BoutReview Logo menu shop   Fighting Forum
Report

BATTLE GENESIS Vol.6 9月5日 後楽園ホール

第2試合 WEF出場者決定トーナメント一回戦 (KOKトーナメントルール 5分2R)
× 藤原 智嗣
(和術慧舟會総本部)
2R

判定3-0
西内 太志朗
(U-FILE CAMP)

 術慧舟會の藤原はK−1フレッシュマン・ファイトの参戦経験もある選手。対する西内は柔道出身。共に総合の選手である以上、経歴から考える程の差があるわけではないが、やはり打撃では藤原の的確さがやや上回り、ローとパンチを主体に優位に立つ。それを嫌がったか、西内は、1R、組みに行く戦法を取る。だが、組んで、コーナーに押し込んでも、テイクダウンを取ることができず、藤原に逃げられ、あるいは膠着してブレイクになってしまう。
 藤原、やや優位のまま、ラウンド終了。
 組んでコーナーに押し込んでからのテイクダウンは難しいと判断したのか、2R、西内は藤原との打ち合いに応じていく。的確性は藤原の方が高く、ワン・ツーもきちんとでるのだが、西内も、時折パンチをヒットさせて対抗するため、藤原がラッシュするまでには至らない。
 このまま藤原の優勢勝ちか、と思われた刹那、西内のタックルが綺麗に決まった。一旦持ち上げられてから落とされる藤原。ガードに入るが、動揺は隠しきれない。思わず下から西内の顔面にパンチを入れてしまい、イエローカードを食らう。
 判定不利と悟ったのか、藤原が、打撃に拘らず、自分からタックルも見せる。テイクダウンするが、これは西内がガードでがっちりと密着し、何もできないままブレイク。さらにコーナーに押し詰めるが、それもブレイクとなり、結局、はっきりとポイントを取り返すことができなかった。

結果一覧に戻る
← 前の試合  / 次の試合 →

レポート:山名尚志  

TOP | REPORT | NEWS | CALENDAR | REVIEW | BACKNUMBER | STAFF | SHOP | FORUM


Copyright(c) MuscleBrain's All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。