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2月26日 <ADCC>公式情報
▼ 昨年のアブダビコンバット大会でもマリオ・スペーヒーとのスペシャルマッチに登場し、話題となったエンセン井上だが、今年も兄イーゲンの推薦などがあり連続参戦を果たすことになっていた。だが、今週になってエンセンは練習中に肩を負傷、万全の状態での参戦は不可能と判断、出場を断念することになった。また、エンセンとともに今回大会に参戦予定であったメルカ・マニブッセンも、同じく膝の故障で出場を断念することになった。
一方、アブダビ・コンバットクラブで現在コーチを勤めるロシア人コーチの推薦でリングスロシア所属のイリューヒン・ミーシャの参戦が急遽決定した。ミーシャは、本日武道館で開催された「ワールド・メガバトル・オープントーナメント決勝大会」にも参戦。また、前田日明リングス社長も、今回アブダビ大会視察に現地にむかう模様。
(井田 英登)
※ なおエンセン井上の参戦中止に伴い、当誌誌面でも募集していた「エンセン井上応援ツアー」は募集を中止、参加予定者の方はオプション抜きでの観戦ツアーに振りかえということになりました。あしからず御了承ください。
2月25日 公式情報
▼ 2月23日キングダム北沢タウンホール大会が行われ、セミファイナル前に村浜武洋が登場し参戦の挨拶をした。4月23日開催の北九州市での興行に出場することとなり、同大会には他にも藤原喜明、中野巽燿、ジョージ高野、内藤恒仁が参戦予定だという。なお、今大会より新生キングダムはキングダム・エルガイツと呼称を変更した。
- <この日の試合結果>
- 第1試合
- ○和知正仁(キングダム・エルガイツ)
- ×山本敦雄(木口ワークアウトスタジオ)
- 判定1-0
- 第2試合
- ○稲野岳(キングダム・エルガイツ)
- ×前田光世(CCレッスルアーツ)
- 1'48" チョークスリーパー
- 第3試合
- ○布施智治(キングダム・エルガイツ)
- ×キャノンボールKAZU(フリー)
- 6'11"チョークスリーパー
- 第4試合 セミファイナル
- ○ジョージ高野(F.S.R)
- ×マスドメラッカ(イラン/ボクシング)
- 2'14" マウントパンチ
- 第5試合 メインイベント
- ○入江秀忠(キングダム・エルガイツ)
- ×力王(元全日本キック王者)
- 7'27" TKO
2月25日 公式情報
▼ 4.2大阪・なみはやドーム大会に新たに2カードが追加された。昨年10月のなみはや大会で復帰を果たした須田匡昇が今大会も登場する。また、第2代ウェルター級チャンピオン大原友則が復帰戦を行う。▼ 3.17後楽園ホール大会の桜井隆多 vs 山下志功は、桜井の拳負傷により中止となった。
(井原芳徳)
- ■4月2日(日)16:00開始予定
- 大阪:なみはやドーム・サブアリーナ
- サステイン主催
- ライト級 5分3R
- アレクサンドレ・フランサ・ノゲーラ(#CHAMPION:ブラジル:ワールド・ファイト・センター)
- 大河内 衛(#6:総合格闘技木口道場)
- [NEW]ライトヘビー級 5分3R
- 須田匡昇(#2:クラブJ)
- 佐々木有生(無所属)
- ウェルター級 5分3R
- 五味隆典(#4:K'Z FACTORY)
- ファンデウソン・パヴァオン(ブラジル:ワールド・ファイト・センター)
- [NEW]ミドル級 5分2R
- 大原友則(格闘塾)
- 川勝将軍(PUREBRED STG大宮)
- ライト級 5分2R
- WILD宇佐美(修斗道場四国)
- 梅村 寛(TEAM ALIVE)
- ミドル級 5分2R
- 池本誠知(ライルーツコナン)
- 楠 勇次(クラブJ)
- ライトヘビー級 5分2R
- 茨木良太(パレストラKAKOGAWA)
