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掲載記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権はマッスルブレインズに属します。このコーナーヘの情報掲載を希望される団体・ジム・関係者の方は、編集部まで情報をお寄せください。
E-mail: ed@boutreview.com TEL/FAX: 03-5752-0610 〒158-0083
東京都世田谷区奥沢6-25-17 ノースフィールズ自由ヶ丘 202
(有)Muscle Brain's BoutReview編集部
5月30日 公式情報
▼元・プロ修斗ライトヘビー級2位の郷野聡寛がパンクラス6月26日(火)後楽園ホール大会に参戦することが決定した。郷野は74年生まれで東京都出身。フリーの格闘家としてリングスなどに出場し、96年10月から出場しているプロ修斗ではランキング最高1位まで登り詰めた。だが5月1日のプロ修斗後楽園大会でシュート・ボクセのムリーロ・ニンジャ戦で引き分けた直後、「前ほど修斗に対する執着心がなくなってきてしまった。重量級メインのところでやりたい」と事実上の修斗離脱を宣言。その後の行方が注目されていたが、結局は長年行動を共にする菊田早苗の所属するパンクラスに主戦場を移すことになった。郷野は「(修斗から)闘う場所は変わっても、やることはあまり変わらないので、これからも変わらず応援してください」とファンにメッセージを寄せている。
なお初戦の相手はパンクラス横浜の渡辺大介に決定している。渡辺は2月4日の後楽園ホール大会でもパンクラス初参戦でGRABAKA所属の佐々木有生を迎え撃ち、1R 4'12" 腕ひしぎ十字固めで敗れている。さらに5月13日後楽園ホール大会では石川英司とも対戦しており判定勝ち。すっかりGRABAKA対抗の先鋒役が定着してきた感がある。郷野は「渡辺選手に勝ったら、佐々木と同じように、次は美濃輪育久選手を用意してください」と語っており、5月13日大会で佐々木を破った美濃輪へのGRABAKA勢としてのリベンジを果たしたい構えだ。親分の菊田も「今回の郷野選手の勝利を手始めに、横浜道場の選手をまたどんどん潰していきたいなと思っています」と対抗意識を燃やしている。Sammy presents PANCRASE 2001 PROOF TOUR
6月26日(火) 後楽園ホール
OPEN/17:30 START/18:30メイン・イベント ライトヘビー級戦 5分2ラウンド
菊田 早苗(パンクラスGRABAKA:ライトヘビー級2位)
マット・トライヘイ(パンクラス・オーストラリア)セミ・ファイナル ミドル級戦 5分3ラウンド
國奥 麒樹真(パンクラス横浜:ミドル級ランキング2位)
マシュー・ニコー(フランス/フリーファイト・アカデミー)第6試合 無差別級戦 5分2ラウンド
高橋 義生(パンクラス東京:無差別級ランキング4位)
デビッド・フレンディン(パンクラス・オーストラリア)第5試合 ライトヘビー級戦 5分3ラウンド
渡辺 大介(パンクラス横浜)
郷野 聡寛(Team GRABAKA)第4試合 ライトヘビー級 5分3ラウンド
石井 大輔(パンクラス東京:ライトヘビー級9位)
ジェイソン・デルーシア(アメリカ/パンクラス・ハイブリッド・ブドーカン)第3試合 ライトヘビー級 5分3ラウンド
窪田 幸生(パンクラス横浜:ライトヘビー級8位)
久松 勇二(タイガープレイス)第2試合 ミドル級 5分2ラウンド
北岡 悟(パンクラス東京)
星野 勇二(RJW/CENTRAL)第1試合 60kg以下契約 5分2ラウンド
砂辺 光久(ハイブリッドレスリング武限)
出口 直樹(ストライプル行徳)<大会関連記事>
「パンクラス6.26後楽園は菊田早苗がメイン」
5月30日 <DEEP 2001事務局> 公式情報
▼8月18日(土)横浜文化体育館で開催されるDEEP 2001の対戦カードが1試合決定した。前回1月8日名古屋大会でドローとなった窪田幸生と上山龍紀が再戦する。前回はマウントポジションでの顔面攻撃は禁止だったが、今回は顔面への攻撃が可能になる。このルールでの完全決着を期待したい。
なお横浜大会のラウンドガールを、元プロレスラーの工藤めぐみ、府川唯未がつとめることも発表された。DEEP 2001 in YOKOHAMA
