[スマック] 11.29 後楽園:試合順&当日券情報|宇野が大室に秘策伝授
スマックガール "最軽量記念日" 11月29日(火) 後楽園ホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (11/28 up) 後楽園大会の全試合順が下記一覧のとおり発表された。当日券は17時より全席種が販売される。
宇野が大室に秘策伝授
▼ (11/25 up) メインに出場する大室奈緒子のインタビューがスマックガール実行委員会より届いた。 今回の対戦相手は強豪しなしさとこ。まさに天才的なキレ味を見せる彼女に対し大室は努力型の典型。豊富な経験を誇る慧舟會のファイター達に鍛えられ、ここまで実績を積み上げてきた。現在直接指導を行っているのが、まさに最良手本となる努力の天才・宇野薫。マンツーマン指導を行っている宇野のコメントをあわせ、彼女の声をお届けする。
−−試合が近づいてきたけど調子は? 大室「今は疲れのピークなのでこれが抜ければ良い感じじゃないかな、とは思います。怪我とは特に無いし、今回は良い練習が出来てると思うんで。」
−−現在の練習内容は? 大室「私は割とビデオとかで研究するタイプなんで、私の見方でわからない部分も久保社長と守山代表と宇野さんがビデオ全部見てくださって、作戦を全部立ててくださって、練習メニューもそれに則したものをみんなに付き合ってやってもらってるので、もうまさにしなし選手対策の練習しかしてないですね。」
−−具体的な宇野選手からのアドバイスは? 大室「今、付きっきり状態なのでホント全部ですね。口でも説明してくれるし、実際にそれをやってくれたりとか自分が練習台になってくれたりとか、勿論、スパーも付き合ってくれますし、凄いお世話になってますね。」
−−3度目の対戦。その差は詰まっているか? 大室「実際、皆さんがどう思われるかわかんないですけど、私は詰まってると思うんで、3度目の正直を信じたい気持ちですね。」
−−試合で見せたいことは? 大室「例えば寝技を見てほしいですとか、いつも言ったりするんですけど、今回は、そういうのはなくて、今までの歴史を、『そんなの知らないよ』とか言う人ばっかりだと思うんですけど、私の中では一連の格闘技をやってるなかでの歴史全てが、しなしさんが関わってる形なので、そこの流れをちょっと思いながら見ていただければ嬉しいな、というのはあります。」
【宇野のコメント】
−−大室選手の調子は? 宇野「いつも通り、やってると思います。」
−−しなし対策の具体的な練習は? 宇野「作戦うんぬんよりもぶつかっていく、という感じだと思いますけどね。」
−−大室選手の気持ちは? 強気、弱気? 宇野「強気弱気、っていうよりか、もうやるしかないと思いますし、彼女は頑張ってますので、他の男子プロに負けないくらい練習してますし、そういうところで、凄く気持ちは強いと思います。」
地上最“萌”のカラテ!? 小林由佳が公開練習
8月の代々木大会に引き続き、小林由佳が空手ルールでの試合に出場する。東京・板橋にある所属の西山道場で11日、練習を公開。身長わずか150cmの小柄な体格ながら、逆にそのハンデを活かし、相手の懐に入り込んで突きの連打を放つことを得意とする。西山亨師範によると「普通の人なら8割ぐらいしか体重が乗らないが、彼女の場合は体重の100%が乗った突きが打てる」といい、その破壊力は抜群だ。 だがいくら豪打で強さと凄みを見せても、隠しきれないのが小林が自然に持つ可憐さ。師範が次の技を指示し、ミットの持つ位置を変えるたび、小林は小鳥のような細く高い声色で「ヨロシクオネガイシマス」と必ず挨拶してから、胴回し回転蹴りや上段回し蹴り等の大技を難なく繰り出す。インタビュー取材では最初から正座をしているため正座に慣れているものと思いきや、3分足らずで「足をつった」と苦笑いして足を崩す一幕も。この日初めて小林を取材したという新聞記者が多かったが、彼らを全員“萌え”させてしまうチャーミングさを放っていた。辻結花ら他の選手からの人気も高く、ルールは違えどスマックの一員としてすっかり順応しているという。 今回の相手・山本清子(拳成会)についての情報は乏しいが、普段の試合でもよくあることのため、特に心配はしていない。「前回はロープ際まで押されて自分の技を出せなかったので、今回は出せるように頑張ります」と語る小林。「小さい選手が大きい選手にも勝てるところをアピールしたいです」とも話しており、彼女の「最軽量記念日」の激闘にも注目してほしい。(井原芳徳)
28(月)小林由佳、29(火)渡辺久江がJ-WAVEに出演
11月大会に出場する3選手が、J-WAVE(FM81.3MHz)にて毎週月〜金曜 AM5:00-7:00 にO.A中の『Challenge Sports ゴジカラセブン』にゲスト出演する。 オンエアスケジュールは、22(火)大室奈緒子、28(月)小林由佳、29(火)渡辺久江。各6時過ぎからのオンエア予定だ。