- 喜多将士(龍生塾キャノンボールジム)
- ■ 3月17日(金)18:00開始予定
- 東京:後楽園ホール
- ガッツマン・プロモーション主催
- メインイベント ミドル級チャンピオンシップ 5分3R
- 桜井 "マッハ" 速人(チャンピオン:総合格闘技木口道場)
- 加藤鉄史(#1:PUREBRED STG大宮)
- セミファイナル ミドル級 5分3R
- 小島弘之(#5:STG横浜)
- マセロ・アグア(#7:ブラジル:アカデミア・ボクセタイ)
- ウェルター級 5分3R
- 桑原卓也(#5:PUREBRED STG大宮)
- ジョニー・エドゥアウド(ブラジル:アカデミア・ボクセタイ)
- ウェルター級 5分3R
- 三島☆ド根性ノ助(#7:格闘サークルコブラ会)
- ディン・トーマス(アメリカ:インターナル・パワー)
- ミドル級 5分2R
- 村濱天晴(WILD PHOENIX)
- ザ・ばばんば(パレストラ)
- フェザー級 5分2R
- マモル(STG横浜)
- 五木田勝(木口ワークアウトスタジオ)
- フェザー級 5分2R
- 西山典男(K'Z FACTORY)
- 太田吉信(四王塾)
2月24日 記者会見
船木「合宿先が海に近いんで、ウェットスーツを買ってしまいました」
▼CSデジタル放送のディレクTVとパンクラスが24日合同記者会見を開き、4月以降のパンクラスの興行に関する独占放送権の契約を締結したと発表した。これによりディレクTVは4月30日横浜文化体育館大会の完全生中継を皮切りに、以降年間を通じて約10大会を生中継する予定だという。
なお、これまでパンクラスの試合を放送してきたGAORAとの関係についてディレクTVの担当者は「全面的に同意となるかわからないが、今後もGAORAの視聴者の方にもご覧になっていただけるような何らかの方策を前向きに考えつつ、これからも良い関係でいければと思っている。スカイパーフェクTVを通じてGAORAのパンクラス関連番組が流れることも了承したい」と語った。▼会見にはパンクラスの尾崎取締役、4.30横文大会のメインイベントでセーム・シュルトとタイトルマッチを行う 高橋義生、選手会代表として 船木誠勝も出席。今後のパンクラスおよびヒクソン戦に向けての質疑応答となった。
−−階級制の試合が始まるのは?尾崎「80kg未満はミドル級、90kg未満はライトヘビーとして、両選手が納得した場合は4月から公式戦を行います。6月以降にトーナメントを開催し、年内にチャンピオンとランキングを決めたいです。ウェルターやライト級についても、4月以降に試合を初めて、来年にはトーナメントをしたいです」
−−4.30横文大会と5.26コロシアム2000の選手の住み分けは?
尾崎「コロシアム2000さんには船木選手を含めて3名を派遣します。4.30に出る選手はコロシアム2000さんには出ません」
−−UFC-Jが4月に大会を行うという話が出ているが。
尾崎「UFC-Jさんにも2名ないし3名出そうと予定しています」
−−近藤選手がコロシアム2000に出たいと言っていたが、人選は?
尾崎「相手が近藤選手と戦う意義のある選手であるかないかによりますが、出場することになると思います。決定とは言えませんが。」
−−ヒクソン戦に向けての練習は?
船木「来週から、合宿に入ります。一カ月ぐらい、場所は四国です。ちょっと早く仕上がってきてるんで。あんまり早すぎても困るんですが、ま、順調ですね。このままだと4月に試合しちゃうことになるんで(場内笑)、あんまり仕上げしすぎないように。やるべきことは全てやって、あとは体調を管理していきたいと思います。」
−−練習内容は?
船木「レスリングの道場を借りて、レスリングが主になると思いますね。ボクシングのトレーナーにも来てもらいます」
−−合宿でのトレーニングパートナーは?