2001年8月18日(土) 開場 17:00 開始 18:00(フューチャーファイト開始17:30予定)
会場:横浜文化体育館
(JR線「関内駅南口」出口より徒歩3分 or 市営地下鉄線「伊勢佐木長者町駅」より徒歩3分)<決定カード>
窪田幸生(パンクラス横浜) vs. 上山 龍紀(U-FILE CAMP)<その他出場予定選手>
村浜武洋(大阪プロレス)、近藤有己(パンクラス東京)、菊田早苗(GRABAKA)、謙吾(パンクラス東京)、パウロ・フィリョ(ブラジリアン・トップ・チーム)
他 日本人選手、ブラジリアン柔術選手、外国人選手、全 7〜8試合予定<ラウンドガール>
工藤めぐみ(元FMW)
府川唯未(元アルシオン)チケット(一般発売6/2(土)〜)
VIP(最前列):30,000円/アリーナS席:20,000円/アリーナA席:15,000円/アリーナB席:10,000円/2F指定席:10,000円/3F指定席:6,000円
※当日は全て1,000円増しになりますお問い合わせ:
DEEP 2001事務局 (052)339-0303 (http://www.deep2001.com/)
パンクラス (03)5792-0815
5月30日 <パルテノンプロモーション> 公式情報
▼7月1日開催の第4回タイタンファイト(会場・TRCアールンホール)がインターネットライブ中継されることが決定した。ネット観戦は無料(ただし接続料は各自負担)。なお同大会では現在出場者を募集中だ。詳しくは下記アドレスを参照。
第4回タイタンファイト
配信提供・株式会社イングラム/GRIND
主催・(株)パルテノンプロモーション/タイタンファイトコミッション
配信日時 7月1日(日)14時配信開始<配信ウェブサイト・アドレス>
http://www.titan-fight.com/
5月30日 公式情報
▼コンテンダーズ、UFC-J、パンクラスなどで活躍する矢野倍達(RJW/CENTRAL)が、6月15日(金)リングス横浜文化体育館大会に出場し、滑川康仁と対戦することが発表された。矢野は1975年生まれ。高校三年時にはレスリング三冠王を達成。専修大学へ入学後も次々とタイトルを制覇し、大学四年時には全日本学生選手権でグレコローマンスタイル、フリースタイルの双方のタイトルを手にしている。
なおリングスは9月21日(金)にバトルジェネシスの第8回を後楽園ホールで開催することも発表した。FIGHTING NETWORK RINGS 10th ANNIVERSARY
"WORLD TITLE SERIES"
6月15日(金)横浜文化体育館
開場:18:00 開始:19:00<ミドル級1回戦>
クリストファー・ヘイズマン(リングス・オーストラリア)
アレシャンドリ・カカレコ(ブラジル)金原 弘光(リングス・ジャパン)
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)<ヘビー級1回戦>
高阪 剛(リングス・ジャパン)
レナート・ババル(リングス・ブラジル)イリューヒン・ミーシャ(リングス・ロシア)
ボリス・ジュリアスコフ(リングス・ブルガリア)<ワンマッチ>
ヴォルク・アターエフ(リングス・ロシア)
メイナード・マルコム(リングス・オーストラリア)滑川 康仁(リングス・ジャパン)
矢野 倍達(RJW/CENTRAL)※カードは変更の可能性もあり。その他のカード、試合順は後日発表。
<本誌関連記事>
「ミドル級・ヘビー級トーナメント組み合わせ決定」
「ヴォルク・ハン最強の弟子、リングス6月大会に襲来!」
「所英男、アマKOKも制覇」
▼27日開催されたアマチュアKOKトーナメント各階級の結果は以下の通り。20名参加の-70kg級では、パワーオブドリームの所英男が優勝した。これで所はバトラーツのグラップリングB、アマコンテンダーズのライト級に続き、5月だけで3つのアマチュア大会を制覇したことになる。
Amateur KING of KINGS
2001年5月27日(日)
新宿・スポーツ会館 4階・総合体育館【各階級 優勝者・準優勝者】
-60kg級(8名)
優勝 朝倉 俊博(SKアブソリュート)
準優勝 永井 隆一(CATCH)
-70kg級(20名)
優勝 所 英男(パワーオブドリーム)
準優勝 上原 力(総合格闘技宇留野道場)
