[UFC 44] 9.26 ラスベガス:宇野薫出場。UFCのマッチメイクに異変?
UFC "UFC 44 -Undisputed-" 2003年9月26日(金) 米国ネバダ州ラスベガス [→掲示板・UFCスレッド]
▼ (9/22 up) 宇野薫がアメリカン・トップ・チームのエルメス[ヘルミス]・フランカと対戦する。フランカは4月のUFC42ではリッチ・クランキルトンに判定勝ちしている選手。 大会の模様はWOWOWにて27日(土)午前11時より衛星生中継される。解説は中井祐樹、ゲストは高阪剛。ただし宇野の試合はアンダーカードのため、生中継では放送されない恐れがあるといい、WOWOWでは放映できるよう調整中だ。再放送は9/29(月)深夜25:40-。 だが謎なのは、他に発表されているウェルター級以上の階級でのカードに、初出場同士の組合せが多いにも関わらず、宇野 vs. フランカより後に試合が行われることだ。本誌のカード一覧は、UFC公式ホームページの掲載カードを参考にしている。宇野戦と同じライト級のジョシュ・トンプソン vs. ジェラルド・ストレベントもアンダーカード扱いをされており、UFCのライト級に対する冷たさが気にかかるところだ。 あと、メインのティト vs. クートゥア以外、米国のMMAファンにアピールできるような目玉カードが無いのが今大会の特徴。PPV中継の広報活動もメインイベント一本槍で、ボクシングの興行スタイルに近付きつつあるとも解釈できる。 なお、ウェスリー・“キャベージ”・コレイラは欠場。アンドレ・オロフスキーの相手はウラジミール・マティシェンコに変わり、「ベラルーシ人対決」が実現する。(井原芳徳)
ティト×クートゥア、王座統一戦が正式決定
▼ (7/3 up) ティト・オーティスとランディ・クートゥアのライトヘビー級タイトルマッチが2日正式発表された。ティトは「暫定であれ何であれ、ランディがチャンピオンと俺は認めない。本当の王者が誰か証明してやる」とコメントを発表したが、クートゥアは「長い間ナンバーワンコンテンダーだったチャック・リデルとティトは戦わなかったけど、俺は戦って倒したことが何よりの事実だ。ファンはみんな私が真のライトヘビー級王者と認めている。同意しないのなら、ティトは自分で証明すべきだ」と反論。大会名の「undisputed」のとおり、どちらが真のチャンピオンかが「明白」になる。 さらに2月のUFC41でリコ・ロドリゲスからヘビー級タイトル奪取したティム・シルビアの初防衛戦が決定し、ヒーゾ、カフェに2連勝したガン・マギーが挑戦する。両者とも2メートルを越え、体重118kgの巨漢。迫力のファイトが期待できる。ヘビー級のウェスリー・“キャベージ”・コレイラ vs. アンドレ・オロフスキーも決定した模様だ。(井原芳徳)
ティト×クートゥア、王座統一戦が実現へ
▼ (7/2 up) UFCライトヘビー級王者のティト・オーティスと同級暫定王者のランディ・クートゥアが9月26日、ラスベガスで開催予定のUFC 44で同王座の統一戦を行うことが確実となった。6月29日のKOTC大会のセコンドで姿を見せたクートゥアがMaxFightingのジョシュ・グロス記者に明らかにしたという。当初クートゥア vs. ビクトー・ベウフォートも計画されたが、最終的にティトがクートゥア戦に合意した模様だ。正式発表は米国時間の7月2日にされるという。(井原芳徳)
Ultimate Fighting Championship "UFC 44 -Undisputed-" 2003年9月26日(金) 米国ネバダ州ラスベガス:マンダレイ・ベイ
第9試合 UFCライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R ティト・オーティス(米国/チーム・パニッシュメント/王者) ランディ・クートゥア(米国/チーム・クエスト/暫定王者)
第8試合 UFCヘビー級タイトルマッチ 5分5R ティム・シルビア(米国/ミレティッチ・ファイティングシステム/王者) ガン・マギー(米国/ルイス&ペデネイラス・バーリトゥード/挑戦者)
第7試合 ヘビー級 5分3R アンドレ・オロフスキー(ベラルーシ/フリー) ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ/RAWチーム)
第6試合 ミドル級 5分3R デビッド・ロワゾー[Loiseau](カナダ/TKOマネージメント) ホルヘ・リベラ(米国/フリー)
第5試合 ライトヘビー級 5分3R リッチ・フランクリン(米国/ミレティッチ・ファイティングシステム) エドウィン・ドゥーイーズ[Dewees](米国/フリー)
第4試合 ウェルター級 5分3R デイブ・ストラッサー(米国/ストラッサーズ・フリースタイル・アカデミー) カロ・パリシャン[Karo Parisyan](米国)
第3試合 ウェルター級 5分3R ジェレミー・ジャクソン(米国) ニック・ディアス(米国/シーザー・グレイシー・アカデミー)
第2試合 ライト級 5分3R 宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部) エルメス・フランカ(米国/アメリカン・トップ・チーム)
第1試合 ライト級 5分3R ジョシュ・トンプソン(米国/チーム・シャムロック) ジェラルド・ストレベント[Strebendt](米国)
Last Update : 09/23
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