船木「高橋に聞いてもらわないと(笑)。コーチですから」
高橋「えー、僕と2人、船木さん以外では3人」
船木「それとエックス!」
高橋「は、はい(場内笑)。もしかしたら有志が途中から現れる可能性もあるなと」
船木「海が近いらしいんで、ウェットスーツとシュノーケルと水かきを買ってしまいました(場内笑)。海に行きたいと思ってます。それが楽しみでしょうがないですね」
高橋「それが楽しみじゃなくなるくらい練習したいと思います(笑)」
(井原芳徳)
2月24日 公式情報
▼3月11日(土)、横浜アリーナにて行われる「第2回メモリアル力道山」に 近藤有己が出場する。対戦相手は韓国/韓道場の 韓泰潤。99年9月4日仙台市泉総合体育館大会に一度参戦したことがあり、48秒腕ひしぎ十字固めで山田学に敗れている。
- ● 第2回メモリアル力道山
- 日時:3月11日(土) 試合開始:PM6:00
- 場所:神奈川・横浜アリーナ
- 主催::力道山OB会&プロレス:TEL 03-3505-1901(代表)
2月22日 公式情報
▼ 3月1〜3日にアラブ首長国連邦の首都アブダビで行われる「アブダビコンバットクラブ(ADCC)世界サブミッションレスリング選手権」に山本宜久(+99kg級)と金原弘光(-98kg級)の出場が決定した。
同大会には佐藤ルミナ、桜井“マッハ”速人ら修斗勢が中心にエントリーされていたが、ここに来て急遽リングス勢の参戦も決定した。カードはまだ未定だが、海外の重量級の強豪と対戦する可能性も高いだろう。
(井原芳徳)
- <出場選手>
- 桜井“マッハ”速人、宇野薫、佐藤ルミナ、エンセン井上
- 阿部裕幸(-65kg級)、八隅孝平(-76Kg級)、竹内出(-87kg級)、アンソニー・ネツラー(+99Kg級)
- 山本宜久(+99kg級)、金原弘光(-98kg級)ほか
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- <旅行概要>
- 期間:2月29日(火)〜3月5日(日) 6日間
- 募集人員:20名様(最小催行人員 15名様)
- 料金(お一人様/成田発着)
- \223,000-(20名様以上催行時)
- \233,000-(15名様以上催行時)
- ※成田空港施設使用料\2,040- 、アラブ首長国連邦ビザ所得代金
- \15,000- が別途必要となります。
- 利用予定航空会社:シンガポール航空(エコノミークラス)
2月21日 公式情報
▼ 3月10日ルイジアナ州のレイクチャールズで開催される「UFC XXIV: First Defense」の全対戦カードが決定した。既に決定していたランデルマン vs ヒーゾのヘビー級選手権のほか、ティム・ラジック vs トラビス・フルトン、ファビアノ・イハ vs デイブ・メネー等がラインナップされており、最近パンクラスの常連となりつつあるショーニー・カーターも参戦する。
- UFC XXIV: First Defense
- March 10th, 2000 - Lake Charles, LA
- Heavyweight Bouts
- Kevin Randleman vs. Pedro Rizzo (Heavyweight Championship)
- Tim Lajcik vs. Travis Fulton
- Tedd Williams vs. Steve Judson
- Middleweight Bout
- Vladimir Matyushenko vs. Lance Gibson
- Lightweight Bouts
- Fabiano Iha vs. Dave Menne
- Frank Trigg vs. Bob Cook
- Jens Pulver vs. David Velasquez (150lbs. match)
- Alternate Lightweight Bout
- Shonie Carter vs. Brad Gumm
2月20日 公式情報
▼ 今月26日に東京/日本武道館で開催予定の「KING OF KINGSメガバトルオープントーナメント決勝大会」で行われる、トーナメント外のワンマッチ2試合のカードが発表になった。当初、このワンマッチには12月のBブロック予選に出場を左膝靭帯の損傷により欠場したヴォルク・ハンが予定されていたが、今回もまた同じ個所の故障が原因で欠場という結果になった。
