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第7試合 ライト級 5分3R | |||||||
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王者ノゲイラの必殺フロントチョークに勝田が2度脅かされるがどちらも巧みに脱出成功。ガードポジションを取るノゲイラを上からパンチし続け、判定勝ちをおさめた。修斗6戦6勝のノゲイラに初めて土を付け大金星を得た勝田に大歓声が巻き起こった。セコンドのルミナらK'z勢もリングに登り涙目。ノンタイトル戦だったため、勝田は「次はベルトを巻いた本気のノゲイラと闘いたい」とアピールした。5月1日といえば、昨年隣の東京ドームのPRIDE-GPで桜庭和志がホイス・グレイシーを破った日だが、偶然にも同じ日に無敵神話に終止符が打たれた。
<ノゲイラのコメント>
体調を検査したときに、医師から風邪を引いていないかといわれ、そんなことはないといったけれど、やはりちょっと苦しかったので、体調はよくなかったと思います。勝田選手は強かったです。判定に関しては納得しています。(勝田選手が試合後に、今度はベルトをかけて戦いたいというマイクアピールをしたことに対しては?)[周囲のセコンドからオマエはチャンピオンなんだから顔を上げろといわれながら]ぜひ、ベルトをかけて彼と戦いたいです。
第6試合 85.0kg契約 5分3R | |||||||
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<郷野コメント>
試合の内容は前回よりも悪かったけれど、練習したことが出せたという意味では1月のKO勝ちよりは全然内容的にいい試合でした。具体的には、バッグ取られても、まいたり、いつも練習でパスされて返すということを繰り返してきて、進歩はあったと思います。判定については、自分では勝ちは無いな、と思っていました。膝十字は練習だったらタップとれたと思うけれど。汗をかいたのと平常心がなかったせいでしょうね。でも、手応えはありました。下からの打撃は効いていなかったけれど、すごく暴れるので、押さえるのが大変でした。打撃すると逃げられたりしたので、押さえていました。アームロックをかけられそうになったけど全然効いていませんでした。相手は突進力はあったけれど、効くパンチはなかったです。前回の方が結果的に勝ったという意味では達成感があったけれど、今回は不利な状態になっても練習通りできたと思うので全然満足感はないわけではありません。1歩前進だとは思います。アブダビで負けたからこそ、今日は負けられないということは多少考えていました。
正直、前ほど修斗に対する執着心がなくなってきてしまった。今回も前回もモチベーションがあがらなくって、本当に俺、修斗続けていきたいのかな、と思っていました。前回は感極まっていろいろ話しちゃいましたけど、ボクが想像していたよりも話が膨らんじゃった面もあって後悔しています。他団体に行くということも含めて、いろんな所に出たい。今日みたいにいい相手とできるといいけれど...。いろいろ考えるところがあるし...。ボクもそんなに長くできるかわからないし、いつ怪我するかもわからないから、そういうことを考えるといろんなところで戦いたい。仮に修斗のリングに上がれなくなっちゃったとしても、いろんなところで戦っていきたい。ただ、まだ今は何ともいえないです。修斗の中で重量級というのは、カヤの外みたいなイメージがあるので、重量級メインのところでやりたいという気持ちはありますね。ただ、まだ他所に上がると決めたわけではないし。とりあえず今は修斗でやりたいとは思わない。
第5試合 ライト級 5分3R | |||||||
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<戸井田のコメント>
対戦相手が変わってしまったけれど、ボクが試合をしなければ試合数がもっと少なくなってしまうと思い、対戦を決めました。一週間前までは、今日戦うはずだったバレット・ヨシダ選手と戦うつもりでいましたので、ぜひそれは実現させたいです。それはお願いします。寝技は強いと思うんですが、だからこそ、バレット選手と戦いたいです。(今日の試合は?)ちょっと勝ちに急いだかなと思います。次につながる試合という意味ではもっと打撃とか出せばよかったんですが、今日は今日でこういった形で勝てたのはうれしいです。倒して十字で一本と決めていたので、イメージ通りではありましたけれど、あそこまでキレイに決まるとは思いませんでした。お客さんの反応には気がつきませんでした。(すごく盛り上がったが?)お客さんが盛り上がってくれたのは何よりうれしいです。今日のメインイベント(同じライト級のノゲイラ×勝田)は、まだ一観客として観戦します。
第4試合 大河内衛・引退記念エキシビションマッチ 3分1R
大河内衛(日本修斗協会GUTSMAN・修斗道場)
朝日昇(日本修斗協会PUREBRED大宮:ライト級2位)
<朝日のコメント>
2人でスパーリングしたのが最も長かったから、それが一番の思い出です。当時は実力も違えば、大きさも違って、いじめに近いようなスパーリングの相手をしてくれたことが印象に残っています。半分いじめに近いようなことをやってきたのに、最後の対戦相手に選んでもらえたことはかなりうれしいです。これは正直。桜田さんを通してだけれど、本人から最後の相手をやってくれといわれたことが何よりうれしかった。これは自分でも誇りに思えること。ある意味、試合に勝つよりもうれしいと思いますね。大河内にとって最後なんだからと思って失礼のないようにと思って練習もしてきました。試合をやっている時よりも、試合前に大河内の顔を見たら、涙が出そうになっちゃって…。もう、失礼ですがお客さんがいるのも忘れて、リング上に俺たち2人しかいなかった。最後の胴上げもみんなでやりたかった。木口道場でやっていたみんなで胴上げしたかった。ルミナとか、みんな一緒に練習をやってきたから、みんなが自発的にリングにあがってきて、胴上げできたことがうれしかった。
第3試合 ブラジリアン柔術レーヴィ級5分エキシビジョンマッチ
中井祐樹(日本修斗協会パレストラTOKYO)
中山巧(日本修斗協会パレストラTOKYO:ウェルター級7位)
第2試合 エキシビションマッチ 3分1R
佐藤ルミナ(日本修斗協会SHOOTO GYM K'z FACTORY)
勝村周一郎(日本修斗協会SHOOTO GYM K'z FACTORY)
第1試合 ウェルター級 5分2R
△村濱天晴(WILD PHOENIX)
△トニコ・ジュニオール(ブラジル/ワールド・ファイト・センター)
判定0-1(18-18,18-18,17-18)
<関連記事>「修斗5.1後楽園を植松、バレットら欠場」
レポート:井原芳徳 写真:飯島美奈子 |