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Report
キック 2000.2.4 J-NETWORK "KICK BOXING SHANGURILA-1" 後楽園ホール
第10試合 セミファイナル 日・タイ交流戦 フェザー級/5回戦
× J-NETフェザー級2位
蔵満誠
(アクティブJ)
判定3-0
50-46,50-47,50-49
タイ国フェザー級
アラビアン・ハセガワ
(タイ)
 J-NETのホープ的存在である蔵満、昨年11月の全日本キックでは大宮司進に序盤圧倒されながらも後半膝を中心にポイントを取り返すスタミナと気力を見せた。アラビアンはこのところ好調な試合振りでチャンピオンクラスを破っている。アラビアンと対等に渡り合うようなら、蔵満は実力者と呼んでも差し支えないだろう。


 だが、試合は見事なアラビアン・カラーに染められてしまった。蔵満のローを受け、挑発するように自分もローを返していくアラビアン。組むやいなやバランスを崩して倒す。倒した勢いでアラビアンの膝が蔵満の身体に落ちる。蔵満はペースを握らせてもらえない。パンチはガードしているものの、自分の攻撃のリズムに繋げることはできない。組んでの攻防は蔵満も強いはずだが、アラビアンのほうが一枚上手だった。結局最後までリズムは取り戻せなかった。蔵満は決して手数では劣っていなかったものの、試合を支配したアラビアンの判定勝ちとなった。

(薮本直美)



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レポート:薮本直美  写真:大場和正

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