- <ワンマッチ>
- グロム・ザザ(リングス・グルジア) vs ボビー・ホフマン(アメリカ)
- クリストファー・ヘイズマン(リングス・オーストラリア) vs ブラッド・コーラー(アメリカ)
- <トーナメント準々決勝>
- 田村潔司 vs ヘンゾ・グレイシー
- イリューヒン・ミーシャ vs レナート・ババル
- ギルバート・アイブル vs ダン・ヘンダーソン
- アンドレイ・コピィロフ vs アントニオ・ノゲイラ
2月16日 公式情報(19日写真追加)
▼ 5月1日東京ドームにて開催される「PRIDE GRANDPRIX 2000〜世界最強トーナメント決勝戦〜」の組合せ発表記者会見が16日午後東京プリンスホテルにて行われ、一回戦でいきなり桜庭和志(写真)とホイス・グレイシーが激突、藤田和之は強豪マーク・ケァーとの“レスラー対決”に挑むこととなった。今回の組合せは1.30PRIDEグランプリ開幕戦の会場にて行われた「決勝トーナメントで見たいカード」についてのアンケート結果を参考にしている(→別表参照)。8000を越える票が集まったが、中でも興味をひくのは桜庭とホイスの票の内訳。他の選手の場合3人ほどの対戦候補に票が分散したが、桜庭とホイスの組合せは過半数を越えるほどの圧倒的人気となった。桜庭はPRIDE.8でホイラー・グレイシーを破り、ホイスはグランプリ開幕戦で高田延彦を破ったことが、多数のファンの期待と今回の対戦実現につながったのだろう。記者会見に出席した桜庭は、ホイスが高田戦で胴衣を着用していたことについて質問され「僕もコスチュームを着けて、ヒラヒラとか着けて出場しましょうか」とコメントし会見場の笑いを誘っていた。
開幕戦でハンス・ナイマンを葬りPRIDEデビューを勝利で飾った藤田和之は、強豪マーク・ケァーと試練の“レスラー対決”に挑むこととなった。その藤田は先日扁桃腺の手術を行い退院したが、術後の経過が思わしくなくこの日の会見を欠席。5月の対戦までに体調を万全に戻して出陣できるかが勝負の鍵を握ることとなるだろう。
イゴール・ボブチャンチン vs ゲーリー・グッドリッジは1年半前のPRIDE.4で一度実現しており、ボブチャンチンがTKO勝ちを収めている。ボブチャンチンはその時がPRIDEデビュー戦、その後ノーコンテストながらもケァーを失神に追い込むなど着々と戦績を残してきたが、一方のグッドリッジはPRIDEデビュー先輩ながら今一つ結果を残せていない感がある。それだけにこのハードパンチャー対決、前回よりもずっと意義深いものとなるだろう。
小路晃(右写真)vs マーク・コールマンはアンケートでも人気の高かった組合せ。既にこの両者、去年3月格闘技番組「SRS」(CX系)の「藤原紀香卒業イベント」でエキシビジョン・マッチを行っており、その時は高田戦を控えていたコールマンが小路を何度もスープレックスで簡単に投げていた。今回は公式戦なのでそう簡単にはいかないだろうが、小路にとってはいきなり大きな壁にぶつかることになるのは間違いない。
ここまで二回戦の組合せについて解説したが、これらの勝者はさらに2試合勝利しなければチャンピオンの座につくことができない。負傷はもちろんのこと、勝利を決するまでのスタミナロスもその後の闘いの障害となる。また、桜庭とホイスの勝者は誰になりボブチャンチンとグッドリッジのどちらと当たるか? 藤田とケァーの勝者は…? そして決勝のリングで対峙する二人は誰だ? というように、トーナメント表を見ているだけでも色んな組合せが想像できることも面白い。まさに本命不在のサバイバルレース、今回ほど実際に蓋を開けてみないとどういう結果になるか予測できないトーナメントも珍しいだろう。トーナメントまで75日、早くも期待と想像が大きく膨らむ。なおトーナメントの他、2、3試合が予定されており、対戦相手は未定ながらケン・シャムロックの出場が既に決定している。
(井原芳徳)
※ BoutReviewでは開幕戦同様、PRIDE-GP決勝戦チケットを一般発売と同じ3月5日(日)より販売する予定です。ご期待下さい。
■ トーナメント組合せ
