2000.1.23 "アブダビコンバット日本予選" 東京都港区スポーツセンター |
−87kg級決勝 | |||||||
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「竹内、ベテラン勢を次々撃破」
エントリー選手が9名と、若干少ないながらも、プロシューターから、桜井隆多、山下志功、竹内出、郷野聡寛が出場。さらに、柔道正力杯2位、全日本実業団優勝経験を持つ大山利幸がエントリーするなど、なかなかの強豪揃いであった。
そんな中、プロ修斗公式戦からたった9日後でトーナメントに出場した竹内出がベテラン勢を次々と撃破し、アブダビへの出場権を獲得した。
大山は初戦で桜井隆多を相手に2度のパスガードでポイントを稼ぎ、判定による勝利を収める。続く準決勝の山下志功戦でも2度のテイクダウンを奪い、判定による勝利を飾った。(上写真)
一方のブロックでの準決勝は郷野聡寛 vs 竹内出。前半からタックルによる4ポイントを先取した竹内に後半からの追い上げが仕掛けられなかった郷野が判定負けとなった。決勝は両ブロックを勝ち抜いた大山と竹内が進出。竹内は大山にサンボの試合で2度の連敗を喫しており、経験、実績ともに大石優位に見られた試合であったが…。前半はやはり大山のペースで運ぶが、竹内も5分経過したあたりからしつこく片足タックルを仕掛けていく。その後、両足タックルで飛び込んだ竹内がついにテイクダウンに成功。大山は竹内のタックルを切り、パスガードを狙うが、一瞬の隙をついて竹内がスイープし、ポイント差8−0による竹内の勝利となった。
試合後竹内は「今まで世界に出て戦うということを意識したことがなかったので、世界の強豪が揃うところで試合が出来ることが嬉しいです。一回でも多く勝ちたいと思っています」とアブダビ本戦の抱負を語ってくれた。
大山利幸(京葉ガス)━━━━━━━┓
(6−0) ┣┓
桜井隆多(総合格闘技TOPS)──┘┃
(11−0)├┐
磯野元(和術慧舟会)───────┐││
(0−15) ├┘│
山下志功(パレストラ)━━━━━━┛ │
(8−0)┣竹内出優勝
郷野聡寛━━━━━━━━━━━━━┓ ┃
(1分13秒 スリ−パ−ホ−ルド)├┐┃
五十嵐大介(RJWセントラル)━┓││┃
(13−4)├┘│┃
河村尚久(SAW)───────┘ │┃
(4−0)┣┛
竹内出(K’Zファクトリー)━━━┓┃
(延長3分:4−0)┣┛
佐藤光芳(スポ−ツ会館)─────┘
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レポート:藤間敦子 写真:井原芳徳 |
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