[全日本キック] 9.23 後楽園:白鳥の相手、ギリシャ人に変更
全日本キック "DANGER ZONE" 9月23日(木/祝) 後楽園ホール 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (9/17 up) 白鳥忍と対戦予定だったモハメッド・エッサディーリが10日、イタリアで交通事故に遭い脚を負傷したため欠場する。代わって当初、相手候補にリストされていた1人、マリオス・カラリス(Marios Karalis) が白鳥と対戦する。 初来日のカラリスはギリシャムエタイ協会ライト級1位の23歳。戦績は9戦8勝(4KO)1敗。サウスポーで、パンチとハイキックを得意とする。8月にはタイに遠征。8日にバンコク郊外で1R飛び膝蹴りでKO勝利を飾ると、29日にはラジャダムナンのリングに上がり、デンチャイ・ソー・テープコーンという選手を2R、右ハイで葬り去っている。
白鳥、モロッコ出身のイタリア王者と対戦(上記に変更)
▼ (9/9 up) 全カードが決定した。メインを務める白鳥忍(写真)の相手は、イタリアのモハメッド・エッサディーリ[Mohamed Essadiri]に決まった。エッサディーリはモロッコ出身の28歳。生まれて間もなく、家族と共にローマへ移住し、現地で父が開いたジムでキックボクシングを始めたといい、モンゴルから日本に留学した白鳥と、どこか似た経歴を持つ。アマチュアを経て93年にプロデビュー。以後11年で41勝(16KO)5敗の好成績を残し、モロッコでも94〜97年にナショナル王座を保持したことがある。昨年11月にはイタリア・ボローニャでロベルト・バッシリをフルマークの判定で破り、WPKCイタリアムエタイライト級王座を奪取した。バッシリは02年11月に来日し小林聡にKO負けするも、03年5月には金沢久幸からWPKC世界スーパーライト級王座を奪った強豪。エッサディーリはイタリア・ライト級のトップ選手と言える。 極真会館からはロシア出身のイゴール・ペプロフ(Igor Peplov)が参戦する。ペプロフは192cm・100sで、10月4日で30歳となる選手。03年11月の極真・第8回世界大会に出場。今年5月の「一撃」ではキックルールで森口竜と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げるも、2R早々に森口の右肩脱臼のアクシデントにより、TKO勝ちを収めている。今回が2度目のキックルール戦で、士心館の川崎康弘と激突する。
ライト級トーナメント王者・白鳥参戦
▼ (9/3 up) 全日本ライト級最強決定トーナメントで優勝を飾った“戦慄のモンゴリアン”白鳥忍の参戦が決まった。対戦相手はヨーロッパの強豪選手をリストアップ中で近日正式発表となる。 他にもウェルター級・小松隆也(6位) vs. 金統光、ライト級・梶村政綱(8位) vs. 降矢康勝のランキング戦が決定している。
修斗の高谷参戦。山本優弥と激突
▼ (8/30 up) 全日本ウェルター級1位・山本優弥(左)が、修斗ライト級世界1位で田中塾所属の高谷裕之(右)と対戦することが決まった。 山本は01年新空手全日本軽量級優勝の実績を引っさげ、同年プロデビュー。高校生とは思えないパワフルな攻めで後楽園の観客を湧かせ続け、卒業後も昨年11月に加藤督朗、今年4月に金沢久幸を撃破。7月にはWPKCイタリア王者のミケール・サンチに判定勝ちしている。 高谷も新空手全日本大会入賞者。02年軽中量級で準優勝の成績を残している。その後、修斗でプロデビューし、3連勝でライト級(65kg)03年新人王トーナメントを制覇。今年1月に世界2位の強豪・ジョン・ホーキ戦に抜てきされ引き分けに持ち込み、一躍注目を浴びる。3月には全日本ライト級最強決定トーナメントに参戦。新空手で優勝を許した相手・サトルヴァシコバの返討ちにあうも、右フックでぐらつかせるなど健闘した。そして5月には世界1位のストライカー、ステファン・パーリングを左ハイキックでKO。修斗ファンをまたも驚かせた。