桜庭和志 ─────────┐ ├──┐ ホイス・グレイシー ────┘ │ ├──┐ イゴール・ボブチャンチン ─┐ │ │ ├──┘ │ ゲーリー・グッドリッジ ──┘ │ ├──初代PRIDE-GPチャンピオン 小路晃 ──────────┐ │ (優勝賞金 \20,000,000-) ├──┐ │ マーク・コールマン ────┘ │ │ ├──┘ 藤田和之 ─────────┐ │ ├──┘ マーク・ケァー ──────┘
- ■ アンケート結果
- 1.30PRIDEグランプリ開幕戦の会場にて、来場したファンに「決勝トーナメントで見たいカード」という内容でアンケートを実施。以下はそれをまとめて一覧にしたもの。 ※各選手による総数のばらつきは、記入もれ等があったため。
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2月14日 公式情報
▼ 2月6日(日)(現地時間)オランダ・ウトラクトホールにてリングス・オランダ大会が行われた。
ジャパンからは金原弘光と滑川康仁が参戦。金原は昨年5月有明大会でTKO負けを喫したヴァレンタイン・オーフレイムと対戦し、中盤まではオーフレイムのペースだったが、金原がパンチでKO、敵地において見事リベンジを果たした。滑川は若手の登竜門的存在であるウィリー・ピータースと対戦。善戦しながらもT.K.Oにより敗れた。
そしてこの日のメインはヨープ・カステル vs ギルバート・アイブルのタイトルマッチ(具体的なタイトルは不明)で、カステルの顔面が腫れ上がるほどの打撃戦の末、アイブルがTKO勝利。26日(土)開催のワールドメガバトルトーナメントを目前に控え、幸先のよい結果となったようだ。なお今後海外では3月12日(日)にイギリス、3月19日(日)にオーストラリアで大会が予定されている。
(井原芳徳)
- <主な試合結果>
- ○金原弘光 vs ヴァレンタイン・オーフレイム×
- 4分32秒 K.O
- ×滑川康仁 vs ウィリー・ピータース○
- 2R 4分50秒 T.K.O
- ○アリスター・オーフレイム vs クリス・ワッツ×
- 3分59秒 T.K.O
- ×ヨープ・カステル vs ギルバート・アイブル○
- 4分49秒 T.K.O
2月11日 公式情報
▼ 2月10日、東京・後楽園飯店にて開催された「1999年度 日本修斗協会年間表彰式」の冒頭、鈴木利治・修斗コミッション事務局長が、昨年9月にタイトルをはく奪された前ヘビー級チャンピオン・エンセン井上と酒井正一マネージャー(イーフォース・ジャパン)のライセンス停止処分を2月9日付けで解除したと発表した。これによりエンセンは修斗のリングに復帰可能となった。
(井原芳徳)
2月11日 公式情報
▼ 「1999年度 日本修斗協会年間表彰式」が2月10日、東京・後楽園飯店にて開催された。ベストバウトを受賞した佐藤ルミナが遅刻するハプニングもあったが、式は終始なごやかな雰囲気で行われた。表彰された選手は以下のとおり。
また3.17後楽園ホール大会のメインイベントであるミドル級チャンピオンシップ、桜井“マッハ”速人 vs 加藤鉄史の調印式も行われた。桜井は同じ3月のアブダビコンバットにも出場するが、「日程が近いことに心配はないか」という記者の質問に「すべてが自分のチャレンジなんで、目標を持って行きます」とコメント、また加藤もそのことについて「僕はタイトルマッチだけに集中できるし、アブダビは場所も遠いから、コンディションとかの面で自分はラッキーだと思う。でも怪我をしないでほしいです」と答えた。
- [MVP] 桜井“マッハ”速人(総合格闘技木口道場)
- [ベストバウト] 宇野薫(和術慧舟會)vs 佐藤ルミナ(K ' Zファクトリー)
- [モーストインプルーブドシューター] 宇野薫(和術慧舟會)
- [ルーキーオフザイヤー] マモル(STG横浜)
(井原芳徳)
2月11日 公式情報
▼ 4.2大阪・なみはやドーム大会に新たに2カードが追加された。長期に渡りプロのリングを離れていた喜多将士が、地元大阪で復帰する。また、年末までのプロフェッショナル公式戦の日程も発表された。8月にはまた大阪大会が行われる他、昨年10周年記念大会の行われた横浜文化体育館でも大会が行われるなど、修斗にとって熱い夏となりそうだ。
