[真王杯] 7.22 後楽園:60kgの久保欠場。中須賀×奥山、砂田×安田に
真王杯実行委員会 "真王杯(しんのうはい)" 7月22日(土) 後楽園ホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (6/17 up) 真王杯60kg部門本戦にエントリーしていた久保優太(立川KBA/NJKFフェザー級1位)が練習中の怪我により全治2カ月と診断されたため欠場する。そのため久保と対戦予定だった中須賀芳徳(OGUNI-GYM/NJKFフェザー級2位)の相手は、第1リザーバーの奥山光次(渡辺ジム/MA日本フェザー級1位)に変更となった。選抜投票で中須賀は9位、奥山は10位のため、この2人は元々リザーブファイトで対戦予定だった。本戦にエントリーしていた尾田淳史(J-NETフェザー級王者)と久保の欠場により、再び激突の機会が巡って来た。 なお、これを受け、本来なら11位の砂田将祈(誠至会/J-NETWORKフェザー級1位)と12位の竹村健二(名古屋JKF)がリザーブファイトで対戦するところだが、竹村は7/17 J-NET大阪大会に出場するため真王杯を辞退。安田和伸(岩瀬/NJKFフェザー級3位)がリザーブファイトで砂田と対戦することになった。安田は1月のNJKF後楽園大会以来の試合出場。演歌を唄いながらの入場パフォーマンスも必見だ。 チケットは本日発売されたが、北側と東側は早くも完売。良い席はお早めに。(井原芳徳)
洋平×TURBΦ、寺戸×真二再戦。抽選会は混乱
▼ (6/5 up) 真王杯の一回戦の組み合わせ抽選会が4日、東京・水道橋の後楽園飯店で行われた。準決勝の組み合わせは一回戦終了後に抽選で決定する。
[60kg級] 桜井洋平(NJKFライト級王者) vs. TURBΦ(元NKBフェザー級王者) アトム山田(WMAF世界フェザー級王者) vs. ラスカル・タカ(全日本フェザー級4位) 大宮司進(ISKA世界Sフェザー級王者) vs. 山田健博(全日本ライト級3位) 久保優太(NJKFフェザー級1位) vs. 中須賀芳徳(NJKFフェザー級2位) 奥山光次(MA日本フェザー級1位) vs. 砂田将祈(J-NETフェザー級1位)※リザーブ戦
[55kg級] 藤原あらし(全日本バンタム級王者) vs. 岩波祐次(MA日本バンタム級王者) 国崇(NJKFバンタム級王者) vs. カピラ前沢(元MA日本Sフェザー級王者) 米田貴志(NJKFバンタム級1位) vs. 牧 裕三(J-NETバンタム級王者) 寺戸伸近(全日本バンタム級1位) vs. 真二(NJKFバンタム級3位) 美保裕介(NJKFバンタム級4位) vs. 那須儀治(新空手トーナメント優勝)※リザーブ戦
桜井×TURBΦは02年9月のNKBフェザー級王者決定戦(統―トーナメント決勝)の再戦。前回は1Rにダウンを奪った桜井が5R判定勝ちをおさめている。久保×中須賀はNJKFの次代を担う選手同士の対決だ。55kg級の寺戸×真二は5月の全日本キックの試合のリマッチで、前回は寺戸が3R判定勝利している。各選手の抱負は次のとおり。
[60kg級] 桜井「TURBΦ選手とはどっかでやっぱりつながってたのかな。久しぶりにモチベーションが上がっています。ここ何戦かの僕のデータは外してもらいたいです」 TURBΦ「桜井選手との再戦はもう無いと思っていました。いい試合ができるように頑張ります」 アトム「ラスカル選手のことは全く知りません。優勝を狙うだけです」 ラスカル(大阪在住で上京できず欠席) 大宮司(ノーコメント) 山田健「一番戦いたかった大宮司選手に勝って優勝を目指します」 久保「初戦から圧倒的な強さを見せつけます」 中須賀「チャンスを必ずものにします」
[55kg級] あらし「一戦一戦大切にして頑張ります」 岩波「一戦一戦戦って優勝します。(一昨日に)国崇選手に負けたけどハイキックで切られたので(準決勝以降で)リベンジしたいです」 国崇「前沢選手との戦いはフレッシュな戦いになると思います」 前沢「誰が相手でも同じ。一戦一戦頑張ります」 米田「国崇選手以外なら誰と当たっても楽しみでした。J-NETの王者の牧選手にしっかり勝って優勝に近づきたいです」 牧「米田選手は55kg級では1・2を争う実力者。絶対に勝ちたい」 寺戸「真二選手とは何回やってもルールが変わっても僕が勝ちます」 真二「寺戸選手とは再戦したかった。今度は5Rなんでがっつりやります」
試合は通常のキックルールを採用。5Rで引分の場合は1Rの延長戦を行う。ダメージ等で延長不可能となった選手は、記録はドローになるが延長戦を放棄したとみなされる。ダウンの際、カウント8までで立ち上がらず9までにファイティングポーズを取らない場合はKO負けとなる。計量は当日朝10時に行われる。
組み合わせ抽選会で混乱
出場選手は15名近くの候補選手からマスコミとNJKF役員7名の投票によって選ばれた。役員の1票は0.5票に換算され、NJKFの選手に偏らないよう配慮された。票数上位8名が出場権を得て、1〜4位は赤コーナー、5〜8位は青コーナーに置かれる。上の一覧では左が赤コーナー、右が青コーナーだ。9位と10位がリザーバー。60kg級では尾田淳史(J-NETフェザー級王者)が負傷欠場のため、9位の中須賀が本戦に、11位で圏外の砂田がリザーバーに繰り上がった。
