が早くも完売

(8/12 up) S-cupのチケットのうち、SRS \20,000- RS \15,000- が早くも完売した。残るはSS \10,000- S \7,000- A \5,000- B \4,000-。週明けには全出場メンバー及び全対戦カードが発表される模様だ。

K-1からアルバート・クラウスが参戦

(8/2 up) シュートボクシング協会は2日都内で会見し、S-cup出場選手として新たにK-1 MAX 2002王者・アルバート・クラウス、デンマークの強豪・オーレ・ローセン(Ole Laursen)、中国散打04年65kg級王者・ダイ・ジョウアン(代常亮)、タイ・ラジャダムナン・ウェルター級王者・ザ・タンク(Lort Tung)の4名を発表した。既に出場の決まっているS-cup02年王者・アンディ・サワー、SB日本スーパーウェルター級王者・緒形健一を加え、これで6名が決定。残り2名は後日発表される。

 会見にはクラウスと谷川貞治K-1イベントプロデューサーが出席した。クラウスは7月7日のK-1 MAXの後、妻と息子とバカンスでタイに行き、再び日本に戻り、この日の会見に出席。「K-1のためにもいい経験になると思う」と参戦の動機を語り、SBルール特有の投げ技や立ち関節技に関しても、「特別な練習はしていないけど、どんなルールにでも対応できる自信がある」と豪語した。元同門のサワーについては「1回勝っているから、もう1回やっても勝てるよ」と自信たっぷり。谷川氏も「優勝目指して頑張って欲しい」と期待をかけた。

 初来日のローセンはIMTC世界スーパーウェルター級王者、02年タイKing's Cup王者で、8月21日で27歳になる。戦績29戦19勝(12KO)9敗1分。02年3月のK-1 MAX USA予選の決勝でラドウィックに判定負けしたこともある。02年のS-cupにエントリーしながらも結局出場しなかったが、その後、ヨーロッパ最大のキックボクシングイベント・スーパーリーグで活躍。シェイン・チャップマン、グレゴリー・スワーツには判定負けしているが、ピーター・クルック、ファディ・メルザには勝利している。ニックネームは“鉄の拳”。現在はタイに居住し、最近結婚したばかりというからモチベーションも高そうだ。総合格闘技も練習しているといい、「このルールは面白い。対戦相手は誰でも構わない」と話しているという。
 散打65kg級王者・ダイは、97年より中華武術学校で散打を始めた20歳。SB協会は何度も中国の散打大会に選手を派遣させる等、中国とのパイプは太い。02年S-cupでもジョン・イーゴーが準優勝まで登り詰めており、今回もトーナメントをかき回してくれそうだ。

 他にもリザーブマッチ出場選手としてSB日本Sライト級王者・宍戸大樹が決定。相手は後日発表される。トーナメントの試合時間は3分3R延長1Rで、決勝戦のみ最大延長2R。肘打ちは禁止。賞金は優勝500万円、準優勝50万円、副賞としてKO賞20万円、投げ又は関節技による勝利に10万円が贈呈される。(井原芳徳)

異例の会見中止。ウェインが欠席

(7/10 up) 「本日の会見は諸事情により中止とさせていただきます」
 突如の宣言に、会見に集まったマスコミに困惑の色が広がった。
 シーザージムで9日予定されていたS-cupの会見の席である。会見は、開始予定時間を30分オーバーしたにも関わらずスタートしない。記者たちの中には、所要で席をはずす人間すらいた。そんな中での中止宣言であった。

 対応に立ったシーザージム関係者にも苦渋の表情が浮かんでいる。
「ほんの数時間前まで、私共も会見を行うべく準備を進めていたのですが…」
 主の居ない会見台には、S-cupの大会の中でヘビー級王座決定戦を行うとされていたネイサン・コーベットの名札とともに、7日のK-1 MAX 世界一決定トーナメントに出場したばかりのジョン・ウェイン・パーの名札が置かれている。
 記者からは早速「契約問題ですか?」との質問が飛ぶ。
「まあ…そうですね。一応、ネイサンと会長(シーザー武志)が出席するということで、あとからジョン・ウェインも参加するということになりまして、いろいろ準備もしていたんですが。細かな事情は定かではないんですが、迎えの者がホテルの方に迎えにいったのですが、『どうしても出れない』ということになりまして。今日はお引取りいただくしかないのですが、必ず後日、改めて会見を開きます」

 現段階で詳細は不明だが、何らかの理由で、ウェイン側が参戦を拒否している状況のようだ。ウェイン自体はこれまでもSBのリングに何度も上がっており、今回S-cupに抜擢されてもまったくおかしくない立場の選手である。実際、参戦の内諾も取れていたからこそ、今日の会見もセッティングされたのであろうし、そこにどういう意味合いで拒否権を発動したかは今後の推移を見守るしかない。

緒形、武田に再戦要求

(6/8 up) SBの頂点を争うトーナメントS-cupが、9月19日開催される事が決定した。1995年の初開催以来、70・以下級の最激戦区を舞台に争われてきたこのトーナメントは、今や隆盛を誇るK-1 MAXの原形とも言える大会。それだけに、SB協会としても二年ぶり四回目の開催となる今回は、特に力が入る。