-80kg級(16名)
優勝 弘中 邦佳(SSSアカデミー)
準優勝 小池 秀信(フリー)
-90kg級(7名)
優勝 佐々木 恭介(U-FILE CAMP)
準優勝 大久保 一樹(U-FILE CAMP)
5月29日 公式情報
▼田村潔司がリングスから独立したことが発表された。リングス公式ウェブサイトには前田日明社長が見解を掲載している。これで5月の契約更改以降のリングス離脱者はヴァレンタイン・オーフレイム、山本憲尚、成瀬昌由に続き4人目。
田村選手について
兼ねてより5月期からの選手契約更新について、話し合いをしてまいりました田村 潔司選手ですが、5月29日付をもって、リングスを卒業し、独立をすることとなりました。
田村選手の「“U-FILE CAMP”において、自身の活動を中心とし、後進の育成とともに今後の選手生活を送り、現役選手としてこれからの将来も考え、一戦一戦を大切にしていきたい。リングスには参戦していく意思はあるが、今は一日でも早くコンディションを整えてから、次の試合を考えたい」との意思を尊重し、弊社は承諾するに至りました。
なお、弊社と致しましても、田村選手の更なる活躍を期待しております。
今後とも、何卒倍旧の御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。2001年5月29日
株式会社 リングス
代表取締役 前田 日明
5月29日 公式情報
▼米国インディアナ州で5月26日(現地時間)開催されたフックンシュートでの修斗公式戦で、日本から出場した中尾受太郎、池本誠知が見事勝利した。なお池本は5月27日付けで待望のクラスA昇格を果たした。
HOOKnSHOOT "Masters"
5月26日(土)米国・インディアナ州エバンスビル/ベテランズ・メモリアル・コロシアム第1試合 ウェルター級 5分2R
○ヘンリー・マタモロス(アメリカ/マタモロス・ブラジリアン柔術アカデミー)72.7kg
×アンディー・モックラー(アメリカ/F2Fアリーナ)72.0kg
2R 4'53" チキンウイング・アーム・ロック第2試合 クルーザー級 5分2R
○キース・ロッケル(アメリカ/マサチューセッツ・サブミッション)90.1kg
×レイ・シーサス(アメリカ/ザ・ファイターズ・ギルド)90.1kg
1R 4'35" TKO(グラウンドパンチ→レフェリーストップ)第3試合 スーパーヘビー級 5分2R
○ジェローム・スミス(アメリカ/チーム・ハボック)118.0kg
×マイク・デラニー(アメリカ/アメリカン・マーシャルアーツ)109.8kg
1R 4'40" TKO(グラウンドパンチ→レフェリーストップ)第4試合 ライトヘビー級 5分2R
○カーティス・スタウト(アメリカ/アメリカン柔術アカデミー)83.0kg
×アンジェロ・ポポフスキー(アメリカ/カイケ柔術)82.9kg
2R 0'13" KO(スタンドでのパンチ)第5試合 ライトヘビー級 5分2R
○ジェイソン・ブラック(アメリカ/ミレティッチ・マーシャルアーツ・センター)78.3kg
×エドワード・ミラー(アメリカ/サード・コラム)78.8kg
1R 一本第6試合 ミドル級 5分2R
○池本誠知(日本/ライルーツコナン)75.9kg
×ジェイ・バック(アメリカ/ヘル・ハウス)76.0kg
2R 3'03" TKO(マウントパンチ)第7試合 ミドル級 5分3R
○中尾受太郎(日本/シューティングジム大阪)75.9kg
×ラバーン・クラーク(アメリカ/ミレティッチ・マーシャルアーツ・センター)75.8kg
3R 3'50" 三角絞め第8試合 ミドル級 5分3R
△イーブス・エドワース(アメリカ/サード・コラム)76.0kg
△CJフェルナンデス(アメリカ/プロ・ジム)76.0kg
判定1:1(28:29,29:28,29:29)
5月24日 公式情報
▼パンクラス6月26日(火)後楽園ホール大会の全対戦カードが発表された。メインイベントで菊田早苗と対戦するマット・トライヘイはパンクラス・オーストラリア所属の37歳。ボクシングとキックボクシング歴10年だという。下記の公式リリースのプロフィール以外の情報としては、トライヘイはK-1で有名なサム・グレコとキックボクシングのトレーニングしていること、6.26後楽園大会で高橋義生と対戦するデビッド・フレンディンとはオーストラリア大会のセミファイナルで対戦しており、腕ひしぎ十字固めで敗れていたことがわかっている。なお同大会では菊田もグラップリング・デモンストレーションを披露していたが、菊田がトライヘイの試合を見たかは不明だ。アブダビ優勝の菊田相手にグラウンドでトライヘイはほとんど対抗できないと予想されるが、打撃の破壊力でどこまで菊田を苦しめられるかが勝敗の分かれ目となりそうだ。