(井原芳徳)
- ■4月2日(日)16:00開始予定
- 大阪:なみはやドーム・サブアリーナ
- サステイン主催
- ライト級 5分3R
- アレクサンドレ・フランサ・ノゲーラ(#CHAMPION:ブラジル:ワールド・ファイト・センター)
- 大河内 衛(#6:総合格闘技木口道場)
- ウェルター級 5分3R
- 五味隆典(#4:K'Z FACTORY)
- ファンデウソン・パヴァオン(ブラジル:ワールド・ファイト・センター)
- [NEW]ライト級 5分2R
- WILD宇佐美(修斗道場四国)
- 梅村 寛(TEAM ALIVE)
- ミドル級 5分2R
- 池本誠知(ライルーツコナン)
- 楠 勇次(クラブJ)
- [NEW]ライトヘビー級 5分2R
- 茨木良太(パレストラKAKOGAWA)
- 喜多将士(龍生塾キャノンボールジム)
- ■2000年 プロフェッショナル修斗年間スケジュール([]内は主催者)
- 3月17日(金)後楽園ホール[ガッツマン・プロモーション]
- 4月 2日(日)なみはやドーム・サブアリーナ[サステイン]
- 4月12日(水) 北沢タウンホール[K'z FACTORY]
- 5月22日(月) 後楽園ホール[未定]
- 7月22日(土) 北沢タウンホール[K'z FACTORY]
- 8月 4日(金) 大阪府立体育館第二競技場[サステイン]
- 8月27日(日) 横浜文化体育館[サステイン]
- 9月15日(金・祝) 後楽園ホール[未定]
- 11月12日(日) 後楽園ホール[未定]
- 12月 東京ベイNKホール[サステイン]
- (この他、北沢大会が2つほど増える模様)
2月9日 公式情報
▼ パンクラス新ルールでの大阪初上陸となる2.27梅田ステラホール大会の全対戦カードが決定した。既に発表されていた柳澤龍志vs 菊田早苗はメインイベントに、國奥麒樹真 vs 須藤元気はセミファイナルに置かれ、美濃輪育久vsレスリー・アレンは、アレンがビザ取得の都合上出場不可能となったため、代わって1.23後楽園大会で緑に染め上げた髪とゴング直後のジャンピング・キックで観客に強烈な印象を残したマッシブ・イチが抜擢された。
その他に、同じく後楽園大会でデビューした松永裕央が稲垣克臣と対戦し、今年第3の新人となる佐藤光留(ひかる)が渡辺大介とデビュー戦を行う。
(井原芳徳)
【プロフィール】
- ====================================================
- PANCRASE 2000 TRANS TOUR 梅田ステラホール大会
- 2月27日(日) 開場15:00 試合開始16:00
- ====================================================
- メイン・イベント 無差別級ランキング戦 15分1本勝負
- 柳澤 龍志 VS 菊田 早苗
- セミ・ファイナル 10分1本勝負
- 國奥 麒樹真 VS 須藤 元気
- 第3試合 ライトヘビー級戦 10分1本勝負
- 美濃輪 育久 VS マッシブ・イチ
- 第2試合 10分1本勝負
- 稲垣 克臣 VS 松永 裕央
- 第1試合 10分1本勝負
- 渡辺 大介 VS 佐藤 光留
佐藤光留(さとう・ひかる) (パンクラス横浜)
本名:佐藤弘明(さとう ひろあき) 岡山県岡山市出身。
174cm、79kg、1980年7月8日生。19歳。小学校入学以前からプロレスラーを志し、中学では友人に誘われ陸上部に所属するも、船木誠勝の中学生時代と同様、砲丸投げを選択。岡山学芸館高校ではアマチュアレスリング部に入部。3年時には全国高校選抜レスリング大会フリースタイル70kg級で3位、全国高校生グレコローマン選手権大会グレコローマンスタイル70kg級でも3位の成績を収めている。
高校2年生(97年)の時、誠ジム在籍時の美濃輪育久の試合を生観戦。総合の闘い方に衝撃を受け、以後レスリングと平行して総合や柔術のアマチュア大会に出場。同年7月、後楽園ホールで行われた「第3回 NEO BLOOD TOURNAMENT」での美濃輪の活躍を見て、「プロレスラーになるならパンクラスしかない」と入団を決意。99年5月名古屋市千種スポーツセンター(大会)で行われた入門テストを受験。見事合格し、同5月末に正式に横浜道場へ入門。9ヶ月の練習生期間を経てこのたびデビューとなる。
