昨年1月大会での引分以来の再戦となった一戦は、頼信が終始パワーで鈴木祐作を圧倒。大差で判定勝利を収めた。(左上写真:頼信のガウン)
頼信は昨年12月大会で庵谷鷹志に初回3ダウンを奪われ秒殺でKO負け。タイトルマッチを目前にして戦線から脱落した。巻き返しを図るべく所属するトーエルジムの会長に直訴して今回の出場となった。「いずれ庵谷とは再戦したいです」。
初回ラッシュしたもののそれを凌がれると、体調不良もあってオーバーペースとなり反撃された前回の鈴木との対戦の反省を活かし、初回からじっくり相手を見ながらテンカオ、首相撲からの膝を打ち込んでいく。
鈴木は持ち前の突進力を生かしパンチからのローで前に出るがパワーで上回る頼信はワンツーでプレッシャーをかけ、首相撲からの膝を連打。
結局この展開のまま、最大5ポイント差をつけ頼信が判定勝利した。
兄である米田克盛は3月大会でウェルター級王座決定戦に出場する。「目標だし、ライバルですね」。タイトルマッチで兄弟対決は?の問いには「やりたくないです」と苦笑い。ただ階級変更については「ミドルに上げようと考えたこともあるけど、今のところはウェルターで」。そんな彼の憧れの選手はチームドラゴンの小比類巻貴之だという。頼信はこれで12戦8勝(6KO)2敗2分。鈴木は
14戦4勝6敗4分。
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