渡辺久江、辻結花と大阪で特訓
▼ (11/22 up) 渡辺久江が予告通り辻結花の所属する大阪府枚方市の闇愚羅に出向き、試合への特訓を行ってきた。「今回は短い期間の出稽古でしたが、辻さん達のアドバイスが凄く分りやすくて、自分の中の疑問だった部分がかなり理解できました。辻さんをはじめ、闇愚羅の女子の選手と沢山練習が出来たのも、たいへん為になりました。普段は、女子の選手と練習をする機会が無いので、練習内容はハードでしたが、とても楽しかったです」等とのコメントを発表している。辻も「本当に勘が良くて、飲み込みが早いです。いまが一番伸びる時期かもしれないですね。自分も打撃のスパーをしてもらったりとか楽しかったです。試合の予想は難しいですけど、期待できると思います」と話しており、練習の成果が柔術女王・茂木康子戦で出せるかに注目だ。(写真提供:スマックガール実行委員会)
藪下破ったラローサが初参戦
次の7カードが新たに決まっている。
[空手ルール] 小林由佳(西山) vs. 山本清子(拳成会) [無差別級] 前川久美子(フリー) vs. タラ・ラローサ(アメリカ) [フライ級] 吉田正子(NATIVE SPIRIT) vs. KM-MAKI(RISE FIGHT CLUB) [ミドル級] 横瀬いつか(電撃) vs. 諸星和奈(原宿) [ライト級] 風香(JDスター) vs. 黒田エミ(S-KEEP) [ミドル級] 岡田円(西山) vs. HARUMI(SOD) [ミドル級] 立分結(九伽倶楽部) vs. 森藤美樹(T-BLOOD)
ラローサは3月のG-SHOOTOでスマック無差別級女王の藪下めぐみを破った強豪。ホイス・グレイシー直系のアカデミーで柔術&ムエタイを学び、総合戦績は8戦7勝を誇る。来年度の無差別級戦線を占う意味で要注目の一戦だ。 KM-MAKIはケムマキと読む。滑川康仁の愛弟子で、SG-F(アマチュアスマック)では既に一本勝ちをおさめている。
渡辺久江と茂木康子がフライ級で激突
▼ (10/28 up) フライ級(-48kg)注目対決・渡辺久江(フリー) vs. 茂木康子(ストライプル)が決定した。ストライカー渡辺と日本女子柔術界のパイオニアの茂木による、「女子版ミルコvsノゲイラ」と言える一戦だ。今大会でしなしさとこと大室奈緒子の間で争われるフライ級王座の次期挑戦者争いとしても重要な一戦となる
渡辺は6月大会のライト級(-52kg)初代女王決定戦において辻結花に完敗。だが辻戦をきっかけに課題となるレスリングとグラウンド技術を克服すべく、あえて辻結花本人に指導を請うため、16日東京のSGM道場で開催されたセミナーにも参加、今後、闇愚羅の本拠地・大阪での合宿も予定している。 27日都内での会見で渡辺は「普段女子の練習相手が少ない中、闇愚羅の西川会長の教え方が新鮮でした。総合的な自分の力を上げたい」と話す。今回は48kgの試合のため、打撃だけでなくパワーは茂木の脅威となるだろう。 茂木は「とにかく相手の勢いに負けないよう、死力を尽くして前に出る試合をします」と抱負を語る。茂木は4月のスマックで総合プロデビュー。7月のG-SHOOTOではこの階級ならトップクラスの1人と目される吉田正子を、今回と同じ-48kg(修斗ではストロー級)で、グラウンドのみならずスタンド打撃でも圧倒。本格ストライカー相手に、なおかつ寝技が30秒しかないスマックルールにおいて、吉田戦同様に進化を示せるかポイントとなる。
なお、スマックガール実行委員会は普段選手に配慮し実年齢の公表は行っていないが、今回に限り「同世代の女性にメッセージを送りたい」という茂木の心意気を受け、あえて「36歳のチャンピオンロード」と題し、茂木の年齢を公表している。 茂木は「年齢のことは気にならならないですね。元々スポーツ経験が無く30代から柔術を始めましたし、総合のキャリアは渡辺選手の方が上。胸を借りる気持ちです」と謙虚に語る。 一方25歳の渡辺は「最近いい人や年上の人ばっかりが相手なんで、毒づきにくい。中途半端に性格の悪いキャラクターになっちゃう」と苦笑いを浮かべつつも、「私もプロデビューしてもうすぐ4年。総合はそんなに甘くないことを教えたい」と、“女子総合のパイオニア”としての意地をのぞかせた。(井原芳徳)
空手界のアイドル・小林由佳参戦
▼ (10/25 up) 空手界のアイドル・小林由佳が、8月の代々木大会に引き続き参戦することが決まった。相手は未定だが、今回もフルコンタクト空手ルールで出場。ファンに強烈なインパクトを残すことだろう。 追加カードとしてSGS公式ルール・ミドル級・せり(SOD) vs. 篠原光(電撃)が決定している。
しなし久々参戦。大室とタイトル戦