(井原芳徳)
<参考ページ>
パンクラス・オーストラリアのウェブサイト
http://www.pancraseaustralia.com/
上記サイトに掲載されている2月17日のオーストラリア大会のレポート
http://www.pancraseaustralia.com/pages/results.htmlSammy presents PANCRASE 2001 PROOF TOUR
6月26日(火) 後楽園ホール
OPEN/17:30 START/18:30メイン・イベント ライトヘビー級戦 5分2ラウンド
菊田 早苗(パンクラスGRABAKA:ライトヘビー級2位)
マット・トライヘイ(パンクラス・オーストラリア)セミ・ファイナル ミドル級戦 5分3ラウンド
國奥 麒樹真(パンクラス横浜:ミドル級ランキング2位)
マシュー・ニコー(フランス/フリーファイト・アカデミー)第5試合 無差別級戦 5分2ラウンド
高橋 義生(パンクラス東京:無差別級ランキング4位)
デビッド・フレンディン(パンクラス・オーストラリア)第4試合 ライトヘビー級 5分3ラウンド
石井 大輔(パンクラス東京:ライトヘビー級9位)
ジェイソン・デルーシア(アメリカ/パンクラス・ハイブリッド・ブドーカン)第3試合 ライトヘビー級 5分3ラウンド
窪田 幸生(パンクラス横浜:ライトヘビー級8位)
久松 勇二(タイガープレイス)第2試合 ミドル級 5分2ラウンド
北岡 悟(パンクラス東京)
星野 勇二(RJW/CENTRAL)第1試合 60kg以下契約 5分2ラウンド
砂辺 光久(ハイブリッドレスリング武限)
出口 直樹(ストライプル行徳)<初出場選手:公式プロフィール>
Matt Trihey マット・トライヘイ
(パンクラス・オーストラリア)
181cm、89.8kg、1963年7月29日生
オーストラリア、ヴィクトリア州メルボルン出身
“デモリッシャー(ブチ壊し屋)”の異名を取るメルボルンからの刺客が6月26日後楽園ホール大会に来襲! 2001年アブダビ・コンバット大会で優勝し波に乗る菊田早苗選手との対戦が決定した。
ボクシングとキックボクシング歴10年。ボクシングではオーストラリアでヘビー級王者に二度輝いた実力者。また、得意のキックは常に一発KO狙いで、過去5つのKOのうち対戦相手を病院送りにしたこともあるほどで破壊力は脅威。
今年2月17日の第2回パンクラス・オーストラリア大会に出場し、一際目立つ刺青で被われた全身から繰り出す戦慄の連打は観衆に恐怖感を与え、完膚なきまでに相手を叩きのめす勝ちへのこだわりは鬼気迫るものを感じずにはいられない。パンクラス初参戦に向けて不気味にその牙を研ぐ。Mathieu Nicourt マシュー・ニコー
(フランス/フリーファイト・アカデミー)
177cm、73kg、1972年10月14日生
フランス、パリ出身
格闘技べ一スはボクシング、フリーファイト柔術、バーリ・トゥード。1994年イタリアの「ゴールデン・ドラゴン・カップ」でプロデビュー戦をKO勝利で飾ったのち、ヨーロッパ各国の総合格闘技大会や北米のI.F.C.大会常連となるなど参戦範囲は幅広い。現在までの戦績は18戦16勝(3KO勝)1敗1引分。うち11勝は得意とするレッグロックやヒールホールドなどの足関節技で一本勝ちしている。また、現在までに1994年フリーファイト柔術75kg級世界王者、1998年バーリ・トゥード75kg級ヨーロッパ王者、2000年第13回I.F.C.大会75kg級王者と3つのタイトルを獲得している強豪選手。
テクニシャン揃いのパンクラス出場を熱望したのはミドル級王座挑戦にターゲットを定めたためと明言し、6月26日後楽園ホール大会ではランカーの國奥麟樹真選手に戦いを挑む。David Frendin デビッド・フレンディン
(パンクラス・オーストラリア)
180cm、92kg、1968年1月11日生
