[DEEP] マッハ、“ヤセ・マッハ”時代のDVD映像に感慨
▼ (10/17 up) DEEPの12thまでの約3年半の歴史の中から、よりすぐりの33戦がノーカット収録されたDVD「DEEP THE BEST」(税込6,800円)の発売記念したトークショーが、25日に渋谷Xanadu(ザナドゥ)で行われた。 出席したのは田村潔司、美濃輪育久、桜井“マッハ”速人。佐伯繁DEEP代表を司会に、3人が順番に登場し、DVDの映像を見ながら当時のファイトを振り返った。
中でも1年4ヶ月前のデイブ・メネー戦を振り返ったマッハは、77kg契約に合わせてキッチリ鍛え上げた当時の己の肉体を見て「このくらい絞れていればねぇ…」とボソリ。「僕はデブ・マッハよりもヤセ・マッハが好きなんで」「後楽園で試合するのが好きなんですよ。KIDじゃないけど、“格闘技の神様”が上から見てくれているような感じがするんです」と、修斗&DEEP時代に感慨深げだったのが印象的だった。 14日のPRIDE武士道でクラウスレイ・グレイシーに敗れ、ノーコメントで会場を後にしていたマッハ。クラウスレイ戦について「空回りしてしまったのが敗因。前半珍しくハイテンションになってしまって、インターバルの時も疲れが無くて、イスに座らないで立ち上がってるほどでした。2Rに自然に出た飛び膝をすくわれて、そのままやられてしまいました」と反省し、相手のクラウスレイについては「今までのグレイシーとは違って、修斗の打投極を体現してるような最新型のグレイシー」と高く評価していた。
同じ武士道では美濃輪が田村との再戦を要求するアピールを繰り広げていたため、この日の両者の接近遭遇に注目が集まったが、特にハプニングは無し。だが田村は02年9月の対決の最終ラウンドの映像を見ながら「美濃輪選手は相手の力量がわかった段階になっても勝負をあきらめなかった。気持ちが強いと思います」と語り、美濃輪に一定の敬意を示していた。
DVD「DEEP THE BEST」に関するお問い合わせは販売元のバンガローミュージック(048-859-3629)まで。同社のホームページには収録試合が掲載されている。(井原芳徳)
Last Update : 10/26
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