 会見の冒頭挨拶に立ったシーザー武志SB協会会長も「シュートボクシングも丁度来年で20周年。K-1さんともちがう、SBならではのことがやりたいと思っております。これまでプロレス界や格闘技界のいろんな仲間の力を借りてやってきましたが、今回はトーナメントの他全試合SBルールで行うつもりです。中途半端な選手を上げるつもりは無いので、妥協無く戦える選手を世界中から集めます。散打やドラッカの選手にもオファーをだしていますし、散打のチャンピオンは、7月に中国に行って自分の目で見て確認してから連れて来ます」と宣言。

 続いて、出場決定選手としてマイクを渡された緒形健一がここで爆弾発言を行う。「12年やってきて、ようやく念願のS-cupに出場できる事になりうれしいです。自分の希望としては、武田幸三選手に上がって来てほしいです。前回K-1では非常に失礼な終わり方になってしまい、自分でも納得がいっていません。ルールの問題もあるかもしれませんが、ぜひ出てきて欲しい。僕も武田選手も次の事を考えないで戦うタイプの選手だと思うので、トーナメントだとは思わず武田選手との戦いに完全燃焼したいと思います」と、普段あまり自己主張をむき出しにしない緒形には珍しいアピールを見せる。これを受けてシーザー会長も、武田の参戦があれば一回戦でのマッチメイクを約束した。

 そしてもう一人の出場決定選手、アンディ・サワーも「2002年に続いて2004年の王者になりたいと思います。もし私が勝てなかった時は緒形やSBの選手に勝ってほしい。自分たちはSBを背折ってSBが一番であること、K-1より強いということを証明したい。できればアルバート・クラウスやジョン・ウェイン・パーなどのK-1戦士と戦ってSBが世界一だと証明したい」とSB最強外人としての誇りをむき出しにして、K-1へのライバル意識を語った。

 今大会では、先日後藤龍治との喧嘩マッチを制した土井広之が本来のベスト体重である67キロ級に戻してタイトルマッチを行うほか、オーストラリアのネイサン・コーベットが新設のヘビー級王座決定戦に挑むなど、まさにSBの全勢力を結集した内容。地上波放映もすでに内定しており(同時にCS放送も予定)、S-cup自体の優勝賞金も500万円と、近年K-1 MAXの後塵を拝してきたSBが、老舗としての底力を見せつける大会になりそうだ。

 

シュートボクシング協会 "SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2004"
2004年9月19日(日) 神奈川・横浜文化体育館
開場・15:00 開始・16:00(当初予定より変更)

第12試合 S-cup決勝 3分3R(最大延長2R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者

第11試合 スペシャルワンマッチ 3分5R
土井広之(日本/シーザージム/SB世界ウェルター級王者)
フィクリ・ティアルティ(オランダ/ムシドジム/WPKL世界ムエタイウェルター級王者)

第10試合 スペシャルワンマッチ 3分5R
ネイサン・コーベット(オーストラリア/ファイブ・リングス・ドージョー/WMC世界ヘビー級チャンピオン)
ニルソン・デ・カストロ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー) 

第9試合 S-cup準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者

第8試合 S-cup準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者

第7試合 S-cupリザーブマッチ 3分3R(延長1R)
宍戸大樹(日本/シーザージム/SB日本Sライト級王者)
ブルース・マクフィー(オーストラリア/ファイブ・リングス・ドージョー/WMF世界Sライト級王者)

第6試合 S-cup一回戦(4) 3分3R(延長1R)
緒形健一(日本/シーザージム/SB日本Sウェルター級王者)
カテウ・キビス(ブラジル/チーム・ノゲイラCWB Sports/ストームムエタイ・ミドル級王者)

第5試合 S-cup一回戦(3) 3分3R(延長1R)
アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム/K-1 MAX 2002王者)
チャンプアック・チェーセパサート(タイ/ISSジム/WMTA世界Sウェルター級王者)

第4試合 S-cup一回戦(2) 3分3R(延長1R)
ジェンス・パルバー(アメリカ/チーム・エクストリーム/元UFCライト級王者)
ダイ・ジョウアン[代常亮](中国/中国武術協会/04年中国散打65kg級王者)

第3試合 S-cup一回戦(1) 3分3R(延長1R)
アンディ・サワー(オランダ/リンホージム/S-cup2002王者・SB世界Sウェルター級王者)
オーレ・ローセン(デンマーク/KRSジム・チーム・オーレ/IMTC世界Sウェルター級王者)

第2試合 オープニングマッチ 58kg契約 3分5R
歌川暁文(U.W.Fスネークピットジャパン/SB日本Sフェザー級2位)
ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレックジム/M-1バンタム級チャンピオン)

第1試合 オープニングマッチ 58kg契約 3分5R
石川剛司(シーザージム/SB日本フェザー級)
AGE[エイジ](SOZ)


<チケット料金>
SS \10,000- A \5,000- B \4,000-
(SRS \20,000- RS \15,000- S \7,000- は完売)

<チケット販売所>
チケットぴあ Tel0570-02-9999
ローソンチケット Tel0570-00-0403
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/
CNプレイガイド Tel03-5802-9999
レッスル池袋店 Tel03-3989-0056
板橋大山アメリカン Tel03-3962-6443
チャンピオン Tel03-3221-6237
書泉ブックマート Tel03-3294-0011
後楽園ホール Tel03-5800-9999
シュートボクシング協会 Tel03-3843-1212
バウトレビュー(9/13(月)午後3時入金確認分迄で販売終了)

<お問い合わせ>
シュートボクシング協会 03-3843-1212

Last Update : 09/17

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