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州ゴスフォード出身
16歳で拳法を習い、その後キックボクシング、柔道、サブミッションレスリングを習得。地元オーストラリアでの総合格闘技戦績は6戦4勝1敗1引分。
パンクラス・オーストラリア大会には過去2回とも出場し、今年2月17日の第2回大会では90kg以上級スーパーファイト王者に輝いた。打撃とパワーに頼るタイプの選手が多い中、唯一しっかりした基礎と安定した実力が光った選手。こなせる関節技の種類も豊富で、パンクラス・オーストラリア代表クリストファー・デウィーバー氏が自信を持って6月26日後楽園ホール大会に送り込むイチ押しのテクニシャン。対戦する高橋義生選手にすべてをぶつけ真っ向勝負に挑む。Mitsuhisa Sunabe 砂辺 光久
(ハイブリッドレスリング武限)
ハイブリッドレスリング武限(むげん)※パンクラス認可ジム
172cm、55kg、1979年8月4日生
沖縄県那覇市出身
パンクラス旗揚戦を観て以来、格闘家の道を目指す。アマチュアパンクラス2連覇の実績を高く評価され、プロ戦出場が決定。スピーディーかつムダのない動きのオールラウンドファイター。パンクラス過去最軽量の期待の新星。
格闘技歴:アマレス、総合格闘技
大会出場歴
1999年第1回アマチュアパンクラス・オープントーナメント60kg未満級優勝
2000年第2回アマチュアパンクラス・オープントーナメント60kg未満級擾勝Naoki Deguchi 出口 直樹
(ストライプル行徳)
164cm、60kg、1971年3月11日生
東京都江東区出身
ストライプル代表 平直行氏にブラジリアン柔術と総合格闘技を師事し、実戦経験を積みながらメキメキ実力をつけた努力家。関節技には絶対の自信を持つ。
格闘技歴:ブラジリアン柔術青帯、柔道
大会出場歴
1999年B.J.J.JAMプルーマ級2戦全勝
2000年アマチュア修斗フェザー級5戦2勝3敗
2000年グラップラーズ・ガーラ(フリースタイル柔術)ウェルター級2戦全勝
2001年大宮フリーファイト32出場
2001年第1回東日本アマチュア修斗フレッシュマントーナメントフェザー級準優勝
5月24日 公式情報
▼4月30日付けでPUREBRED大宮を離れ無所属となった朝日昇が、5月22日のプロ修斗北沢タウンホール大会のリングに登場し、今後の予定について語った。インタビュアーを務めたのはパレストラ番頭・若林太郎氏。修斗を辞めたのではないかという噂に対し、朝日は「シューティングやめても僕やることないんで」と否定。PUREBRED大宮から離れたことに理由は「個人的なワガママ。辞めたくなったので辞めました。ホントにわけがわかりません。無職になってしまいました、ハハッ、やばいですね」といつもの朝日節で説明した。そして「試合はいつかやります。歳食ってるんであせらずに。あとはジムはやります、とにかく。何よりもまず最初に。できるだけ早くやりたいです。夏とか、遅くても秋に」と語り、自らが長になってのジム設立に意欲を示した。場所は東京郊外を予定しているという。また今後闘いたい相手については「言える立場じゃないんで。負けてばっかりでつまんない試合ばっかりで。みんな強いんで、弱くなるよう祈っています」と話し、ノゲイラに勝った勝田哲夫に対するメッセージを求められると「チクショー、余計なことしやがって」とぶちまけ、場内を笑いの渦に巻き込んでいた。
さらに、日本修斗協会選考・4月度月間賞の表彰も同会場で行われた。月間MVPの該当者は無し。プロ部門のベストバウトには4月28日の北沢タウンホール大会でのライト級二回戦、阿部和也 vs. 井上和浩が選ばれた。結果はドローだったものの、クラスB離れした攻防を繰り広げ、この試合がきっかけで両者とも揃ってクラスAに昇格したほどだ。表彰式は阿部が朴訥とした口調で喋るたびに笑いが起こる和やかなものとなった。両者は今後の目標について、井上は「勝田と闘いたい」、阿部は「年にあと3試合したい」と語った。
(井原芳徳)
5月24日 公式情報
SHOOTO GIG EAST Vol.3
6月14日(木)東京/北沢タウンホール 開始 : 18:00
主催 : パレストラTOKYO(Tel. 03-5984-3209)第1試合 ウェルター級 5分2R
飛田拓人(インプレス)
