昨年後半は連続KO勝利で絶好調だった日本フライ級王者深津飛成がラジャダムナンの現役ジュニアフライ級王者ノッパディーレック・チューワッタナに挑んだ一戦は、互いに持ち味が出ず歯痒い攻防に終始。結局痛み分けとなった。静かな立ちあがりの序盤から最終ラウンドまで、ノッパディーレックは単発ローやミドル。
深津はミドルに合わせてのカウンター狙い。ノッパディーレックのミドルの切れや深津の左フックに客席から反応が返るシーンもあったが、全般に渡って両者それ以上踏み込むシーンは見られず、客席も静かなまま。結局歯切れの悪いまま山場を迎えることもなくあっという間に5Rが終了。深津はリング上から「どうもすみませんでした」と頭を下げた。
深津の話のよると二人はタイで同じジムで練習していて、中でも一番の親友同士で、手の内は知り尽くしているのだという。深津はこれで37戦26勝(16KO)9敗2分。
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