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[UFC 78] 11.17 ニュージャージー:テレル欠場。全カード揃う

Zuffa "UFC 78" 2007年11月17日(土) ニュージャージー 【→カード一覧】  [→掲示板・UFCスレッド]


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(11/5 up) エド・ハーマンと対戦予定だったミドル級のデビッド・テレルが、練習中にかかとを負傷したため欠場する。代わってジョー・ドークセンがハーマンと対戦する。全カードは下記一覧のとおり決まっている。前座にはマーカス・アウレリオも登場する。
 
長南初参戦。強豪カロ・パリシャンと激突

(10/18 up) 長南亮のUFCデビュー戦が正式決定した。ウェルター級でUFC7勝2敗の強豪・カロ・パリシャンと対戦する。長南は17日、自身のブログで「いきなり大物との対戦になったけどモチベーション上がってます。死ぬ気でいきます。頑張ります!」とコメントを発表。月曜にアメリカでの特訓から帰国し、来週から日本で追い込みに突入する。
 
郷野、DEEP会場での挨拶でダジャレ炸裂

(10/10 up) 9日のDEEP後楽園大会のテレビ解説者を務めた郷野聡寛が、同大会の休憩明けにリングインし、UFCデビュー戦に向けての意気込み(?)を語った。「元気ですか〜?現金が欲しいですか〜?」と観客に呼びかけると「怪我で10ヶ月も試合せずニートみたいな生活をしていたら現金が欲しくなりました。今日もPRIDE前夜祭で着ていたのと同じジャージで来てしまいました」と話す。そして「11月のニュージャージーでのUFCに出て、勝ったらギャラが倍になる契約なので、ガッポリ稼いで新しいジャージでも買ってきたい。これがホントのニュージャージー」とオチを作り、一人で笑うPRIDE時代と同じパフォーマンスで観客を楽しませた。
 UFC 78の他のカードも続々決定。カード一覧は下記。メインイベントはライトヘビー級のマイケル・ビスピング vs. ラシャド・エバンスに決定。ヘクター・ロンバードが初参戦し、カロ・パリシャンとの一戦が実現すると発表されていたが、ロンバードはキューバのパスポートを持っているためアメリカ入りできず、欠場の模様だ。

郷野初参戦。階級下げ8戦無敗の新鋭と激突

(9/25 up) GRABAKAの郷野聡寛のUFCデビュー戦が決まった。11/17(土) アメリカ・ニュージャージーで開催されるUFC 78で、ウェルター級(170ポンド=約77.1kg)のタムデン・マックローリー[Tamden McCrory]と対戦する。

 25日に東京・大久保のGRABAKA柔術クラブで郷野は記者会見。6月にUFC側から、8月か9月の大会の出場オファーがあったが、昨年大晦日のPRIDE男祭りで右手を怪我していたため、回復を待ち、ようやく出場が決まった。UFC側とは4試合契約を結んだ。
 PRIDE時代のウェルター級(83kg)は、UFCだとミドル級(185ポンド=約83.9kg)相当のため、UFC基準で一階級落とすことに。現在体重は81kgまで落ちているといい「僕の骨格ではこれまでの体重だと重すぎるし、膝も足首も痛んできている。もしかしたら70kgが適正体重かもしれない。修斗の初めのころは79kgぐらいだった」と話した。

 初戦の相手のマックローリーは総合8戦8勝(6KO/2一本)の新鋭。ニューヨーク出身の20歳で、ニュージャージーのケージフューリーを主戦場にした後、6月のUFCデビュー戦でピート・スプラットに三角絞めで勝利している。
 「ビデオはこれから入手し研究する」という郷野。193センチと長身であることに「いきなりビッグビルディングとやることになるので大変」と驚いていたが、「若手が最初にぶつかる壁が俺になる。ノラリクラリ戦法で、ヘクターの時みたいに戦えれば」とプランを語った。

 金網や肘打ち等の対策について当然行うが、「PRIDEの時のように、下になってもブレイクがかかるという安易な気持ちを捨てないと」「常に最悪の状況を想定する」とも語り、細部に渡って注意を払うつもり。今後のUFCでの目標についても「相手は誰でもいい。一戦一戦やるだけ。まずは腕試し」と慎重だった。

 なお、この日はアフロヘアのカツラに白いスーツ姿で会見に臨んだが、「今日のこの格好はまだキャラの方向性が定まっていないことの証。アメリカ人は何でもデカいのが好きなのでとりあえずアフロもデカくした」と話し、日本で話題を呼んだ入場パフォーマンスに関しては今後考えるという。マイクアピールは「自分の言葉で喋りたい」といい、以前から学んでいる英語で話すつもりだ。(井原芳徳)

 

Zuffa "Ultimate Fighting Championship 78 - VALIDATION"
2007年11月17日(土) 米国ニュージャージー州ニューアーク・プルデンシャルセンター


メインイベント ライトヘビー級 5分3R
マイケル・ビスピング(英国/ウルフスレアージム)
ラシャド・エバンス(米国/ジャクソンズ・サブミッション・ファイティング)

ライトヘビー級 5分3R
チアゴ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
ヒューストン・アレクサンダー(米国)

ミドル級 5分3R
ジョー・ドークセン(カナダ/チーム・エクストリーム)
エド・ハーマン(米国/チーム・クエスト)

ウェルター級 5分3R
カロ・パリシャン(アルメニア/ゴーゴーズ)
長南 亮(日本/チームM.A.D/DEEPミドル級(82kg)王者)

ライト級 5分3R
フランク・エドガー(米国/リノ・ファイトチーム)
スペンサー・フィッシャー(米国/ミレティッチ・マーシャルアーツ)

ウェルター級 5分3R
クリス・ライトル(米国/インテグレイテッド・ファイティング)
チアゴ・アルベス(ブラジル/アメリカン・トップチーム)

ライト級 5分3R
ジェイソン・ラインハルト(米国/ミレティッチ・マーシャルアーツ)
ジョー・ラウゾン(米国/リアリティ・セルフ・ディフェンス)

ライト級 5分3R
ルーク・カウディーリョ(アメリカ/ミレティッチ・マーシャルアーツ)
マーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)

ウェルター級 5分3R
タムデン・マックローリー(米国)
郷野聡寛(日本/GRABAKA)

Last Update : 11/05 09:49

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