松下直輝(ALIVE)第2試合 フェザー級 5分2R
松根良太(パレストラMATSUDO)
今泉堅太郎(SKアブソリュート)第3試合 ライト級 5分2R
石川 真(PUREBRED大宮)
レッド・スレイヤー・ガイ(総合格闘技夢想戦術)第4試合 ブラジリアン柔術マッチ 7分一本勝負
朝倉孝二(パレストラ東京)
藤田善弘(パレストラ広島)第5試合 ブラジリアン柔術マッチ 7分一本勝負
早川光由(ストライプル)
冨樫健一郎(パレストラ広島)第6試合 ミドル級 5分2R
鶴屋 浩(パレストラMATSUDO)
岩瀬茂俊(総合格闘技TOPS)第7試合 ライトヘビー級 5分2R
山下志功(パレストラSAPPORO)
桜井隆多(総合格闘技TOPS)SHOOTO TO THE TOP
6月30日(土)東京/北沢タウンホール 開始 : 17:30
主催 : SHOOTO GYM K'z FACTORY(Tel. 042-740-5710)バンタム級 5分2R
久保山 誉(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
生駒純司(直心会格闘技道場)ウェルター級 5分2R
大内 敬(パレストラTOKYO)
小谷ヒロキ(SHOOTO GYM K'z FACTORY)ウェルター級 5分2R
松本光央(WILD PHOENIX)
椎木 努(直心会格闘技道場)ミドル級 5分2R
和田拓也(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
ザ・ばばんば(パレストラTOKYO)
5月21日 公式情報
▼PRIDE.14(5月27日(日)・横浜アリーナ)の全対戦カードが発表された。最後に追加されたカードは、ヴァンダレイ・シウバ vs. 大山峻護。前回PRIDE.13で桜庭和志を破ったヴァンダレイと、キングオブザケージ1勝1敗の大山の実力差は歴然で、大山にとっては玉砕覚悟の厳しい一戦となることが予想される。だがこのマッチメイクで思い出されるのは現在パンクラスの看板選手である謙吾のデビュー戦(98年9月・日本武道館・当時は渡部謙吾)だ。ラグビーのトップ選手から格闘家に転身していきなり激突したのは、当時キング・オブ・パンクラシストで無敵を誇っていたバス・ルッテンだった。結果は2分58秒謙吾のKO負けだったが、謙吾の一歩も下がらないファイトスタイルは見る者に大きな感銘を与えた。日ごろ「殴ることが好き」と公言する大山にとって、「戦慄の膝小僧」ヴァンダレイは謙吾にとってのルッテンのように絶好のPRIDEデビュー戦の相手とも言えそうだ。大山の試合も、大きなインパクトを見る者に残せるか? 大山にとっての本当の「勝敗」はそこにあるのかもしれない。
なお、マスコミ向けの資料に記された大山のキャッチコピーは、「平成のエスペランサ」。エスペランサとは「希望」という意味で、これは今から約15年前、新日本プロレス在籍時代の高田延彦に付けられた「青春のエスペランサ」というコピーを継承したもの。ここからも主催者サイドの大山への期待の大きさをうかがい知ることができる。なおPRIDE.14の当日券はAM11:00より、横浜アリーナ当日券売り場にて発売される。
(井原芳徳)
<公式プロフィール>
大山 峻護 /Shungo Ohyama
所属:フリー
出身地:日本/栃木県
身長/体重:178cm/86kg
生年月日:1974/4/11幼少より柔道を学び、国債武道大学では「寝技の鬼」柏崎克彦に師事し、鍛え上げられる。その一方で、全日本サンボ選手権を4度制すなど、堅実なグラウンドテクニックには定評がある。00年にアブダビコンバットに出場を契機にプロに転身、第7回キングオブザケージでは、自身より30キロ以上重いマイク・ボーグを右ストレート一発、わずか17秒で倒し、鮮烈なプロデビューを飾る。連勝を狙って臨んだ第8回キングオブザケージででは、壮絶な殴り合いを展開するもTKO負け。若さゆえの試合経験不足が指摘されているが、日本格闘技界の未来を担う逸材であることは間違いない。
PRIDE.14
2001年5月27日(日)
開場/13:00 開始/15:00
会場/ 横浜アリーナ(新横浜駅徒歩5分)<全対戦カード>
第9試合 藤田和之(猪木事務所)vs. 高山善廣(フリー)