▼ (10/6 up) 女子総合軽量級無敗の女王・しなしさとこ(写真右)が、03年7月大会以来約2年5ヶ月ぶりにデビューの地・スマックのリングに登場することが決まった。新設される最軽量級(-48kg級)王座「スマックガール初代フライ級女王」の座を賭け、大室奈緒子(和術慧舟会東京本部:写真左)と激突する。 両者の対戦は04年1月のDEEP 13th以来、約1年10ヶ月ぶり。その時はしなしが終始攻め続け判定勝ちをおさめている。だが大室はしなし戦の後、スマック、CROSS SECTIONで数多くの試合を経験。寝技はもちろん、打撃の技術もグングン伸び、総合力ではしなしとの差は縮まっている。 しかも今回は寝技制限時間30秒のスマックルール。しなしは「30秒ルールは久しぶりなので、それに対応した練習はしますけど、あまりそこにこだわらないようにしたいです」と話すが、大室は「寝技の制限時間の無いルールだと、ペースをつかまれると防戦一方になってしまうんですけど、30秒ガッチリ守ればスタンドに戻せるので、私としてはやりやすいです」と分析する。常に大室のセコンドにつく宇野薫もK-1のリングで30秒ルールを経験したことから、大室は「宇野さんのアドバイスにも実感がこもると思います」と話す。 自身の総合力、ルール、セコンド。3つの面で機が熟したといえるこのタイミングで、大室はしなしに初の黒星を付けることができるか? それともしなしが久々のスマックでも変わらぬ無敵の女王ぶりを見せつけるか? どちらに転ぶにせよ楽しみな好カードだ。とはいえ単に結果だけを見るのではなく、しなしが「初期から頑張ってる奈緒ちゃんとの試合で、『ここ1年位で格闘技をかじってる奴らとは違うよ』というの見せつけたい」と話しているように、両者の繰り広げる迫力ある攻防、大会名の「最軽量記念日」にふさわしい攻防にもぜひ注目して欲しい。(井原芳徳)
スマックガール実行委員会 "SMACKGIRL 2005 〜最軽量記念日〜" 2005年11月29日(火) 東京・後楽園ホール 開場・18:00 開始予定・18:30
※第5試合以外全てSGS公式ルール(グラウンド30秒以内&頭部打撃無しの総合ルール)
第8試合 メインイベント スマックガール初代フライ級(48kg)女王決定戦 5分3R しなしさとこ(フリー) 大室奈緒子(和術慧舟会東京本部)
第7試合 フライ級 5分2R 渡辺久江(フリー) 茂木康子(ストライプル)
第6試合 無差別級 5分2R 前川久美子(フリー) タラ・ラローサ(アメリカ/Team ROC)
第5試合 フルコンタクト空手特別試合 2分2R(延長1R) 小林由佳(西山道場) 山本清子(拳成会)
第4試合 ミドル級 5分2R 篠原 光(電撃ネットワーク・チーム南部) せり(SOD女子格闘技道場)
第3試合 フライ級 5分2R 吉田正子(NATIVE SPIRIT) KM-MAKI[ケムマキ](RISE FIGHT CLUB)
第2試合 ライト級 5分2R 風香(JDスター) 黒田エミ(S-KEEP)
第1試合 ミドル級 5分2R 横瀬いつか(電撃ネットワーク・チーム南部) 諸星和奈(原宿道場)
オープニングファイト第2試合 ミドル級 5分2R 岡田 円(西山道場) HARUMI(SOD女子格闘技道場)
オープニングファイト第1試合 ミドル級 5分2R 立分 結(九伽倶楽部) 森藤美樹(T-BLOOD)
※出場選手は、怪我等の理由により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■チケット料金: SRS 10,000円 RS 7,000円 A 5,000円 B 3,000円 ※当日券500円増。17時より販売
■チケット発売所: チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード 594-760] 後楽園ホール 03-5800-9999 フィットネスショップ水道橋店 03-3265-4646 東京イサミ 03-3352-4083 SOD女子格闘技道場 03-5917-0026 秋葉原BACKDROP 03-3255-8701 書泉ブックマート 03-3294-0011 LUTADOR FIGHT 03-3382-3205 レッスル池袋 03-3989-0056 バウトレビュー(11/22(火)午後3時入金分迄) スマックガール公式HP http://www.smackgirl.com/
■お問合せ:スマックガール実行委員会 Tel : 03-3331-7426(10/13より変更となりました)
Last Update : 11/28 10:43
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