12月には修斗世界ライト級不動の王者・アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラに挑戦する可能性が高い。 両者の共通点はハートの強さ。だが山本がガードを下げニヤリと笑って相手を挑発するヤンチャ坊主系のキャラクターなのに対し、高谷は「不動心」という田中塾のキャッチフレーズに象徴される、硬派な日本男児系キャラクター。この両者のギャップがどうぶつかり合うか見物だ。 今回の山本 vs. 高谷はウェルター級(66.68kg)契約で争われる。山本は元々ライト級(61.23kg)だったが、成長とともに増量し、最近は70kg契約の試合が続いている。高谷が主戦場とする修斗ライト級は65kgで、全日本ライト級トーナメントは62kg契約だった。体格ではやや高谷が劣るが、大差はなさそうだ。試合時間は3分3R・最大延長2Rのサドンデス形式。肘有りルールだが、高谷は田中塾の実戦格闘術で経験しており、問題は無さそうだ。 他にも全日本ヘビー級王者・西田和嗣と掣圏道の桜木裕司の一戦が決定している。(井原芳徳)
全日本キックボクシング連盟 "DANGER ZONE" 2004年9月23日(木/祝) 東京・後楽園ホール 開場・17:00 オープニングファイト開始・17:15 本戦開始・18:30
※サドンデスマッチは3分3R・最大延長2R・5R目はマスト判定の完全決着ルール
第11試合 メインイベント ライト級 サバイバルマッチ 白鳥 忍(モンゴル/高橋道場/全日本ライト級1位) マリオス・カラリス(ギリシャ/クルーマリオジム/ギリシャムエタイ協会ライト級1位)
第10試合 セミファイナル ウェルター級 サドンデスマッチ 山本優弥(BOOCH BEAT/全日本ウェルター級1位) 高谷裕之(格闘結社田中塾/修斗ライト級世界1位)
第9試合 ヘビー級 サドンデスマッチ 西田和嗣(S.V.G./全日本ヘビー級王者) 桜木裕司(掣圏会館/掣圏武芸トーナメント優勝)
第8試合 ウェルター級 サドンデスマッチ 小松隆也(建武館/6位) 金 統光(藤原ジム)
第7試合 ライト級 サドンデスマッチ 梶村政綱(藤原ジム/8位) 降矢康勝(GENESIS)
第6試合 ヘビー級 3分3R 川崎康弘(士心館) イゴール・ペプロフ(ロシア/極真会館)
第5試合 フェザー級 3分3R 岩浅晶士(S.V.G.) 森山直樹(はまっこムエタイジム)
第4試合 ライト級 3分3R 栗原 豊(光ジム) 安川文健(AJジム)
第3試合 ミドル級 3分3R 白川裕規(S.V.G.) 森田礼王(建武館)
第2試合 バンタム級 3分3R 水原浩章(光ジム) 寺戸伸近(BOOCH BEAT)
第1試合 バンタム級 3分3R 前田浩章(JMC横浜GYM) ハリィ永田(はまっこムエタイジム)
<以下オープニングファイト>
第4試合 ミドル級 3分3R 大和東洋(REX JAPAN) 今野孝親(DRAGON GYM)
オープニングファイト第3試合 62s契約 3分3R 黒狼[ブラック・ウルフ](高橋道場) 岩切博史(月心館)
オープニングファイト第2試合 フェザー級 3分3R 渡辺一由(レグルス池袋) 遠田誉人(DRAGON GYM)
オープニングファイト第1試合 ライト級 3分3R 寺崎直樹(青春塾) 小助川公太(鷹虎ジム)
※出場選手はケガ等により変更となる場合もございますのでご了承ください。
■チケット料金 ※当日は\1,000アップ RS席 \7,000 S席 \5,000 A席 \3,000
■チケット発売場所 チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード594-620) 後楽園ホール 03-5800-9999 全日本キック 03-3365-1171 バウトレビュー(9/17(金)午後3時入金締切)
■お問い合わせ 全日本キック 03-3365-1171
Last Update : 09/17
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