(レポ&写真) [MAキック] 10.22 ディファ:白須、喜入との接戦制す
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 "SURPRISING 7th" 2006年10月22日(日) 東京・ディファ有明
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
第9試合 メインイベント 67.5kg契約 3分3R(最大延長2R) ○白須康仁(花澤ジム/MA日本ウェルター級王者) ×喜入 衆(ソーチタラダ渋谷/J-NETWORKスーパーライト級王者) 判定3-0 (松田30-29/大澤30-29/秋谷30-29)
1R終盤から次第に互いのパンチが交錯する場面が増える。3Rには白須が右フックと右肘のヒット数で勝り、判定勝ちをおさめた。だが喜入を圧倒するまでには至らず、白須本人も延長を覚悟した内容。「序盤慎重に見過ぎて硬かった。(6月のK-1 MAXでの)TATSUJI戦もそうだけど、他団体の人とやるとそうなってしまう」と反省していた。12/3ディファ大会ではNJKFウェルター級王者・笛吹丈太郎とWMAF世界スーパーウェルター級王者決定戦を行う。
第8試合 ヘビー級 3分3R(最大延長2R) ○神谷友和(橋本道場/MA日本ヘビー級王者) ×天昇山(キングジム/NJKFヘビー級1位) 4R 判定3-0 (大澤10-9/秋谷10-9/松田10-9) 3R 判定0-0 (大澤30-30/秋谷29-29/松田29-29)
サウスポーの神谷に対し、天昇山は右ミドルを着実に当て途中まで主導権。だが3R、神谷の左ミドルのヒットが増え、天昇山は疲れを見せるように。延長戦も結局その流れは変わらず。神谷が12月大会の防衛戦前に幸先よく勝ち星をもぎ取った。
第7試合 MA日本Sフェザー級王座挑戦者決定戦 3分3R(延長1R) ○アトム山田(武勇会/1位・前WMAF世界フェザー級王者) ×中西一覚(谷山ジム/2位) 判定3-0 (緒形30-29/大澤30-29/秋谷30-29)
交流戦での苦戦が続き、WMAF王座を返上したアトム。丸腰となった初戦は、得意のパンチをあまり打たず、ガードを上げてローを着実に効かせる戦法。サウスポーの中西の肘と左ストレートをもらう場面もあったが、3R終盤にここぞとばかりローと得意のパンチをまとめ、小石原勝の持つ王座挑戦に駒を進めた。
第6試合 MA日本フェザー級王座挑戦者決定戦 3分3R(延長1R) ×奥山光次(渡辺ジム/1位) ○田中秀和(橋本道場/3位) 4R 判定0-3 (緒形9-10/小林9-10/大澤9-10) 3R 判定0-3 (緒形30-30/小林29-30/大澤29-29)
2R前半までロー主体の攻防。後半から田中が組み付いて膝と肘を当てるように。3R以降は田中が組み付く度に奥山が膝立ちになってしまう展開が続く。田中も決定打に欠いたものの、主導権を維持し勝利。12/3ディファで王者・駿太に挑む。
第5試合 MA日本ヘビー級王座挑戦者決定戦 3分3R(延長1R) ×野口 学(土浦ジム/5位) ○高山博光(DANGER/7位) 判定0-2 (小林29-30/緒形29-30/梅澤29-30)
2Rに高山が積極的に前に出て、左右のフックのヒット数で勝ったことが評価され勝利。だが3Rは野口の右ローを浴び続け、動きが落ちた。神谷とのタイトル戦はスタミナが最大の課題か。
第4試合 MA日本フライ級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R) ×リヨン樺澤(谷山ジム/4位) ○エリー隆司(武勇会/5位) 2R 1'24" KO (右フック)
1Rのペースを握ったのはリヨン。終了間際、エリーは左フックのカウンターで右フックをもらいダウンを喫する。だがフラッシュダウンのためダメージはほとんど無し。2Rの打ち合いでは右フックのクリーンヒットをきっかけにパンチの連打でダウンを奪い返し、足元がふらついているリヨンから右フックで2度目のダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。王者決定戦は飛燕野嶋と。エリーは7月に地元愛媛で飛燕からハイキックでダウンを奪い判定勝利しており、今度はリマッチにもなる。
第3試合 バンタム級 3分3R ×桜井裕也(習志野ジム/8位) ○平本 悠(橋本道場/9位) 判定0-2 (29-30/29-29/29-30)
第2試合 フェザー級 3分3R ×磯部 大(明和心塊/バンタム級10位) ○拳竜(士魂村上塾) 1R 0'30" KO (左膝蹴り)
第1試合 ライト級 3分3R △竹内裕次(菅原道場) △HANAWA(ブリザードジム) 判定1-1 (29-28/28-28/27-29)
◆ 2006年度新人王トーナメント・4階級準決勝(肘無し)
第8試合 ウェルター級 2分3R(延長1R) ○坂本 章(橋本道場) ×深沢大輔(ダイケンジム) 4R 判定2-1 (10-9/10-9/9-10) 3R 判定1-0 (30-30/30-30/30-29)
第7試合 ウェルター級 2分3R(延長1R) ○一貴(マスターズピット) ×赤坂直彦(HOSOKAWAジム) 4R 判定3-0 (10-8/10-8/10-8) 3R 判定1-0 (30-30/30-29/30-30) ※4R赤坂に減点1
第6試合 ライト級 2分3R(延長1R) ○信田智史(習志野ジム) ×長岡理郁(スタジオK) 判定2-0 (30-27/29-29/30-29) ※長岡に1R減点1
第5試合 ライト級 2分3R(延長1R) ×内藤知宏(習志野ジム) ○ユウタ(谷山ジム) 判定0-3 (27-30/28-30/27-30)
第4試合 フェザー級 2分3R(延長1R) ○山田太郎(ワイルドシーサー) ×小宮山喬(明和心塊) 判定3-0 (30-28/30-29/29-28)
第3試合 フェザー級 2分3R(延長1R) ○羽下利春(習志野ジム) ×ハンター魅乃琉(HOSOKAWAジム) 判定2-0 (30-29/30-30/30-29)
第2試合 バンタム級 2分3R(延長1R) ×落合宣夫(習志野ジム) ○信末小僧(MAG) 2R 1'38" KO
第1試合 バンタム級 2分3R(延長1R) ×平間倫郎(習志野ジム) ○しゅん(HIMI-GYM) 2R 0'57" TKO
Last Update : 10/23 23:18
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