2月4日 公式情報
▼修斗の3.17後楽園大会の追加カードと4.2大阪なみはやドーム大会の一部カードが発表された。後楽園大会では、既に発表されている桜井 "マッハ" 速人 vs 加藤鉄史のミドル級チャンピオンシップなど4試合に加え、2回戦のカードが新たに4試合追加された。村濱天晴とザ・ばばんばは、両者ともAクラス昇格間近ながらもう一歩の所で踏み止まっている。単なる“キャラクター対決”を越えた熱戦になるかが見物だ。さらに今年に入って後楽園大会連続出場となる山下志功は桜井隆多と激突する。
大阪大会では、既に参戦の決定していたアレクサンドレ・フランサ・ノゲーラと五味隆典の対戦相手が決定した。ノゲーラに挑むのは大河内衛。大河内はこのビッグチャンスを浮上のきっかけにできるか楽しみだ。そして五味はそのノゲーラの従弟にあたるファンデウソン・パヴァオンを迎え撃つ。パヴァオンは1976年8月31日生まれの23歳で、168cm・69kg、柔術の紫帯を持つ。
さらに地元関西勢の注目カードも決定している。去年10月の大阪大会でデビュー戦ながらザ・ばばんばと息もつかせぬ攻防を繰り広げ、見事クラスBベストバウトを受賞した池本誠知が、アマチュア時代に二度対戦経験のある楠勇次(デビュー戦)とプロのマットで再戦する。池本と楠はまず去年6月の西日本アマチュア修斗オープントーナメントのミドル級準決勝で激突、楠がバックマウントのポイントで差を付け勝利し、さらに優勝までも奪い取っている。だがその直後、8月の全日本アマチュア修斗選手権大会の決勝戦にて再激突、池本が三角絞めでリベンジを果たしている。因縁の深いこの二人、プロのルールではどちらに軍配が上がるか。また楠も29歳という遅咲きながら、クラブJの先輩須田匡昇に引き続く活躍ができるかが見物である。
(井原芳徳)
- 3月17日(金)18:00開始予定
- 東京:後楽園ホール
- ガッツマン・プロモーション主催
- メインイベント ミドル級チャンピオンシップ 5分3R
- 桜井 "マッハ" 速人(チャンピオン:総合格闘技木口道場)
- 加藤鉄史(#1:PUREBRED STG大宮)
- セミファイナル ミドル級 5分3R
- 小島弘之(#5:STG横浜)
- マセロ・アグア(#7:ブラジル:アカデミア・ボクセタイ)
- ウェルター級 5分3R
- 桑原卓也(#5:PUREBRED STG大宮)
- ジョニー・エドゥアウド(ブラジル:アカデミア・ボクセタイ)
- ウェルター級 5分3R
- 三島☆ド根性ノ助(#7:格闘サークルコブラ会)
- ディン・トーマス(アメリカ:インターナル・パワー)
- ミドル級 5分2R
- 村濱天晴(WILD PHOENIX)
- ザ・ばばんば(パレストラ)
- ライトヘビー級 5分2R
- 桜井隆多(総合格闘技TOPS)
- 山下志功(パレストラ)
- フェザー級 5分2R
- マモル(STG横浜)
- 五木田勝(木口ワークアウトスタジオ)
- フェザー級 5分2R
- 西山典男(K'Z FACTORY)
- 太田吉信(四王塾)
- 4月2日(日)16:00開始予定
- 大阪:なみはやドーム・サブアリーナ
- サステイン主催
- ライト級 5分3R
- アレクサンドレ・フランサ・ノゲーラ(#CHAMPION:ブラジル:ワールド・ファイト・センター)
- 大河内 衛(#6:総合格闘技木口道場)
- ウェルター級 5分3R
- 五味隆典(#4:K'Z FACTORY)
- ファンデウソン・パヴァオン(ブラジル:ワールド・ファイト・センター)
- ミドル級 5分2R
- 池本誠知(ライルーツコナン)
- 楠 勇次(クラブJ)
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E-MAIL<ida@boutreview.com>
FAX:06-6356-7202(Muscle Brain's)
まで情報をお寄せください。
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