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NJKF "MILLENNIUM WARS 5"
2000年7月7日(金) 東京・後楽園ホール

第6試合 セミファイナル 日タイ国際戦・フェザー級/5回戦
× タイ国J・ライト級
ヨッキョウ・ソーウライワン
(タイ)
1R1分44秒

KO
NJKFフェザー級2位
関博司
(名古屋JKF)

※グローブハンデ有り。ヨッキョウは体重が2kgオーバーのため10オンス、関は6オンスを着用。

 初のタイ人との対戦を迎えた関。今の目標は楠本勝也(東京北星)戦だが、現役ムエタイ選手との対戦は大きなチャンスには違いない。18歳と若いヨッキョウだが、既に 41戦の戦績を持ち、スタイルは完成している。ムエタイ戦士らしくヒザが得意とあって、この試合は関が「タイ人に強いか、そうでないか」のある程度の物差しとなるだろうと思われた。

 しかし、ヨッキョウが契約体重を61kgと聞いていたため、急遽体重を落としたものの計量オーバー。グローブハンデがついてしまった。
 関は4オンス分のハンデを得たが、ヒザにはグローブハンデは関係ない。有利といえば有利、不利といえば不利な形である。

 1R、パンチからハイ気味のミドルを繰り出してくるヨッキョウ。関はローを打っては離れるが、ワンツーからハイへのコンビネーションで前進。テンポよく繰り出されるヨッキョウの攻撃に下がらされてしまう。
 しかし関も同じくワンツーからのローで対抗してコーナーへヨッキョウを追い込む。ここから得意のボディへのパンチへ。首相撲でも対抗、ヨッキョウにヒザを出させない。ブレイクがかけられた再開直後、思い切って踏み込んだ関はボディへのパンチを叩き込み、倒れたヨッキョウは立ち上がれず。

 タイ人初挑戦で勝利を上げた関。リング上では走り回って喜んだが、「(グローブ)ハンデがあったから・・・やっぱりきっちり体重を合わせてやりたいです。僕はまだ国内のタイトルを持っていないので、大きなことを言う前に、国内のタイトルをちゃんと取ってから、ですね」と楠本戦へ照準を合わせていた。

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レポート:薮本直美  写真:菊池奈々子

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