(レポ&写真) [DEMOLITION] 11.14 TFM:漆谷、再起戦で辛勝
GCMコミュニケーション "DEMOLITION 041114" 2004年11月14日(日) 東京・東京FMホール ◆12/5〜10にサムライTVでオンエア◆
レポート&写真:井原芳徳 【→カード紹介記事】 【→掲示板スレッド】
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第7試合 -57kg契約 5分2R ○漆谷康宏(和術慧舟會RJW/修斗世界バンタム級1位) ×ジョン・ドッソン(アメリカ/ジャクソン・ガイドージュツ) 判定3-0
漆谷がスタンドの打撃で主導権を握り、グラウンドでもバックマウントを奪うなど優位に試合を運ぶが、無名のドッソンも慣れた動きで各局面でしっかり防御。漆谷に大きなチャンスを作らせないまま試合終了。 決して動きは悪く無かったものの、極めきれなかった漆谷はコーナーポストを蹴って悔しさを露に。勝ち名乗りを受けると「すみませんでした」と観客に頭を下げ、バックステージに走り去った。
第6試合 -70kg契約 5分2R ○飯田崇人(和術慧舟會A-3) ×ローランド・ファビレ(フランス/RIKI GYM) 1R 4'35" 腕ひしぎ十字固め
飯田は3度上になるも攻めあぐねてしまったが、マウントをひっくり返され下になると、アームロックを狙いながらスイープに成功。そのままマウントを奪いパンチでファビレを苦しめ、最後は腕ひしぎを極めた。
第5試合 無差別級契約 5分2R ×保坂忠広(パンクラスMEGATON) ○アリエフ・ティモール(アゼルバイジャン/パレストラ小岩) 1R 1'08" KO (マウントパンチ)
アゼルハイジャンのレスリング王者・ティモールが開始早々、胴タックルで保阪を抱え上げて豪快にテイクダウンを奪うと、マウントパンチの連打で秒殺勝利した。保阪はなにもできず。まだ荒さは目立つが、ティモールの潜在能力の高さは十分感じられた。
第4試合 -65kg契約 5分2R ×出見世雅之(和術慧舟會GODS) ○山田啓介(K'z FACTORY) 2R 4'29" KO (スタンドでの膝蹴り)
1R、テイクダウンに失敗した出見世のバックをキープし、山田がパンチとスリーパー狙いで圧倒。出見世は右の眉を切り出血する。2Rにはスタンドでの膝蹴りで出見世の右眉を切り、右ストレートでダウンを奪取。最後は首相撲からの膝蹴りでマットに沈めた。 出見世は試合後リング上で引退を宣言。WKネットワークの練習仲間に胴上げされリングを降りた。
第3試合 -53.5kg契約 5分2R ○タイガー石井(クロスポイント) ×室伏克哉(和術慧舟會駿河道場) 2R 3'59" TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
タイガーは1週間前にシュートボクシングで4R戦って勝利したばかりだったが、疲れを感じさせないファイトを展開。パンチと右ローを何発も当て主導権を握り、右ストレートでダウンを奪う。2Rも同様に攻め続け、最後はパンチの連打で室伏を戦意喪失状態に追い込んだ。
第2試合 -83kg契約 5分2R ×外山慎平(和術慧舟會東京本部) ○金太郎(R-GYM) 1R 2'18" TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
ボクシング戦で先に主導権を握ったのは外山だが、次第に右フックのカウンターでパンチを合わせられるようになり、右フックでダウン。かろうじて立ち上がるが、パンチラッシュに背中を向けたためレフェリーに止められた。金太郎は10月大会に続き、慧舟會勢に2連続1R勝利。第2の井口摂となるか?
第1試合 -76kg契約 5分2R ○中村K太郎(和術慧舟會東京本部) ×井上 敦(ストライプル) 1R 2'11" スリーパーホールド
中村がバックマウントをキープし、パンチを打ち続け井上を圧倒。井上の三角絞め狙いも難無く防御する。2Rも同じように攻め、最後はスリーパーをきっちり極め完勝した。
Last Update : 11/15 00:16
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