6月18日にイギリスでISKA世界ミドル級タイトルを奪取した大野崇(正道会館)が日本のベルファーレのリングで凱旋する。
自身満々に構え余裕すら感じさせる大野のすり上げる様なミドルキックから試合は始まった。これに答える様にリチャードが左右のストレートで前に出る。得意のボクシングで攻めるためストレートを狙うリチャードの腹部にカウンターで大野の左ヒザが炸裂する。追いうちを賭けるがごとくに大野の左右のストレートが顔面を捉える。崩れる落ちるリチャード、勝負は一瞬で決まった。
世界のベルトを取り波に乗る大野の前には、あまりにも役不足の相手の気さえした試合であった。今日本で盛り上がりつつある中量級戦線での大野の活躍を期待したい!
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