組み合わせ抽選会では藤田真・真王杯実行委員長(NJKF理事長)が急遽発案した決定方法が、他の出席者に説明されないまま遂行され、不満が飛び交う一幕も。結局、藤田ゆき副委員長が当初から用意していた方法でやり直された。 「同団体同士一回戦で当たらない」ことが当初の各参加団体・関係者の合意されていたが、副委員長案ではその原則が崩れ、60kg級では久保×中須賀のNJKF対決が実現してしまった。それを危惧した委員長が代替案を遂行したが、その方法がブラックボックス状態のため混乱が生じた。 実行委員長が真王杯開催にあたり掲げた指針が「キック界の統一・選手の優遇」だったにも関わらず、実行委員長自らがそれを壊しかねない事態に。今後の運営で同じような事が繰り返されないことを願いたい。
採用された方法は次のとおり。(1) 1から8までの数字が書かれたクジを1位の選手から順に引く (2) (1)で引いた数字の順にトーナメントの枠番号の書かれたクジを引く。 枠番号は赤コーナーは1・3・5・7、青コーナーは2・4・6・8で、1と2、3と4、5と6、7と8同士が一回戦で対戦する。投票1〜4位の選手は赤コーナーのクジ、5〜8位の選手は青コーナーのクジを引く。 (1)の手順は特に必要無くで、当初の副委員長案には無かったが、委員長案の最初の手順で行われたため、副委員長案に取り込まれた。(井原芳徳)
「真王杯」出場者決定
▼ (5/31 up) NJKFは60kg契約・55kg契約の2本立てトーナメント「真王杯(しんのうはい)」の出場選手を発表した。参加選手は各階級8名+リザーバー2名。全試合肘有り5Rの通常のキックルールで争われ、一回戦は7/22(土)、準決勝は9/24(日)、決勝は11/23(木/祝)にいずれも後楽園ホールで行われる。組合せは6/4(日)の記者会見で行われる選手本人による抽選会で決定する。当初J-NETがMACH 55を今年も開催予定だったが、NJKFとの間で調整がなされ、J-NETはフライ級選手を対象としたトーナメントに企画を変形している。
真王杯実行委員会 "真王杯 ADVANCE VII 〜前進〜" 2006年7月22日(土) 東京・後楽園ホール 開場・17:00 開始・17:30
◆60kg級
第10試合 一回戦 3分5R(延長1R) 桜井洋平(Bombo Freely/NJKFライト級王者) TURBΦ(FUTURE_TRIBE ver. OJ/元NKBフェザー級王者)
第9試合 一回戦 3分5R(延長1R) アトム山田(武勇会/WMAF世界フェザー級王者) ラスカル・タカ(月心会/全日本フェザー級4位)
第6試合 一回戦 3分5R(延長1R) 大宮司進(シルバーウルフ/ISKA世界スーパーフェザー級王者) 山田健博(高橋道場/全日本ライト級3位・元MA日本2階級王者)
第5試合 一回戦 3分5R(延長1R) 中須賀芳徳(OGUNI-GYM/NJKFフェザー級2位) 奥山光次(渡辺ジム/MA日本フェザー級1位)
第2試合 リザーブファイト 3分5R(延長1R) 砂田将祈(誠至会/J-NETWORKフェザー級1位) 安田和伸(岩瀬/NJKFフェザー級3位)
◆55kg級
第8試合 一回戦 3分5R(延長1R) 藤原あらし(S.V.G./全日本バンタム級王者、MACH 55 1st 優勝) 岩波祐次(渡辺ジム/MA日本バンタム級王者)
第7試合 一回戦 3分5R(延長1R) 国崇(拳之会/NJKFバンタム級王者) カピラ前沢(フリー/元MA日本スーパーフェザー級王者)
第4試合 一回戦 3分5R(延長1R) 米田貴志(OGUNI-GYM/NJKFバンタム級1位) 牧 裕三(アクティブJ/J-NETWORKバンタム級王者)
第3試合 一回戦 3分5R(延長1R) 寺戸伸近(BOOCH BEAT/全日本バンタム級1位) 真二(OGUNI-GYM/NJKFバンタム級3位、MACH 55 1st 準優勝)
第1試合 リザーブファイト 3分5R(延長1R) 美保裕介(PITジム/NJKFバンタム級4位) 那須儀治(大誠塾/新空手トーナメント優勝)
◆賞金 優勝200万円、準優勝50万円 勝利者賞:一回戦10万円、準決勝20万円 KO賞:本戦10万円、リザーブ戦5万円
<チケット> SRS 12000円 RS 10000円 特別指定 7000円 A 5000円 B 4000円 C 3000円 立見 3000円 ※座席券は当日1000円増し。完売の場合がございます。
<一般発売開始予定> 6/17(土)
<販売所> チケットぴあ 03-5237-9999 後楽園ホール 03-5800-9999 真王杯実行委員会 043-202-1161
<お問い合わせ> 真王杯実行委員会(NJKF事務局内) 043-202-1161
Last Update : 06/17 21:20
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