第8試合 イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ)vs.ギルバート・アイブル(オランダ)
第7試合 ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)vs大山峻護(日本)
第6試合 小路晃(日本)vs. ダン・ヘンダーソン(米国)
---休憩---
第5試合 ヒース・ヒーリング(米国)vs. ビクトー・ベウフォート(米国)
第4試合 ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ)vs.ヴァレンタイン・オーフレイム(オランダ)
第3試合 ガイ・メッツァー(米国)vs. チャック・リデル(米国)
第2試合 松井大二郎(高田道場)vs. ペレ(ブラジル)
第1試合 ジョイユ・デ・オリヴェイラ(米国)vs. ニーノ“エルビス”シェンブリ(米国)■チケット (全席指定・消費税込み)
RRS(ロイヤルリングサイド) 23,000円
スタンドS 13,000円
スタンドA 7,000円
(全てに関するお問い合わせ)
株式会社ドリームステージエンターテインメント 03-5775-5700<本誌関連記事>
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5月19日 公式情報
▼リングスの山本憲尚と成瀬昌由が5月期の選手契約更新をせず、5月18日付けでリングスを円満退社していたことが明らかになった。前田日明社長はリングス公式ウェブサイトに下記のメッセージを寄せている。
山本選手、成瀬選手について
いつもリングスを応援していただき、ありがとうございます。
さて、5月期からの選手契約更新にあたり、リングスの第一期生でもある山本 憲尚選手、成瀬 昌由選手と本日まで種々話し合いをしてまいりましたが、本日、平成13年5月18日をもって、円満退社となりましたことを御報告申し上げます。
両選手は、「先の短い選手生活の将来を考え、自由な立場で今後の選手活動を送りたい」との意思が大変強いため、弊社も両選手のこの意思を尊重し、『フリー』になることを承諾致しました。
なお、山本選手、成瀬選手にはリングス在籍10年の経験を糧にし、更なる活躍をしてもらいたいと願っております。
最後になりましたが、今後とも両選手の更なる活躍に変わらぬご声援を宜しくお願い申し上げます。2001年5月18日
株式会社 リングス
代表取締役 前田 日明
5月17日 公式情報
▼プロ修斗8月26日(日)大阪大会で、三島☆ド根性ノ助 vs. 五味隆典のウェルター級チャンピオン決定戦が行われることが正式決定した。昨年12月のチャンピオンシップで勝利した宇野薫が直後に王者返上し空位となっていたウェルター級王者を目指し、現在1位の三島と2位の五味が対戦するという、文句の付けようの無いカードが実現した。なお同大会は佐藤ルミナの出場も決まっており、アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ vs. 勝田哲夫のライト級チャンピオンシップも行われる公算が大きい。
プロ修斗公式戦
開催日:2001年8月26日(日)
会場:大阪/大阪府立体育会館第一競技場
主催:サステイン(Tel. 03-5725-7338)ウェルター級チャンピオン決定戦 5分3R
三島☆ド根性ノ助(格闘サークルコブラ会/1位)
五味隆典(木口道場レスリング教室/2位)「朝日昇、無所属に」
▼修斗コミッションは16日、前ライト級チャンピオンの朝日昇が4月30日付けで所属のPUREBRED大宮を離れ無所属となったことを報じた。
(名前)
5月17日 公式情報
▼米国でプロ修斗公式戦を行う「フックンシュート」に中尾受太郎と池本誠知が出場することが決まった。中尾は二度目の同大会出場で、池本は初出場だ。なおこの大会の会場にはゲストとしてティト・オーティス、パット・ミレティッチ、ティキ、マット・ヒューズ、ジェレミー・ホーン、ジェンス・パルヴァー、アーロン・ライリーが来場する予定だという。
フックンシュート“マスターズ”
日時:2001年5月26日(土)
会場:米国インディアナ州エバンスビル/ベテランズ・メモリアル・コロシアム
主催:HOOKnSHOOT(http://www.fightworld.com/)ミドル級 5分3R
イーブス・エドワース(米国/ザ・ウッドランズ・ミクスト・マーシャルアーツ)
ベン・イヤーウッド(米国/ミレティッチ・マーシャルアーツ・センター)ミドル級 5分3R
中尾受太郎(シューティングジム大阪)
ショーン・シャーク(アメリカ)ミドル級 5分3R
スティーブ・バーガー(米国/ホドリーゴ・バギ柔術アカデミー)
ラバーン・クラーク(米国/ミレティッチ・マーシャルアーツ・センター)ライト級 5分3R
チャット・ラベンダー(アメリカ)
ジェイソン・ブラック(アメリカ)ミドル級 5分2R
池本誠知(ライルーツコナン)
ジェイ・バック(米国/シカゴ・ファイト・チーム)ミドル級 5分2R
カーティス・スタウト(米国/アメリカン柔術アカデミー)
アンジェロ・ポポフスキー(米国/アカデミア・ジ柔術)ヘビー級 5分2R
ジェローム・スミス(アメリカ)
マイク・デラニー(アメリカ)ヘビー級 5分2R
キース・ロッケル(アメリカ)
アルビン・ロビンソン(アメリカ)ウェルター級 5分2R
アンディー・モックラー(アメリカ)
ヘンリー・マタモロス(アメリカ)※ この他に非修斗公式戦が行われる予定
5月17日 公式情報
▼PRIDE.14にさらに2試合が追加された。4月にフリー宣言した小路晃は、PRIDE.13でヘンゾ・グレイシーをKOし一気に評価を上げたダン・ヘンダーソンと対戦。先日のキング・オブ・ザ・ケイジで久々の勝ち星をおさめた松井大二郎はPRIDE初参戦のペレ(ジョセ“ペレ”ランディ・ジョンズ:Jos "Pel" Landi-Jons)と対戦する。ペレはヴァンダレイ・シウバ所属のシュート・ボクセ・アカデミー中量級の代表的選手。キューバ出身のブラジル移民で、“ペレ”のニックネームは彼の尊敬するサッカー選手のペレから取ったものだ。ここ2年ほどではジョイユ・デ・オリベイラ、パット・ミレティッチ、マルタイン・デ・ヨング、マット・ヒューズに勝利。デイブ・メネーには敗れているものの、その実力は世界中の格闘技ファンの間でも高く評価されている。芸術的な筋肉美、ムエタイ仕込みのしなやかな動きも魅力的な選手だ。ヴァンダレイとの再戦を目論む松井としては、実力をアピールする好敵手となるだろう。
これで合計8試合が揃ったが、残りの対戦カードについても今週中に発表される予定だ。<公式プロフィール>
ペレ/PELE
所属:シュート・ボクセ・アカデミー
出身地:キューバ
身長/体重:180cm/80kg
生年月日:1973/9/15
友人であり同じジムに所属のヴァンダレイ・シウバが「中量級最強の男はコイツだ」と言わしめた男。ムエタイ・テクニックを武器にブラジルのIVC大会でKOの山を築く。現在は世界中のVT大会で活躍し、今年2月にクウェートで行われたVT大会『ウォリアーズ・ウォー』では、アメリカの強豪マット・ヒューズをタックルに合わせたヒザ蹴りでKO勝ちを収めている。また、昨年6月に行われた『アルティメット・ボクシング』にも参戦し、掣圏道戦士のお株を奪うニープレスを駆使し、見事判定勝ちを収めている。世界が注目するファイターだ。
PRIDE.14
2001年5月27日(日)
開場/13:00 開始/15:00
会場/ 横浜アリーナ(新横浜駅徒歩5分)<追加カード>
松井大二郎(高田道場)vs. ペレ(ブラジル)
小路晃(日本)vs. ダン・ヘンダーソン(米国)<既に発表のカード>
メインイベント 藤田和之(猪木事務所)vs. 高山善廣(フリー)
イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ)vs.ギルバート・アイブル(オランダ)
ゲーリー・グッドリッジ(トリニダード・トバゴ)vs.ヴァレンタイン・オーフレイム(オランダ)
ビクトー・ベウフォート(米国)vs. ヒース・ヒーリング(米国)
ガイ・メッツァー(米国)vs. チャック・リデル(米国)
ジョイユ・デ・オリヴェイラ(米国)vs. ニーノ“エルビス”シェンブリ(米国)■チケット (全席指定・消費税込み/発売中)
RRS(ロイヤルリングサイド) 23,000円
スタンドS 13,000円
スタンドA 7,000円
(全てに関するお問い合わせ)
株式会社ドリームステージエンターテインメント 03-5775-5700<本誌関連記事>
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